フリーランス、子1歳まで国民年金免除へ 他

こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の齊藤です。

1週間のニュースからフリーランス・副業者に役立つものを抜粋してご紹介します。今週もよろしくお願いします。

過去のフリーランス・副業ニュースはこちら

※来週は年末年始休みとなります。次回は1月8日(月)に配信予定です

【1】子1歳まで国民年金の保険料免除 自営業者、フリーランスの両親

共同通信などの報道によれば、厚生労働省は自営業者やフリーランスなどが加入する国民年金の保険料を、子どもが1歳になるまで免除する方針を固めました。対象は子供の両親のフリーランスなどです。

「次元の異なる少子化対策」の一環で、子育て世帯の負担を軽くする狙いとされ、2026年度中の実施を目指すとのことです。

もともと、会社員などが加入する厚生年金には、最長で子どもが3歳になるまで男女ともに保険料を免除する仕組みがあります。子育て世帯にとって厚生年金と国民年金の支援格差は大きく、フリーランスから不満の声を聞くことも少なくありませんでした。

少子化対策として、フリーランス向けに育休や産休に代わる制度なども整備されてくると、フリーランスも子育てがしやすい時代になっていくかもしれません。

記事を読む(共同通信)

【2】ネットの嫌がらせと戦ってはいけない。最強の対策が「スルー」な理由【弁護士直伝】

なりすましに粘着、低評価爆撃……。インターネットの世界は便利ですが、悪意ある第三者からの「嫌がらせ」リスクは無視できません。

とくにSNSやポータルサイト経由でのお仕事獲得が多いフリーランスは、会社員以上に「ネット上の嫌がらせ」に遭遇するリスクが高いといえます。実際、周りでそんな話が聞こえてくることもしばしば。

加害者のことはムカつくし反論したい……と思うかもしれませんが、嫌がらせに対しては「ひとまずスルーしたほうがいい」と河野弁護士は言います。

記事では、ネット上の嫌がらせへの正しい対応や予防策を河野弁護士に伺いました。

記事を読む(Workship MAGAZINE)

【3】ライター流「ウザがられない」営業方法

多くのライターが悩みがちな「営業方法」。とにかく営業しても仕事につながらない、そもそも営業することをためらってしまう……など、いろいろな悩みを耳にします。

しかし、ライターの少年Bさんは「ライターの営業はやったもん勝ちで、ウザいとは全然思わなかった」といいます。

記事では、営業をして「ほぼ“お祈り”をされたことがない」という少年Bさんの経験をベースに、ウザがられないための営業術や実際に活用する営業メールなどを教えてもらいました。

記事を読む(Workship MAGAZINE)

【4】副業意向は過去最多。本業の人事考課や給与満足度が高いほど、副業を実施する傾向に

パーソルイノベーション株式会社 lotsful Companyが運営する副業人材マッチングサービス『lotsful』は、副業に関する定点調査の結果を公開しました。

おもな調査結果は以下の通り。

  • 直近の副業経験者数は、2023年5月に落ち込んだものの再び前年同月の水準まで回復
  • 今後の副業意向は、2022年5月の調査開始から過去最多
  • 「副業しない理由」の推移に、副業容認企業の増加が垣間見える結果に
  • 前年同月比では、月額10万円以上を稼ぐ副業者が減少傾向
  • 現在の会社の評価満足度が高いほど、副業を実施している結果に

「副業者数の回復」「副業意向の伸長」「副業容認企業の増加」など、副業に対してポジティブなデータが多い調査だったといえるでしょう。

また、本業で高く評価され、給与に満足している人ほど、副業実施率が高いというのも興味深いデータです。副業が必ずしもお金稼ぎだけを目的にしたものではないこともわかります。

▲出典:パーソルイノベーション

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【5】定期的に休憩する従業員は生産性が高い Slackが働き方調査

世界的なコミュニケーションツールとして知られる「Slack」は、世界中のデスクワーカーを対象とした、未来の働き方に関する調査「Slack Workforce Index」を発表しました。

おもな調査結果は以下の通り。

  • デスクワーカーの5人中2人が「時間外労働が常態化している」と回答。うち、50%以上がプレッシャーを感じて残業をしている→プレッシャーを感じて残業している場合、日本では1日を通じて生産性スコアが37%低下
  • 日本のデスクワーカーの63%が「勤務中にほとんど、あるいは全く休みを取らない」と回答
    →定期的に休憩を取る従業員は生産性のスコアが13%高い
  • 日本では「AIツールは、仕事の生産性向上につながっていない」と感じているデスクワーカーの割合は91%
    →調査対象国6カ国で最下位

世界的に見ても「非効率的な働き方」が行われている現状が明らかになり、とくに日本が最も非効率的になっている設問も数多く見られました。

「人材確保」の側面だけでなく、「生産性向上」のためにも働き方改革の進展は必須といえそうです。

▲出典:Impress Watch

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【6】Z世代Webデザイナー4割以上が、今後のキャリアで「現職からそのまま独立」を検討

株式会社日本デザインが運営するWEBデザインスクール「デザスク」は、22〜26歳のWebデザイナーを対象に、Z世代Webデザイナーのフリーランス転身に関する意識調査を実施しました。

おもな調査結果は以下の通り。

  • 69.7%が、今後の独立やフリーランス化に「興味がある」と回答
  • 43.6%が、今後のキャリアは「現職からそのまま独立」が一番可能性が高いと回答
  • 65.2%が、生成AIの活用で「よりデザインに注力できる」と回答

若手Webデザイナーは、独立に対するモチベーションが高く、独立を現実的なキャリアとして思い描いていることが明らかになりました。

▲出典:PR TIMES

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今週のお題:低単価・低難度な案件 VS 高単価・高難度な案件

Workship運営のフリーランス・副業コミュニティ『Workship LAB』のメンバーに「低単価・低難度な案件と高単価・高難度な案件、どちらが好み?」と聞きました。

やはり、多少時間がかかっても「高単価・高難度な案件を少しやりたい」という声が多数派でした。

『Workship LAB』は、個人事業主の悩みやノウハウをみんなで共有していく相談コミュニティです。現在のメンバーは370名以上。フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』が運営しています。

参加にご興味のある方は、名前・職種・SNSアカウント・フリーランス歴(副業歴)を添えて、こちらからお問い合わせください。審査通過の場合、運営からご連絡いたします。

(執筆:齊藤颯人 編集:Workship MAGAZINE編集部)

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