目的に合わせて選ぶべきWebサイトの種類について解説!

アイキャッチ
  • すぐにWebで集客を始めたいのでコーポーレートサイトをリニューアルしたい
  • ランディングページを作成してSEO対策をしたい
  • 新卒採用のために、会社ホームページのSEO対策を施したい

Web幹事では、日々ホームページ制作に関するご相談をいただきます。しかし、「達成したい目的」と「制作するWebサイトの種類」が一致していないご依頼がしばしばあります。

じつは、上記の要望がチグハグということを読んですぐに分かりましたでしょうか?
正しい要望で適切なWebサイトの発注をしないと、「作ったは良いが成果が全くでない」ことも。

今回は、目的別に制作すべきWebの種類についてご紹介いたします。
本記事を読むことで「今、自社で作るべきWebサイトが何か」が分かります。

記事最初の要望について

冒頭の要望について、記事の最後で冒頭の要望がおかしい点をご説明します!

※ホームページを作る「制作会社」の種類や違いについてはこちらをご覧ください!

発注前に知っておくべきホームページ制作会社の種類・特徴【7タイプ】

【目的別】Webサイトの種類

まずは目的別に作成すべきWebサイトの種類を整理しました。

ECサイトのような「物販」つまり直接売上に結びつくもの以外は、基本的にWebサイトの目的は「集客」or「採用」になります。

特に集客の場合は、効果が出るまでの期間によって作成すべきサイトが異なるため、注意です。

目的 Webサイトの種類
会社の情報を伝えたい コーポレートサイト
広告を使い

短期的な集客に取り組みたい

ランディングページ(LP)

キャンペーンサイト

SEO対策を施し

長期的な集客に取り組みたい

コーポレートサイト・サービスサイト・オウンドメディア
採用を強化したい 採用サイト・オウンドメディア
自社商品を販売したい ECサイト
商品やサービスの情報を詳細に掲載しお問い合わせや資料請求を取りたい サービスサイト・ブランドサイト
特定のターゲットにしぼって商品やサービスの集客を行いたい ランディングページ(LP)

サービスサイト・ブランドサイト

集客を行いたい場合

制作するWebサイトが最もぶれやすいのが「集客」を行う際。どの程度の期間や予算をかけて集客を行うかによって最適なWebサイトが変わります。

短期的に集客を行いたい場合

リスティング広告やSNS広告などのインターネット広告と組み合わせることを前提にしたWebサイトを制作する必要があります。その場合、ランディングページやキャンペーンサイトが適しています。

詳細は「ランディングページ」の部分で解説します。

中長期的に集客を行いたい場合

検索結果の上位表示を行う「SEO対策」に最適なWebサイトを制作するべきです。サービスサイトやオウンドメディアをしっかり制作し、運用を行なっていきましょう。

詳細は「オウンドメディア」の部分で解説します。

採用を行いたい場合

当たり前ですが採用サイトが適しています。近年通常の採用サイトに加えて、「オウンドメディア」タイプの採用サイトも出てきています。

詳細は後述する「オウンドメディア」を参考にしてください!

自社商品を販売したい場合

ECサイト・ネットショップが適しています。ECサイトは制作方法によって、大きく費用が変わります。自社商品の年間販売額によって、制作するECサイトの規模も変わってきます。

詳細は後述の「ECサイト」をご覧ください!

ここからは、代表的なWebサイトの種類毎に制作のポイントや相場の情報をご紹介していきます。

コーポレートサイト

あらゆるWebサイトの中でも最も分かりやすいのがコーポレートサイト。

「企業サイト」と呼ばれることもあり、企業や店舗などの「事業者」のことを紹介するホームページのことを指します。

コーポレートサイトを見にくるユーザーは非常に多岐にわたります。

  • 企業の既存顧客や見込み顧客
  • 就職を考えている応募者
  • 投資家・金融機関

そのため、「集客を行いたい」「採用を行いたい」など目的も多様です。

制作のポイント

どの企業も作成しているWebサイトだからこそ「最も目的が忘れられがち」なのがこのコーポレートサイトです。

コーポレートサイトには主に3つの目的があります。

  • 企業としての情報を掲載することで最低限の信頼性を担保したい
  • 商品やサービスに関する情報を発信して集客を行いたい
  • 会社の魅力を発信して採用を行いたい

まずは、Webサイトを作成する目的は何なのか?をしっかり考えることが重要です。

コーポレートサイトの作り方

コーポレートサイトを作成する際の事前準備や掲載すべきコンテンツをまとめました。自社で作成する場合や、制作会社に依頼する前にしっかり準備しておきたいという方はこちらを参考にしてください。

企業ホームページを作成する方法を制作のプロが徹底解説!

