エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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「学生でもフリーランスエンジニアになれるの?」
「学生がフリーランスエンジニアになるために必要なスキルを知りたい!」
「大卒でフリーランスエンジニアは大丈夫なのか?」
現在大学生でこれからフリーランスエンジニアを目指そうとする人の中には、このように不安に思われる人も多いでしょう。
実際、学生でフリーランスエンジニアとして活動している人は多くはなく、あまり明確な情報がないのが実情です。
結論から言うと、学生でもフリーランスエンジニアになるのは可能ですが、必要なスキルや、学業と両立ができるのかしっかりと知っておく必要があります。
そこで本記事では、
このような点をご紹介します!
学生でもフリーランスエンジニアになれるのかという問いに対しての答えは「Yes」で、年齢制限はなく、開業届を提出すれば何歳でもフリーランスエンジニアになることができます。
ただし、20歳以下の未成年の場合は「未成年者登録簿」という書類を「開業届」と一緒に提出する必要があります。
実際に、この記事を書いている筆者も大学生でフリーランスエンジニアとして活動しており、大学に通いつつ勉強をしながらエンジニアの仕事をしています。
しかし、大学生皆がフリーランスエンジニアになれるかというとそうではなく、しっかりとプログラミング学習を行い、ある程度のビジネススキルを身につけなければいけません。
また、大学の授業が毎日みっちり詰まっていて、仕事に使える時間がなければ、フリーランスエンジニアとして活動するのは厳しいといえるでしょう。
学生がフリーランスエンジニアとして活動するときに、まず心配なのが学業と両立してエンジニアの仕事ができるのかという点です。
結論から言うと、学業と両立はできますが、毎日朝から晩まで学校がある場合は、仕事と学業の両立は難しいです。
大体の目安として、1週間に30時間ぐらい仕事に費やす時間を確保できれば、フリーランスエンジニアとして仕事をすることができます。
1週間に30時間程度なので、あまり大規模な案件を請け負うことはできないので、学業と両立させるなら、小さな案件を受注するようにしましょう。
また、フリーランスエンジニアは顧客対応もマメに行わないといけないので、授業の合間にメールを返信したり、飲み会やサークルの間でも、仕事のことを考えてしまうときもあるので、学業や大学生の生活を大事にしたい人は、フリーランスになることはおすすめできません。
実際に、大学生フリーランスエンジニアの仕事内容はどのようなものか気になる人もいると思います。
学業と両立させながらとなると、リモート型の案件で規模の小さな仕事を主に行います。
学生でも受注できるリモートの案件は以下のような仕事があります。
- Webサイト制作
- HTML/CSSコーディング
- Webアプリケーションの開発
- ミニアプリの開発
- ECサイトの開発
主にWeb系の案件がリモートでできるので、学生でも受注可能です。
一方で企業向けのシステム開発や、大規模なアプリの開発はチームで作業を行う場合が多いので、リモートで個人に依頼する発注者は少ないです。
上記の仕事内容に加えて、クライアントとのやり取りや、会計業務、営業など、仕事をする上で必要な業務を同時に行う必要があります。
学生フリーランスエンジニアの仕事内容や概要のイメージがつかめたところで、実際にどのようにして学生がフリーランスエンジニアになれるのか気になる人もいると思います。
学生がフリーランスエンジニアになるのは比較的簡単で、必要なのは以下の3つのステップです。
<学生がフリーランスエンジニアになるための3つのステップ>
- 独学 or スクールでプログラミングを学習する
- ポートフォリオ(実績)を作る
- クラウドソーシング系のサイトで仕事を受注する
学業をしながら、毎日2時間プログラミング学習をしたとして、最短3ヶ月程度で仕事ができるレベルまで達することが可能です。
具体的にこの3つのステップを深掘りして解説します!
