【社労士解説】ジョブ型雇用時代におけるフリーランスの生存戦略とは?
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日々働いていると、困難に直面したり、人間関係に悩んだり、仕事の目的を見失うことによってモチベーションが下がってしまうことってありますよね。
こちらの記事では、さまざまな仕事・環境・目的で働く人々を題材とした映画を紹介します。背中を押してくれるような映画ばかりを集めました。
明日の仕事の原動力になる映画に、出会えますように。
目次
【あらすじ】
大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークにやってきたアンディ(アン・ハサウェイ)。おしゃれに無頓着だった彼女が、世界中の女性が憧れる一流ファッション誌『ランウェイ』の編集長アシスタントとして採用される。
しかし編集長ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)の要求は、悪魔的にハイレベル。朝から晩まで仕事でいっぱいの毎日。仕事も恋も友人関係も上手くいかず、私生活はめちゃくちゃ。徐々に自分を見失っていくアンディ。私って、本当は何をしたいんだっけ……?
働く女性なら誰でも共感できる悩みを、華やかなファッション業界を舞台に描く。(出典:HMV&BOOKS)
アンディのように、厳しい上司や厳しい人間関係の下で働いている人は多いのではないでしょうか。社会に出たほとんどの人がぶつかりやすい困難が描かれているため、感情移入しやすいでしょう。
どんな無理難題を押し付けられても、自分なりに頑張ろうとするアンディに勇気をもらえます。徐々に輝き始める彼女の姿に、きっと背中を押されるはず。
【あらすじ】
華やかなファッション業界で成功し、結婚してプライベートも充実、現代女性の理想の人生を送るジュールズ(アン・ハサウェイ)。そんな彼女の部下にシニア・インターンのベン(ロバート・デ・ニーロ)が雇われる。
最初は40歳も年上のベンに何かとイラつくジュールズだが、いつしか彼の的確な助言に頼るように。彼の“豊かな人生経験”が彼女のどんな難問にもアドバイスを用意し、彼の“シンプルな生き方”はジュールズを変えていくー。
そんな時、ジュールズは思わぬ危機を迎え、大きな選択を迫られることに!(出典:ワーナーブラザーズ)
皆さんの周りに、理不尽な指摘をしてきたり、部下を奴隷のようにこき使うような上司はいませんか? 周りに憧れの存在が現れると、より仕事のモチベーションが上がりますよね。
アン・ハサウェイ演じるジュールズはまさに理想の上司。権力を振りかざすのではなく、常に社員を思い、懸命に頑張っています。そんな彼女をロールモデルに、「私も頑張ろう!」と気合を入れ直すことができるでしょう。
またこの作品では、歳を重ねても新しいことに挑戦し続けるベンの姿を見ることができます。自分の将来のあり方を考えるきっかけになり得るでしょう。
【あらすじ】
イギリス郊外に家族7人で暮らす16歳のジョンアナ。彼女は底無しの想像力と文才に長けた高校生。しかし、学校では冴えない子扱い。そんな環境を変えたい彼女は、音楽マニアの兄クリッシーの勧めで大手音楽情報誌「D&ME」のライターに応募。単身で大都会ロンドンへ乗り込み、仕事を手に入れることに成功する。
そして大切な髪を赤く染め、奇抜でセクシーなファッションに身を包んだジョアンナは“ドリー・ワイルド”へと生まれ変わり、ロックの世界に引き込まれていく。音楽ライターとしてその才能を開花させ人気者となったジョアンナだったが、インタビュー取材で出会ったロック・スターのジョン・カイト(アルフィー・アレン)に夢中になってしまい、冷静な記事を書けずに大失敗。
「生き残りたいなら、全て蹴散らせ!」という編集部のアドバイスにより“いい子”を捨て、“嫌われ者”の辛口批評家として再び音楽業界に返り咲くジョアンナ。過激な毒舌記事を書きまくる“ドリー・ワイルド”の人気が爆発する。しかし、彼女はだんだん自分の心を見失っていき…。(出典:ビルド・ア・ガール公式サイト)
皆さんは型にはまった生き方にうんざりしていませんか? チャレンジすることを恐れていませんか?
