エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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企業の採用面接へ応募するにあたって、未だに欠かせないのが履歴書。名前や住所、職歴など書く量が多いこともあり、面倒くさいと感じている方も多いのではないでしょうか。私もそうですが、字を書くのが苦手な人には余計に気が重く感じられます。
ところが、最近ではWeb上で履歴書を作れる便利なサービスが多数登場しています。今回はWeb上で履歴書を作成するメリットとデメリット、おすすめのオンライン履歴書作成ツールについてご紹介します。
手書きで履歴書を作成する場合はボールペンを使うことになりますが、少しでも書き間違えてしまえば最初からやり直し。だからといって修正ペンや消せるボールペンを使うなんてもってのほか。
そんなジレンマと戦いながら書いているうちに同じようなところで何度もミスを繰り返し、「もう勘弁してくれ!」と思ったことがあるのは私だけではないはずです。
しかしWebで作成した履歴書であれば、どれだけミスをしてもbackspace(delete)キーを数回叩くだけ。それまで入力した内容や時間が無駄になることはありません。
一昔前とは違っていまは誰でも手頃な価格でパソコンを入手できますが、PCスキルは人によってピンキリ。プログラミングを学び自分のサービスを作る人もいる一方、ExcelやWordさえ満足に使えない人もいるのです。
「若者は年配社員よりパソコンに詳しい」なんて言われていたのも、いまは昔。スマートフォンが普及してからというもの、調べ物をするにもスマートフォンで済ませる人が増え、パソコンに触れる機会がない人も珍しくありません。それだけに、応募者が基本的なPCスキルを持っているのかどうかは、面接官が採用前に確認しておきたいポイントです。
Web上で履歴書を作成して提出すれば、それだけで最低限のPCスキルがあることをアピールできるでしょう。
複数の企業へ応募するために何枚も履歴書を用意するとしても、名前や住所などの基本情報はどの履歴書にも同じことを書きますよね。しかし手書きの履歴書は、1つの企業に対して1枚作成するものです。志望動機以外の部分を書いた履歴書をコピーして使い回す方法もないわけではありませんが、さすがにそれは非常識と感じる人も多いでしょう。
ところがWeb上で作成した履歴書なら、使い回しても相手には分かりません。そもそもデータを使い回せるのはパソコンで作成する履歴書のメリットとして認知されているので、使い回しがマイナス評価につながることは少ないでしょう。
スマートフォンやパソコンの普及によって文字を書く機会が激減し、字を書くのが苦手だという人も多いはず。字をキレイに書けない人がいくらていねいに書いても、パソコンから出力された文字よりキレイには書けません。
Web上で履歴書を作成することで、面接官にとって読みやすくストレスを与えない履歴書を作成できるでしょう。
ここまでWeb上で履歴書を作成するメリットを紹介してきましたが、採用担当者によっては長年手書きの履歴書を見てきて、「なんとなく手書きの方がいい」と考えている場合もあります。Webで作成するデメリットをあえて挙げるとすれば、こうした担当者に当たってしまうリスクがあることだといえるでしょう。逆にいえば、パソコンで作成したことに良い印象を持ってくれる企業もあります(。
実際のところ、採用担当者は手書きの履歴書とパソコンの履歴書、どちらが好ましいと考えているのでしょうか? 転職サービスDODAを運営するパーソナルキャリア株式会社が採用担当者に行ったアンケート結果は以下のとおり。
「手書きの方が良い」という意見がやや優勢ではありますが、最も多くの割合を占めているのは「どちらでもいい」という意見です。アンケートへのコメントによると「今までの経歴が分かればどちらでもよい」といったものが多かったそう。総合すると、過半数以上(57.3%)の採用担当者は、パソコンで履歴書を作成しても問題ないと考えているといえます。。
結局のところ、履歴書で本当に大事なのは、作成方法ではなく内容です。どちらを選んでも合否の決め手とはならないため、そこまで神経質になる必要はないでしょう。
『履歴書メーカー』で作成できるのはJIS規格タイプ、ノーマルタイプ、ワイドタイプの3種類。作り方は必要事項をフォームに入力していくだけと簡単で会員登録も必要ありません。作成した履歴書はPDFファイルとしてダウンロードできます。
A4とB5、合わせて10種類以上の履歴書・職務経歴書が用意されています。出力する項目を自由に選べるほか、フォントの大きさや余白など細かい調整も可能。
スマートフォンからも利用できるのが魅力で、外出先で誤字などのミスを見つけた際にもその場で修正し、コンビニでプリントアウトできます。
就活や転職だけでなく、アルバイトやパートの履歴書にも対応しているオンライン履歴書サービスです。
用意されているテンプレートは全部で8種類。生年月日から学歴を自動的に計算してくれるのが他のサービスにはなかなかないポイントです。会員登録を行えば履歴書のバックアップを保存することもできます。
『yagish』はGoogleアカウントに対応しているため、すでにGoogleアカウントを持っている方であれば登録完了まで1分もかかりません。
転職サイト『DODA』が運営しているこちらのサービス。利用には会員登録が必須となっていますが、キャリアアドバイザーからのアドバイスを受けられたり、志望動機の例文を見ながら作成できたりと、機能が充実しています。
一通り完成させたあとは、似たような経歴を持つ人が作成した履歴書と見比べることも可能。きっと納得できる履歴書を完成させられるはずです。
『できる履歴書』はビジネスSNSのWantedlyが提供するサービスの一部。
Facebookアカウントと連携させることによって履歴書に必須の項目を自動的に入力してくれます。人によってはページを開いてから1分もかからず履歴書を完成させられるでしょう。
『りれきしょ君』の特徴は上図の通り、履歴書風のフォームに直接情報を入力していくこと。完成した状態をイメージしながら作成できるため、出力してから「思っていた見た目と違った!」と感じる心配がありません。
もちろん新元号・令和にも対応済み。郵便番号から住所を逆引きすることも可能です。
洗練されたデザインが特徴的な履歴書作成サービス。パソコンやスマートフォンから簡単に履歴書を作成でき、PDFとしてダウンロードできるだけでなく公開機能を使った履歴書ページURLを発行することもできます。
特徴的なデザインのテンプレートが多数揃っているので、採用担当者に自分の印象を強く残したい方へおすすめです。
リクルートが提供している、Web上で履歴書・ES(エントリーシート)が作れるサービス。
OpenESの最大の特徴は、リクルートが提携している5000社以上の企業が、このWeb履歴書の有効性を認めていること。提携企業であれば「紙の履歴書の方が良いのかな……」なんていらぬ心配をせず、堂々とOpenESを提出できます。
またリクルートサイト上からであれば、企業にOpenESを送付するのもワンクリックで全て完結します。
「履歴書は手書きが良い」と考える採用担当者は、今も少なくありません。とはいえ、パソコンで履歴書を作ることは一般的になりつつあります。
手書きかどうかはあくまで印象を多少左右するだけにとどまり、合否に関わるほどの影響力は持たないと考えるのが自然です。企業側から「履歴書は手書きで書くように」という指示でもない限り、Web上で作成した履歴書でも問題はないでしょう。
今回紹介したWeb履歴書ツールはどれも非常に便利です。たくさん面接を受けようと考えている方こそ、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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