まず、エンジニアの仕事をするにはプログラミングに関するスキルが必要です。
先ほどもご紹介したように、Web系の規模の小さな案件を受注することを目標としているので、学生が身につけるべきプログラミングスキルは以下の3つです。
- マークアップ言語(HTML/CSS)
- フロントエンド言語(JavaScript/jQuery)
- サーバーサイド言語(PHP/Ruby)
主にこの3つのスキルがあれば、簡単なWeb系の案件はできるようになります。
これらのスキルを身につける方法は2つあり、独学で習得するか、もしくはプログラミングスクールに通って習得するのかです。
<独学で習得する流れ>
- 『Progate』などの学習サイトで基礎を身につける
- 書籍や動画教材で応用を学ぶ
- 実際に何か作ってアウトプット学習をする
独学でプログラミングを習得する場合の流れはこのようになっています。
ただ、プログラミングを独学で勉強する場合、多くの人が挫折する傾向にあり、学業と両立するとなるとさらに挫折率が高いので、あまりおすすめできません。
大学生であれば、誘惑もたくさんあるので、独学でプログラミングを学習するのは非常に難しいといえるでしょう。
<プログラミングスクールで習得する流れ>
- スクールオリジナルの教材で基礎を学ぶ
- 現役エンジニア指導のもと課題学習を行う
- 自分でオリジナルの作品を作る
プログラミングスクールで学習する場合の流れはこのようになっており、お金を払っている、学習管理がしっかりしていることから、独学よりは挫折率は低く、フリーランスエンジニアになれる可能性も高いといえます。
プログラミング学習が終わったら、ポートフォリオと呼ばれる自分のスキルレベルや実績を示すものを作ります。
ポートフォリオの作り方は2つの方法があり、自分でポートフォリオサイトを作るか、『GitHub』に自分の書いたソースコードをアップロードする方法です。
Web制作の案件を受注するのなら、ポートフォリオサイトを作るほうがおすすめで、クライアントが一目であなたのスキルや、どの程度のクオリティーのものを作れるのかわかります。
ポートフォリオサイトには以下の項目を記載すると仕事を受注できる確率が上がります。
- 安心感を与えるプロフィール
- 持っているスキル
- 仕事において重要視している点
- 作った作品や成果物の写真
- 料金表やできる事
このポートフォリオサイトを履歴書代わりに、営業をしてきます。
▲ポートフォリオサイトの例:https://hikoproduction.com/
プログラミング学習を終えて、ポートフォリオサイトも完成したら、いよいよ仕事を受注していきます。
学生であれば、小さい案件でかつリモートでできる仕事を受注する必要があるので、クラウドソーシング系のサイトで案件を探します。
クラウドソーシングとは、仕事を発注したい人と、仕事を受注したい人を繋げるマッチングプラットフォームで、大手だと『クラウドワークス』や『ランサーズ』があります。
実際に募集されている仕事を見てみるとこのようになっており、自分ができそうな案件に応募して、自分のスキルやできることを提案文でアピールします。
このようなクラウドソーシング系のサイトでコツコツ実績を積み上げていけば、学生でもフリーランスエンジニアとして成功できます。
「仕事をするのだから学歴がないとダメなんじゃないの?」
このように不安になる人もいると思いますが、学生がフリーランスエンジニアになるのに学歴は一切関係ありません。
実際に、クラウドソーシング系のサイトで仕事を受注するときにも、学歴を聞かれることはほとんどないです。
企業に就職するときは学歴が重要視される場合がありますが、フリーランスエンジニアとして活動する場合は、学歴というよりは、スキルが重要視されます。
発注者側の気持ちに立って考えてみるとわかりますが、フリーランスエンジニアに対して重要視するのは、相手との仕事のしやすさ、期待値を超えてきそうなポテンシャルの高さ、高度なスキルです。
フリーランスエンジニアとして活躍するには、ある程度の実務経験がないと難しいですが、学生の立場上、実務経験を積むことができないので、最低限必要なスキルを身につけておきましょう!
先ほど紹介したWeb系のプログラミングスキルに加えて、身につけておきたいスキルは以下のとおりです。
- 基本的なビジネススキル(メールや電話など)
- 営業スキル
- プログラミングスキル+付加価値(マーケティングの知識や英語力など)
- オンラインでのコミュニケーションスキル
- 顧客の潜在的なニーズを汲み取るスキル
これらのスキルは実際に実践を通じて身につくものなので、座学での習得は難しいです。
実際に、クラウドソーシングで仕事を受注したり、エンジニアのインターンシップなどに参加してこれらのスキルを身につけると、フリーランスエンジニアとして成功する確率が上がります。
「大卒でフリーランスエンジニアになるのか、就職するのかどちらがおすすめ?」
このように疑問に思われる人もいると思いますが、結論から言うと、大卒でフリーランスエンジニアになるのはあまりおすすめできません。
理由としては以下の3つが挙げられます。
これらの点を詳しく解説します。
まず、大学生は新卒の特権を使うべきです。
実際、フリーランスエンジニアになろうと思えば、高卒でもなれますし、何歳でもなることができます。
それよりも、新卒の特権を活かして、よい企業に入って、さまざまな経験をしたほうがよいと思います。
新卒であれば、スキルがそこまでなくても、ポテンシャルの高さや熱意でよい企業に入れる可能性がありますが、転職となると新卒のようにポテンシャルの高さで採用はしてくれません。
次に、実務経験を積んだほうが、フリーランスエンジニアとして高単価な案件を受注できます。
フリーランスエンジニアの単価が決まる基準として、スキルはもちろんのこと、過去にどんな仕事をしてきたのか、どんな実務経験を積み、どんな成果を挙げてきたのかが基準となります。
実務経験がないと、クラウドソーシング系のサイトで比較的単価の低い案件しか受注することができませんが、実務経験を積むことで、『Workship』など高単価な案件を扱うプラットフォームで仕事の受注が可能です。
フリーランスエンジニアは実務経験があれば、受注できる仕事の幅が大きく広がります。
たとえば、スキルシェアサービスのWorkshipで募集されている開発の案件を見てみると、このように実務経験が必須の案件が多いです。
フリーランスエンジニアはできる仕事の幅を増やしていき、収入源をいくつも持つことで、収入が安定し成功できるので、大卒で企業に就職して実務経験を積んだほうが得策だといえます。
また、Workshipでは、さまざまなタイプの仕事が募集されており、リモートの案件や週1日から可能な副業向きの案件があるので、独立したてのフリーランスエンジニアにもおすすめです!
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執筆:HikoPro
編集:Workship MAGAZINE編集部
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