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フリーランスママのお仕事・働き方あるある20選【子育てライター談】

フリーランスママのお仕事あるある
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はじめまして! 子育てをしながらフリーランスでライターをやっているハネサエ.といいます。

最近では、「子育てと両立できるフレキシブルな働きかた」ということで、子育てをしながらフリーランスとして働くお母さんも増えてきているようです。

フリーランスの方も、そうじゃないけど子育てしながら自由に働くって興味ある! という方も、ぜひ読んでみてくださいね。

1. 稼働時間が短い

フリーランスママは子ども中心の生活になるため、一般的なフリーランスよりも稼働時間は短めです。

スキマ時間を見つけて、効率よく稼ぐ必要があります。

2. 仕事環境が粗末なので腰を痛める

テーブル

暮らしが子ども用のグッズで圧迫されているので、自分のデスク環境には構っていられません。

ちなみに私の場合は、ダイニングテーブルが仕事場です。

本来仕事をするためのデスクや椅子ではないので、腰痛とお友達になってしまいました。椅子が固いのが目下の悩みです。

3. 寝かしつけという関門が大きすぎる

子どもをさっさと寝かしつけて、原稿を書くことの難しさが果てしないです。

寝かしつけの魔力ってすごいのです。

「ほうら、眠いね~、眠たいね~、寝ようね~」と声をかけると、言霊なのかな? 自分にぜんぶ返ってきます。気がついたら朝、はザラです。

予定していた稼働時間がなぜか確保できないという謎の事態がたびたび起こります。

4. 夜中の2時とかに仕事しだす

気がついたら、朝だった、はまだいいんです(いや、原稿の進捗だけを思えば全然よくないんですが……)。一番始末が悪いのは深夜、1時や2時にはっと目覚めるパターン。

子どもの長期休み中など、子どもによる拘束が激しいときほどやりがちです。

お子さんが未就園の方も心当たりがあるのでは。

とりあえずトイレ……でやめておけばいいのに、溜まっている仕事を思うと「だって、今やらないでいつやるの」という気持ちが沸いて「少しだけ」と、ついパソコンを立ち上げてしまうから厄介です。

ちょっとだけ、のつもりが深夜って捗るものだからついつい深入りしてしまって、朝方いよいよ眠くなるという……。

5. 結果、朝がつらい

だいたいここまでセットです。

明け方5時くらいにようやく正気に戻って「寝ないと明日つらいよ?」と布団に潜り込むんですが、我が家の場合は6時半には起きないといけないので、当然のように寝過ごします。ほんとなに。

あと、夏の番外編として、寝ようと思ったらもう子が起きる、っていうのもあります。

夏の子どもは異常に早起きです。

6. 締め切りを覚えられない

子育てをしていると、重要な日付が多すぎてバグるんです。

たとえば、2020年の11月を例に挙げると……長男就学前健診、次女参観、長男参観、長女参観、保険の調整、長女校内図画展、なわとび注文、キャンプの写真注文締め切り、収穫祭によりお弁当持参、学校満足度アンケート提出締め切り、幼稚園の七五三参拝で白い靴下を履かせなきゃいけない日、親子遠足、などなどなど。

