PSDとは【意味/読み/英語表記】(ピー・エス・ディー)

PSDの概要

PSD(ピー・エス・ディー)とは「Photoshop Data」を略したもので、画像編集ソフト『Adobe Photoshop』で主に利用されるファイル形式のことです。

PSDの詳細

画像ファイル(「JPG」「PNG」など)とは異なり、Photoshop独自の機能であるレイヤーや解像度なども保存されていることが特徴です。

■ 使用するシーン

主に、写真/画像の補正やWebサイトのデザイン制作において使用されます。PSDファイルはあくまで制作段階で使用されるものであり、実際にWeb上などに掲載される場合は画像ファイル形式(「JPG」「PNG」)に変換されます。

■ 使用するときの特徴

拡張子は「.psd」またはサイズの大きいものの場合「.psb」と表記されることが多いです。ビットマップ形式で保存され、データはピクセル(点)の集合となっているため、細かい修正が可能になります。ピクセル粒度の限界で画像が荒くなってしまう場合は、スマートオブジェクトに変換して拡大縮小することで画像の劣化を防げます。

■ Photoshop以外での使用方法

(1)GIMP

画像編集用のフリーソフト「GIMP」は、PSDファイルで保存された情報を保持したまま、編集/保存することが可能です。しかしデータ内のCMYK形式のデータは使用することができません。

(2)Paint.NET

Paint.NETではCMYK形式のPSDデータを開くことができます。編集機能はGIMPの方が豊富ですが、簡単な編集作業であればPaint.NETでも充分おこなえます。

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