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やばいフリーランスにならないための5つのポイント

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「手っ取り早く稼ぎたい」という考えは、誰しも一度は持ったことがあるはず。しかし、フリーランスとして仕事をしているからこそ、稼ぐためだとしても超えてはいけない一線はあります。

今回は長期的な成功を実現するために、やばいフリーランスにならないためのポイントを5つ紹介します。

ポイント1. 不当な価格設定をしない

明確な適正価格がない業界では、価格設定が難しく、そして重要です。

フリーランスには、時間単位やプロジェクト単位など、さまざまな価格設定の方法があります。おなじプロジェクトに関わっていても、人によって大きな差が出る場合もあるでしょう。しかし、提供するサービスを不当に高い価格で設定すると、やばいフリーランスとして噂が広まってしまいます。

たとえばWeb制作の仕事をするときに、既存のテンプレートを使って時短をしたにもかかわらず、オリジナルのデザインを作ったと偽って請求するのがこれにあたります。また、プロジェクトに費やした時間を大幅に水増しするのも避けるべきです。

ポイント2. 不要なものを押しつけない

クライアントに提供するものを増やせば、一時的には収入を増やせます。クライアントに商品を売るのは重要ですが、不要なものを押しつけると信頼を失う恐れがあります。

大切なのは、クライアントが本当に必要としているものを考えることです。もし追加しようとしているものが有益でないなら、強く主張しすぎるのは避けるべきです。

不要なものを押しつけず、必要なものだけを提供することで、フリーランスにとって重要な信頼関係を築けます。信頼関係があれば、顧客はまたお仕事をくれるはずです。

やばいフリーランスになることを避け、リピーターを増やすためにも、不要なものは押しつけないのがおすすめです。

ポイント3. クライアントの社会的信用を落とさない

2000年以降、とくにデジタル領域のフリーランスをとりまく環境は大きく変わりました。以前は著作権の有無にかかわらず画像をWebサイトに使用したり、他人のコンテンツをコピーしたりすることも珍しくありませんでした。

しかし、こうしたルールや常識は日々変わりつつあります。いま同じことをすると、やばいフリーランスの烙印を押されてしまうでしょう。クライアントの社会的信用を損ねるような事態は避けなければいけません。

クライアントのプロジェクトに関わるときは、クライアントを不利な立場に立たせないように、できる限り慎重になりましょう。Web上の素材を使う場合には、著作権などの問題に気を配るのが大原則です。

ポイント4. クライアントに復讐しない

仕事をしていると、嫌な経験をすることがあります。フリーランスとして働いている人のなかには、楽しい思い出だけでなく、思い出すと苦しくなるようなことある人もいるはずです。

仕事で難しい状況に置かれると、プライベートにも悪影響を及ぼす可能性があります。クライアントに復讐したい、ネガティブなレビューを書きたい、SNSで告発したいといった衝動に駆られることもあるでしょう。

しかし、復讐をしても時間を取り戻すことはできません。もちろん自分の名誉を守るための行動が必要な場合もありますが、加害者になると自分自身の印象を損ねて、やばいフリーランスだと思われてしまいます。

過去の嫌な思い出は、将来に役立てましょう。

ポイント5. 倫理に反するクライアントと仕事をしない

たとえば海賊版に関する事業など、倫理に反する仕事をしているクライアントとは関わらないようにしましょう。

事情がわからずに仕事をはじめてしまったとしても、途中で仕事から抜けることはできます。倫理に反したクライアントを仕事をしていると、自分自身もやばいフリーランスだと思われてしまうため、できるだけ早く手を切るのがおすすめです。

おわりに

フリーランスの仕事にはグレーゾーンが多く、正しい判断を下すためにはさまざまな課題を乗り越えなければいけません。

仕事で倫理的なジレンマに直面したら、自分の家族がどのように考えるかを想像してみましょう。

自分の親や、子どもに対して誇れないような行動を避ければ、やばいフリーランスになることを避けられるはずです。

(執筆:Eric Karkovack 翻訳:Asuka Nakajima 編集:北村有 提供元:speckyboy

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