【書籍発売】『マンガでわかる!フリーランスの生き残り戦略』 他
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こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の猫宮です。
最近のニュースから、フリーランス・副業者のみなさんに役立つものを抜粋してご紹介します。よろしくお願いします。
フリーランス歴約20年の高田ゲンキさんによる人気Web連載が、大幅加筆修正のうえ書籍化されました。日本最大級のフリーランス・副業メディア「Workship MAGAZINE」で2023年2月から連載され、SNSで大きな反響を呼んだ実体験に基づく”リアルすぎる”漫画が、9月8日に全国書店で発売されます。
書籍では「単価アップの極意」「売上を安定させるためのコツ」「AIとの向き合い方」など、長年の経験に裏打ちされた生き残り戦略を漫画とコラムで分かりやすく解説。Web版では描けなかった新規ネタも多数収録し、AI時代に20年稼ぎ続けるクリエイターになるための実践的ノウハウが詰め込まれています。
フリーランスとして安定した収入を得たい人、AI時代の働き方に不安を感じている人にとって、具体的な行動指針が得られる一冊となっています。
▲出展:PR TIMES
エン・ジャパンが運営する「フリーランススタート」の2025年6月度調査によると、フリーランスエンジニアの月額平均単価は73.9万円となりました。掲載案件数は473,799件で、最高単価はPMOの225万円を記録しています。
開発言語別では「Rust」の平均単価が2ヵ月連続で上昇(+1.2万円/1.5%増)し、「Go言語」「TypeScript」などモダンな言語が上位を占める結果となりました。職種別では「iOSエンジニア」の単価が大きく上昇(+5.4万円/6.6%増)しており、専門性の高いエンジニアへの需要の高さが伺えます。
また、在宅案件の掲載比率は32.1%で、常駐案件との報酬差は3.8万円(在宅:76.4万円、常駐:72.6万円)となり、リモートワークが高単価な傾向が続いています。
AI・iOSアプリ開発の需要拡大に伴い、該当スキルを持つエンジニアの市場価値がさらに高まっていることが明らかになりました。
Hajimariが実施した「フリーランスの投資実態とお金の使い道に関する調査」で、フリーランスの収入と投資行動の実態が明らかになりました。
手取り月収は「20万円代または20万円未満」が約半数を占める一方、7.8%は「60万円台~」と回答し、収入格差の存在が浮き彫りになっています。
注目すべきは20代フリーランスの投資意識の高さで、75.5%が何らかの資産運用を実施しており、月10万円以上投資する層も確認されました。年収では20代の41%が500万円台以上を得ており、若年層でも高収入を実現している人が一定数存在しています。
50代では年収200万円未満が最多である一方、800万円以上も比較的多く、二極化が顕著です。
投資先では、つみたてNISAや一般NISA、iDeCoが人気を集める中、20代は他世代と比べて米国株や米国ETFへの投資割合が高い傾向にあります。フリーランス全体の約半数が資産運用を行っており、特に若い世代で積極的な投資姿勢が見られる結果となりました。
フリーランス歴7年の筆者が実体験をもとに、治験を活用した収入アップ術を紹介する記事が注目を集めています。治験は「人体実験」といったダークなイメージとは異なり、国や第三者委員会による厳格な監視体制のもとで実施される安全性の高い有償ボランティアです。
1泊あたり約2万円の協力費が相場で、筆者の参加例では「4泊×4回で37万円」といった高額案件も存在します。パソコンなどの電子機器持ち込み可能なため、Webライターやプログラマーなどのノマドワーカーが本業と並行して参加するケースが増加中。
規則正しい生活と栄養バランスの取れた食事が提供されるため、生活リズムの改善効果も期待できます。
参加には3〜4ヶ月の休薬期間が必要なため年3回程度が限度ですが、本業の依頼減少時期などに戦略的に活用すれば「稼ぎの防御力」向上に繋がります。個人事業主の新たな収入源として、治験参加という選択肢が現実的な解決策になりそうです。
40代半ばのフリーランスエンジニア兼ライターが、収入の不安定さから正社員転職を検討し、フリーランス経験者特化の転職エージェント「Workship CAREER」でキャリア面談を実際に体験しました。
「転職を無理に勧められるのでは」という不安とは裏腹に、フランクで理解のある対応で、フリーランス特有の事情にも配慮した相談ができたと報告しています。
面談では「完全フルリモート希望」「週1〜2日は休みたい」「副業も続けたい」といった条件を伝えても、当然のように受け入れてもらえたとのこと。また、「現場感を知っているのは強み」といった客観的なフィードバックで、自分では気づかなかった価値を発見できたといいます。
同サービスは正社員転職だけでなく業務委託案件も扱っており、「週3正社員」や「業務委託からの転換」など柔軟な働き方にも対応。フリーランスとして働く中でキャリアに迷いが生じた際の「保険」としても活用できる貴重なサービスと評価されています。
Webマーケティングスクール「デジプロ」が20〜50代の会社員300名を対象に実施した調査で、夏から副業を始めたい人が33.4%に上ることが明らかになりました。副業への関心は46.6%を示しており、働き方の多様化を背景に副業への意識が高まっている実態が浮き彫りになっています。
▲出展:PR TIMES
やってみたい副業ジャンルでは「データ入力・事務」が1位となり、特別な資格や経験がなくても始めやすい分野が人気を集めました。「SNS運用」「ライティング」「広告運用」などのデジタル系副業も上位にランクインし、在宅でできる仕事への需要の高さが確認されています。
副業を始めたい理由の第1位は「収入を増やしたい」で、経済的動機が最も強い一方、「在宅でできること」「やりたいことを仕事に」といった働き方の多様性を求める声も目立ちました。
しかし、副業の準備状況では半数近くが「まだ何もしていない」と回答しており、関心はあるものの実際の行動に移すまでのギャップが課題として浮かんでいます。
フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』は、個人事業主の悩みや日々のニュース、ノウハウをみんなで共有していく相談コミュニティ『Workship LAB』を運営しています。
個人で働きがちな人の悩みを減らすために立ち上がりました。 一人ひとりが、心身ともに健康で、より良くはたらくためのヒントを得られる場を目指します。
参加にご興味のある方は、職種とフリーランス(副業も含む)に関する活動実績がわかるXアカウントを通じて、こちらから参加リクエストを申請してください。審査通過の場合、コミュニティへの参加が許可されます。
最後までフリーランス・副業ニュースをご覧いただきありがとうございました!
(執筆:猫宮しろ 編集:Workship MAGAZINE編集部)