DevOpsとは【意味/読み/英語表記】（デブオプス）

DevOpsの概要

開発者と運用者がツール等を使用し協力することで、システム開発をより迅速に行う考え方（概念）です。

DevOpsの詳細

開発者（Development）と運用者（Operation）の頭文字をそれぞれ取ってDevOps。2009年に「Velocity 2009」というイベントにてFlickerのエンジニアにより「10+ Deploys Per Day: Dev and Ops Cooperation at Flickr（Flickerにおける開発と運用の協力）」というタイトルで発表されたプレゼンテーションではじめて提言されました。

システムエンジニアの職種や役割はさまざまですが、その中で開発系のエンジニアと運用・保守系のエンジニアが対立する構造を例に示されました。

開発系のエンジニアは常に新しい技術や機能を追加する役割ですが、反対に運用・保守系のエンジニアはそれらを運用してビジネスに価値を与えます。新しい技術を定常的に取り入れていては安定稼働に支障をきたすというのが運用・保守系エンジニアの立ち位置になりがちという部分に問題を提起します。

そこに提案されたのがDevOpsです。開発系エンジニアの新しい技術を運用系エンジニアの手を煩わせずに導入し、ビジネスに適応させていく。そういう考え方を導入することでビジネスがよりよくなるのでは、という考え方こそがDevOpsなのです。

DevOpsの関連項目

・Webエンジニア
・ITエンジニア
・プログラミング