制作費用の相場

サイトの目的が多岐に渡るからこそ、相場も目的によって大きく変動します。

最低限の情報が掲載されているだけで良ければ50万円以内で作成が可能です。本格的に集客を行う場合は数百万円以上になることも。

サイト制作の目的にあった相場を理解することが重要です。

目的別の相場情報はこちら

ここに文章コーポレートサイトの相場情報を目的別に整理しました。実際の制作会社の料金事例も掲載しています。参考にしてください!

企業サイトの料金と相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】

サービスサイト・ブランドサイト

コーポレートサイトから、商品やサービスの情報をだけを切り出して作成するのが「サービスサイト」や「ブランドサイト」と言われるものです。

下記のような目的がある場合は、サービスサイトを制作することをオススメします。

  • 特定の商品・サービスの認知度を広げたい
  • 特定のターゲットに絞って商品・サービスの集客行いたい
  • 多数の商品を取り扱っているため、商品情報だけしっかり整理したい

例えばタイヤメーカーのブリヂストン。大企業のブリヂストンはタイヤだけでなく、スポーツ用品や化工品なども取り扱っています。もちろん、個々の商品ごとにターゲットもさまざま。そのため「企業サイト」と「タイヤ専用のサービスサイト」を分けて運用しています。

サイト

▲出典:Web幹事

制作のポイント

特定のサービスやターゲットに絞ったWebサイトになるため、「誰に」「何を見せて」「どういう行動を促したいか」を詳細に決める必要があります。

例えば先ほどのブリヂストンのタイヤサイト。「タイヤを探している方に」「タイヤに関する情報を提供を行い」「全国の販売店への来店を促す」という狙いがサイトから伺えます。

ここで重要なのが「どういう行動を促したいか」の部分。

  • 来店促進
  • お問い合わせ
  • 資料請求
  • 商品の無料体験
  • セミナー参加

などのように行動にも様々な種類があるため、ゴールとなるユーザーの行動をできるだけ具体的に決めるのがポイントです。

制作費用の相場

サービスサイトやブランドサイトは基本的に「集客」が目的になるため、しっかりとした設計やサイト公開後の運用が重要になります。

先ほどご紹介した、

企業サイトの料金と相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】

こちらの記事の100万円以上の相場が対象になります。またサービスサイトは、一部「オウンドメディア」として制作されることもあります。詳細は後述する「オウンドメディア」をご覧ください。

ランディングページ(LP)

先程のサービスサイトから、さらにターゲットや商品を絞り「1つ」の商品やサービスを売るためのWebサイトのことをランディングページと言います。サービスサイトを「Web版カタログ」とすると、LPは「Web版チラシ」に近いイメージです。

ランディングページには下記のような特徴があります。

  • 特定の商品やサービスを売ることに特化
  • 1ページのみで構成(他のページに移動できない)
  • サイトのゴールが明白(お問い合わせや販売に特化)

例えば下記のようなサイトが当てはまります。

ランディングページのサンプル(提案依頼書の作成代行)

RFP

出典:Web幹事

通常ランディングページは、リスティング広告やSNS広告などの「インターネット広告」と一緒にセットで活用されます。そのため下記のような流れが一般的です。

  1. 広告を使ってユーザーにランディングページを見てもらう
  2. ランディングページで商品やサービスの魅力アピール
  3. 購買やお問い合わせに繋げる

「広告を使って短期的に集客を行いたい」場合に非常に有効なWebサイトです。

制作のポイント

商品やサービスをアピールして、購買などの行動を促すことに特化しているため、「商品の魅力を伝えること」が非常に重要になります。

  • 商品やサービスの魅力
  • 購入することで得られるメリット
  • 実際につかったお客様の声
  • 価格・利用の流れ

といった商品のことをしっかり伝えるコンテンツを充実させることがポイントになります。

関連記事:ランディングページの作り方を現役LPライターが徹底解説

制作費用の相場

ランディングページはコーポレートサイトに比べ目的が明確なため、相場もシンプル。通常30万円〜60万円でランディングページは制作が可能です。

ただし、「どこまでの作業を制作会社に依頼するか」によって金額は変動します。企画から原稿の作成・デザインなど全ての作業を依頼する場合、当然金額は上がります。

LP制作の相場情報はこちら

LPの相場情報を依頼する作業範囲別に整理しています。
実際の制作会社の料金事例も掲載しています。参考にしてください!

