【漫画】フリーランスは“103万円の壁”にどう向き合うか?
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「未経験でもフリーランスエンジニアになることができる?」
「どんなステップを踏めば、未経験からフリーランスエンジニアになれるか知りたい!」
「フリーランスエンジニアになる前に企業へ就職するべきか知りたい!」
未経験者でこれからフリーランスエンジニアを目指す人は、このように未経験でもなれるのか心配になるかと思います。
結論から言うと、未経験でもフリーランスエンジニアになることは可能で、実際にこの記事を書いている筆者も未経験からフリーランスエンジニアになりました。
そこで本記事では、未経験からフリーランスエンジニアになったときの、仕事内容や収入、フリーランスエンジニアになるまでの過程などを解説していきます!
<本記事の内容>
- 未経験からフリーランスエンジニアになれるのか
- 未経験からフリーランスエンジニアになるまでの過程
- フリーランスエンジニアになる前に企業へ就職するべきか
「未経験からでもフリーランスエンジニアになれるのか?」この問いに対しては「Yes」で、未経験からでもフリーランスエンジニアになることができます。
この記事を書いている筆者(HikoPro)やZiziさん、ちづみさんなど未経験からフリーランスエンジニアになった人の事例も多くあります。
未経験からフリーランスエンジニアになることはそこまでハードルは高くありませんが、転向後に安定した仕事を継続して受注したり、収入を増やすのは難しいです。
しかし、未経験でもある程度のプログラミングスキルを身につければ、誰でもフリーランスエンジニアになるのは可能です。
未経験からフリーランスエンジニアになるまでの期間については、扱うプログラミング言語やエンジニアの職種にもよりますが、最短でも4週間~8週間程度で案件を受注できるようになります。
未経験からフリーランスエンジニアになる場合におすすめのプログラミング言語はWeb系のプログラミング言語です。
<Web系のプログラミング言語の例>
- HTML、CSS
- JavaScript
- PHP
- Ruby
これらのプログラミング言語を習得するのは比較的簡単で、習得すればWebサイトやWebで動くアプリケーションの開発ができるようになります。
プログラミングスクールでも、8週間程度のカリキュラムで学ぶケースが多く、毎日プログラミングの学習に時間を割けば、もっと早く案件を受注できるようになります。
未経験からフリーランスエンジニアになったときに、どれぐらいの収入が見込めるのか気になる人もいると思いますが、経験者と比べると当然低くなります。
未経験からフリーランスエンジニアに転向した場合、知人からの紹介や、クラウドソーシング系のサイトで案件を受注していくことが多くなります。
未経験者はこのようなクラウドソーシング系のサイトから案件を受注していくことになるので、単価の相場は5万円〜15万円くらいです。
逆に、実務経験のある人がフリーランスエンジニアになると、経歴を活かして50万円〜80万円くらいの案件を受注できるようになります。
つまり、未経験のフリーランスエンジニアが収入を上げるためには、クラウドソーシングでコツコツと実務経験を積み、エージェントサイトで高単価な案件を受注する必要があります。
「文系出身でも未経験からフリーランスエンジニアになれるのか?」という質問に対しても答えは「Yes」で、とくにWeb系のプログラミング言語を習得する場合は高度な数学を扱うことは少ないです。
たとえば、機械学習エンジニアやデータサイエンス系のエンジニアだと数学的思考能力が必要ですが、Webサイト制作をするエンジニアは数学を使うことはないです。
この記事を書いている筆者も文系出身で数学も苦手ですが、問題なくWeb系の開発案件を受注して対応できています。
フリーランスエンジニアには、顧客のニーズを汲み取り、プログラミングによって問題を解決するスキルや文系のマーケティングなど、総合的なスキルが必要なのです。
「未経験からフリーランスエンジニアになるには何をすればよいの?」このように悩まれる人も多いと思うので、未経験からフリーランスエンジニアになる過程をご紹介します。
<未経験からフリーランスエンジニアになる過程>
- 学習サイトでプログラミングの基礎を学習する
- 独学やスクールで実務レベルのスキルを習得する
- ポートフォリオ/実績を作る
- 簡単な案件で実務経験を積む
- 求人サイトで案件を受注する
まずはじめに、フリーランスエンジニアになるにはプログラミングスキルが必要なので、学習サイトを利用して、プログラミングとは何なのか、基本的なプログラミング言語の書き方を勉強します。
最近では、優良なプログラミングの教材が豊富にあるので、積極的に利用しましょう。
<おすすめのプログラミング学習サイト>
まずは、このような学習サイトを利用してプログラミングの基礎から学習し、自分が専門とするプログラミング言語を決めて目標設定をしましょう。
未経験からフリーランスエンジニアを目指すのであれば、案件数も豊富で習得難易度も低い、Web系のプログラミング言語(HTML、CSS、PHP、JavaScript、Ruby)を学ぶとよいでしょう。
このような学習サイトを利用してプログラミングを勉強するときは、実際に手を動かしながら勉強することを意識して取り組みましょう!
