フリーランスの月商10万円、50万円、100万円の壁の攻略方法
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突然ですが「請求書」というシロモノ。なにかと忙しい月末月初には、作成作業が面倒に感じませんか?
組織に属することなく腕一本で業界を渡り歩き、クライアントのさまざまな課題をこなし、そして報酬を得る。
そんなフリーランスがぶつかる大きな壁が、請求業務です。
一般的に、取引先に請求書を送付するまでには請求内容の確定、データ作成、印刷、押印、封入、投函と多くの手順がかかります。くわえて取引先への請求ミスは許されないために、気を使う作業がたくさんありますよね。
必要な記載項目がわからない場合は、表計算ソフトなどのテンプレートを利用することもあるでしょう。
しかしこうしたテンプレートは、取引先に応じて名称や内容を手入力したり、行や列を削除したり追加したりして計算式がずれてしまうなど、細かな修正作業で余計に時間がかかってしまうこともよくあります。
また作成はかんたんでも、そのデータを整理・管理しておくのに手間がかかるでしょう。
そんなときに大活躍するのが「クラウド請求書作成サービス」。多くのサービスがアカウント登録無料で、誰でもかんたんにきれいな請求書がパパッと作れるのです。
この記事でご紹介するのは、数あるクラウド請求書作成サービスの中でも特に請求業務の効率化に特化した、驚くほどかんたんに素早く請求書を作成できる『Misoca』。
クラウド請求書作成サービスの中でも特に知名度の高いMisocaは、以下のようなお悩みを解決できます。
Misocaを使うことで、すべての問題が解決したら……こんなに嬉しいことはありません!
今回はMisocaの評判と、筆者(毎月請求書にめちゃくちゃ苦労する)が実際にMisocaを使ってみた感想、Misocaのメリット・デメリットをご紹介します。
結論から述べると、試してみた感想は……
と、個人的には大大大満足でした。以下、Misocaの体当たりレポートをお送りします。
(筆者の心の声:請求書が1分で作れるだと……? そんなうまい話があるのか……?)
目次
Misocaの評判ですが、実際どうなのでしょう?
インターネット上の評判を拾ってみたところ、おおよそ下記のような意見が見られました。
- かんたんに理想的な請求書がすぐできた!
- スキマ時間を利用して請求書を作れるのでMisocaはアリ
- 何より金額の計算や、消費税、源泉所得税の処理をMisocaがやってくれるのは楽
- Misocaは郵送代行に対応していて、ポストに行かなくて済む
- 小難しい設定も不要で、PCに疎い私でも扱えてしまった
- 業務時間でいうと、月に1〜1.5日分浮いた感じ
- 月末に打ち合わせや飲み会を入れられるようになった
- 毎月一定のペースで子供と接することが出来るようになった
- 請求業務から解放され、先月初めて子供の参観日に参加できた
などなど……おおよそ、
といった内容の評判が見られました。中には「絵空事かな?」と思うような内容も散見されますね。
しかし、実際に試してみた筆者が先に結論を言いますが、Misocaは請求業務が間違いなく捗るサービスだと言えます! Misoca超便利。
しかもこういったクラウド型の請求書作成サービスってお金がかかるのが一般的なのですが、Misocaは一定の通数までなら何ヶ月、何年使ってもずっと無料!
まずは試してみる価値アリです。
少なくとも、私のように表計算ソフトで請求書を一通ずつ手作りしている方は、今すぐMisocaに乗り換えることをおすすめします。おそらく、表計算ソフトでの請求書作成には戻れなくなるでしょう……。Misocaを使うメリットが多すぎて。
Misocaを実際に使ってみた流れはスクショ付きでこの後ご紹介するとして、先に言わせてください、Misocaを使った感想を(倒置法)。
まず一番最初に思ったのが、「請求書作成がかんたんになりすぎ。今までの時間は何だったのか」という感想です。
今まで表計算ソフトで請求書を作成、管理していた私ですが……月末になると、請求書を作るためにまずはデータが格納されているWindowsコンピューターの前に鎮座し、マイコンピューターの中にある請求書ファイルを引っ張り出し、それから
というフローが請求書ごとに必要でした。
「請求書を作るだけで一日や二日があっという間に過ぎ去ってしまった……」というのもよくある話。