ランディングページ制作(LP)の料金と相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】

注意

ランディングページは通常、別途「運用広告費」がかかります。制作費と広告費は、別に予算をとっておくことをオススメします!

ECサイト・ネットショップ

ECサイトはネット上で商品やサービスを販売できるWebサイトのことです。どの業界でもECサイトを活用した商品販売額は年々増加。特にBtoCの業界では必要不可欠な販売チャネルとなっています。

当然目的は下記のようなものになります。

  • 商品販売による売上アップ
  • 新しい販売チャネルの確保

制作のポイント

ECサイトの制作方法は下記のように多岐にわたります。

  • 無料でECサイトを開設できるツール
  • 楽天市場やYahoo!ショッピングなどのモール型
  • 有料のECサイト専用ツール
  • 0から自社専用に開発を行う「フルスクラッチ」

ECサイト経由での販売額が少ない場合は、無料でECサイトを開設できるツールやモール型を活用して初期費用を抑えることをオススメします。本格的に販売額が増えてきた場合は有料のECサイト専用ツールを使うか、独自で開発を行うのが良いでしょう。

制作費用の相場

先程もご紹介したようにECサイトは構築方法によって相場が大きく変わります。またEC経由の販売額に応じて構築方法を選ぶのもポイントです。

ECサイトの相場情報はこちら

目的別や年商別にECサイトの相場をまとめています。

ECサイト構築の費用と相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】

採用サイト

ECサイトと同じく、目的がはっきりしている採用サイト。

  • 新卒や中途の採用を行いたい
  • 求人応募してくる人の質をあげたい

基本的に企業の採用を強化するのが目的です。コーポレートサイトの中に「採用情報」として掲載されている会社も多く存在します。しかし本格的に採用を行う場合は、採用サイトとして独立したWebサイトをつくる方が良いです。

例えば日本一の葬儀ポータルサイトを運営する「鎌倉新書」。コーポレートサイトでは緑を基調にした落ち着いた雰囲気ですが、採用サイトは赤と黒を基調にしたデザインに変更しています。

このように応募者に向けて独自のメッセージ性や雰囲気を提供できるのが採用サイトの一番のメリットです。

サイト

出典:Web幹事

制作のポイント

採用サイトの制作において重要なのは「採用サイトを作ったからと行って応募数が増えるわけではない」ということです。また、採用サイトの主な目的は、「他媒体で会社のことを知った候補者に応募するための一押しをする」こと。

同じフォーマットでしか掲載できない採用メディアと違い、自社の採用サイトは自由にコンテンツを設計することができます。そのため下記のような流れの中に採用サイトを組みましょう。

  1. 他の採用メディアで会社のことを知る
  2. 興味を持って「会社名 採用」で検索し採用サイトを見にくる
  3. 興味がさらにそそられ、応募に申し込む

リクナビやマイナビに掲載するような「募集要項」や「仕事のやりがい」のコピペで採用サイトを作っても効果は薄いです。そのため、「やっぱりこの会社良さそうだ!応募してみよう!」と思わせるコンテンツ作りがとても重要です。

関連記事:採用サイトの作り方!流れとコツを知って人材を獲得できるサイト制作を

制作費用の相場

採用サイトはWebサイトとしての機能よりも「制作するコンテンツ」によって大きく金額が変動するのが特徴的。

自社でコンテンツを全て用意すれば金額は安くなりますし、逆も然りです。自社でコンテンツを揃えられる場合は50万円〜100万円で制作できますし、コンテンツの企画から制作会社に任せる場合は150万円を超える可能性が高いです。

採用サイトの相場詳細はこちら

制作会社に依頼する作業やコンテンツによって金額が変わる採用サイト。こちらに各価格帯の特徴をまとめました。ぜひ参考にしてください!

