フリーランスエンジニアに資格って必要? おすすめの資格とメリットを解説!

フリーランス エンジニア 資格 アイキャッチ

「フリーランスエンジニアになるには資格ってあったほうがよいの?」
「フリーランスエンジニアが資格を持っているとどんなメリットがあるのか知りたい!」
「フリーランスエンジニアにおすすめの資格があれば教えて欲しい!」

これからフリーランスエンジニアを目指す人であれば、資格があったほうが仕事を受注しやすいのか、収入が上がるのかなど気になると思います。
結論から言うと、フリーランスエンジニアが資格を持っていると有利になることがありますが、費用対効果は低く、資格よりもまずはスキルを磨いたほうがよいです。

そこで本記事では、

  • フリーランスエンジニアに資格が必要でない理由
  • 資格を持つとどんなメリットが得られるのか
  • フリーランスエンジニアにおすすめの資格

これらの点について詳しく解説していきます!

フリーランスエンジニアに資格は必要?

まず、フリーランスエンジニアに資格が必要かと聞かれると、必ず資格を取得しないといけない決まりはありません。

資格を持っていないからといって、仕事を受注できなかったり、収入が下がることはほとんどないです。

会社員としてエンジニアが転職するときには、ひとつの武器や努力の姿勢として評価される場合がありますが、フリーランスエンジニアはそれほど資格を重視されません。

どちらかと言うと、フリーランスエンジニアは資格よりもスキルや技術を磨いて、その成果としてオリジナルの作品を作って提示するほうが、クライアントもその人のスキルがわかります。

フリーランスエンジニアは資格よりスキルが重要

フリーランスエンジニアに求めれらるのは資格よりも、その人が持っているスキルのほうを重要視されます。

資格をたくさん持っていても、コードが書けず何も開発ができないエンジニアAさんと、資格は持っていないが、開発経験が豊富で要求することに対して忠実に開発ができるエンジニアBさんを比較したとき、どちらのほうが需要が高いと思いますか?

職種によっては、資格をたくさん持っているAさんのほうが需要がある場合もありますが、エンジニアの世界では圧倒的にBさんのほうが需要が高いです。

エンジニアに求められているスキルは、知識の量よりも、ニーズに対してプログラムを開発できるスキルです。

クライアントに資格をアピールしても、凄さが伝わらない

フリーランスエンジニアの仕事は、クライアントが抱えているニーズをプログラム処理によって解決することです。

ですから、仕事の営業をするときに「私は、〇〇と〇〇の資格を持っています!」とアピールしても、クライアントのニーズとマッチしません。

クライアントはあなたの資格が必要なのではなく、あなたの持っているスキルが必要で、そのスキルを活かしてシステムを作って欲しいのです。

その持っている資格が、システム開発などに有利だと判断されればよいですが、有利になることはほとんどありません。

なぜなら、プログラミングは確認しながら作業ができるため、わからないことがあれば、調べればよいので、資格で学ぶような知識もわからないことがあればその場で検索して調べればよいのです。

また、クライアントに対して資格をどれだけアピールしても、IT系のスキルに疎いクライアントであれば、その資格の凄さや活用性が伝わりません。

業務内で資格を活かすことができなければ、資格を取る必要はないと言えるでしょう。

信頼感や努力する姿勢は相手にアピールできる

フリーランスエンジニアが資格を取得して有利にはたらくのは、信頼感を与えたり努力する姿勢が伝わることです。

資格を多く持っている人に営業や提案をされると、その人に対して信頼感や安心感を感じることがありますが、それは資格取得に対する姿勢が影響しています。

たとえば、フリーランスエンジニアとして仕事を受注するときに学歴を聞かれることがありますが、あまりよい学歴でない場合には、資格を取得してアピールすることでカバーできるでしょう。

資格が必須条件の案件は少ない

フリーランス エンジニア 資格

フリーランスエンジニアに資格が必要ない理由として、資格の取得が必須条件の案件は少ないことが挙げられます。

どちらかと言うと、開発経験や実務経験の年数などが条件となっており、資格が必須の案件はめったにありません。

▼必須スキル

  • 10人以上の開発チームにおけるマネジメント
  • 以下について実際の開発経験があること
    Webアプリケーション開発
    API開発
    AWSベースでのインフラ構築
    コードレビュー
  • 要件定義及び設計の経験

たとえば、フリーランスエンジニアのスキルシェアサービスである『Workship』の案件を実際に見てみると、このように資格の取得条件はなく開発経験が必須条件となっています。

【必須スキル/ご経験】
以下のうちいずれか1つ以上を必須としています。

  • CakePHP、Symfony、Zend開発経験3年以上
  • PythonでGoogleサーバーでの開発経験3年以上
  • PerlでのCGI開発経験3年以上
  • GOでの開発経験3年以上
  • RubyでのEC、各種GEM開発経験3年以上

他のWorkshipの開発案件の詳細を見ても、このように開発経験の年数を条件にしており資格は必要ありません。

このようにWorkshipでは、資格の条件がないシステム開発やサービス開発の案件が豊富で、受注の難易度的にもそれほど高くありません。

さらに、案件を受注するとお祝い金として1万円が貰えるので、ぜひチェックしてみてください!

