知っておきたいマインドマップの使い方。Xmindで誰でも簡単&おしゃれに作ってみよう!

Xmind2020で作ったマインドマップの例
  • 「情報整理したいけど、メモ帳だと整理しづらい……」
  • 「マインドマップを使ってみたいけど、具体的に何ができるんだろう?」
  • 「使いやすいマインドマップツールを知りたい!」

企画、ミーティング、調査、データ分析など、情報を整理したいタイミングは多いですよね。しかし、メモ帳などでは情報の分類や見直しが難しいもの。そこでおすすめなのが「マインドマップ」です。

この記事では、マインドマップの特徴や使い方をご紹介します。また、デザイン性が高く使いやすいマインドマップツール『Xmind』の機能もまとめました。

マインドマップとは? 特徴や使い方を解説

はじめに、マインドマップツールの概要や使い方をご説明します。

マインドマップとは

マインドマップとは、イギリスの文筆家であるトニー・ブザンが提唱した、思考整理方法のひとつ。新しいアイデアを素早く洗い出し、異なるアイデアや情報との関係性を見極めるのに役立つツールです。

ほとんどのマインドマップには「ツリーモデル」が採用されています。ツリーモデルとは「中心となるテーマから、関連するコンセプトを木の枝のように配置していくこと」。

たとえば次のように、「テーマ→カテゴリ→詳細」といった形で思考の整理が可能です。

Xmind2020で作ったマインドマップの例

▲Xmindで作ったマインドマップの例

マインドマップのおすすめの使い方

マインドマップのおすすめの使い方は、次の3つです。

  • 情報整理(情報を網羅的に整理したいとき)
  • アイデア創出(10秒考えてもアイデアがでないとき)
  • 課題解決(何らかの悩みを解決したいとき)

マインドマップは思考を整理するツールなので、「何らかの悩みがあるとき」に使うのがおすすめ。ビジネスシーンでは以下の場合などで使用できます。

■仕事で悩む問題の例

  • タスク管理がうまくいかない
  • 取引先とのコミュニケーションがうまくいかない
  • 思ったように売上が伸びない

「何かで悩んだときはマインドマップを使う」と決めておくと良いかもしれません。

マインドマップは情報を網羅的かつ段階的にまとめられるため、情報整理やアイデア創出、課題解決に大きな効果があります。

マインドマップツール『Xmind』で、簡単&おしゃれに作ってみよう!

数あるマインドマップツールのなかでも、おすすめなのが『Xmind』です。無料版と有料版が用意されています。

Xmindの特徴は、大きく分けて5つあります。

  1. すぐに使えるおしゃれなデザインが豊富
  2. 箇条書きをマインドマップに変換できる
  3. デザイン性が高く「図解」も作れる
  4. 作成に集中できる「ZENモード」が便利
  5. メモやリンクをつけても見づらくならない

Xmindの魅力や使い方を詳しく見ていきましょう。

【特徴1】すぐに使えるおしゃれなデザインが豊富

Xmindは、マインドマップツールの中でもデザイン性が優れています。

Xmind2020で使える「マーカー」を使った例

▲Xmindで使える「マーカー」を使った例

上記のように「マーカー」と呼ばれるアイコンを使って、わかりやすい表現が可能です。情報が多くても見づらくならないメリットがあります。

さらにマインドマップのデザインテーマも豊富なため、自分好みのデザインを作れます。

このようにデザイン性が優れているのが、Xmindの魅力のひとつです。

Xmind2020で利用可能なテーマの例

▲Xmindで利用可能なテーマの例

【特徴2】箇条書きをマインドマップに変換できる

「え、マインドマップなのに箇条書きってどういうこと?」と、思う方もいるかもしれません。じつはXmindには、箇条書きを作るだけでマインドマップが作れる「アウトライナー」という機能があります。

アウトライナーでは、以下の手順でマインドマップを作れます。

1. 「アウトライナー」をクリック
「アウトライナー」をクリック
2. 箇条書きで情報を入力し、マインドマップをクリック
箇条書きで情報を入力し、マインドマップをクリック

クリックすると、次のようにマインドマップが作成されます。

アウトライナーで作成した後のマインドマップの例

▲アウトライナーで作成した後のマインドマップの例

「マインドマップにまだ慣れてないけど、関連性がわかりやすい図を作りたい……」という方に最適な機能です。

また、メモ帳と併用すれば、以下の流れでマインドマップを爆速で作れます。

  1. スマホやPCのメモ帳に書きなぐる
  2. アウトライナーにコピペ
  3. 階層や位置を整える

【特徴3】デザイン性が高く「図解」も作れる

先ほども紹介しましたが、Xmindはマインドマップツールの中でも、とくにデザイン性が優れています。

なかでも「ステッカー」機能は優秀で、以下のような図解がすぐに作れます。

Xmind2020のステッカーを使ったマインドマップの例

▲Xmindのステッカーを使ったマインドマップの例

ステッカーは100種類以上あり、とても豊富です。

カテゴリーごとに分けられているため、探しやすいのも嬉しいですね。

Xmind2020のステッカーの例

▲Xmindのステッカーの例

【特徴4】作成に集中できる「ZENモード」が便利

ZENモードとは、「マインドマップを作る作業に集中できるモード」のこと。「通常モード」と「ZENモード」を見比べてみましょう。

通常モードの画面例

▲通常モードの画面例

ZENモードの画面例

▲ZENモードの画面例

画面の上にあったメニューが非表示となり、最小限の情報のみ表示されています。それでいて、マインドマップを作るときによく使う「マーカー」や「ステッカー」などは右上のメニューから使用できるため、使いづらさは感じません。

ZENモードでマーカーを出したときの画面例

▲ZENモードでマーカーを出したときの画面例

視界に入るものは集中力に大きく影響します。このように、作業に集中できる機能があるのもXmindの魅力の1つです。

【特徴5】メモやリンクをつけても見づらくならない

情報を整理していくなかで、細かいメモやWebサイトのリンクはまとめておきたいもの。

とくにインターネットで調べた情報には、URLを載せておきたいですよね。ただ、長い文字列であるURLをはると、マインドマップが見づらくなる難点があります。

このような問題も、Xmindなら解決できます。次のように「なるべくスペースを取らず、思考を邪魔しないデザイン」で情報整理できます。

Xmind2020でメモやリンクを付けたときの例

▲Xmindでメモやリンクを付けたときの例

ただデザイン性が優れているだけでなく、こういった「思考の邪魔をしない」配慮がされているのは嬉しいですね。

まとめ

今回はマインドマップの概要と、Xmindの特徴をご紹介しました。

  • マインドマップとは、思考を整理する方法のひとつ
  • 以下のような場面で使うと便利
    ・何らかの悩みを解決したいとき
    ・10秒考えてもアイデアがでないとき
    ・情報を網羅的に整理したいとき
  • マインドマップツール『Xmind』の特徴は、以下の5つ
    1. すぐに使えるおしゃれなデザインが豊富
    2. 箇条書きするだけで簡単にマインドマップが作れる
    3. デザイン性が高く「図解」も作れる
    4. 作成に集中できる「ZENモード」が便利
    5. メモやリンクをつけても見づらくならない

Xmindはデザイン性がとても高く、視覚的にわかりやすいマインドマップを作れるツールです。

「これからマインドマップを試したい!」と思っている方は、ぜひダウンロードしてみてください。無料版も用意されています。

Xmindの詳細はこちら

(執筆:しろ 編集:イズミ カズキ)

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