この作品では、パワフルな主人公ジョアンナに背中を押される作品となっています。脅威のイメージチェンジを果たしたジョアンナの生き生きとした姿に、チャレンジすることへの恐怖を払拭されることでしょう。
また、徐々に自分を失っていくジョアンナとともに、「なりたい自分」についてじっくりと考えさせられる作品となっています。
【あらすじ】
ニューヨークで暮らすラリーの人生は、お世辞にも上手くいっているとはいえません。最愛の妻エリカとの間に男の子、ニッキーを授かり幸せな毎日を送っていた筈だったラリーは、ある日職を失います。そしてそれからも仕事が続かず、冴えないラリーに愛想をつかしたエリカはとうとうラリーと離婚し、ニッキーを連れドンという男と再婚します。
何とか現状を打開するべく、ラリーは職業斡旋所へと向かいます。そこで自然史博物館で夜間警備員の仕事を紹介されたラリーは、早速面接を受け、無事にその職を得る事になりました。しかしその博物館では年々利用者の減少が目立ち、警備員を雇う金も惜しい為、元々雇っていた高齢の3人の警備員を解雇し新たに1人だけを雇う事となったのでした。
そして更に、この博物館には秘密がありました。その秘密をラリーが知ったのは勤務初日の深夜12時を過ぎた頃。博物館内の見回りをしていたラリーは、何と給水機で水を飲む骨格標本のティラノサウルスを目撃します…。(出典:MIHOシネマ)
自然史博物館の夜間警備員という仕事を、くだらない、つまらない仕事と思っていたラリーだが、ラリーにしかできない素晴らしい仕事であるということに気づき始めます。
そんなラリーの姿から、どんな仕事にも魅力があると感じさせられます。
【あらすじ】
仕事にもプライベートにも「ノー」「嫌だ」「パス」と答える極めて後ろ向きの男、カール・アレン(ジム・キャリー)。 親友の婚約パーティーまですっぽかし、「生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになる」と脅されたカールは、 勇気を振り絞り、とあるセミナーに参加。“意味のある人生を送るための、唯一のルール”は、全てのことに、それがどんな事であっても「イエス」と言うだけ。
何事も否定せず「イエス」を連発、偶然知り合ったアリソン(ゾーイ・デシャネル)は、彼の積極的でユーモアのある人柄に惚れ込む。人が変わったように運気をどんどんあげていくカール。 だが全てが好転し始めたとき、思わぬどんでん返しが待っていた……?(出典:ワーナーブラザーズ)
全てに対して「イエス」と答えるカール。現実世界で考えるとありえないですよね。しかし、「イエス」と答えることでどんどん前向きになるカールを見ていると、「イエス」と答えることで何かが変わるかもしれないと思わされます。
何事にも果敢にチャレンジしていくカールに、刺激を受けることでしょう。
【あらすじ】
ウォルター・ミティはLIFE誌の写真管理部門で働いている。長い歴史を持つこの雑誌も廃刊が決まり、最終号の準備に追われる日々。年がら年じゅうデスクでフィルムを相手にしているウォルターは、自分の人生が日々同じことの繰り返しだと感じている。そんな時、彼は空想の中に入り込む。その中では、横暴な上司と激しくバトルしたり、極地を旅する冒険家になったりと変幻自在。けれども現実に立ち返ると、空想とのギャップに疲れるばかり。
そんなウォルターの身に大事件が起きる。最終号の表紙を飾る写真がどうしても見つからない。運悪く、撮影した写真家は世界を放浪しながら写真を送ってくるのが常で、今も世界のどこにいるのか判らない。はからずもウォルターは写真家に会うために現実の冒険をすることに…。(出典:https://filmarks.com/movies/55365)
見るからに冴えないウォルターが、目的のために行動力や判断力を持って必死に進んでいきます。次第に顔つきまで変わり、いつしか見違えるように生き生きとしたウォルターが現れます。
勇気を持って、挑戦することの大切さを学べます。
【あらすじ】
一攫千金を夢見るジョーダン・ベルフォートは、ウォール街の証券会社に就職する。しかし、トレーダーとしてデビューを飾る日に“ブラック・マンデー”が起こり失業してしまう。その後レストランで出会ったドニーとドラッグのディーラーを雇い株式会社を設立、1ドルにも満たない“ペニー(クズ)株”を巧みな話術で金持ちに売りつける商法で巨額の富を手にする。
