Webデザインが上達しない? 突破口はここにアリ!8のチェックリスト

WebのUI / UXデザインについて、その概念は広く伝わっていますが、それをいかに取り入れ実践するかはノウハウ化されていません。

特にUXデザインの上達には、顧客調査を重ねたりビジュアルデザインへの知見を肥やしたりと、教科書では学びきれないような経験を積まなければならず、その道のりは長いといえます。

そもそも優れたUXデザイナーとはどんな存在か?

uxdesigner

UXデザイナーになる方法を探そうとしている人や、既にデザイナーとして活動としている人は、デザインの上達に必要なこと、そして優れたUXデザイナーに必要とされる資質について、きちんと考えなければなりません。

まずは、デザイン理論をよく理解しておくことが重要で、その上で、正しいUXデザインスキルを身に付ける必要があります。そうすれば、そのデザイン理論をあらゆるプロジェクトに効率的に適用できるからです。

UXデザイナーに必要なスキルが、ワイヤーフレームスキルをはるかに上回るレベルであることを認めなければいけません。ワイヤフレーム作成が得意であるからといって、UX設計のエキスパートになれる程甘くはありません。

優秀なUXデザイナーの特性、それは、ユーザーのフィードバックをしっかりと反映できるということです。フィードバックは、UX設計の要です。デザインの質は、正しい研究、テスト、フィードバックに応じる能力によって決まります。

一番良いのは、友人にテストをお願いして、ユーザーの視点から役立つフィードバックをもらう手法です。そのフィードバックを評価し、より精密なデザイン作業に集中することができます。

1. ワイヤフレーム作成はプロセスの一部でしかない

generalassemb.ly

出典:General Assembly

ワイヤーフレームは非常に便利ですが、ワイヤーフレームよりも、より重要度が高いのは情報設計の方です。デザインプロセスには、フレームワークとワイヤフレームが必要です。正しいフレームワークとは、ビジネスと人々を念頭に置いて、テクノロジーを使用して作業するために開発されたもの。この点を理解しているか否かが、プロのUXデザイナーとアマチュアの差を生むのです。

上達するためには、ユーザーテストと研究を繰り返すことが重要です。設計プロセスの初期段階で、追加のリサーチとユーザーテストに基づいた改善を加えることで、完成品の質もアップします。

2. 適応性を身に付ける

adapt

Stefan Kuhl/dribble

絶えず新しい技術が開発され、Web上のコミュニケーション手段が刻々と変化していくこの時代、多くのデザイナーはその流れに目を凝らし、受け入れています。これはUXデザイナースキルのひとつとして、適応性が求められる理由です。

適応性は、作業の仕方においても求められる要素です。素晴らしいデザイナーになるには、優れたUXデザインスキルを身に付けるだけではなく、最適なソリューションを提供するために、開発者、ビジネス担当者、エンドユーザーとの共同作業を円滑に進めるスキルも求められます。

優秀なデザイナーは、プロジェクトに携わる全員の信頼を得ることができます。最高のソリューションを構築するためには、開発者と一緒に作業し、デザインに携わっているすべての人に上手く対応できることが大切です。

3. まず第一に原則を理解せよ

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UXデザイナーになる、それはすなわちWebデザインのエキスパートになるということです。デザインの上達には、迅速なプロトタイピングやスケッチスキルが必須です。

UX設計をマスターするには、デスクトップアプリとモバイルアプリのどちらから閲覧しても同じデザインを楽しめるように、デザインの原則と技術を十分に理解している必要があります。

4. クリエイティブであれ

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Image source

UXデザインスキルとは、本質的にクリエイティブなものです。インタラクティブシステムやソフトウェアパッケージ、Webサイトにおける色の使い方やタイポグラフィ、画像、レイアウトといった視覚デザイン等、あらゆるクリエイティブな側面があります。

インターフェイスの外観は、設計において最も重要な役割のひとつです。必ずしも、デザイン経験の多さと、UXデザイナーとしての能力は比例しませんが、デザインの主な原則についてはきちんと認識しておくべきでしょう。

