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フリーランスに「労災」認定。なぜ給付対象になった? 他

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こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の齊藤です。

1週間のニュースからフリーランス・副業者に役立つものを抜粋してご紹介します。今週もよろしくお願いします。

過去のフリーランス・副業ニュースはこちら

【1】フリーランスのカメラマン 通勤中の事故に「労災」認定

労働基準監督署は、フリーランスのカメラマンが通勤中の事故で負ったけがを「労災」と認定しました。

皆さんもご存じのように、フリーランスは原則労災(労災保険)の対象外です。しかし、今回のケースでは「会社がシフトを作りアプリでスケジュールを管理していた」といった理由から、この方は会社の指揮命令下にあり、実質的には「労働者」と判断されたようです。

こうした状態はいわゆる「偽装請負」と呼ばれ、フリーランスをめぐる大きな問題になっています。

業務委託で働くフリーランスも「自分は実質的な労働者かもしれない」という意識を持つ必要がある一方、発注する会社側も偽装請負にあたらないよう配慮することが欠かせません。

記事を読む(NHK NEWS WEB)

【2】フリーランスのリアルなデメリット、全部教えます

フリーランスになるうえで、1番のネックと言われがちなのは、やはり金銭面。毎月固定で給料をもらえる会社員に比べ、フリーランスはとっても不安定です。

一方で、それ以外のデメリットは調べてもあまり出てこず、安直に独立したとフリーライターのゆぴさんは言います。しかし、フリーランスとして働けば働くほど「この働き方は安易に人に勧めるもんじゃねぇ」と思ったとか。

今回は、ゆぴさんがフリーランス生活で感じた、フリーランスのリアルなデメリットを全部暴露してもらいました。

記事を読む(Workship MAGAZINE)

【3】インボイス制度、登録者の約7割が「制度廃止」を希望。「好影響があった」はわずか2.7%

フリーランス・複業・副業の求人マッチングサービス『SOKUDAN』を運営するCAMELORS株式会社は、会員のフリーランス・副業人材を対象に実施した「インボイス制度開始後の実態調査アンケート」の調査結果を公表しました。

おもな調査結果は以下の通り。

  • 登録した人の「約7割」が制度廃止を希望
  • 登録するも「制度の内容を完全に理解している」と回答した方は約1割
  • 登録した方の83%が免税事業者からの登録
  • 主な登録理由は、「仕事に影響するから」75%が最多、次いで「取引先から依頼されたから」33%
  • 登録しても「売上や利益に悪影響があった(ありそう)」が35%で、「売上や利益に好影響があった(ありそう)」は2.7%

「インボイス制度に登録しなければ仕事減少のリスクがある」とよく言われましたが、登録しても売上に悪影響が出ている現状が見えてきました。

▲出典:PR TIMES

記事を読む(PR TIMES)

【4】柔軟な働き方、出社型企業より業績伸び4倍 BCG調査

アメリカのコンサルティング大手「ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)」によると、リモート勤務など従業員に柔軟な働き方を認める米企業の売上高の伸びが、出社に厳しい義務を設ける企業の4倍になることが分かりました。

同社は2020年から22年にかけ、米上場企業554社を対象にリモート勤務の方針と増収の関係を調査。完全なリモート勤務を含め、柔軟な働き方を認めている企業の売上高の伸びは年平均21%だったのに対し、出社義務を設けている企業の伸びは5%にとどまったようです。

また、出社を義務付けている企業の中でも、リモートと出社を組み合わせる「ハイブリッド勤務」を認めている企業の伸びは6%で、リモート勤務を全く認めない企業(3%)の2倍となりました。

リモートワーク最大の欠点は「生産性の低下」と言われることも多いですが、同調査では正反対の結果が出た格好になります。

記事を読む(日経電子版)

【5】パソコンでできる副業15選!3つの種類に分けてやさしく解説

副業の取り組み方は人それぞれですが、やはり王道なのは「パソコン」を使った副業です。スマホだけで行える副業などに比べ、場所や機器の制約はあるものの、高単価な案件を獲得しやすいでしょう。

そこで今回は、ライターの猫宮しろさんに「パソコンでできる副業」を詳しく解説してもらいました。

取り組める副業の種類から、副業案件探しにおすすめのサービスまで紹介。この記事を読めばすぐに副業を始められる構成となっています。

記事を読む(Workship MAGAZINE)

【6】副業「やりたくない」という声が増加傾向 Wantedly調査

ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリー株式会社は、「転職」と「副業」をテーマに行った調査結果を発表しました。

おもな結果は以下の通り。

  • 転職を経験したことのある人は80%。
  • 転職理由第一位は「働き方に対する意識の変化」。転職時には「仕事内容のやりがい」を最重視。
  • 副業実施者は約30%。約9割が、副業をすることでプラスの効果があったと回答。
  • 副業を「やりたくない」と回答した未実施者は増加傾向
  • 約70%の企業が副業を容認

副業に関して見ていくと、副業実施者の割合は横ばい傾向なものの、「やりたくない」の回答が倍増しているという結果に。担当者は、「リモートワークから出社回帰になったことで、時間の確保が難しくなってしまったことが要因か」と指摘しています。

政府は副業を後押しする一方、会社員の副業意欲は減退気味であることが見えてきました。

▲出典:PR TIMES

記事を読む(PR TIMES)

今週のお題:仕事を断るときに意識してること

Workship運営のフリーランス・副業コミュニティ『Workship LAB』のメンバーに、「仕事を断るときに意識してることは?」と聞きました。

皆さんそれぞれ断り方を工夫しており、なんとか次回に縁をつなげ、悪評が出回るのを回避したいという意向が見えてきました。

『Workship LAB』は、個人事業主の悩みやノウハウをみんなで共有していく相談コミュニティです。現在のメンバーは370名以上。フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』が運営しています。

参加にご興味のある方は、名前・職種・SNSアカウント・フリーランス歴(副業歴)を添えて、こちらからお問い合わせください。審査通過の場合、運営からご連絡いたします。

(執筆:齊藤颯人 編集:Workship MAGAZINE編集部)

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