一気にウォール街のカリスマとなったジョーダンは、稼いだ金を高級車やドラッグ、娼婦につぎこみパーティ三昧の狂乱の日々を続けるが……。(出典:パラマウントHP)
ジョーダンは、とにかく破天荒。お金もちになるという目標に向かってどんな困難もアイデアや勢いで乗り越えてしまう。コネもお金もないジョーダンがのし上がっていく姿は、たいへん爽快で、元気付けられます。
失敗で落ち込んでいる時、ジョーダンを見ていると「こんなに破天荒な人もいるんだから」と自分の失敗が小さく見えると同時に、チャレンジ精神が湧き上がってくることでしょう。
【あらすじ】
1961年、アメリカとソ連は熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていた。NASAの頭脳として最も重要な役割を担った3人の女性、キャサリン・ジョンソン、ドロシー・ヴォ―ン、メアリー・ジャクソン。しかし、彼女たちは白人男性ばかりの劣悪な職場環境下に置かれる。
理不尽な障害にキャリアアップを阻まれても、仕事と家庭を両立させ、夢を追い続ける三人。性別や人種、世代を超えて大きな夢へと導いた感動の実話。
どんなに逆風が吹いても、絶対に屈することなく、諦めずに大きな夢へと向かう3人の姿に勇気づけられます。
世の中には、理不尽な出来事がたくさん存在しますよね。そんな中で、自分の夢を叶えることは非常に難しいです。その難しさに行き詰まった時、彼女たちの姿があなたに勇気を与えるでしょう。
この作品を見れば、知らぬ間に蓋をしていた自分の夢にもう一度チャレンジしてみようと思えるはずです。
【あらすじ】
スラム街出身で無職、妻と息子にも見放されたデルは、ハンディキャップを持つ大富豪フィリップの介護人として働くことになる。秘書のイヴォンヌを始め周囲は、キャリアも教養もなくお調子者のデルを雇うことに反対する。だが、お互いに一人の人間として接し、刺激し合う二人は忘れていた充実した日々に満たされていく。
しかしフィリップの心には、誰にも言えない秘密があった。そんなある日、ふたりを揺るがす出来事が起きてしまう。(出典:CineRack)
初めは失業手当が目的でフィリップの介護を始めたデル。仕事に対して熱意など全くありませんでした。しかし、次第にフィリップに信頼されることの喜びややりがいを見出し、仕事を楽しみはじめます。
そんな、徐々に仕事を楽しみ始めるデルの姿に、「もっと仕事を楽しもう!」と思えることでしょう。また、「どんな仕事にも面白さは隠れているかもしれない。」と好奇心を持って仕事に取り組めるようになるでしょう。
【あらすじ】
年間322日も出張するライアン・ビンガムの仕事は企業のリストラ対象者に解雇を通告すること、つまりプロの“リストラ宣告人”。「バックパックに入らない人生の荷物は背負わない」をモットーとする彼は、夢の1000万マイル達成をすぐ目前にし、しがらみから自由な生き方を楽しんでいた。
そんなライアンに二つの出会いが訪れる。一人目は彼と同じく出張族のアレックス。気軽な大人の関係とお互い割り切って情事が始まる。もうひとつの出会いは新入社員のナタリー。ネット上で解雇通告を行い、出張を廃止するという合理化案を会社に提出しており、ライアンの立場と1000万マイルの達成を危うくする存在だった。(出典:KADOKAWA)
実力社会のアメリカにとって解雇は非常に厳しいもの。そんな中、主人公ライアンの仕事は人々にクビを言い渡すこと。もちろん気の進む仕事ではありません。しかし彼は、この仕事のプロフェッショナルであり、常に流されることなく効率的に仕事をこなします。
そんな姿に冷たさを感じる人もいるかもしれません。ただ、周りに影響されずに自分のやり方で仕事をこなすライアンをみていると、「基本を大切に、周りに流されないで働こう!」と自分の仕事のやり方を前向きに見直すきっかけとなるでしょう。
【あらすじ】
遺伝子操作により管理された近未来。宇宙飛行士を夢見る青年ビンセントは、劣性の遺伝子のため希望の無い生活を送っていた。そんなある日、ビンセントは闇業者の手配により、事故により身障者となった優秀な遺伝子をもつ元エリート、ジェロームに成りすます偽装の契約を結ぶ。
そうして、ジェロームの遺伝子を借りてエリートとなったビンセントは、宇宙飛行施設“ガタカ”に潜り込む。が、そんな中、彼の正体に疑いを持っていた上司の殺人事件が起こり……。(出典:Yahoo!映画)