採用サイトの相場と制作料金を徹底解説!【相場早見表・事例あり】

オウンドメディア

同じ「集客」が目的でも、ランディングページとは異なり中長期的な集客施策を行うならオウンドメディアがオススメです。オウンドメディアは、「様々なコンテンツを通して商品やサービスの魅力を発信し、集客を行う」ためのWebサイト。

記事や動画、資料など様々なコンテンツを地道に制作して集客を行うため、比較的時間がかかるのが特徴です。しっかり集客を行うのに半年以上かかる施策です。

その代わり、下記のようなメリットがあります。

  • ランディングページのように広告費が不要
  • コンテンツが積み上がってくると継続的に集客を行える
  • ユーザーにしっかり情報発信を行うため顧客単価が高い

注意

オウンドメディアは本来「自社で保有するメディア」の総称です。そのためコーポレートサイトも厳密にはオウンドメディアに当てはまります。しかし、一般的には「集客のための情報発信を行うサイト」と認識されており、ここでもそのように扱います。

またオウンドメディアは集客だけでなく、採用にも有効。自社の雰囲気やメンバーの紹介などをブログ形式で発信していくことで、候補者の方に会社に魅力を知ってもらえるためです。

メディア

▲出典:Web幹事

制作のポイント

オウンドメディアは、基本的にはブログ形式のサイトになるため機能自体はシンプルです。むしろサイト制作の前の「どのようなコンテンツ」を「誰に届けるか」の戦略や設計が非常に重要になります。

集客の場合であれば、下記のような戦略をしっかり練る必要があります。

  • ユーザーはどんなことに困っているのか?
  • そもそもユーザーとは「どういう人」なのか?
  • 自社の商品はどのようにユーザーの困りごとを解決するのか?

そのため、単純なデザインに限らず、集客のノウハウが優れた制作会社に制作を依頼するのが良いでしょう。

関連記事:オウンドメディアの作り方を1から10までプロが徹底解説!【専門知識不要】

制作費用の相場

オウンドメディアは制作のポイントである「戦略・設計部分をどこまで制作会社に任せるか」によって金額が変動します。

オウンドメディアで最も多い価格帯は100万円〜300万円です。すこし幅が大きいのですが、これは制作会社によって戦略やノウハウが異なるためです。ノウハウが充実している制作会社はやはり金額が上がります。

またオウンドメディアは制作費だけでなく運用費にも注意。継続的にコンテンツを作り続ける必要があるため、コンテンツ制作費などが発生します。

オウンドメディアの相場詳細はこちら

オウンドメディアの相場を徹底整理。
制作費だけでなく運用費についてもまとめています。

オウンドメディア構築の費用と相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】

Webサイトの種類まとめ

いかがでしたでしょうか?Webサイトは制作する目的をしっかり決めておかないと、作っただけではなかなか効果を発揮してくれません。

各々のWebサイトの性質をしっかり理解して、目的に合わせて発注しましょう!

目的別のWebサイト対応表はこちら

目的 Webサイトの種類
会社の情報を伝えたい コーポレートサイト
広告を使い

短期的な集客に取り組みたい

ランディングページ(LP)

キャンペーンサイト

SEO対策を施し

長期的な集客に取り組みたい

コーポレートサイト・サービスサイト・オウンドメディア
採用を強化したい 採用サイト・オウンドメディア
自社商品を販売したい ECサイト
商品やサービスの情報を詳細に掲載しお問い合わせや資料請求を取りたい サービスサイト・ブランドサイト
特定のターゲットにしぼって商品やサービスの集客を行いたい ランディングページ(LP)

サービスサイト・ブランドサイト

冒頭の要望について

最後に冒頭の要望のチグハグな点をご紹介します!

  • すぐにWebで集客を始めたいのでコーポーレートサイトをリニューアルしたい
    コーポレートサイトをリニューアルしても、短期的に大幅な集客増は見込めません。短期的な効果を求める場合はランディングページやキャンペーンサイトが適しています。中長期的に運用を行い、SEO対策を行う場合はオウンドメディア型のコーポレートサイトを制作しましょう。
  • ランディングページを作成してSEO対策をしたい
    ランディングページは通常1ページだけのWebサイトのため、SEO対策に適していません。SEO対策を行いたい場合は、オウンドメディアなどのサイトをオススメします。
  • 新卒採用のために、会社ホームページのSEO対策を施したい
    採用サイトもSEO対策に適していません。そもそも採用サイトに訪問してくるのは「会社名 採用」などのキーワードだけだからです。採用サイトはあくまでも「他媒体で会社のことを知った候補者に応募するための一押しをする」ためのWebサイトとして設計しましょう。

(執筆:岩田真 提供元:Web幹事

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