公取が“妙にポップな”フリーランス法特設サイトを開設 他

こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の野風です。

最近のニュースから、フリーランス・副業者のみなさんに役立つものを抜粋してご紹介します。よろしくお願いします。

過去のフリーランス・副業ニュースはこちら

【1】公正取引委員会が、フリーランス法の特設サイトを開設

公正取引委員会は、「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(フリーランス法)」の施行に向けて、フリーランス法の認知度を高めるとともに、違反行為の未然防止を図るため、広報活動の第1弾を実施すると発表しました。

広報活動の一つとして、BUSON(ブソン)氏のオリジナルキャラクター「しきぶちゃん」とタイアップした特設サイトを開設。サイトには、以下のようなコンテンツが掲載されています。

  • 発注事業者及びフリーランスそれぞれに向けた説明動画
  • フリーランス法の理解度診断
  • 発注事業者向けの禁止行為「あるあるチェック」
  • キャラクターオリジナルリーフレット

これに加えて公正取引委員会は、インターネット広告の掲載や、フリーランスと取引を行う事業者やフリーランスを対象にした「フリーランス法の説明会」を実施するとのこと。

説明会は東京や大阪、愛知など全国8か所で行われる予定です。詳細はこちらのページをチェックしてみてください。

▲出典:公正取引委員会

記事を読む(公正取引委員会)

【2】【漫画】ブラックなクライアントを回避する方法

フリーランス歴20年の高田ゲンキさんの漫画連載『高田ゲンキのフリーランス・ファイル』。

今回は、フリーランスに求められる“直感力”について。

高田さんは、フリーランスとして自分が窓口に立つ場合、ブラック案件を回避するためには「直感を研ぎ澄まして心の声に耳を傾けること」が重要だと言います。その心とは……?

松倉ナオ: ゲンキさん...私どうやらブラックなクライアントに当たっちゃったみたいなんです... ゲンキ: な...なんてブラックなんだ!!! 松倉ナオ: まず態度が高圧的で、案件進行中に何度も仕様変更されて値下げ要求された上に、支払いも遅れているんです...! ゲンキ: そういうブラックなクライアントって... ゲンキ: 事前に察知して回避する方法は無いんですよねぇ... 松倉ナオ: いや... ゲンキ: あるにはある!! 松倉ナオ: えっ!? ゲンキ: ブラック案件を回避する秘訣は...自分の直感を信じることだ! 松倉ナオ: 直感って... 松倉ナオ: ちょっと雑じゃないですか? ゲンキ: そんなことない! ゲンキ: なぜかイヤな予感がする案件ってない? 松倉ナオ: え...? ゲンキ: 例えば一見高単価で華やかな案件だけど... ゲンキ: なぜかイヤな予感がする案件ってない? 松倉ナオ: ? 松倉ナオ: ? ゲンキ: 僕の経験を話すと...

記事を読む(Workship MAGAZINE)

【3】副業うたう人生相談サイトで詐取容疑。8,000人、19億円超被害か

副業サイトで嘘の宣伝をし、女性から現金約40万円をだまし取ったなどとして、警視庁犯罪収益対策課は特殊詐欺グループのメンバー26人を逮捕しました。

詐欺グループは、副業を紹介するとうたったサイトで「人生相談に乗ってくれれば報酬を得られる」と宣伝。

メッセージでやりとりをした後、「相談のお礼をしたい」と持ち掛け、個人情報をやりとりするための専用回線などの開設を依頼。そのための費用として、1回当たり数十万円を振り込ませていたとのこと。

ネット上での副業詐欺は相次いでおり、被害者の数や被害総額が大きい事件も増えてきています。

「報酬の受け取りには、別途費用が必要」といった副業詐欺には、決して騙されないように注意しましょう。

▲出典:時事ドットコム

記事を読む(時事ドットコム)

【4】クライアントに「直営業」して案件を獲得するためのコツ

フリーランスにとって、欠かすことのできない「営業」。

しかし、「自分は営業が得意です!」というフリーランスは、あまり多くないかもしれません。

とくに直営業(企業に直接営業すること)は気を付けるべきポイントも多く、難しいと感じている方も多いでしょう。

今回は、個人事業主のライター兼ディレクターとして活動するフリーランス8年目の猫宮しろさんが、”本気で営業を成功させるために実施したこと”を紹介してくれました。

記事を読む(Workship MAGAZINE)

【5】偽装フリーランス? 実態は「労働者」が153人。国が初めて集計

事業主と雇用契約を結ばない「フリーランス」でありながら、働き方の実態から労働基準法上の「労働者」に該当すると判断した人が、昨年度153人に上ることが厚生労働省の集計で判明しました。

これは、企業側から安価な労働力として不利に扱われる“偽装フリーランス”と呼ばれる人たちです。

今回明らかになった人数は、賃金未払いなどの相談を受けた労基署が「労働者に該当する」と判断し、年金機構に情報提供した人。その内、社会保険が適用されたのはわずか2人に留まっています。

フリーランスという働き方が広まる中、報酬の未払いや労災が指摘される偽装フリーランスの存在が、社会問題化しています。

今回、労基署が認めた偽装フリーランスは氷山の一角に過ぎないとみられており、フリーランス法をはじめとしたさらなる国の法制度整備が求められています。なお、偽装フリーランスの詳細についてはWorkship MAGAZINEでも詳しく解説しています。

記事を読む(毎日新聞)

【6】フリーランスへの発注を阻む壁は「スキル」と「人柄」の見極めの難しさ

株式会社デイトラは、フリーランスへの発注における発注元側の課題を解消することを目的に、発注元363名を対象に「外注時における課題に関する調査」を実施しました。

調査結果のサマリは、以下のとおりです。

  • 発注先の選定では、発注元は「過去の制作物の数や質」(65.6%)や「実務年数」(53.4%)などスキルを重視
  • 発注先を探すプラットフォームとしては、「知人の紹介」(35%)、「クラウドワークス」(25.3%)、「自社に届く営業メール・電話」(24.2%)の利用が上位を占める
  • 約7割の発注元が、発注先探しに課題を感じている
  • 約4割が、発注先とのトラブルを経験している

調査では、フリーランスへの発注時の課題として、47.7%が「求められる業務を遂行するスキルや経験を十分に備えているのかわからない」と回答。また、44.1%が「発注先が信頼できる人柄なのか判断ができない」という課題を感じていることも明らかになりました。

フリーランスにとっては、発注元に「自らの能力や人柄」を担保することがより重要になると言えるでしょう。

記事を読む(PR TIMES)

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最後までフリーランス・副業ニュースをご覧いただきありがとうございました!

(執筆:野風真雪 編集:Workship MAGAZINE編集部)

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