クラウドワークスの評判は?利用歴5年のユーザーが口コミや特徴を徹底分析!

クラウドワークス 口コミ評判

クラウドソーシングサービスのなかでも、とくに著名な『CrowdWorks(クラウドワークス)』。

しかし、ネット上での評判にはネガティブな意見もあり、クラウドワークスの利用を検討している方は「安心してサービスを利用できるのか?」と、気になるところ。

今回の記事では、クラウドワークスの概要から評判/口コミ、メリット・デメリットまで、利用歴5年の筆者が解説します。

クラウドワークスってどんなサービス?

クラウドワークスの紹介です。

▲出典:クラウドワークス

サービス名 CrowdWorks(クラウドワークス)
運営会社 株式会社クラウドワークス
会社住所 本社
〒150-6006
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階
URL https://crowdworks.jp/

クラウドワークス』は、フリーランスや副業ワーカー(受注者)とクライアント(発注者)がオンライン上でマッチング、仕事を受注/発注できるサービス。

仕事の発注・受注には個人・法人を問わず、受注者側が個人事業主である必要はありません。

2023年現在、480万人のユーザー数がいて、78万社以上の企業が利用しているなど、国内最大級のクラウドソーシングサイトです。

クラウドワークスの特徴

クラウドワークスは、案件数・種類が非常に多く、初心者でも取り組めるアンケートや簡単作業の案件から、ライティング、本格的なWeb制作など幅広い案件があります。

仕事の受注形式は、「プロジェクト形式」「コンペ形式」「タスク形式」の3種類。案件一覧から、自分に合ったスタイルの仕事に応募できます。

また、クラウドワークスでは、システム利用料はクライアント(発注者)ではなくワーカー(受注者)にかかる仕組みとなっています。2023年現在、システム手数料は以下のとおりです。

10万円以下の案件:受注金額の20%
10万円以上20万円以下の案件:受注金額の10%
20万円以上の案件:受注金額の5%

▲出典:クラウドワークス

例えば契約金額が「10,000円(税抜)」の案件の場合、消費税なども計算し、最終的なワーカーの受け取り金額は8,580円になります(※源泉徴収額なしの場合。また、別途振込手数料がかかるケースもあり)。

クラウドワークスの仕事と報酬例

クラウドワークスで扱われている仕事内容は幅広く、カテゴリは以下の17項目に分類されています。

仕事カテゴリ 内容例
システム開発 Web開発・システム設計、保守・運用・更新、AI(人工知能)・機械学習
アプリ・スマートフォン開発 iPhone・iPadアプリ開発、Androidアプリ開発、ソーシャルゲーム開発
ホームページ制作・Webデザイン WordPress制作・導入、LP(ランディングページ)制作、UI/UX設計・デザイン
ECサイト・ネットショップ構築 商品登録・商品撮影、ECサイト制作、ネットショップ運営代行
デザイン ロゴ・バナー・イラスト、印刷物・DTPデザイン、キャラクター・アイコン・アニメ
動画・映像・アニメーション 動画作成・動画制作、Youtube動画作成・編集、結婚式・イベント動画
音楽・音響・ナレーション 声優・ナレーション制作、作曲・音源・効果音、ボカロ制作
ビジネス・マーケティング・企画 リサーチ・分析・解析、Webマーケティング・集客・SEM、コンサルティング
ライティング・記事作成 キャッチフレーズ・コピーライティング、名前募集、記事・Webコンテンツ作成
事務・カンタン作業 質問・アンケート・テスト、データ作成・入力、内職・軽作業
写真・画像 画像加工、写真撮影、Flash制作
3D-CG制作 3D-CAD制作・モデリング、建築設計・CAD・パース作成、Vtuber・3Dアニメーション作成
ネーミング・アイデア ネーミング募集、企画・プロモアイデア募集、商品企画
翻訳・通訳サービス 翻訳・通訳、同時通訳・電話通訳、海外コールセンター
製品設計・開発 回路設計・組み込みソフト開発、ハードウェア機構設計・機械設計、CAE(解析・シミュレーション)
相談アドバイス・暮らし・社会 ビジネス・財務会計、マネー・ライフプラン、相談・講師・アドバイス
プロジェクト・保守運用メンバー募集 開発(時間単価制)、事務(時間単価制)、ライティング(時間単価制)

