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Web上でのユーザー行動を一目で把握できる「ヒートマップツール」。ヒートマップを見れば、Webサイトのどこがよく見られているのか、どこがよくクリックされているのかなど、視覚的に把握できます。
この記事では、ヒートマップツールの基礎知識と、日本語対応しているおすすめのヒートマップツール8選をご紹介します。
ヒートマップは、Webサイトやアプリ上でのユーザー行動(マウスポインターの動きやクリックされた箇所など)を追跡し、「色」によって可視化する手法です。通常、ユーザーがよりアクティブに反応している部分を暖色で示します。
ヒートマップを通して、ユーザーのページスクロールや、CTAボタンのクリック、ページ離脱ポイントなどの動きを観察できます。
ヒートマップにはさまざまな種類がありますが、おもに使用されているのは以下の2つです。
クリックヒートマップは、ユーザーがどの部分をクリック(あるいはタップ)しているのかを示すものです。ボタンの位置や色、CTAの変更を検討するのに役立ちます。
クリックヒートマップでは、たとえば以下のような疑問を可視化できるでしょう。
- ユーザーがもっともタップしている箇所はどこか?
- どのボタンがもっとも利用されていて、どのボタンがもっとも利用されていないのか?
- どのCTAがもっとも機能しているのか?
スクロールヒートマップは、ユーザーのうち何%が、スクリーンのどこまでスクロールをしたのかを可視化します。モバイルアプリよりもWebサイトのヒートマップで多く利用されます。この情報をもとにコンテンツやレイアウトを変更すれば、エンゲージメントの増加が期待できるでしょう。
スクロールヒートマップでは、たとえば以下のような疑問を可視化できるでしょう。
- どのセクションがもっとも注目されているか?
- ユーザーにより長くページに滞在してもらうためには、どのようにコンテンツを配置するべきなのか?
- CTAボタンの配置は集客にもっとも適したものであるか?
ヒートマップツールは世界各国のマーケティング企業からリリースされていますが、今回は日本語対応しているもののみを厳選してご紹介します。
ツール名 | 価格 | タブレット&モバイル対応 | レポート作成機能 | Google Analytics連携 | その他 |
User Heat |
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○ | – | ○ |
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Ptengine |
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○ | ○ | – |
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brick |
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○ | ○(エクセル) | ○ |
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MIERUCA |
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○ | ○ | – |
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Mouseflow |
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○ | ○ | ○ |
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Contentsquare | 要お問い合わせ | ○ | – | ○ |
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User Insight | 要お問い合わせ | ○(ガラケー対応○) | – | – |
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SiTest | 要お問い合わせ (無料トライアルあり) |
○ | ○ | ○ |
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『User Heat』は、日本国内で生まれたヒートマップツールです。月間30万PVまでなら、無料で分析ができます。
スマートフォンやタブレットにも対応。基本無料ながら、「マウス」「クリック」「熟読エリア」「終了エリア」「離脱エリア」という5種類のメニューを搭載しています。
分析結果を直感的に把握できるので、初心者にはもってこいのツールです。
ツール名 | 価格 | タブレット&モバイル対応 | レポート作成機能 | Google Analytics連携 | その他 |
User Heat |
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○ | – | ○ |
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『Ptengine』は、タグ1つ挿入するだけで、Webサイト上に訪れたユーザーのあらゆる行動インサイトをヒートマップや数値レポートで可視化。パーソナライズした適切なコミュニケーションの実現をサポートします。分析から改善まで1つのプラットフォームで完結できるWebサイトの最適化ツールです。
ユーザー行動を細分化し分析できるPtengineを使えば、インサイトを多く得られるでしょう。得られたインサイトを用いて、ABテスト/サイト編集/ポップアップといった改善策の検証や実行につなぎ、効率的にPVや収益など成果を向上することも可能です。
無料で利用し始められるため、費用対効果の観点からも導入ハードルが低い点がうれしいポイント。一歩進んだマーケティングツールを求める方にオススメです。
ツール名 | 価格 | タブレット&モバイル対応 | レポート作成機能 | Google Analytics連携 | その他 |
Ptengine |
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○ | ○ | – |
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『brick』は、日本で生まれたヒートマップツールです。基本利用料は無料で、Googleアナリティクスと連動してユーザーの動きをトラッキングします。レポートを自動で作成してくれるうれしい機能も。
プランは、「月次レポート」と「期間指定レポート」の2種類。それぞれレポート作成に使うデータの期間が異なります。無料お試しができるので、ぜひ使ってみてください。
ツール名 | 価格 | タブレット&モバイル対応 | レポート作成機能 | Google Analytics連携 | その他 |
brick |
(7日間無料トライアルあり) |
○ | ○(エクセル) | ○ |
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『MIERUCA』は、500社以上に導入されている国産のヒートマップツールです。
無料プランの他、さまざまなニーズに対応した複数の有料プランがあります。
マルチデバイスに対応しており、無料プランでもスクロールヒートマップ、クリックヒートマップ、アテンションヒートマップを利用できます。
ツール名 | 価格 | タブレット&モバイル対応 | レポート作成機能 | Google Analytics連携 | その他 |
MIERUCA |
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○ | ○ | – |
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『Mouseflow』は、15万社以上に導入されているWebサイト分析ツールです。
2,500円〜/月で利用可能な、比較的低価格のサービスです。ヒートマップ以外にもセッションリプレイやフォーム分析などの機能が利用できます。
ツール名 | 価格 | タブレット&モバイル対応 | レポート作成機能 | Google Analytics連携 | その他 |
Mouseflow |
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○ | ○ | ○ |
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『Contentsquare』は、デスクトップ、モバイル、アプリなどのあらゆるチャネルに対応したヒートマップツールです。
Contentsquareの強みは、従来のヒートマップと比較して、細かい分析ができること。「コンテンツ単位でROIを可視化」「カスタマージャーニー分析」「AI主導のアラート機能」など、CVRを効率的に高められる機能が充実しています。
ツール名 | 価格 | タブレット&モバイル対応 | レポート作成機能 | Google Analytics連携 | その他 |
Contentsquare | 要お問い合わせ | ○ | – | ○ |
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『User Insight』は、早稲田大学大学院での研究をもとに開発された、国産のヒートマップツールです。月額5万円から利用でき、官公庁をはじめとした数多くの企業に導入されています。
マルチデバイスに対応しており、「熟読エリア」「終了エリア」「クリックエリア」「全クリックエリア」など、さまざまなメニューが搭載されています。
ツール名 | 価格 | タブレット&モバイル対応 | レポート作成機能 | Google Analytics連携 | その他 |
User Insight | 要お問い合わせ | ○(ガラケー対応○) | – | – |
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『SiTest』は、人工知能を搭載した国産のWeb分析ツールです。1ヶ月の無料トライアル期間があり、その後は有料プランとなります。
スクロール解析、クリック解析、タップ解析など8種類のヒートマップ解析機能を提供。人工知能がA/B解析をおこなうほか、EFO対策ツールも利用できます。
ツール名 | 価格 | タブレット&モバイル対応 | レポート作成機能 | Google Analytics連携 | その他 |
SiTest | 要お問い合わせ
(無料トライアルあり) |
○ | ○ | ○ |
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(執筆:Nakajima Asuka 編集:Sato Mizuki)