ソフトウェアテストとは【意味/読み/英語表記】（software test）

ソフトウェアテストの概要

ソフトウェアテストとは、開発工程でその製品が正常に動作するかを確認する作業です。

ソフトウェアテストの詳細

ソフトウェアテストとは、開発した製品が正しく動作し、安全で高品質であることを示すために、プログラムから仕様にない動きやバグを見つけ出すために行われます。

ソフトウェアテストでは不具合がないことの証明は不可能であり、その目的はより多くの欠陥を修正し、製品の品質を高めることにあります。

ソフトウェアテストの内容は多岐にわたりますが、大きく分類して4つに分けられ、その内容は以下の通りです。

■工程
まず、ソースコード内の個々のプログラムが正常に動作するかを確認し、次にその個々を同士を組み合わせた動きの確認、そして最終段階で運用時と同じ環境での動作テストを行います。

■技法
技法のテストでは、更に「ホワイトボックステスト」と「ブラックボックステスト」に分けられます。
ホワイトボックステストでは、入力から出力の間にプログラムがどのような処理を行っているのかを確認し、構造が正しいかを検証します。
ブラックボックステストでは、プログラムの中身を考慮せずに、入力した情報に対して正しい出力が行われているかを確認するテストで、開発の終盤に行われます。

■品質
機能の正常な実装や、ユーザー視点での使いやすさ、外部からの攻撃に対するセキュリティの度合いなどをテストします。

■実行方法
プログラムを実際に動かしてテストを行う「動的テスト」と、プログラムは動かさず、コードを検証する作業の「静的テスト」があります。

ソフトウェアテストの関連項目

・ソフトウェア
・IITエンジニア