仕事の種類は250種類以上あり、幅広い案件があります。ライティングやネーミングなど、専門スキルがなくてもできるお仕事も多くあり、学生や主婦の方も多く利用しています。

次に、よく発注される案件とその報酬例を紹介しましょう。

案件 内容 報酬例 納期目安
記事・Webコンテンツ作成 アフィリエイトブログの記事作成(専門知識の必要なし) 1円~/文字 7日前後
ネーミング募集 開業クリニックの名称コンペ 10,000円~ 5日前後
ロゴ作成 新しい飲食店のロゴ作成 30,000円~ 10日前後
ランディングページ(LP)制作 デザイン・コーディング(長さ3000px程度) 100,000円~/ページ 20日前後
HTML・CSSコーディング サイトコーディング(レスポンシブ無し) 30,000円~/ページ 7日前後
YouTube動画作成・編集 Youtube用動画15分尺の編集(テロップ・素材カット・SE) 8,000円~/文字 5日前後
サイト構築・ウェブ構築 既存サイトへの単機能追加(PCのみ、スクラッチサイト) 100,000円~ 20日前後
iPhone・iPadアプリ開発 レストランアプリの修正、機能追加 300,000円~ 30日前後
データ入力 PDFをもとにスプレッドシートに転記 1,000円~/時間
モニター・アンケート調査 アンケート5問程度 50円~/回答

(参照:CrowdWorks「クラウドワークスの相場一覧表」)

クラウドワークスの評価/口コミを紹介

サービスを利用する際に気になるのが、ユーザーの口コミ。良い評判から悪い評判まで、ITreviewからご紹介します。

良い評価/口コミ

「直契約での仕事に比べて、手軽に仕事が探せる点と稼げる点が良いです。スマホだけでできる簡単な作業やライター初心者向けの案件も多数あります。」(デザイン・クリエイティブ職ユーザー)

「受注者は請求業務から解放され、作業に集中することができ、1つの案件にかける時間を短くできるメリットがある。」(デザイン・クリエイティブ職ユーザー)

「仮払いシステムがあるため、クライアントと契約後に報酬金が支払われないというリスクがありません。」(その他専門職ユーザー)

(▲引用:ITreview

クラウドワークスは案件が豊富なため、仕事に困らないという方も。自分のやりたい仕事や、得意なスキルがある方であれば、好条件の仕事も獲得できそうです。

悪い評価/口コミ

「基本的に誰でもクライアントになれるので、中には悪質案件があります。相場より大変低い設定で多く書かせている場合もありました。」(デザイン・クリエイティブ職ユーザー)

「基本的には始めたての人は実績もないのでスルーされることが多く、また競い合ったら負けます。」(論理・回路設計ユーザー)

「クラウドワークスの規約を理解していなくても契約できてしまうため、契約後にクライアントから契約していないなどと豪語されてしまう」(デザイン・クリエイティブ職ユーザー)

(▲引用:ITreview

報酬額が低い案件が多い、スキルや実績がないと案件を獲得しづらいといった口コミも見受けられました。また、クライアントの質についての意見も見られました。ユーザー数が多い分、中にはこういったクライアントもいるようです。

クラウドワークスのメリットを紹介

次に、クラウドワークスを5年間利用してきた筆者が思う、受注者としてクラウドワークスを利用するメリットをご紹介します。

メリット1. 案件数が豊富

クラウドソーシングの魅力は、なんといっても案件が豊富なところ。他社のクラウドソーシングサービスと比較しても、その掲載数は郡を抜いています。

▲出典:クラウドワークス

たとえば2023年11月現在、クラウドワークス・ランサーズそれぞれ「ライティング」のキーワードで検案すると、クラウドワークスは1,235件、ランサーズは205件という案件数の結果に(募集中の案件のみ)。クラウドワークスの案件数が圧倒的に多いことがわかります。

