ベテランデザイナーほど「デザインの言語化」を大切にする理由
- インタビュー
- デザインの言語化ってなんだろう?
LINE株式会社は2018年11月1日、『LINE公式アカウント』と『LINE@』を統合し、名称を「LINE公式アカウント」に統一することを発表しました。その後2019年2月7日には、サービス統合を2019年4月18日から開始することをアナウンス。
この変化は単純なサービス統合にとどまらず、LINEのビジネス運用が促進されるきっかけになりそうです。
本記事では、新しいLINE公式アカウントの変更点や注意点をまとめ、今後のLINEを用いたプロモーション活動を有利に進めるためのポイントをご紹介します。
目次
統合前のLINE公式アカウント・LINE@の違いを見ていきましょう。
『LINE@』は無料から試すことができ、中小企業〜個人経営店、個人クリエイターにも手が出しやすいものでした。しかし、フリープランでは機能制限が多く、効果的なプロモーションには有料プランにせざるを得ないという側面も。
対するLINE公式アカウントは初期費用が大きくかかる一方、機能が非常に充実しており、大規模なメッセージ配信も可能。予算の豊富な中〜大企業向けのプランでした。
LINE公式アカウント統一後の料金体系は以下のとおりです。
▲出典:LINE(月額料金は税抜)
「料金体系はLINE@に、機能はLINE公式アカウントに」というイメージで、非常にお得になりました。
今まで有料プランでしか利用できなかったリッチメニューやリッチメッセージなどが、全ての機能がフリープランにも解放されます。タイムライン投稿の制限も全プランで廃止されるため、料金プランによる差は毎月のメッセージ配信数上限だけになりました。
旧プロプラン(月額税込21,600円)に相当する「スタンダードプラン」が、月額16,200円(税込)に値下げされているのも魅力です。
このほか、アナウンスされている変更点は次の通りです。
なお、現在のLINE公式アカウントの料金はすでに新料金体系に更新されています。「これから新しく企業アカウントを作りたい」という方は、はじめからLINE公式アカウントで作成するのがよいでしょう。
『LINE公式アカウント』への完全統合までのスケジュールは、以下のように発表されています。(参考:LINE@公式ブログ)
2019年3月1日 | LINE@認証済みアカウント申込受付終了 |
2019年4月18日 |
|
2019年4月26日〜5月7日 | サービス移行一時休止 |
2019年5月中旬〜下旬頃 | 全てのLINE@アカウントでLINE公式アカウントへのサービス移行が可能に |
2019年8月19日〜9月30日 | 強制サービス移行開始(LINE@の料金プランに関わらず、LINE公式アカウント・フリープランに移行) |
本記事では、移行の際に特に注意すべき点として以下の2つを抜粋してご紹介します。
さらに詳しい情報が必要な方は、公式資料をご参照ください。
『LINE@』から『LINE公式アカウント』へ移行する際の料金プランは、以下のようになります。
選択した料金プランで課金が開始されるのは、移行完了の翌月からです。
▲リッチメッセージ(出典:LINE@マニュアル)
今回の統合で最も大きなメリットは「リッチメッセージ」がフリープランにも解放された点でしょう。リッチメッセージは「大きな画像に外部リンクを設定できる」のが強みです。
画像を用いてビジュアルで強く訴求できるのは、LINEのプロモーション運用において非常に魅力的といえます。その窓口が広く開かれたことにより、多くの個人・企業がLINEでのコンテンツマーケティングを展開するにつながるでしょう。
LINE公式アカウントを用いたコンテンツマーケティングでは、リンク先のコンテンツがスマートフォンに最適化されているかどうかも重要です。いくらリッチメッセージでクリック率を上げても、コンテンツのスマートフォン対応が不十分だったり、そもそもクオリティが低かったりしては十分な効果が得られません。
そこで、クリエイティブ作成の上で参考にしたいのが『LINE MOOK』。モバイル時代の新しい出版の形としてLINEが提唱する「スマートフォンで読む雑誌」です。LINE MOOKのデザインは記事コンテンツに限らず、スマートフォン上で見られることを前提にしたコンテンツデザインのお手本といってもよいでしょう。
LINE MOOKのデザインにおける注目ポイントは、以下の記事で解説しています▼
LINE MOOKをモバイル向けコンテンツデザインの手本にすべき4つの理由
Workship MAGAZINE
リッチメッセージの画像はいわば表紙。配信するコンテンツと一貫して制作するのが望ましいでしょう。
新しいLINE公式アカウントによって、より気軽に効果的なコンテンツマーケティングを実現できます。ぜひこの機会にLINE公式アカウントの導入を検討してはいかがでしょうか。
ユーザーのLINEアカウントに直接、定期的にコンテンツを配信できるのが、LINE公式アカウントを用いたプロモーションの利点です。
LINE公式アカウントが気軽に作れるようになり、LINEを利用したマーケティングは加熱しそうです。ここで一歩先を進むために、クオリティの高いコンテンツマーケティングを行い、ブランドイメージの向上・浸透を目指しましょう。有効なのが、スマートフォンで読みやすい「記事コンテンツ型LP」です。
なお『Workship MAGAZINE』を運営する株式会社GIGでは、体制構築からコンテンツ配信まで、コンテンツマーケティングをトータルサポートしています。LINE MOOKのデザイン性を取り入れたハイクオリティなコンテンツの制作実績もあり、既存のリード顧客に対するロイヤリティ向上やキャンペーン効果の底上げを大きくサポートしました。
▲制作例『flora』
GIGでは、編集部構築からアカウント運用まで、一貫したお手伝いが可能です。
とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。