エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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「未経験からフリーランスになるための勉強法を知りたい!」
「フリーランスエンジニアとして仕事するために必要なスキルは?」
「独学とスクールどちらで勉強するのがおすすめ?」
未経験でこれからフリーランスエンジニアを目指す場合、どのように勉強すればよいのか、何を勉強すればよいのか悩む人も多いでしょう。
結論から言うと、フリーランスエンジニアになるために学ぶべき内容はある程度決まっており、独学でもスクールでも勉強する内容はほとんど変わりません。
そこで本記事では、現役フリーランスエンジニアが勉強方法について網羅的に解説しますので、プログラミングの勉強に悩んでいる人はぜひ最後までご覧ください!
これからフリーランスエンジニアを目指す場合、まずどのようにプログラミングの勉強をすればよいか悩むと思いますが、方法は大きく分けて2つあります。独学かプログラミングスクールで学ぶ方法です。
独学とスクールで学ぶのは人によって向き不向きがあるので、それぞれどんな特徴があるのか解説します。
「独学でもフリーランスエンジニアになれるの?」
このような心配もあるかもしれませんが、独学でも未経験からフリーランスエンジニアになるのは可能です。
最近では、プログラミングの学習サイトや教材、動画コンテンツなどが増えており、以前よりも独学でプログラミングを習得する難易度は低くなっています。
また、独学でフリーランスエンジニアになりやすくなった背景には、以下の2つのマクロ的な要因もあります。
- IT市場が人材不足に悩んでいる
- 時代の変化により案件獲得のチャンスが増えた
まず、IT市場においてITエンジニアの人材不足により売り手市場となっているため、ある程度のプログラミングスキルがあれば仕事を受注できます。
経済産業省の調査によると、IT化がもっと加速する2030年には日本のIT人材の不足規模は約59万人に及ぶとされています。
この統計から、いかにIT市場で人材が不足しているかがわかります。
つまり、IT人材の市場はこれだけ需要が高いため、プログラミングスキルを独学で習得したとしても、仕事は十分にできるのです。
次に、時代の変化によって案件獲得のチャンスが増えたことにより、独学でフリーランスエンジニアになった人でも案件を受注できます。
最近では、フリーランス向けのスキルシェアサービスやマッチングプラットフォームが続々と開発されています。
このようなサービスが出てきたことにより、独学だけで実務経験を積んでいないフリーランスエンジニアでも仕事を簡単に受注できる機会が増えています。
独学かスクールで迷っている人であれば、まずは独学から始めてみるとよいでしょう。
独学でプログラミングを学習するとさまざまなメリットがあり、スクールでは学べない経験をすることもできます。
独学でスキルを習得するメリットは以下の3つです。
- 費用が抑えられる
- 自己管理能力がつく
- 困難を乗り越える力がつく
まず、独学でスキルを習得するもっとも大きなメリットは、スクールに通う費用がかからない点です。
スクールに通う場合、実務で通用するスキルを身につけるまでに4週間~8週間程かかり、受講料は平均して約20万円程必要です。
独学でスキルを習得する場合、教材や学習サイトに投資したとしても、3万円以内に抑えることができます。
フリーランスエンジニアとして仕事をするときには、自己管理能力と困難やトラブルを乗り越える力が必要です。
このようなスキルも独学を通じて経験することができます。
独学で勉強するとなると、計画や学習管理も自分でしなければ継続して勉強ができません。
また、独学では誰も教えてくれないので、バグやエラーにはまったとしても自分で解決する必要があり、その過程を繰り返すことで困難を乗り越える力が身につきます。
とは言っても、プログラミング学習を独学だけで行うのは非常にハードルが高いです。
プログラミングを独学で学習している人の約80%の人が挫折を経験します。
「途中で何を勉強すればよいのかわからなくなった」「エラーをずっと解決できなくて、諦めてしまった」このような理由から独学をやめてしまう人も少なくありません。
そんなときは、プログラミングスクールに通うのが得策です。
たとえば、『DMMWEBCAMP』では、3ヶ月でITエンジニアになることができ、転職や就職保証も行ってくれるスクールです。
転職成功率も98%となっているので、まずエンジニアとして就職してからフリーランスエンジニアとして独立する人にも非常におすすめです。
DMM WEBCAMPの評判は本当?転職成功率98%の噂を責任者・白井さんに聞いてみた
Workship MAGAZINE
独学で学ぶプログラミングの内容と、スクールで学ぶ内容はほとんど変わりませんが、スクールで勉強すると以下のようなメリットがあります。
- 効率よく学べる
- 転職がしやすい
- 挫折しにくい
まずはじめに、スクールでは現役エンジニアの講師から教えてもらうので、実務で通用するスキルを効率よく学べます。
独学の場合、無駄な勉強をしていても自分では気づくことができませんが、スクールでは学習カリキュラムに沿って学習すればOKです。
2つめに、スクール卒業後のサポートをしてくれる場合が多く、転職サポートやフリーランス向けに案件を紹介してくれます。
独学では、どのタイミングで仕事に踏み出すか悩みますが、スクールだと次のキャリアへのステップが明確なので安心です。
3つめに、スクールで学習すると挫折しにくいです。
現役エンジニアの講師やメンターが学習管理をしてくれたり、お金を払って勉強しているという意識から挫折をしにくいです。
独学だと、一人で黙々と勉強するのでそもそも楽しさを感じにくく挫折しがちですが、スクールだとライバルや周りに人がたくさんいるため、士気が上がりやすく勉強を頑張れます!