案件数が多いほど、継続的に仕事を受注できる可能性が高まったり、自分に適した案件を選べたりするため、大きなメリットといえるでしょう。

メリット2. 初心者向けの案件も多い

クラウドワークスには、簡単な事務やアンケート入力など、スキルや経験があまり問われない案件も多数掲載されています。

また、ライティングやデザイン、Web制作など専門的なスキルが求められるものでも「未経験可」の案件が豊富にあります。そのため、初心者や経験が浅い方でも実績を積むことが可能です。

メリット3. 実績を積めばスカウト依頼もある

クラウドワークス上である程度の実績を積むと、クライアントから直接スカウト依頼のメッセージをもらうことがあります。

応募ややり取りの手間を省けるだけでなく、比較的好条件な案件をもらえることも多いため、ワーカー側としては嬉しい仕組みです。

クラウドワークスのデメリットを紹介

次に、クラウドワークスを実際に利用する中で感じたデメリットも紹介しましょう。

デメリット1. 好条件の仕事が少ない

クラウドワークスは、報酬が高い案件や社会からの注目度が高い案件など、好条件の仕事が少ない傾向があります。

最近では、官公庁や上場企業が発注する案件も増えていますが、実績のない初心者が案件を獲得するのは厳しいのが現状です。

高単価・好条件の仕事が欲しい場合は、満足できない報酬の案件でも数をこなし、実績を積むのも一つの方法です。

デメリット2. システム利用料が5〜20%かかる

クラウドワークスはワーカー側にシステム利用料がかかる仕組みで、10万円以下の案件の場合、受注金額の20%が取られてしまいます。

似たサービスの手数料を見ると、ココナラは22%、ランサーズは16.5%となっていて、クラウドワークスの手数料が特別に高いわけではありませんが、最初のうちは実際の振込額を見て「思っていたよりも報酬が少なかった…」と感じてしまうかもしれません。

デメリット3. 案件の競争率が激しい

クラウドワークスはユーザー数が多いため、少しでも条件のいい案件には応募者が殺到してしまいがち。100人以上が応募する案件も少なくありません。

仕事をコンスタントに獲得するためには、低報酬の案件で実績を積んだり、クラウドワークスとほかのサービスを併用したりすることをオススメします。

クラウドワークスはこんな人におすすめ!

サービスの口コミや特徴を踏まえると、クラウドワークスは以下のような方におすすめできます。

おすすめできる人1. 隙間時間にお小遣い稼ぎをしたい人

クラウドワークスは案件数が多く、隙間時間で手軽にできるアンケートなどの案件も多いため、空いた時間でお小遣い稼ぎができます。

短時間で完了する「タスク形式」の案件は、特別なスキルを必要としない分、報酬額は比較的低くなりますが、まとまった時間で仕事をするのが難しい、学生や主婦の方も取り組めます。

おすすめできる人2. 少しでも確実にお金が欲しい人

クラウドワークスでは、報酬を事前にクライアントから預かり、業務完了後にクラウドワーカーに支払う「仮払い」方式を採用しているため、安心して仕事に取り組むことができます。

またスキルや実績がなくても今すぐ取り組める案件も多く、コツコツお小遣い稼ぎをするのにもピッタリ。「少ない額でもいいから確実にお金を得たい」と思っている人にもおすすめです。

おすすめできる人3. 副業の実績・経験を積みたい人

クラウドワークスには初心者向けの案件も多いため、副業・フリーランス業に挑戦してみたい人や、まだ初心者でとにかく実績を積んでいきたい人も活躍できます。

実績がない内は案件の獲得に苦労することもあるかもしれませんが、初心者歓迎の案件から始めてだんだんとスキルアップしていくのが良いでしょう。

クラウドワークスがあまりおすすめできない人

反対に、クラウドワークスの利用があまりすすめられないのは以下のような人です。

  • 自分で営業ができる人
  • 十分な高いスキル・実績がある人
  • 高単価の案件に取り組みたい人

自分で営業ができる人は、システム手数料を払ってクラウドワークスを利用しなくても、好条件の案件を獲得できるかもしれません。

また、高いスキルや実績があり高単価の案件に取り組みたい人は、ハイレベル層向けのサービスで、より条件の良い案件を獲得するのが良いでしょう。

そんな高単価・好条件のお仕事を探している人には『Workship』がおすすめです!