重要な日付が多すぎて、締め切りというもっとも重要な日付が脳内で埋もれてしまうんですね。

11月13日ってなんかすごい大事な日だったな……、と思ったら納豆の賞味期限だったりもします。脳内でほとんどの日付が赤印という有様です。

7. 急に家のどこかしらがきれいになる

そんな余裕はないの、と普段は見過ごしている家の一部。たとえば下駄箱の下とか、トイレの隅とか、窓のサッシとか……。

そういった部分に急に開眼してしまう瞬間があるんですね。もちろん、原稿に煮詰まったときなんですが。

昨日まで目をつむっていたくせに、煮詰まると「これもママのタスクのひとつ」という大義名分のもと、お掃除を始めてしまうんです。

在宅ワークの方は軒並み気を付けてくださいね。家の中にはたいてい魔窟になってる場所ってありますから。

8. 自由時間との境目が皆無で危ない

子育てをしていると、そもそも持ちの時間が少ないので、仕事時間中に息抜きだなんだと称してついでに自由時間も確保してしまいます。

観たかった動画だとか、気に入っているブログ、ネットショッピングなど……。よからぬ沼がすぐに手招きをするので、自制心が試されます。

9. 仕事が乗ってもタイムアップがある

これはもう、大命題かもしれないです。

私の場合、幼稚園組のお迎えの都合で、14時半が終業です。会社員をしていた頃なら、ここからが本番だったのにな、とつい思ってしまいます。

不完全燃焼にならないためにも、自分でピークを朝に持っていくなどの工夫が必要です。

子どもが帰宅すると、彼らが寝るまでは怒涛の時間なので、メールひとつ返信するのも一苦労です。

10. 冬場に仕事を増やすのがこわい

インフルエンザなどの感染症が流行り出すと戦々恐々です……。

誰かひとりの病原体がきょうだい間で感染すると、数珠つなぎで常にだれかが罹患している状態に発展していきます。

フリーランスは有休もなければ、誰かに仕事をふることもできないので、死活問題です。

忙しくなるのはありがたいはずなのに、冬場に限ってはハラハラしてしまいます。取材の日は祈りの日。

あと、我が子が元気でも、学級閉鎖というとんでもないキラーカードがふいに回ってきたりもします。冬場はほんとに油断ができません。

11. 長期休みはサブスク動画が命綱

子どもの長期休みには、サブスクでの動画視聴に後光がさしています。映画やアニメが見放題なので、ありがたいことこの上ないです。

預かり保育は幼保無償化によってある程度補助が受けられますが、小学生の学童はそういうわけにもいきません。

学童よりもはるかに安いサブスク動画にひたすら合掌です。

12. タスクに溺れる

自宅が職場ということもあって、タスクをつい公私混同してしまうんです。

【今日の予定】長女の上靴を買う、長男のパンツを買う、夕飯の買い物に行く、原稿を書く、メールの返信をする、お米を洗う、枕カバーを洗う……といった感じで、仕事と暮らしが常にごちゃ混ぜです。

なので、時間や曜日で仕事と暮らしを上手く分けないと、あっという間にタスクに溺れてしまいます。

13. お化粧をしなくなる

化粧品

自宅で仕事をしている都合上、昼間めったに人に会わないので、お化粧をとんとしなくなりました。

子どもの送迎のためだけにお化粧をする情熱も余裕もないので、たいていがすっぴんです。

園の発表会できちんとお化粧をして行ったら、お友達のママに「今日、ちゃんとしてる……(笑)」と言われてしまいました。すっぴんが定着しすぎてしまったようです。

14. 見通しが悪すぎて子どもの予約関係が後手後手に

性格かもしれません……。自分の仕事の進捗が信頼できなくて、「予約」と名のつくものが億劫になるんです。

順当にいけば来週の金曜はフリーなはずだけど、もしかしたら手が止まって押しに押した結果、その日は泣きながら原稿書いているかもしれない……という不安が付きまとってしまいます。

子どもの予防接種なんかが後手後手になってしまう新手の病。

15. よく働いている気がするけどそうでもない

電卓

暮らしと子どものことだけでもそれなりに忙しいものです。その隙間に仕事をねじ込んでいるので、毎日バタバタとしています。

日々が慌ただしいので、つい「今月もすっごい働いた!」と思うのですが、落ち着いて原稿料の計算をすると、「思ったほどでもないのね……」となることがたびたびあります。

なんでかな。

16. 食べ物の誘惑に勝てない

おやつ

子どもの目を盗んであれこれ食べるのは、子育て中なら誰しも心当たりがあると思います。

ちょっといいチョコレート、おしゃれなお土産、とっておきのアイスなど。「子の居ぬうちに食べよ」という天啓が脳裏にこびりついているので、手が止まるとつい食べ物のことばかり考えてしまいます。

因みに私の場合はお餅です。昨日は2個食べました。

17. 子どもにあれこれ頼まれる

自宅で働いていることを子どもたちも知っているので、気安くあれこれ頼んできます。

折り紙買っといてだの、かわいいバンドエイド買っといてだの、去年使ってたマフラーを出しといてだの。いや、ぜんぜん悪いことじゃないんですが、ママは鋭意お仕事中なわけで、それどころじゃなかったりもするのだよ、というのがなかなか伝わりません。

18. 子どもの行事に気兼ねなく出席できる

我が家の場合は子どもが3人いることもあって、行事ごともそれだけ多いです。子どもの学校や園の行事って、すっごく大事なものから、そうでもない軽いものまでいろいろあります。

その全部に、有休を消化したり上司にお伺いをたてたりせず、さくっと参加できるのはうれしいです。

19. 毎日「おかえり」が言える

ずっと家にいるので、小学生の長女が帰宅する時間にはだいたい家にいます。

これから下のふたりも小学生になっていくわけですが、防犯面においても、自分の精神衛生面においても、「おかえり」が言えるのっていいな、と思います。

20. 子育てと仕事、軸足をどちらに置くかをフレキシブルに動かせる

いまは子どもが小さいから無理のない範囲で細々と、少し手が離れてきたからがっつりと、というふうに、自分の裁量で仕事量を調節できるのはストレスが少なくてすみます。

長期でボリュームを考えられるのはもちろんですが、短期でも可能です。

たとえば、夏休みだから最低限で、ということもできます。

おわりに

というわけで、今回はお母さんフリーランスあるあるをお届けしました。

若干、私の性根の問題みたいなのもいくつかありましたが、うんうんと頷いてくれる人もきっといると思います。

まとめると、己との戦い、時間との戦い、といったところでしょうか。

ともあれ、子育てをしながら自由な働き方ができるというのはやはり、ありがたいです。

いまの働き方にちょっと疑問を持たれている方、こういった働き方を覗いてみるのもありかもしれません。

(執筆:ハネサエ. 編集:少年B)

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