複雑で混沌としたビジュアルデザインを生み出すより、バランスと黄金比に基づいた視覚的原則に沿って、見栄えの良いデザインを提示する方が遥かに簡単で上達にもつながります。また、後者の方がクライアントの印象に残る可能性も高くなります。

5. リサーチを入念に

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Image source

企業によっては、リサーチチームとUX設計チームを別々に分けていますが、UXデザイナーも、多少はリサーチに関与するべきです。これらのふたつの分野は、プロセスの最初から最後まで、きちんと統一されていなければなりません。

つまり、デザインに関するリサーチ方法を知らずに、UXデザイナーになる方法を学ぶだけでは不十分だということです。高度なリサーチスキルは必要ありません。必要なのは、アナリティクス・カードの仕分け・民族学・ユーザビリティテスト・ユーザーインタビューから情報を収集し、処理するといった地道な作業です。

6. アイデアを試す

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クライアントから案件を引き受けた時は、自分の知識だけに頼るのはやめましょう。ユーザーテストも、デザイン作業における非常にプロセスのひとつです。

同じチームメンバーの仲間であれば、誰もががデザインプロセスへの参加を歓迎し、喜んでユーザーテストを引き受けてくれるはずです。チームメンバー数人に、「数分間だけでいいので、試作品を使ってみて、その感想を教えて欲しい」とお願いするだけで良いのです。 ただし、B2B製品を設計する場合は、実際に使用しやすいかどうかを確認するため、エンドユーザーに個人的なテストをお願いするべきかもしれません。

7. 進化に適応する

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Image source

無数の変更を加え、進化していないデザインをローンチするのは望ましくありません。なので、プロジェクトが進行している間は、決してデザインが完成したとは思わない方が賢明です。デザインが完成したと思い込んでしまうと、仮にまだデザインに変更を加える時間があっても、その余地を見過ごしかねません。

この法則は、最終プロダクトにのみ適用されるわけではありません。 UX設計スキルを駆使して製品を作成する際には、最良の結果を達成するために、同じプロセスを繰り返し行うべきです。

もちろん、デザイナーがこのプロセスを繰り返し行うのは、必ずしも容易なことではありません。何故なら、デザイナーは他にも改善余地のあるプロジェクトに複数携わっているかもしれないからです。いずれにしろ、トップ企業やプロフェッショナルなクライアントは、常に製品には何らかの変更を加える必要があることを理解しています。

常にプロセスを改善する方法を探し続けることで、そのプロセスが何のためのものなのかを理解できるようになります。通常、「改善」とは自己改善のプロセスを意味しますが、製品を構築するプロセスにも適用できるのは明白です。

8. 自分がやるべきことに専念する

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R A D I O/dribble

あなたは『一万時間ルール』を知っていますか?これは、スキルの上達には、一万時間の練習が必要であるという法則です。単なるUXデザイナーではなく、優れたUXデザイナーになりたいのであれば、できるだけ多くの時間を訓練に費やし、そのデザイン分野についてもっと学びを深めるべきです。

UXデザインスキルに優れた他のデザイナーから学び、フォーラムに参加し、セミナーに参加し、オンライン会議にも参加するのもいいでしょう。学習に過分はありません。

まとめ

Webデザインの上達には、最も効率の良い手法の実践にも専念してください。あなたが持ち得るUX設計スキルを、他の人と共有する意欲も重要です。

優れたなUXデザイナーになるには、献身的でなければなりません。つまり、自分と関わる全ての分野と真剣に向き合い、新しいアイデアを考え出し、優れたUXデザインの前例を生み出すことに専念する……。これはすべての上達するデザイナー共通する姿勢です。

優れたUXデザインスキルがあれば、インタラクションデザイン、情報アーキテクチャ、ユーザビリティテストなど、Webデザインプロセスのほとんどをカバーできます。

(翻訳:Ayaka Takei)

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