これがMisocaを使ってみたところ、本当に冗談抜きで信じられないほど作成時間が短縮されました。労力も激減です。
圧倒的な時短、圧倒的な効率化。それを実現できるサービスが、Misocaです。
とはいえ、正直使う前にはいくつか懸念材料もありました。以下でいくつかご紹介します。
「かんたんに使えそうだけど、自由度が低いのでは」「請求書のデザインが無味乾燥なものだったり、テンプレートも2種類くらいしかないのでは?」と考えていました。
後ほど詳しくご紹介しますが、Misocaにはビジネス向けのものからオシャレなものまで、多彩なデザインテンプレートが用意されています。自社のロゴや印影もかんたんに挿入可能なので、オリジナルに近い請求書の作成が可能です。少なくとも表計算ソフトで作るよりも、見栄えのするものがほとんどでした。
「クラウド型だから、きっとデジタルデータで完結できる取引先にしか使えないんでしょ?」という懸念もありました。
まだまだ紙ベースの請求書のやり取りが必要な企業は多いため、紙ベースの請求書に対応していないのはマズイです。
しかしMisocaは、作成した請求書データを印刷→封入→郵送までをワンクリックで代行してくれるサービスを提供しています(※有償プランのみ利用可能、別途料金が必要)。
どのプランに登録してもこの代行サービスがお試しできる郵送無料チケットが配布されるので、一度試してみるのも良いでしょう。
今回は実際にMisocaの無料プランを使ってみたので、さっそく解説します。
アカウント登録は5分もあれば完了できました。サクサク操作できる人であれば、もう少し早いでしょう。
まずは利用するプランを決めましょう。プランによって月間の請求書作成可能通数が異なります。
請求書を送付する取引先数が5件までの人であれば、無料プランで十分です。
ちなみに取引先が6件以上の方は、プラン15がおすすめ。今なら“初年度無償”キャンペーンが実施中で、一年間無料で使うことができます。
いや、こりゃ〜さすがに太っ腹ですね!
Mioscaサービスサイトに行くと、「まずは無料で始める」というボタンがあるのでクリックしましょう。
するとプランごとに申込み先が表示されます。今回は無料プランに申し込んでみましょう。
最大5通程度の請求書が作れればOK!というフリーランサーであれば、この無料プランで必要十分です。
「登録して試してみる」をクリックすると、「Misocaご利用申込」の画面が表示されます。ここで「弥生ID新規登録」をクリックします。
Misocaの運営会社である、弥生株式会社のID登録ですね。
さて、弥生ID・新規登録ですが、
を入力し、
をクリックするだけで完了できます。
弥生IDの登録が終わると、続いてプラン選択の画面が出てきます。
「無料体験」を選択しましょう。
プランを選択すると、申し込みの確認画面が表示されます。規約に同意し「申込を確定する」をクリックしましょう。
次に、申し込みが終わるとサービスの利用者登録の画面が出るので入力していきましょう。
電話番号の登録フォームがありますが、筆者のケースでは特に本人確認の電話などがかかってくることはありませんでした。意外とココ、重要ですよね。
利用者などの情報を入力し終えると、これで必要な入力作業が完了します。
ここまで5分もあれば完了です。
misocaに申し込むと、登録したメールアドレスに確認メールがすぐ届きます。
忘れずにURLをクリックし、登録を完了しましょう。
【Misoca無料プランの申し込みでわかったこと】
- 5分もあれば申し込みが終わる
- 申し込み後、すぐにサービスの利用ができる
- 身分証明書や通帳や印鑑の写しは不要
- 電話番号の登録があるが、特にかかってくることはなかった
申し込みを終えると、すぐにサービスを使い始めることができます!
画面右側の「請求書を新しく作る」のボタンから、請求書を作成してみましょう。
直感的に操作できる分かりやすいUIも高評価ですね。
請求書の新規作成はこのような画面です。
「請求情報」「請求元情報」「品番・品名」「お振込先」を穴埋め形式で入力していくスタイルになっています。
直感的で分かりやすいデザインですね。
実際に必要事項を入力した図が上のとおり。
このあと「保存する」をクリックすると、以下のような請求書がすぐに作成されます。
なお、1度入力した情報は次回からオートコンプリートで選択するだけなので、2回目以降はたった1分程度で請求書が作成できてしまうのです!
ここまで来たら、次は「請求書を送る」というステップです。
こちらも非常にかんたん!
