サードパーティー製品でWebサイトを制作するメリット/デメリット

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最近のWeb制作は、過去と比べてより高度かつ便利になってきています。

たとえば多くのWebデザイナーは、プロジェクトごとに新しいUIを作るのではなく、Bootstrapなどのサードパーティー製フレームワークを使っていますよね。

しかしサードパーティー製品を使うことは、メリットと同時にデメリットもあります。

今回は、サードパーティー製品でWebサイトを制作するメリット/デメリットを探ってみましょう。

サードパーティー製品でWebサイトを制作するメリット

Third party tools

最新のJavaScriptライブラリからオープンソースのCMSまで、サードパーティー製品は仕事効率を高め、コストを削減してくれます。

メリット1. 無料/低コストでWebサイト構築のためのリソースが多く公開されている

かつてWebサイトをゼロから構築するには、多くの時間とリソースが必要でした。また複雑な機能を実装するのにも、多くの知識と予算が求められました。

いまでは便利で高機能なサードパーティー製品が数多く出ています。無料または低コストで使えるものも多いです。

これは、万人にチャンスが巡ってきたことを意味します。小規模の個人サイトから、何百万人もの人が使う大規模サイトまで、サードパーティ製品を組み合わせれば構築できるのです。

メリット2. 誰でも簡単にWeb制作できる

たとえばWordPressを使えば、初心者でも簡単にWebサイトを構築できます。ECサイトなどの複雑なサービスでも、サードパーティーのプラグインを使えば簡単に実装可能。

シンプルなUIコンポーネントからハイエンドな機能まで、あらゆるサードパーティー製品が誰でも使える時代において、Webサイトの開発プロセスは「何をつくるか」から「なにを選ぶか」に移り変わってきています。

サードパーティー製品でWebサイトを制作するデメリット

Third party tools

メリットの多いサードパーティー製品ですが、以下のようなデメリットもあります。

デメリット1. 別サービスに移行するのが難しい

たとえば使っているWebサイト構築のためのサードパーティー製品に不満があり、別のサービスに移りたいと思っても、簡単に移行できるとは限りません。

サードパーティー製品に頼りすぎていると、いざWebサイトを移行するとなった時に、ゼロから再構築しなければならないケースもあります。

デメリット2. バグが修正されるか否かは運営元次第

たとえばあなたが使用しているWordPressプラグインに、バグがあったとします。あなたができることは、そのプラグインの製作者がバグを解決してくれるのを待つだけです。

もしバグが修正されなければ、代替手段を見つけることを余儀なくされます。

デメリット3. セキュリティーに心配が残る

確実に信頼できる製品、というものはありません。製品を悪用しようとする人は、常に存在しています。

過去にトラブルを起こしていない製品が、この先も問題を起こさないとも限りません。いまは安全に思える製品についても、なんの予告もなく状況が変わる可能性があります。

とくにサードパーティー製品は、多くのリソースを組み合わせて使われがちです。どこにどのようなセキュリティホールがあるか、見つけ出すのは簡単ではないでしょう。

おわりに

サードパーティー製品を使用すると、常にメリットとデメリットの両方がつきまといます。仕事を効率化してくれるはずの製品に、頭を悩ませることもあるはずです。

だからといって、サードパーティー製品を一切使わずにすべてをゼロから構築する時間はありません。そもそもクライアントは、時間をかけて構築することを望んでいないでしょう。サードパーティー製品を使うことは、もはや避けられません。

これからのWeb制作に必要なのは、さまざまなサードパーティー製品をうまく組み合わせるスキルです。必要なものを見極めて、デメリットを踏まえつつ、製品を賢く活用しましょう。

 

執筆:Eric Karkovack
翻訳:Nakajima Asuka
編集:Workship MAGAZINE編集部

 

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