ClassicPressこそ、旧式エディタに戻したい人におすすめのWPプラグイン

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2018年12月にリリースされたWordPress 5.0では、多くの新機能が導入されました。そのなかでも、Gutenbergと名付けられたブロックベースの新しいエディタが標準エディタになるという大幅な変更に議論が巻き起こっています。

多くの人々がこの変更に不満と不安を抱えている事実を受け、開発者のScott BowlerはWordPressのフォークであるClassicPressを発表しました。

ClassicPressは、以前の「クラシックな(Classic)」エディタをそのままに、よりコミュニティ主導のプロセスで新機能を追加できるプラグインです。

以下、ClassicPressの特徴を紹介します。

ビジネス向けCMSの分岐点

プロジェクトのマーケティングを担当しているMichelle Coeは次のように語っています。

WordPress5.0の変更によってWordPressが故障したわけではありませんし、ブロックエディターを義務化する必要もありません。また、5.0以前のWordPressは、機能を拡張する多くのプラグインによって補完される、実証済みのソリューションであったのも確かです。

ClassicPressは、ユーザーが信頼できるCMSを使い続けられ、加えてより堅牢でビジネスに特化したCMSを作成する機会を提供しました。

確かに、Gutenbergのような新しい変更を多く提案すると、ユーザーの混乱を招きかねません。そこでClassicPressは、WordPressの良いところを残したまま、ビジネス利用に受け入れられやすい「安定性と使い勝手」を高めたサービスと言えるでしょう。

ユーザーコミュニティ主導の開発プロセス

WordPress 5.0の開発プロセスにおけるひとつの欠陥は、開発側とユーザーコミュニティのコミュニケーションが足りていなかったことでした。ユーザーの懸念がおざなりにされていたのです。

この経験から、ClassicPressではユーザーコミュニティ主導の開発プロセスに重点を置いています。オンラインフォーラムなどのデジタルプラットフォームを用意し、ユーザーのフィードバックに常に耳を傾けてくれるのです。

我々は分散型の組織構造を採用しています。このことで、ClassPressのユーザーコミュニティのニーズをうまく汲み取り、民主主義的な意思決定のプロセスを取るように意識しています。(Michelle Coe)

ClassicPressへの乗り換えは簡単にできる

WordPressで作成したWebサイトを、ClassicPressへそのまま移行することも可能です。テーマやプラグインが適応範囲内であればClassicPressに問題なく移行できます。

WordPressとの互換性は今後も担保されるようです。2019年4月12日ではバージョン1.0.1がリリースされており、WordPress 5.1.1のセキュリティ変更に対応しています。

今後のClassicPressの可能性

WordPressと適合するほどのアプリケーションのフォークを作成するのは、本来は難しいタスクです。開発者は、ソフトウェアの改善とバグの修正をし続けなければなりません。プラグインやテーマも適合性があるものを作成する必要があります。ClassicPressは、今後も長く使用されるのでしょうか?

ClassicPressは、2020年までに1億人のユーザー獲得を目指していると言われています。大きな数字のように見えますが、世の中に存在するWebサイトの33%がWordPressによって運営されていることを考えると、実現可能性は大いにあるといえるでしょう。

多くのビジネスオーナーにとって、ClassicPressがポジティブな体験になるよう努力を続けていきたいと思います。世界中で、ビジネス界がClassicPressのCMSを選んでくれることを望んでいます。(Michelle Coe)

このようなプロジェクトでは、移行をしたいと思うユーザー数が一定数いることが重要です。WordPressからクラシックエディターが完全になくなった訳ではないので、フォークされた新しいCMSを使用するリスクを避けたいユーザーは、WordPressに留まることも十分予想されます。

ClassicPressの動向に、今後も注目したいものです。

(原文:Eric Karkovack 翻訳:Mariko Sugita)

 

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