エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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「海外でフリーランスエンジニアとして働くにはどうすればよい?」
「海外でフリーランスエンジニアとして働くために必要なことが知りたい」
「フリーランスエンジニアとして働きやすいおすすめの国を教えて欲しい!」
これから海外でフリーランスエンジニアとして働こうと思っている人は、このような悩みを抱えていると思います。
一見、海外でフリーランスエンジニアとして働くのは難しそうに思いますが、必要なスキルや注意するべき点を知っておくと、簡単に海外で働くことができます。
この記事を書いている筆者も、海外でフリーランスエンジニアとして活動した経験がありますが、日本と変わりなく働くことができて、むしろ国によっては幸福度は高いです。
そこで本記事では、
これらの点を解説するので、この記事を読めば海外でフリーランスエンジニアになるイメージができると思います!
目次
まず初めに、海外でフリーランスエンジニアとして働くためには、エンジニアに必要なスキルや、海外で生活するために注意すべきことを知っておかなければなりません。
海外でフリーランスエンジニアとして働く為に必要なことは以下の3つです。
- Web系のプログラミングスキル
- 生活に支障のない程度の英語スキル
- Wi-Fiがある作業スペースを確保する
この3つの要素ですが、もっとも時間がかかり、重要なのがWeb系のプログラミングスキルを習得することです。
英語スキルに関しては、仕事をする上ではそこまで重要ではありませんが、海外で生活するとなると必要のスキルです。
海外でフリーランスエンジニアとして働く為にもっとも重要なのが、Web系のプログラミングスキルを身につけることです。
Web系のプログラミングスキルの例を挙げると以下のスキルがあります。
- マークアップ言語(HTML/CSS)
- フロントエンド言語(JavaScript/jQuery)
- サーバーサイド言語(PHP/Ruby)
これらのスキルを身につけると、どのようなものが開発できるかというと、
このようにWeb上で動作するものであれば、基本的になんでも開発できます。
仕事内容に関しては後述しますが、海外でフリーランスエンジニアとして活動するとなると、日本の仕事をリモートで受注することになります。
このWeb系のスキルとリモート案件の相性が非常によいので、海外でフリーランスエンジニアを目指す人であれば、まず初めにWeb系のプログラミングスキルを身につけましょう!
海外で生活するとなると、生活に支障のない程度の英語スキルが必要になってきます。
海外でフリーランスエンジニアとして活動するときは、基本的にはひとりでカフェやコワーキングスペース、自宅に引きこもって仕事をするので、英語を話す機会は少ないです。
しかし、英語スキルがあるのとないのとでは、生活の質に大きく影響してきます。
海外でフリーランスエンジニアとして活動するときに、英語を使う機会があるのは主に以下のような場面です。
普通に生活する程度であれば、高校卒業レベルの英語スキルで問題なく生活できます。
しかし、海外で楽しいライフスタイルを過ごそうと思うと、人とのコミュニケーションが欠かせません。
フリーランスエンジニアは人と接触する機会が少ないので、英語が話せないと常にひとりで孤独を感じてしまうでしょう。
海外で人とのコミュニケーションが上手くいかない、外国人の友達ができないなどの理由から、日本に帰ってきてしまうフリーランスエンジニアの人も少なくはありません。
海外でフリーランスエンジニアとして活動するには、Wi-Fiがある作業スペースを確保することが不可欠です。
日本であれば、自宅やカフェなど、基本的にどこでもWi-Fiがありますが、海外だと国にもよりますが、Wi-Fiがある環境が少なかったり、インターネットの速度が遅い場合があります。
フリーランスエンジニアはインターネットの環境が命なので、海外に行く前に、その国のインターネット事情や、コワーキングスペースがあるのか、自宅にWi-Fiを設置することができるのかなど、事前に調べておく必要があります。
海外でフリーランスエンジニアとして活動するのに必要なスキルがわかったところで、次に注意するべき点についてご紹介します!
慣れない海外という環境で仕事をするとなると、トラブルが起こり仕事に影響が出ることがあります。
予め、起こりそうなトラブルや注意点を知っておくことで、海外でフリーランスエンジニアとして成功することができるので、しっかり押さえておきましょう!
海外でフリーランスエンジニアになるのに注意すべき点は以下の5つです。
- 時差を考える
- なるべく物価の安い国に住む
- 仕事や収入が安定してから海外に行く
- 仕事と遊びのメリハリをしっかりとつける
- いろんな場所に移動しない
この5つのポイントを詳しく解説します!
まず1つめに日本との時差を考えることです。
海外でフリーランスエンジニアとして仕事をするとなると、基本的に日本の仕事をリモートで受注することになります。
仕事のときには、クライアントと連絡をとったり、Webミーティングがある場合もあるので、そのときに日本との時差が大きい国にいると、非常に不便です。
たとえば、アメリカでフリーランスエンジニアとして仕事をする場合だと、日本との時差が約14時間あるので、日本にいるクライアントが働いている日中の時間は、アメリカでは夜の寝ている時間です。
日本の顧客から急用で連絡がきたとしても、すぐに対応できないのです。
つまり、時差が大きいと、日本とのコミュニケーションが上手くいかない場合があるので、できるだけ時差が少ない国で活動するのをおすすめします。
海外でフリーランスエンジニアになるには、なるべく物価の安い国に住むようにしましょう!
