エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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「メールで届いたPDFの資料、手直ししたいなあ……」
「このPDF、少し文言追加すればプレゼンで使えそうなんだけど。元のWordが見当たらないぞ……このPDFを編集できたら楽なのに!」
なんて思ったことはありませんか?
多くのビジネスパーソンが直面するであろうPDF編集の壁。思っているより簡単に乗り越えられる方法があるのです。
以下ではPDFをWordに変換する方法と、PDFのまま編集する方法について解説します。
※本記事はアドビ株式会社の提供でお送りします
目次
PDFをWordに変換する方法として、ずばりWordを活用する方法があります。
Wordを起動し、「ファイル」をクリックします。「開く」を選択し、「このPC」または「参照」から該当のPDFを呼び出します。
PDFからWordに変換するにあたっての注意事項がポップアップで表示されます。「OK」をクリックします。
メールに添付されたPDFなど、インターネットからダウンロードしたPDFの場合は保護ビューの状態でWordに変換されます。「編集を有効にする」を押すと、編集可能な状態になります。
Wordを活用する方法は便利ですが、環境によっては文字化けする可能性もあります。より正確にPDFをWordに変換するには、専用のツールを使用するといいでしょう。
オンライン上で無料で使用できるツールは多くあります。いずれも操作性は似ており、該当のPDFをドラッグ&ドロップするだけでWordに変換が可能です。以下では、PDFを開発したアドビ株式会社が提供している『Adobe Acrobat オンラインツール』をご紹介します。
Word以外のファイル形式への変換もできるので、トップページをブックマークしておくと便利そうですね。
Wordに変換するページはこんな感じ。シンプルな操作画面で、作業で使用するボタンは1つのみなので迷わず選択できます。
さらに、変換したいファイルをドラッグ&ドロップで変換できることも一目でわかるため、直感的に操作できます。
実は、PDFはWordに変換しなくても編集できることをご存知でしょうか?
2022年11月にアドビ株式会社が実施したアンケートによると、ビジネスパーソンの44%は「PDF=編集不可」と認識しているようです。レイアウトの崩れないファイル形式だからこそ、直接編集できないイメージが定着しているのかもしれませんね。
しかし、PDF編集ツールを使用すれば、直接編集できるのです。Word変換の手間が省けるなんてなんとも便利な気がしてきませんか。
以下では、PDF編集ツールを活用するメリットをお伝えします。変換の手間が省ける以外にも専用ツールならではの機能や強みがありますよ。
資料の一部テキストの加筆や画像の修正をしたいとき、PDFを直接編集することが可能です。ファイル形式を変換する時間や、元データのWordやPowerPointを探す時間を短縮できますね。
またPDFの不要なページを削除したり、逆に追加したりすることも簡単に行えます。ページ順の入れ替えにも対応可能です。過去の営業資料やプレゼン資料のPDFをベースに、内容を最新のものにアップデートして新たな資料を作成したい時に便利です。
修正や編集を依頼したPDFがどのように変更されたか確認したいときはありませんか?
前回の内容との相違点を確認したい場合は、PDF編集ツールの比較機能を使えば変更箇所と変更内容が一目瞭然。目視より短時間かつ高精度な内容チェックを実現できます。
とくに契約書などの重要な文書では、内容の改ざんがされていないか確認する用途でも活用できます。
書類を特定の人にのみ渡したい場合は、PDFにパスワードを設定することで閲覧を制限できます。
また、PDFの編集やテキストのコピー、印刷の可否なども細かく設定可能です。
PDF編集ツールの選定にあたっては、業務上のどのような場面で使用するのかイメージを持っておくことが大切です。
ホワイトペーパー等の資料作成に使うのなら、PDF上でやりとりできるよう「コメント機能」があるといいでしょう。どの箇所にどのような修正対応をする必要があるのか、PDF上で指示が完結することで迅速に対応でき、業務効率の改善にもつながります。PDFのまま編集できる機能が充実しているとなお便利です。
もし2022年施行の改正電子帳簿保存法に対応した文書を作成・保存したいのであれば、タイムスタンプ機能が必須になります。
加えて、情報漏洩防止のために、閲覧制限や墨消しといったセキュリティ機能も要チェック。オンライン上の運営元不明なツールでは、ツール運営元に情報が吸い上げられてしまうリスクもあるため、運営元の信頼性も忘れずに確認してください。
実際にどのような編集ができるのか、PDFを開発して30年、さまざまなクリエイティブツールを提供しているアドビ株式会社によるPDF編集ツール『Adobe Acrobat オンラインツール』を例に見ていきましょう。
Adobe Acrobatオンラインツールにはさまざまな機能が搭載されていますが、以下では、PDFを編集する手順を解説します。
まずは「PDFを編集」のページへアクセスしてください。
ドラッグ&ドロップまたは、「ファイルを選択」から、編集したいPDFをアップロードします。
すでにAdobe Creative Cloudに登録しており、普段から別のアドビツールを活用している場合はそのアカウント情報でログインできます。
初めて利用する場合は、無料登録が必要です。Googleアカウントを使えば、情報入力の手間なしでAdobe Acrobat オンラインツールの利用を始められます。
無料で使える編集機能は以下のとおりです。
キャプチャ左のツールバーの赤枠で囲った箇所を押すと、「テキストを入力」「取り消し線」などの選択肢が出てきます。
テキストを入力するときには、任意の箇所にテキストボックスを生成して文字入れします。文字の大きさや色を変えられるため、周囲の文字列となじませられそうです。
ハイライトをつけることも。
コメントをつけることも。
手書きで文字を入れることも可能です。つまり、PDFのままでもWordやGoogleドキュメントで慣れ親しんだ感覚で編集・赤入れ作業をすることができるということ。
PDFデータをメンバーに共有すれば、Adobe Acrobat オンラインツール上で修正意図を伝えたり、指示出しをしたりすることができるため、確認や修正にまつわる社内コミュニケーションが円滑になり、業務効率の改善にも活躍しそうですね。
さらに、電子署名機能を備えているので、取引先から文書への署名を求められたときに、プリントアウトすることなく対応できます。タイムスタンプ機能により電子帳簿保存法に対応した文書になるため、ペーパーレス化にも役立ちますよ。
文書内の画像編集や、編集制限パスワードの設定といった機能を使用するためには有料登録が必要になるものの、一般的な文書の編集であれば、上で紹介した無料の機能で対応できることが分かります。とくにコメントや手書きメモの機能はチームメンバーや先方とのフィードバックや共有事項に関するコミュニケーションを促進するでしょう。
PDFを頻繁に扱うビジネスの現場であれば活用する価値のあるツールと言えそうです。
PDF編集ツールを業務で利用するイメージがわいてきたでしょうか。
ビジネス上の文書作成シーンでは、効率的に作業ができること、セキュリティが担保されていることが重要です。そのいずれもを兼ね備えた編集ツールを使ってサクサクっと業務を進められれば、他の業務やプライベートに割ける時間が増えるだけでなく、仕事相手からの信頼も獲得できることでしょう。
まずはPDFをつくった会社、アドビ株式会社の『Adobe Acrobatオンラインツール』の無料機能からお試ししてはいかがでしょうか。
(執筆:さだひ 編集:くろぎ)