「独学では、どのようにしてフリーランスエンジニアに必要なプログラミングスキルを勉強すればよいの?」
このように、独学でプログラミングを習得する流れについて悩んでいる人のために、具体的な勉強ルートをご紹介します。
独学する場合の勉強ルートは以下のステップです。
- 学習サイトで基礎学習をする
- 書籍や動画教材で応用学習をする
- 既存サービスのクローンを作る
- オリジナルサービスを開発する
まずはじめに、プログラミングに触れて基礎を学ぶ必要があるので、学習サイトでプログラミングの基礎学習から行います。
おすすめの学習サイトは以下の3つです。
これらの学習サイトでは、ネット環境さえあれば時間や場所を選ばず、通勤や移動時間にも学習できるメリットがあります。
初心者にもわかりやすく解説されており、「プログラミングが楽しい」と思えるようなコンテンツもあるので、無理なく勉強を続けれます。
<プログラミング学習のポイント>
プログラミング学習は暗記する必要はありません。
カンニングOKなので、わからないことがあればその都度調べましょう。
同じ勉強を何周もして暗記学習にならないようにしましょう!
Progateなどの学習サイトでプログラミングの基礎学習を終えたら、実務で通用するような応用スキルを習得します。
プログラミングの応用スキルを勉強する方法は以下のとおりです。
このような方法を使ってプログラミングの応用を勉強するときは、実際に手を動かしてコードを真似してプログラムを書くことが非常に重要です。
ただ本を読むだけでは実践的なスキルは身につかないので、アウトプットを意識して勉強をしましょう!
プログラミングの基礎と応用の勉強が終わったら、既存サービスのクローンを作ってより実践的な学習をします。
たとえば、Webサイト制作のフリーランスエンジニアを目指す人であれば、公開されているWebサイトを見ながら、それと同じサイトを模写コーディングします。
Webアプリ開発のエンジニアを目指す人であれば、Twitterのクローンを作ったり、ブログサイトを開発していきます。
<既存サービスのクローンを作って得られるメリット>
- 現場で使用されているシステムの実装ができる
- 実務で必要なスキルが明確になる
- 答えがあるので、挫折しにくい
最後に、いままで学んできたことの総まとめとして、オリジナルサービスの開発を行います。
この勉強法は、どのプログラミングスクールでも取り入れられており、「オリジナルサービスの開発」を経験することによって以下のメリットが得られます。
- 本番環境での開発を経験できる
- 設計〜リリースまでの流れを学べる
- 開発したサービスを実績としてアピールできる
- 自分で調べて解決する「自己解決能力」が身につく
- フリーランスエンジニアとして活動するには必須の経験ができる
このオリジナルサービスの開発ができれば、プログラミングの脱初心者となり、ITエンジニアと名乗るのに十分値します。
フリーランスエンジニアとして活動するときには、実績や開発経験が必須となるので、このオリジナルサービスの開発でその条件をカバーできます。
「どの程度のスキルがあればフリーランスエンジニアとして仕事を受けられるの?」
このような疑問を持つ人もいると思いますが、プログラミングスキルに関してはオリジナルサービスの開発ができれば十分です。
ただし、フリーランスエンジニアとして活動するにはプログラミングスキルだけでは不十分なので、他に必要なスキルを8つ紹介します。
フリーランスエンジニアは個人事業主なので、プログラミングスキルだけ持っていても成功するのは難しいです。
フリーランスエンジニアが備えておくべきスキルは以下の8つです。
- 実務で通用するプログラミングスキル
- 本番環境での開発スキル
- 作業効率化スキル
- 基本的なビジネススキル(メールや電話など)
- 営業スキル
- 提案/交渉スキル
- コミュニケーションスキル
- プラスαの付加価値
フリーランスエンジニアはクライアントの抱えている悩みやニーズをプログラミングで解決するのが仕事なので、クライアントが「どんな悩みを抱えているのか」を引き出すコミュニケーションスキルが必要です。
さらに、フリーランスエンジニアは自分で仕事を受注しないといけないので、営業スキルや単価を交渉するスキルも必要です。
つまり、フリーランスエンジニアはプログラミングスキルだけでなく、ある程度のビジネススキル全般も習得する必要があります。
スキルを習得したと言える具体的な目安について具体的に示すのは難しいですが、先ほど紹介した8つのスキルは座学では身につかないので、実践で身につけていくしかありません。
たとえば、クラウドソーシングサイトの『ランサーズ』では、このような比較的簡単な案件も多く募集されているので開発したオリジナルサービスをポートフォリオにして、案件を実際に受注しましょう。
その過程で、提案力やコミュニケーションスキルは身についてくるので、仕事を不自由なく円滑に進めれるようになったら、スキルを習得したと言える目安です。
実務経験を積みスキルを習得したら、『Workship』などのスキルシェアサービスでもう少し高単価な案件にチャレンジしてみるとよいでしょう!
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執筆:HikoPro
編集:Workship MAGAZINE編集部
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