【社労士解説】ジョブ型雇用時代におけるフリーランスの生存戦略とは?
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こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の猫宮です。
最近のニュースから、フリーランス・副業者のみなさんに役立つものを抜粋してご紹介します。よろしくお願いします。
VTuber事業で知られる東証グロース上場企業「カバー」が、下請け法違反で公正取引委員会から勧告を受けました。同社は、フリーランスを含む下請け業者に対し、動画制作の無償やり直しを合計243回強いていたことが明らかになりました。
特に問題視されたのは、発注時の仕様書に明記されていない修正を無償で要求していた点です。また、29事業者への支払い遅延は最長で約1年7カ月に及び、遅延利息は約115万円に上りました。
この事例は、11月1日に施行される「フリーランス新法」の重要性を示唆しています。新法では、仕事内容の明示や報酬の支払い期日の明確化が発注者に義務付けられます。
フリーランスとして活動していると「舐められ体験」をすることがあります。「明日納品でお願いします!」という無茶な要求をされたり、「友情価格で!」と安価な仕事を持ちかけられたり、契約書にない修正を何度も要求されたりなどです。
本記事では、3名のフリーランスに実際の「舐められ体験」を語っていただき、なぜフリーランスは舐められやすいのか、そしてどうすれば舐められない関係性を築けるのかを詳しく解説しています。
一度でも「舐められ体験」をしたことがある方や、舐められないように対策を打ちたい方はぜひご一読ください。
マイナビが実施した「フリーランスの意識・就業実態調査2024年版」で、フリーランスとして働く人の62.1%が「満足」と回答していることがわかりました。
職種別では、「クリエイティブ系」「ITエンジニア・開発系」「編集・ライター・印刷系」で6割以上が満足と答える一方で、「事務・バックオフィス系」は51.5%に留まりました。加えて、会社員時代と比べた働き方の変化も明らかになり、「仕事上のストレス」が減ったと回答した人が65.5%、「業務量」が減ったと答えた人が50.4%となっています。
一方で、収入については職種による違いが大きく、「ITエンジニア・開発系」は約73万円の増加に対し、「編集・ライター・印刷系」は約95万円の減少と明暗が分かれました。また、月収の最高額と最低額の差が大きいことも浮き彫りとなり、最高月収の平均が53万5000円に対し、最低月収の平均は11万3000円と、収入の不安定さが課題として挙げられています。
フリーランスにとって永遠の悩みの1つが「稼ぎを増やすためにどんなスキルを身に着けるべきか」です。ベテランフリーランスの高田ゲンキさんに「フリーランスが稼ぎやすいスキル」について伺いました。
稼げるスキルを身に着けて、今後のフリーランス活動に役立てたい方におすすめです。
フリーランスとして12年のキャリアを持つ47歳の編集者が、近年増えてきた「年下クライアント」との関係づくりについて、実体験を交えて解説しています。
ベテランフリーランスは年齢を重ねるにつれて仕事が減少する傾向にありますが、その背景には発注者の世代交代があります。記事では、若手クライアントと良好な関係を築くための4つのポイントを紹介。
など、具体的な心構えが語られています。年齢を重ねても選ばれ続けるフリーランスでいるために必要な心構えを、ぜひご一読ください。
フリーランスや個人事業主にとって悩みの種となるのが、会計処理や税務申告、契約書作成といったバックオフィス業務。すべて自分で行うには膨大な時間がかかり、かといって丸投げすることもリスクが伴います。
本記事では、フリーランスとして法人化4期目の筆者が、バックオフィス代行会社の担当者へのインタビューを通じて「誰に何を任せるべきか」「自分は何を担うべきか」という適切な役割分担について解説しています。
税理士や社労士といった専門家に任せるべき業務、自社で対応可能な業務、そして外部委託時の注意点まで具体的なアドバイスが満載です。「バックオフィス業務に追われて本業に集中できない」「誰に相談していいかわからない」とお悩みのフリーランスや経営者の方は、ぜひご覧ください。
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(執筆:猫宮しろ 編集:Workship MAGAZINE編集部)