心臓が弱く、余命宣告をされているヴィセントは、家族にも「お前には無理だ」と言われて育ちます。しかし、ヴィセントは夢を諦めません。どんな逆境にも負けずに努力し続ける姿に、「自分はここまでできているだろうか」と考えさせられます。
「自分にはどうせできない」と言い訳ばかりせず、「まずは自分で努力をしよう!」と思わせてくれます。
【あらすじ】
1985年8月12日、群馬県の地方新聞社・北関東新聞社の遊軍記者・悠木和雅は谷川岳に向かう予定だった。目的は難所中の難所、衝立岩(ついたていわ)へのアタック。しかし、悠木が出かけようとしたその時、テレビが、事故の第一報を伝えた。
「日航機が墜落した模様、乗客乗員は524人」。事実とすれば世界最大の単独航空機事故、しかも墜落現場は群馬と長野の県境と推定されるという。
現場がもし群馬県側なら、北関東新聞にとって地元で起こった大事件。編集局長の粕谷亘輝は悠木を日航全権デスクに指名する。この事故をどう報道するか、責任は悠木に委ねられた。(出典:KADOKAWA)
自分の仕事に誇りを持って、アツい気持ちを忘れない悠木和雅たちの姿が、今の自分に喝を入れてくれます。
「こんなに仕事にアツくなりたい!」「もっと本気を出そう!」と思わせてくれるでしょう。
【あらすじ】
フーヴァー家は9歳のオリーヴが急遽出場となったビューティ ー・コンテストのため、テキサスからロサンゼルスへミニバスで出発する。ヘロイン中毒の祖父、口を聞かないことを誓っ た兄、恋人にふられ自殺未遂を図ったばかりのゲイのおじさん、成功理論ばかり振りかざす父、フツウなのは家族をまとめようと務める母くらい。
そんな個性的すぎるメンバーでの旅は、予想通りハプニングの連続に。しかしそのハプニング を乗り越えるたび、彼らは自分の新しい価値観に気づき始めるのだった。(出典:Culture Ville)
一見、仕事とは無関係なファミリーもののストーリーですが、見終わると、「頑張ろう!」と思える作品です。
この作品では、「努力は必ず報われるとは限らない」ということを描いていますが、たとえ勝者にならなくても、これから先も夢を追い続けようと感じさせられます。固定概念に縛られがちな世の中を生きる私たちを応援してくれるような作品です。
【あらすじ】
バーレスク・ラウンジ、それはセクシーなダンサーたちがゴージャスなショーを繰り広げる大人のためのエンタテインメントクラブ。片田舎を離れ、アリは歌手になる夢を追いかけて、ロサンゼルスを目指す。
テスが経営するクラブで、自分が思い描いていた憧れの世界に出会ったアリは、アルバイトを始める。やがてアリの抜群の歌唱力と突出したダンスの才能が話題となり、クラブは大盛況を極めていくのだが困難が待ち受ける…。(出典:SONY PICTURES)
上司からの意地悪に負けず、一生懸命頑張るアリの姿に励まされます「人生は結局、何を選ぶか」なのです。この作品は、自分に正直に生きたい人を応援してくれます。
また、音楽とダンスが盛りだくさんのこの作品は、見ているこちらまで踊り出しそうになり、晴れやかな気持ちになること間違いなし。爽快なサクセスストーリーに、「明日から頑張ろう!」と思えるでしょう。
【あらすじ】
「俺たち二人で漫画家になって、ジャンプで一番目指そうぜ」
二人の高校生が抱いた、ジャンプ漫画への壮大な夢。高い絵の才能を持つ、真城最高(サイコー)。巧みな物語を書く、高木秋人(シュージン)。クラスメイトの亜豆美保(アズキ)への恋心をきっかけに二人はコンビを組み、週刊少年ジャンプの頂点を目指す。編集者・服部に見いだされた最高と秋人。次々と生み出されていく漫画。
だがそこに立ちはだかるジャンプ編集部。新進気鋭のライバルたち。そして突如現れ、遥か先を走り始めた若き天才漫画家・新妻エイジ。果たして二人はジャンプの頂点に立つことができるのか!?(出典:YouTube)
二人の高校生が漫画に青春を捧げる姿は、アツく、初心を思い出させてくれるでしょう。
長く働いているとつい忘れてしまう、夢に向かって突き進むという感覚を取り戻してくれます。
映画が人に与える影響は、計り知れません。
日頃の仕事に疲れてしまったり、仕事で嫌なことがあって気分が沈んでしまった時こそ、映画を見て、自分の気持ちを整理しましょう。
みなさんの仕事に対するモチベーションが少しでも上がるきっかけとなりますように。
(執筆:鈴木里菜 編集:北村有)