『ロスト・イン・トランスレーション』:高パフォーマンスを発揮する日系グローバルチームの構築

コラボレーションの見えないルール
日本人とグローバルチームのコミュニケーションに潜む「見えない前提」
会議が終わったあと、こんなことを思ったことはありませんか?
- 「どうして誰も発言しなかったんだろう?」
- 「なぜこんなに議論が白熱するの?」
- 「どうしてもっと早く言ってくれなかったの?」
- 「みんな合意していたと思っていたのに…」
もし心当たりがあるなら、それはあなただけではありません。
組織の多様化やグローバル化が進む中で、私たちは異なる文化的背景やコミュニケーションスタイル、価値観を持つ人たちと協働する機会が増えています。
ある人にとって当たり前のことが、別の人にはまったく伝わっていないことがあります。また、ある人が「配慮ある行動」だと考えることが、別の人には「消極的」「関心がない」と受け取られることもあります。
その結果、何が起こるのでしょうか?
誤解やすれ違い、意思決定の遅れ、そしてチームが本来発揮できるはずの力を十分に活かせなくなってしまいます。
しかし、本当に問題なのは語学力なのでしょうか?
もしかすると私たちは、お互いが異なる「見えないルール」に従って行動していることに気づいていないだけなのかもしれません。
実際に体験してみましょう
このワークショップでは、異文化コミュニケーションについて講義を受けるだけではありません。
実際に体験していただきます。
参加者はチームで協力しながら共通の課題に取り組みます。しかし、その過程では見えない前提、限られた情報、異なるコミュニケーションルールが存在します。
戸惑いを感じるかもしれません。
フラストレーションを感じるかもしれません。
そして何より、多くの参加者が
「なるほど、そういうことだったのか!」
という気づきの瞬間を体験します。
その体験が、多様なチームとの協働に対する見方を大きく変えてくれるはずです。
Management 3.0で気づきを行動へ
体験することはスタート地点に過ぎません。
ワークショップでは、Management 3.0のプラクティスを活用しながら、
- なぜ人によってコミュニケーションの取り方が異なるのか
- どのような価値観や動機が行動に影響しているのか
- なぜ「違い」そのものよりも「思い込み」が問題を生み出すのか
- より安全で効果的なコミュニケーション環境をどう作るのか
を探究していきます。
そして、多様なチームで明日から試せる具体的な改善実験を見つけていきます。
このワークショップで得られること
✅ みんな善意で行動しているのにコミュニケーションがうまくいかない理由
✅ チームの行動に影響を与える「見えない前提」の存在
✅ 日本人とグローバルメンバーが協働する際によく起こる課題
✅ 人それぞれの動機や価値観がコミュニケーションに与える影響
✅ 多様なチームの協働を促進するManagement 3.0の実践的なツール
✅ 自分のチームで試せる小さな改善実験のアイデア
こんな方におすすめ
- マネージャー・チームリーダー
- スクラムマスター・アジャイルコーチ
- 人事・人材開発担当者
- 組織変革やチェンジマネジメントに関わる方
- 多様なメンバーと協働しているすべての方
Management 3.0の事前知識は必要ありません。
このワークショップはこんな場です
これは講義ではありません。
異文化理解の理論を学ぶだけのセミナーでもありません。
参加者同士が体験を通じて学び、自分自身やチームを新しい視点から見つめ直すためのワークショップです。
ワークショップ終了後には、
- 自分自身への理解
- 同僚やチームメンバーへの理解
- コラボレーションを左右する「見えないルール」への理解
が深まっていることでしょう。
なぜなら、チームの協働を妨げる最大の障害は、私たちがその存在にすら気づいていないものだからです。
ファシリテーター紹介
ステファン・ニュースペリング
NuWorks合同会社代表。組織開発コンサルタント、ファシリテーター、トレーナー。
15年以上にわたり、アジャイルリーダーシップ、チェンジマネジメント、Management 3.0の分野で活動し、日本・韓国・ドイツの多国籍企業に対して組織変革やチーム開発を支援している。
これまでに数千人以上の参加者に対してワークショップや研修を提供し、現場のチームから経営層まで幅広い層の学びと変革をサポートしてきた。
日本初のManagement 3.0認定ファシリテーターであり、「人がいきいきと働き、組織が継続的に成長できる環境づくり」に取り組んでいる。
従業員、顧客、そして社会の三者に価値を生み出すことが持続的な成功につながるという考えを大切にしており、日本の「三方よし」の精神に深く共感している。
ローラン・シャプリ
ICF(国際コーチング連盟)認定コーチ。人生の転機を変容へと変えていくことを支援している。
フランス出身。2017年より日本在住。長年アジャイルコーチとして、文化的に多様なチームや組織が働き方や協働のあり方を高めていく支援に携わったのち、そうした変化を一人ひとりが日々どのように経験しているのかに関心を向けるようになった。英語・日本語・フランス語でコーチングを行い、さまざまな背景を持つクライアントを、仕事上の変化と個人的な転機の両面から支えている。
異なる文化のあいだを生きること自体が、そうした転機のひとつであり、自ら歩んできた道でもある。人は変化のなかで、さまざまな前提・物語・思考のパターンを抱えている。それは、異なる背景を持つ同僚が協働しようとするときに現れる「見えないもの」と、しばしば同じである。そこから学んだのは、好奇心を持ち続け、他者が好奇心を持てる場をつくり、深く心を寄せること。異文化の状況では、それで8割方うまくいく。それが、あり方と働き方を形づくってきた。