プログラミングの基礎を学習サイトで勉強したら、次に実務でも通用する応用スキルを身につけます。
実務レベルのスキルを習得する方法は2つあり、独学とプログラミングスクールに通うことです。
独学はかなりハードルが高い学習方法ですが、学習管理能力やモチベーション維持が得意な人には、費用も抑えられ自分のペースで学習できるのでおすすめです。
独学でプログラミングの応用を学習するときは、以下のような教材を利用するとよいでしょう。
そうは言っても、独学でプログラミングを習得しようとするとほとんどの人が挫折してしまいます。
そんなときはプログラミングスクールを利用して、現役エンジニアの講師から確実に使えるスキルを学習したほうが、費用対効果は高い場合もあります。
<プログラミングスクールの費用と特徴>
- 受講料:20万円前後
- 期間:4週間~8週間
- 卒業後もキャリア相談ができる
- オリジナルサービスの開発経験ができる
- 現役エンジニアの講師から学べる
プログラミング学習を独学で行なっていると、
このようなことが起こりがちですが、プログラミングスクールに通えばいつでも質問できる環境があるので、安心です。
たとえば、『DMM WEBCAMP』は未経験からプログラミングを学習できるスクールで、ITエンジニアになるための実践的なスキルを習得できるので、非常におすすめです。
DMM WEBCAMPの評判は本当?転職成功率98%の噂を責任者・白井さんに聞いてみた
Workship MAGAZINE
実務で通用するプログラミングスキルが身についたら、フリーランスエンジニアとして活動するために必須のポートフォリオや実績を作っていきます。
ポートフォリオとはエンジニアの業界では履歴書のようなもので、営業や案件を獲得するときに企業へ提出します。
「仕事をしたことがないのにどうやって実績を作るの?」
このように疑問に思う人も多いと思いますが、未経験から実績を作るためには、オリジナルのサービスを開発したり、既存のサービスやサイトのクローンを作成してそれを実績とすることが多いです。
そのような実績をポートフォリオサイトに掲載したり、『GitHub』に公開するなど、誰でも閲覧できる状態にしておきます。
<ポートフォリオに含めるべき要素>
- プロフィール
- 実績や作成した作品
- 持っているスキル/できること
- 仕事に対するこだわりや思い
- 価格表、サービス詳細
▲ポートフォリオサイトの例:https://hikoproduction.com/
ポートフォリオが完成したら、それを武器にクラウドソーシング系のサイトで、簡単な案件を受注していきます。
<おすすめのクラウドソーシングサイト>
これらのクラウドソーシングは、単価が安く、単発の案件や完全リモートの仕事も多く掲載されています。
未経験の人が実務経験を積むにはちょうどよい条件の仕事も豊富ですので、最初は簡単なコーディングやサイトの修正など、簡単な案件から始めていきましょう。
クラウドソーシングで、実績や評価をコツコツ積み上げていけば、単価の高い案件も受注できるようになるので、そのままフリーランスエンジニアとして独立することも可能です。
そうは言っても、クラウドソーシング系のサイトは手数料が高く、自分で仕事を探して提案する必要があるため、作業や時間を無駄にすることもあり、生計を立てていくにはあまりおすすめできません。
クラウドソーシングで実務経験を積めば、エージェントサイトや求人サイトで、単価の高い案件を受注できるようになるので、仕事を受注する環境を変えてみるとよいでしょう。
求人サイトのほうが質の高い案件が豊富で、継続的な案件もたくさんあるので、フリーランスエンジニアとしての収入も安定しやすいです。
「フリーランスエンジニアになる前に企業へエンジニアとして就職したほうがよい?」
このように悩まれる人も多いと思いますが、結論から言うと、未経験者よりも企業にエンジニアとして就職した経験があるほうが収入が上がりますし、仕事も安定します。
<企業に就職してからフリーランスエンジニアになるべき理由>
- 実務経験必須の案件を受注できる
- 高単価の案件を受注できる
- 仕事が効率よくできて時給単価が上がる
- 人脈が広がり、仕事を獲得できる可能性がある
未経験者と企業に就職しているエンジニアのスキルの差は非常に大きく、企業でしか学べないこともたくさんあります。
企業では、大規模な開発の仕事を通して「チームでの開発」や「仕事の流れ」など未経験者にはない経験を積むことができます。
<企業に就職して学べること>
- 大規模な開発
- チームでの開発経験
- 作業効率化スキル
- 仕事の流れ
- 企業のクオリティの高さ
未経験者は、自ら勉強して情報をインプットしていかなければなりませんが、企業に勤めるとエンジニアのコミュニティに入ることができるので、最新の技術や、新しい情報に触れる機会が多くなり、エンジニアとしてもスキルが上がります。
未経験からフリーランスエンジニアになる場合は、仕事の流れなどまったくわからない状態で初案件を受注するため失敗するリスクは高いですが、就職してからフリーランスになれば、豊富な経験から失敗するリスクを減らすことができます。
「企業にエンジニアとして就職するのはちょっと……」そう思う人は、簡単な案件で実務経験を積んでもOKです。
たとえば、スキルシェアサービスの『Workship』では、このような副業感覚で働ける案件が多数あるので、クラウドソーシングよりもワンランク上の案件を受注したい人には非常におすすめです。
Workshipで実務経験を積み、その経験を活かせば、エージェントサイトなどを通じてもっと条件がよく高単価の案件を受注できるようになるので、まずは実務経験を積みましょう。
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執筆:HikoPro
編集:Workship MAGAZINE編集部
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