世界には日本よりも物価が安くて住みやすい国がたくさんあるので、フリーランスエンジニアの特権を活かして、物価の安い国に移り住んだほうが幸福度は高いです。
たとえば、物価の高い国と、物価の安い国を比較してみるとこのようになります。
<イギリスでフリーランスエンジニアとして働くAさん>
イギリスで生活するには、毎月30万円が必要で、貯金もしたいから毎日みっちり仕事をして月に50万円を稼いでいる。<タイでフリーランスエンジニアとして働くBさん>
タイで生活するには、毎月10万円で十分なので、貯金も考えつつ、自分の時間も大切にしたいので30万円を稼いでいる。
このAさんとBさんを比較したときに、どちらが生活にゆとりがあって、幸福度が高そうかと聞かれるとBさんで、物価の安い国に住んでいるほうだと思います。
物価の高い国でフリーランスエンジニアとして活動している人は多くはなく、どちらかというと東南アジアなどの物価の安い国がフリーランスには人気です。
フリーランスエンジニアとして独立したからといって、すぐに海外で活動するのはあまりおすすめできません。
国内で安定して仕事がもらえる状態、収入が安定して貯金もそこそこある状態で海外に行くとよいでしょう。
フリーランスエンジニアは常に仕事があり、来月決まった給料が得られるとは限りません。
仕事も不安定、給料も不安定な状態で海外に行ってしまうと、急に仕事がなくなり、海外で生活するのが困難な状況に陥る可能性も少なくはありません。
まずは、しっかりと実務で通用するスキルを身につけ、日本である程度の実績や、仕事の流れを掴んでから、海外で活動するようにしましょう!
海外に行くと、つい観光など遊んでしまいがちですが、海外でフリーランスエンジニアとして成功するには仕事と遊びのメリハリをしっかり区別する必要があります。
海外でフリーランスエンジニアになるには観光2割、仕事8割くらいの感覚で生活するのがおすすめです。
フリーランスという働き方は、仕事とプライベートのメリハリがつけにくいので、週に30時間は必ず働くなど自分に制限をかけるとよいでしょう。
海外でフリーランスエンジニアとしてある程度慣れてくると、つい他の国や都市などに移動してしまいがちですが、これもあまりおすすめできません。
拠点を移動すると、また仕事に集中できるWi-Fiがある環境を探したり、滞在先を探したり、観光したい誘惑にかられるので、結果として仕事の生産性が下がります。
1つの拠点で活動し、仕事に余裕ができたり、貯金にも余裕ができたときに、違う国に移動するのがよいでしょう。
「海外でフリーランスエンジニアの働き方ってどんな感じ?」
このように疑問に思われる人もいると思いますが、基本的には日本でリモートの案件をしているときと同じです。
海外のIT企業に常駐でフリーランスエンジニアとして働く人もいますが、仕事を探すのはハードルが非常に高いです。
ほとんどの人が、PC一台で、好きな場所、好きな時間に仕事をしています。
海外でフリーランスエンジニアとして働くときには、日本の案件をリモートで請け負うのがほとんどです。
「どのようにして海外でリモートの案件を探せるの?」と心配に思うと思いますが、『Workship』というスキルシェアのプラットフォームを利用すれば簡単に見つけられます。
実際にWorkshipの案件を見てみると、このようにリモートOKの案件が多数募集されています。
詳細を見てみると、「ドイツからリモートで参加しているエンジニアが在籍しています!」などの記載があるので、安心して海外でも働けます。
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「海外でフリーランスエンジニアとして働くのに最適な国ってどこだろう?」
このように悩まれる人も多いので、フリーランスに最適な国を3つご紹介します!
紹介するおすすめの国は、タイ、マレーシア、ジョージアの3つで、これらの国に共通して言える、フリーランスエンジニアにおすすめな理由は以下のとおりです。
- 物価が安い
- 治安がよい
- インターネット環境がよい
- 日本人が住みやすい
- フリーランスエンジニアとして活動している人が多い
「海外でフリーランスエンジニアデビューするならこの国!」といっても過言ではない国が、タイです。
タイは、世界のフリーランスに人気の国で、都市部のバンコクやチェンマイでは、コワーキングスペースやWi-Fi付きのカフェがたくさんあります。
日本食レストランや、日系のドラッグストア、ショップがたくさんあるので、何不自由ない生活を送ることができます。
また、ノマドエンジニアのKarinさんなどフリーランスエンジニアが多くタイで活動しているので、フリーランスエンジニア同士の繋がりも多いので、おすすめです。
「落ち着いた環境で、のんびりとフリーランス生活を送りたい!」と思う人におすすめなのがマレーシアです。
マレーシアは日本人が住みやすい国ランキングに常に上位に位置する国で、治安がよく、インフラも整っているので、非常に生活しやすいです。
また、住環境が非常によく、家賃5万円程度で、プールやワーキングスペース、ジムなど豪華な施設がついたコンドミニアムが多くあるので、日本では体験できない夢のような暮らしができます。
マレーシアではビザなしで90日間滞在が可能で、それ以上滞在する場合はビザの取得が必要ですが、他の国と比べても長期滞在のビザ取得の難易度が低いのも魅力です。
「ヨーロッパの素敵な街でフリーランスエンジニアになりたい!」と思われる人は最近人気のジョージアがおすすめです。
ジョージアの魅力は何と言っても、ビザなしで1年間滞在ができるという点です。
なんと、ビザなしで長期滞在できる国、第1位がジョージアなんです!
ジョージアは東ヨーロッパに位置し、ヨーロッパなので物価が高そうに思いますが、東南アジア並みに物価が安く、日本の3分の1程度の物価です。
https://twitter.com/ZiziNomad/status/1173237699416907776?ref_src=twsrc%5Etfw
ジョージアで起業家、フリーランスエンジニアとして活動している、Ziziさんがこのようにジョージアの魅力を発信しており、実際に滞在しているフリーランスエンジニアの立場からの意見なので、非常に信憑性が高いです。
執筆:HikoPro
編集:Workship MAGAZINE編集部
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