Workship

▲出典:Workship

『Workship』は、フリーランス・副業向けのマッチングサービス。

公開案件の80%以上がリモートOKで働く場所を選ばず、エンジニア・デザイナー・マーケター・ディレクター・編集者・ライター・セールス・人事広報など、さまざまなIT系職種の案件が紹介されています。

さらに、トラブル相談窓口や会員制優待サービスの無料付帯など、安心して仕事ができる仕組みがあるのも嬉しいポイント。

時給1,500円〜の高単価な案件のみ掲載しているため、手厚いサポートを受けながら、好条件の案件を受けたい方におすすめです。

クラウドワークスで稼ぐためのコツ4つ

クラウドワークス上でより稼げるようになるためには、いくつかのコツを意識するのがおすすめです。ここでは、私が実際に心がけているポイントを4つご紹介します。

1. プロフィールや実績を充実させる

クライアントは応募者の中から実際に発注する人を選ぶとき、プロフィール情報を重視します。

そのため、プロフィール文には自分の強みや経歴、資格などを詳細に書いて、文面からクライアントにアピールできるように心がけるのがポイント。

信頼を得られるよう、これまでの実績や仕事に対する思いについても丁寧に記載できると良いでしょう。

2. すぐに返信&定期的にログインする

クラウドワークスでは他の応募者のライバルも多いため、なるべくクライアントからの連絡には早く返信することで、信頼感を高めることができます。

また公開プロフィールページには「最終アクセス日時」を表示できるため、仕事が受けられる間はなるべく定期的にログインして、アクティブなユーザーであることをアピールするのもおすすめです(表示は非表示設定も可能)。

3. 案件ごとに営業文を工夫する

クラウドワークスでは「プロジェクト形式」などの仕事の場合、応募の際にクライアントにメッセージを送付します。

【クラウドワークスの応募画面】

▲出典:クラウドワークス

その際に、自分の強みや過去の実績、仕事に対する意気込みなどを入れることで、他の応募者と差別化するのに加え自分のアピールして案件を獲得しやすくなります。

案件ごとに求めるスキルや内容は違うため、案件ごとに応募のメッセージを工夫できると良いでしょう。

また、案件によってはクライアントが応募の際に送信してほしい内容をすでに指定している場合もあるので、その場合は全てに回答したメッセージを送るようにしましょう。

4. ハイクラス向けの「クラウドリンクス」に登録する

すでに実績やスキルがあがる人は、クラウドワークスが運営するハイクラス向けの副業マッチングプラットフォーム「クラウドリンクス」に登録するのも良いでしょう。会員の7割は現役会社員となっており、本業で得た知識やスキルを活かして副業ができます。

リモートワーク可能案件が案件全体の9割以上で、クラウドワークスより高単価な案件が多いため、ハイクラス人材は登録して案件を探してみるのがおすすめ。クラウドリンクスへの登録の際は、クラウドワークスとは別のアカウントを作成する必要があります。

まとめ

ユーザー数や案件数が非常に多く、幅広い内容の案件を受注できるクラウドワークス。隙間時間にお小遣い稼ぎをしたい人や、副業初心者には特におすすめできるサービスだと言えます。

より高単価・好条件な案件を獲得したい人には『Workship』への登録がおすすめです。

トラブル対応窓口や福利厚生が充実しているのに加え、時給1,500円〜の高単価な案件のみ掲載しているため、手厚いサポートを受けながら好条件の案件を受けたい方はぜひご登録ください。

(執筆:みくまゆたん 編集:泉、野風真雪)

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