50,000人以上が使う!日本最大級のフリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』

50,000人以上が使う!日本最大級のフリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』

詳細

利用料無料
登録者数50,000人以上
マッチング最短即日

資格は暗記学習、手を動かしてプログラミングスキルを磨こう

結論として、フリーランスエンジニアに資格は必要なく、資格は単なる暗記学習になってしまうため、それよりもどんどん手を動かしてプログラミングスキルを磨いたほうがよいです。

実際に、フリーランスエンジニアとして活動されている人も、資格を持っている人は少なく、資格の取得にチャレンジしても暗記が多く挫折してしまう傾向にあります。

エンジニアとして成長するには、実際にアプリを作ってみたり、アウトプットすることが非常に重要です!

フリーランスエンジニアにおすすめの資格

フリーランスエンジニアに資格はあまり必要ないことをお伝えしましたが、とは言っても、「資格を取っておきたい!」と思う人もいるでしょう。

フリーランスエンジニアにおすすめできる資格は以下の3つです。

  • オラクルマスター
  • 情報処理技術者試験
  • Linux技術者認定

オラクルマスター

まずはじめに、ORACLE MASTER(オラクルマスター)があります。

おそらくほとんどの人が、オラクルという会社名を耳にしたことがあると思います。

オラクルは、アメリカに本社を置くソフトウェア会社で、有名なマイクロソフトやIBMに次ぐ第3位のソフトウェア会社です。

オラクル社は、主にデータベース管理に関するソフトウェアを開発しており、オラクルマスターという資格はそのオラクル製品の認定資格となっています。

オラクル社のデータベース管理のソフトウェアは、国内でもトップクラスのシェアであり、ほとんどのIT企業で用いられています。

つまり、オラクルマスターを取得することにより、システム開発に欠かせないデータベースの管理ができるようになるため、仕事の幅が広がります。

主にIT企業と業務委託契約を結ぶフリーランスエンジニアの人であれば、データベースを扱えるスキルは需要があるので、オラクルマスターの資格を持っておくとよいでしょう。

情報処理技術者試験

情報処理技術者試験はIT系で唯一の国家試験であり、例年50万人~60万人もの情報技術者が受験しています。

情報処理技術者試験はソフトウェアなどの特定の問題だけでなく、プログラミング言語、ネットワーク、インフラなど広範囲の知識を求められる試験です。

国家資格なだけあって、フリーランスエンジニアが取得すれば、かなりの信頼につながりますし、仕事を有利に進めることができるでしょう。

情報処理技術者試験は4つのレベルに分けられており、以下のとおりです。

レベル1 ITパスポート試験
レベル2 情報セキュリティマネジメント試験
レベル2 基本情報技術者試験
レベル3 応用情報技術者試験
レベル4 ITストラテジスト試験
レベル4 システムアーキテクト試験
レベル4 プロジェクトマネージャ試験
レベル4 ネットワークスペシャリスト試験
レベル4 データベーススペシャリスト試験
レベル4 エンベデッドシステムスペシャリスト試験
レベル4 ITサービスマネージャ試験
レベル4 システム監査技術者試験

レベル1は情報技術における基礎的な内容になっており、レベル4になると、マネジメントやデータベースなど、より専門的な内容になるので自分の専門とするスキルの証明として取得するといでしょう。

Linux技術者認定

Linuxは無料で使えるオープンソースのOSであり、OSはMicrosoft Windowsや、macOSなどが有名ですが、無料で使えるOSのシェアはLinuxが世界でトップクラスです。

そんなLinuxを扱うスキルを測る資格としてLinux技術者認定があり、日本だけでなく世界的に取得者が多い資格です。

多くの日本のIT企業でもLinuxが導入されており、フリーランスエンジニアがLinux技術者認定を取得すれば、営業するときに評価ポイントとして判断されるでしょう。

まとめ

  • フリーランスエンジニアは資格よりもスキルが重要
  • 資格を持っていると努力の姿勢と、信頼感を与えられる
  • オラクルマスターなどソフトウェアの認定資格がおすすめ

執筆:HikoPro
編集:Workship MAGAZINE編集部
アイキャッチデザイン:T

SHARE

  • 広告主募集
  • ライター・編集者募集
  • WorkshipSPACE
週1〜3 リモートワーク 土日のみでも案件が見つかる!
Workship