【社労士解説】ジョブ型雇用時代におけるフリーランスの生存戦略とは?
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Web制作者なら誰でも、「自分のかわりに誰かにやってほしい」と思うような仕事があるはずです。人を雇うほどでもないものの、時間がかかって面倒な仕事は、ChatGPTに任せられるかもしれません。
この記事では、Web制作者がChatGPTを使って効率化できる5つのタスクについて解説します。
どんな複雑な文字列でも、条件を指定すれば特定のデータを見つけられる正規表現は、コードを書いていればいずれは使うことになる方式です。しかし、正規表現のロジックは難しいため、コードを書くのが面倒だというWeb制作者も多いはず。
そんな正規表現の活用にぴったりなのが、ChatGPTです。ChatGPTは正規表現を書くのが得意なため、プロンプトに基本的なパラメータを入力するだけでコードを作成し、仕組みも説明してくれます。
WordPressのカスタムプラグインを制作するときも、ChatGPTが後押ししてくれます。ただし、完璧に作り上げられるわけではないので、方向性を示す手助けをしてもらう程度に使うのがよさそうです。
ChatGPTは、基本的なプラグインを作成し、それに機能を追加していくという用途にぴったりです。会話を記憶しているので、過去の会話に立ち戻ることもできます。
Webサイトのコンテンツにメタディスクリプションを追加すると、SEOを強化できるだけでなく、検索結果を閲覧する読者が内容を理解しやすくなります。
しかし、要約を書くためには記事をすべて読まなければいけません。そうは言っても、要約のために記事をすべて読むのは面倒ですよね。
ChatGPTにURLと文字数制限を伝えれば、かわりに記事を読み込んで要約を書いてくれます。語尾などを調整する必要はあるかもしれませんが、イチからすべて自分で書くよりもずっと時短になるはずです。
また、WordPressを使っている場合、生成されたテキストを抜粋して使うこともできます。
Web制作をしていると、コードのデバッグにイライラすることがありますよね。スニペットが動作しない原因の追求に、何時間もかかってしまうこともあります。
最新の開発ツールはエラーを指摘したり、エラーがあることを教えてくれたりしますが、具体的な内容を教えてくれるとは限りません。
そんな面倒なコードのデバッグにも、ChatGPTが活用できます。JavaScriptとPHPでテストしたところ、どちらのエラーもわずか数秒で特定しました。
もちろんすべての問題を解決できるとは限りませんが、試してみる価値はあるはずです。
Webプロジェクトで使用するツールの調査には、時間がかかってしまうこともあります。ツール探しもChatGPTに任せて時短してみましょう。
ChatGPTにWebサイトの特徴を伝えて構築方法を提案してもらえば、需要にあったツールが簡単にわかります。
たとえば、「オンラインコースを構築するために使用できるWordPressプラグインを教えて」と指示すると、選択肢を提示してくれます。もちろん、ChatGPTにすべてを任せるのではなく、ChatGPTが出した候補から自分で調査して選ぶことは大切ですが、自分では思いつかないようなツールが選択肢にあがるかもしれません。
ChatGPTは、うまく活用すれば優秀なアシスタントとして活躍してくれます。仕事を完璧に任せられるわけではありませんが、活用方法によっては大幅な時短が可能です。
Web制作のプロセスのなかには、ChatGPTに任せられるタスクがたくさん隠れています。今回挙げたのは、その一例にすぎません。任せられる仕事はChatGPTに任せて、自分しかできないタスクに時間を費やしましょう。
(執筆:Eric Karkovack 翻訳:Asuka Nakajima 編集:少年B 提供:speckyboy)