エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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今回は、音声検索について説明し、音声検索へのSEO対策ポイントを7個ご紹介します。
音声検索とは、スマートフォンやタブレット端末に音声を認識させる音声認識技術です。この音声認識技術を通して、人間の声をパソコンに認識させ、画面上に文字を表示させます。
音声検索機能は、主にタブレット端末とスマートフォンに搭載されています。現在のスマートフォン検索のうち、全体の5分の1が、文字入力でなく音声でおこなわれているのです。
ロングテールSEOとは、検索数の少ないキーワードを取り入れることで、マイナーな検索キーワードから入ってくるユーザーを獲得しようとする手法です。
ロングテールとは、売上の高い一部の商品だけでなく、ストライクゾーンの狭いニッチな商品を大量に取り揃えることで、会社としての売上を大きくすることです。2004年に米WIRED誌のクリス・アンダーソン氏が、Amazonのビジネスモデルを説明するために用いた法則で、「20%の人気商品が、全体の売上の80%を占める」というパレートの法則とはまったく逆の法則として位置づけられています。
上記のロングテールの法則を、SEOに応用したのがロングテールSEOです。検索頻度の低いマイナーなキーワードに幅広く対応したコンテンツを作成することで、音声検索へのSEOがより強化されるのです。
なぜなら音声検索では話し言葉になり、入力されるキーワードが短い単語でなく長い文章になるからです。現在、上位表示されている簡潔なキーワードの検索頻度は、必然的に低くなっていきます。
たとえばMacBook Proを買いたいユーザーがいた場合、文字入力の場合は「MacBook Pro」で検索します。しかし、音声検索の場合は「MacBook Proを買いたい」というように、会話のようなキーワードで検索します。
こちらは、「MacBook Proを買いたい」というキーワードを入力すると表示される関連キーワードです。話し言葉から抽出されるキーワードはたくさんあるので、ロングテールのキーワードに対応することがより求められてきます。
強調スニペットとは、ユーザーがGoogleで質問を検索するときに検索結果画面の上位に表示され、検索結果の一部として要約文でまとめられている情報のことです。
Google検索結果の上位30%が、強調スニペットとして表示される範囲になります。自社サイトを強調スニペットに表示させるには、SEO対策はもちろん、詳しく丁寧に書かれた優良記事であることが必要です。
ユーザーが音声検索しそうな文章を予想してコンテンツに組み入れ、内容を丁寧にわかりやすく書きましょう。また、ロングテールのキーワードを記事の始まりやURL、題名などに使用すると、強調スニペットに表示される確率が上がります。
2016年、Googleの検索結果の表示幅が長くなりました。かつて題名は60文字まで、説明文の長さは80文字まで、というように制限されていました。しかし現在は、題名が80文字まで、説明文は100文字までとなっています。
よって、ロングテールのキーワードをタイトルとスニペットに入れても、規定の文字数におさまるのです。そのうえ、ユーザーが音声検索で質問をするときはロングテールのキーワードが多いため、詳細もタグに入れるほうが良いのです。
スマートフォンユーザーの89%が、検索時に地域名を入力しています。Googleで近くのお店やサービスを探すと、もっとも評価されているサービスの場所や電話番号などが表示されるからです。
検索キーワードとして、以下のような地域名を意識しましょう。
「東京にある美術館」
「大阪のおいしいたこ焼き」
「福岡の美しい夜景」
これらのキーワードは自然な言い方に整え、エリアを指定するのがおすすめです。
ユーザーのニーズを把握するのが難しいときは、Q&Aコンテンツを作成しましょう。ロングテールのキーワードを使う機会になります。Q&Aコンテンツにロングテールのキーワードを記入すれば、音声検索でQ&Aのページが上位表示される可能性が高くなるのです。
ユーザーが望んでいる情報を把握するため、どのような検索キーワードから流入してくるのかを把握しましょう。ユーザーのニーズに合わせたコンテンツを作成することで、SEOの順位をあげていきます。
より明確にユーザーのニーズを把握するには、検索結果のページの下に表示されている、「〜に関連する検索キーワード」を活用してください。
Google マイビジネスとは、Googleの関連サービス上に自社サイトの情報を表示できる無料ツールです。このツールを使うと、サイトが検索結果の上位に表示される確率が上がります。
たとえば、ユーザーが「近くのたこ焼き」と検索した場合、「近くの」というキーワードをGoogleが自動で認識し、近くのたこ焼き屋さんを表示します。このとき、自社サービスがGoogleマイビジネスに登録済みなら、下記のように検索結果の上位に表示されるのです。
地図が表示され、距離や評価が一目で分かるので、ユーザーにとってはとても便利です。自社サイトを訪れてもらうために、Google マイビジネスは欠かせませんね。
いかがでしたか?音声検索へのSEO対策は、今後ますます必要になってきます。一般的なSEOの理論だけにとらわれることなく、柔軟に対応していきましょう。
(翻訳:Jordan Colston)