フリーランスエンジニア客先常駐って大丈夫? メリットやデメリットを解説
「フリーランスエンジニアの常駐案件って、会社員と変わらないのでは?」 「偽装請負に引っかかる可能性もありそうだけど...
- ITエンジニア
- フリーランス/個人事業主
- 常駐
職務などのために、常にある場所にとどまること。時間的というよりも空間的な概念で、勤務形態や働き方を表す言葉です。
特にIT業界で「客先常駐」の略称として使われます。
一般的な従業員は自社のオフィスなどで勤務しますが、客先常駐の場合は契約先の顧客企業に出社して働きます。この場合、自宅から客先企業に直接通勤し、業務が終われば自社に帰らずにそのまま帰宅することになります。
ただし、所属しているのはあくまで自社であるため、毎日客先で就業していても指示命令系統や福利厚生は自社のものになります。
プロジェクト単位でシステム開発者などが多数必要になった場合、自社の人員だけでは人手が足りないために、客先常駐の契約で外部からシステム開発者を雇います。
その他、常駐先での仕事は、例えばITインフラの改善、ネットワークの見直しや監視、システム導入計画の策定、システム導入ユーザーへのサポートなどです。
常駐の期間は様々で短ければ数ヶ月、長ければ数年に渡る期間、常駐先の企業からデスクやパソコン等の備品を提供され、顧客企業の社員と同様の環境で働きます。
似た概念で「派遣社員」がありますが、常駐が正社員なのに対し、派遣社員は正社員ではありません。また、常駐の指示命令系統は自社ですが、派遣社員の指示命令系統は派遣先の企業になります。