海外スタートアップ座談会

世界を舞台に働く自分を、想像したことはありますか。海外のスタートアップでの働き方や日常を、具体的に思い描けるでしょうか。自ら海外に飛び出して挑戦を始めたい、あるいは現地で進む新しいビジネスに参加してみたい。そう願っても、一歩目はなかなか踏み出しづらいものです。
今回は「Startup Weekend Tokyo Kuala Lumpur」のプレイベントとして、海外でスタートアップに挑戦している起業家の皆様をお招きし、対談を行います。一時間という短い時間ですが、次の一歩を踏み出すきっかけとしてお役立てください。
登壇者 Speakers
山内 杏那
英国Oxford Brookes Universityを卒業後、University of Surreyで修士号(Entrepreneurship)を取得 新卒でイオンリテール株式会社に就職。その後、オンラインアクティビティ予約サイト「ベルトラ」への転職。2017年末にマレーシアへ駐在、海外市場開拓、商品企画やアドミンまで幅広く担当。2020年、妊活や女性のウェルネスに特化したプラットフォーム「ルミラス」を創業。妊活カウンセリング、クリニック&ドクターのマッチングや福利厚生プログラムを展開。
稲田 史子
慶応義塾大学 商学部卒。2003年日本銀行に入行。2012年から2年間、英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学し、「地域経済開発学」修士号取得。ソーシャルビジネスとマイクロファイナンス(小口融資)を学ぶ。その後、バングラデシュのマイクロファイナンス機関BRACで就業後、同地日系財団および日系IT企業で携わったフィンテック(ITを活用した金融サービス)に可能性を見い出し、2019年、零細事業向けのマイクロファイナンスを手掛ける「BEEインフォマティカ」をマレーシアで設立。翌年20年に日本法人を設立。25年にデジタル貸金業ライセンスを取得。2025年7月時点の残高は、地場150社、貸出累積額128百万円。APTWomen(東京都女性起業家育成プログラム)第8期卒。東京金融賞2022金融イノベーション部門第3位受賞。
Misaki Yamashita
京都出身、マレーシアクアラルンプール在住。京都府立大学在学中に米国ベルビュー大学へ留学。卒業後、NTTデータにてSE、営業職に従事し、2019年にマレーシア現地のFintechスタートアップSoft Spaceに初日本人社員として参画。日本市場担当として、マレーシア人の社員と多岐にわたるプロジェクトを管理。EdTechAsiaのアンバサダーも務め、Edtechに関わるコミュニティ形成をサポート。Startup Weekendとはシアトルで出会い、その後タイ、香港、で参加し東京でオーガナイザーとなる。マレーシアでも何度かオーガナイザーとしてStartup Weekendを企画。
ファシリテーター Facilitator
中本 卓利(Nakamoto Takuto)
特定非営利活動法人StartupWeekend 理事
一般社団法人ベンチャー投資育成研究会 理事
一般社団法人ベンチャー型事業承継 エヴァンジェリスト
スタートアップや新規事業を10年以上支援し、初期の一歩を形にする伴走を続けています。大学や研究機関の技術シーズを社会に出すDeepTech支援や、アトツギによる事業承継の現場での事業転換にも取り組んできました。
専門は、まとまりきらない技術や構想を、実証や投資につながる仮説へと組み立て直すこと。研究と実務のあいだをつなぐ「技術仮説の翻訳家」として活動しながら、企業顧問として事業づくりを支援し、大学講師としてアントレプレナーシップ教育にも取り組んでいます。著書に『週末だけで事業が始まる:アイデア作りの25のヒント』などがあります。
StartupWeekend
本講座は2025年11月21日~11月23日にて開催の「StartupWeekendクアラルンプール(マレーシア開催)」のプレイベントとなります。(※プログラムへの参加が叶わない場合でもご活用いただけます)