これだけ送付方法があれば、得意先の要望に合わせて送るのも苦労しませんね!(※「郵送手続」を使う場合は、有償プランへのアップグレードが必要です)
また初めて使う方には、「はじめてのMisoca ご利用ガイド」が用意されています。
ここでは、請求書をカスタマイズする方法やより便利に使うためのヒントがまとめられています。
使えば使うほど便利になるのが、Misocaのミソです。(※ミソカだけに)
また、Misocaはスマホアプリ版も提供しています。
筆者の場合は、クライアントとの打ち合わせで「この案件はもう請求書をまとめて送ってもらって大丈夫なので、対応お願いしますね」と言われた時に、すぐにスマホアプリでサクッと請求書を作成してすぐに送付できました。スマホだけで請求業務が完結できるのは画期的ですね! 業務の効率化・クライアントの満足度向上が期待できます。
実際に使ってみたところ、個人的にいくつかのポイントでメリットや魅力のようなものを感じました。
Misocaではロゴや印影が設定できます。
オリジナルの請求書を作りたい方にオススメです。
「請求書の編集画面」の請求元情報詳細でロゴや印影が設定できます。
請求書であってもデザインにこだわりたい筆者にとって嬉しいのが、テンプレートデザインが選べて取引先ごとにデザインを変更して保存できるというところ。
表計算ソフトだと、テンプレートを変更するとなると微調整が必要だったり、そもそも情報を入力しなおさなければならないことも多いでしょう。おいそれとテンプレートを変えられないのが、表計算ソフトのネックでした。
実は筆者も、このテンプレートの変更には消極的でした。なぜなら、微調整が面倒だから。
この点、Misocaは一味違うのです。
Misocaには、
などなど、デザインテンプレートが多数用意されており、作成後でもテンプレート変更が可能です。一瞬で変更ができます。
エクセルテンプレートをカスタマイズするよりも、圧倒的にかんたんに好みの請求書が作成できました。
なにより自分で微調整しなくて済むのがたまりません。(やったことがある人なら分かる、知られざる苦労)
Misocaを使う前、筆者が実際に感じていた「ギモン」があります。
これらについても実際に使ってみることでスパッと解決したので、ひとつずつご紹介していきます。
人間誰しも、使い慣れた道具や業務の流れというものがあり、多少効率が悪いと思ってはいても今までどおりのやり方で良いという方もいらっしゃいます。
筆者もどちらかと言うと「そのクチだった」のですが、クラウドで利用できる請求書作成サービスのメリットは、とにかく時短になるということ。
そして、作業環境を選ばないというのもひとつ大きなポイントです。
クラウド型サービスは、ITに強い人以外は置いてきぼりで使いにくい……というイメージもあるでしょう。しかしMisocaに関しては、そんな心配も無用でした。とにかく直感的に使うことができ、煩わしい作業はすべて機械が代行してくれるイメージです。
また、従来であれば表計算ソフトのファイルを開くのにPC環境が必要ですが、MisocaはPCはもちろん、スマホでも同じ保存データを呼び出し、かんたんに請求状況の確認や新規作成、送付が可能です。
このツールを使うことにより、本業に集中できる時間配分が増えて、結果的にワークライフバランスの改善につながります。少なくとも筆者の場合、仕事の効率が改善して最終的に余暇時間が増えました。
これが一番の懸念材料だという方も多いのではないでしょうか。
筆者も実は、「無料だし、使える機能も少しなのでは?」と思っていたのですが……そんなことはありませんでした。
「ひととおり」請求業務で利用してみましたが、よくある無料プランだからこその機能制限で不便な思いをした、ということはありませんでした。十分使えます。
2019年8月現在の課税設定の対応状態は、下記のとおり。
消費税設定 |
|
消費税率設定 |
|
消費税端数処理 |
|
源泉徴収税設定 |
|
もちろん、「区分記載請求書」の出力も対応可能。
事前にこれらを設定しておくことで、請求書作成時に自動的に反映されます。
ここまでご紹介してきた中で「Misocaはずっと無料で使えます」とお伝えしてきましたが、これは本当です。
請求書の作成通数が月5通までなら、ずっと無料でサービスが使えます。
無料プランを使用していたのに「自動更新されてある日突然いきなり課金された!」なんてこともありません。
きれいなデザインで項目や計算ミスのないどこに出しても恥ずかしくない請求書を作ることができ、さらに時短で圧倒的な効率化を図ることができるのに、無料。
今回、実際にMisocaのアカウント作成から請求書の作成~発送までを試してみた筆者としては、「フリーランス・個人事業主ならMisocaを導入しておいて損はなし!」と結論づけました。
フリーランス・個人事業主は、人的リソースが限られているため、請求業務などのバックオフィス業務はできるだけ効率化を図り、どれだけ本業に時間・手間を割くことができるか、という部分が大切になってきます。
Misocaなら、誰でもかんたんに、正確できれいな請求書をスピーディーに作成できます。しかもコストもかかりません(※月5通までならずっと無料)。
バックオフィス経験が少ないために、今ひとつ請求業務に慣れていないフリーランスの方や、表計算ソフトで毎回請求書を作る作業から解放されたい個人事業主の方は、まずは試しにアカウントを作るところから始めてみてはいかがでしょうか。
バックオフィスの業務効率化・時間の短縮によって生まれた時間を、次は何に使いますか? 取引先のためにも、そしてあなた自身のためにも、Misocaで時間という余裕を生み出しましょう。