デザインのスキルアップ法4選|キャリアパスで役立つスキルも紹介
- UI/UXデザイン
- Webデザイン
- フリーランス/個人事業主
SNSやウェブで複数のリンクを一括でシェアできる「リンクまとめサービス」は、便利なツールとして人気を集めています。特に、InstagramやX、TikTok、YouTubeなど、複数のSNSアカウントを運用している方に重宝されており、フォロワーにとっても一目で情報が分かりやすくなるのが魅力です。
本記事では、リンクまとめサービスの概要から、自分に合ったサービスの選び方、多様な活用方法まで詳しく解説していきます。実際の導入手順も紹介しますので、これからリンクまとめサービスを活用したい方や、SNS運用の効率化を図りたい方は、ぜひ参考にしてください。
※本記事はバリューコマース株式会社の提供でお送りします。
目次 [非表示]
リンクまとめサービスとは、SNSやブログなど複数のリンクを一つのページに集約できるツールです。最近では、XやInstagram、TikTok、ブログといったさまざまなアカウントを一人のインフルエンサーが運営することが増加しています。そのため、プロフィールに複数のリンクをまとめたページを設置することで、フォロワーがワンタップで他のSNSやコンテンツにアクセスしやすくなります。
また、リンクまとめサービスは無料で使えるものが多く、 テンプレートが豊富に用意されているため、専門知識がなくても自分だけのオリジナルページ を簡単に作成できます。これからSNS活動を本格化させたいインフルエンサーや、コストを抑えながら集客したい方におすすめのサービスです。
リンクまとめサービスは、それぞれ異なる特徴があるため、用途や目的に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。自分に合ったサービスを見つけて、フォロワーに見られやすいリンク集を作りましょう。
サービス名 | 料金 | 特徴 | 運営会社 |
VLINK | 無料 | SNSの投稿を連携できる | バリューコマース株式会社 |
lit.link | 無料 /有料(月額660円) | 無料で利用できる機能が豊富 | TieUps株式会社 |
Linktree | 無料/有料(月額4ドル〜19.5ドル) | プロプラン以上でSEOやトラッキング機能の活用が可能 | Linktree株式会社(豪) |
POTOFU | 無料 | ファンレターでクリエイターへの直接支援が受けられる | 株式会社Sozi |
Profiee | 無料 | 経歴やライフイベントを時系列で整理して表示できる | Spready株式会社 |
LinkCore | Unlimitedプラン:年額4,400円〜 Pay Per Releaseプラン:年額1,551円〜 |
音楽特化のリンクまとめサービス | チューンコアジャパン株式会社 |
aboutme | 無料 | チケット販売や商品の発送機能付き | 株式会社Bloom&Co. |
Pont | 無料 | LINEチャットなどのサポートが充実 | 株式会社BitStar |
Fanme | 無料 | デジタルコンテンツや写真を販売できる | 株式会社TORIHADA |
Instabio | 無料/有料(月額2.99ドル〜9.99ドル) | 多機能型で、Webサイトからオンラインストアまで | Instabio |
▲出典:VLINK
VLINKは、簡単に複数のSNSを一つのページにまとめられるサービスです。基本的なSNSリンクの集約機能に加え、選んだ投稿だけをピックアップして表示できるのが特徴。SNSに投稿した愛用品と商品情報を簡単に紐づけられるので、「自分らしさ」や「好きなもの」を自然にフォロワーに伝えられます。
特にファッション、コスメ、インテリア、料理など、ビジュアルを重視するアカウントと相性がよく、ページ全体でおしゃれな印象を打ち出せます。
【VLINKでできること】
- スマホだけで、自分のSNSや活動内容をまとめたページが作成可能
- よく見られる投稿やおすすめしたいアイテムを掲載して、いつでも見返したりフォロワーに見返したりしてもらえる
- Instagram、TikTok、YouTube、Xなど、複数のSNSに対応
- LINE連携で、簡単に登録が完了
- 専門知識不要で、アプリのダウンロードも不要
▼VLINKを活用しているインフルエンサーの記事はこちら
おしゃれなインスタのプロフィールを作るには?すぐに実践できるtipsをフォロワー11万人超のインスタグラマーに聞いてみた
Workship MAGAZINE
Instagramでインフルエンサーになるには?アカウント設計からフォロワー増加、収益化までの道のり【インフルエンサー直伝】
Workship MAGAZINE
▲出典:lit.link
2024年12月時点で登録者数250万人以上を誇る、lit.link(リットリンク)。オリジナル画像の使用や音楽の挿入など、無料で利用できる機能が充実しているのが特徴です。また、月額660円の有料プランでは、広告の非表示やカスタマイズ性の向上など、さらに幅広い機能を利用できます。
特に便利なのは、フォロワーのアクセス動向がわかる「アクセス解析」機能。有料プランでのみ利用できる機能ですが、ページビュー数や使用デバイスなどのデータを確認でき、フォロワーがどのようにページを訪問しているかを把握しやすいため、リンクまとめサービスを戦略的に活用できます。
さらに、背景やアイコン、文字の色やサイズ、ボタンデザインまで自由にカスタマイズが可能。好みに合わせてページをデザインできますが、自由度が高い分、高度なカスタマイズをする場合はデザインセンスが求められるかもしれません。
▲出典:Linktree
Linktree(リンクツリー)は、2016年にオーストラリア・メルボルンのスタートアップ企業によって始まったサービスです。サイトは英語表記ですが、日本語でテキストを入力できるため、少し操作に慣れれば日本のユーザーも不自由なく利用できます。
料金プランは、無料プランから、月額5ドルのスタータープラン、月額9ドルのプロプラン、月額24ドルのプレミアムプランまで4種類。無料版でもリンクの追加や並び替え、シンプルなデザイン編集が可能で、基本機能は充実しています。
さらにプロプランは、Googleアナリティクスの連携やSEO設定といった高度な機能が追加されるので、ビジネスやマーケティングを本格的に行いたいインフルエンサーに最適です。
▲出典:POTOFU
株式会社Sozi(ソジ)が運営するPOTOFU(ポトフ)はクリエイターを応援するリンクまとめサービスです。同社が提供するファンレターサービス「OFUSE(オフセ)」との連携が特徴で、ファンからの応援を直接受け取る収益化の仕組みが整っています。
小説家やアニメーター、動画クリエイターなど、作品を発信するクリエイターに支持されており、無料で利用できるため、活動を始めたばかりの方がポートフォリオとして利用するケースも増えています。
中でも、各SNSに投稿した画像や動画を自動表示できる「アクティビティ」機能が便利ですが、2024年12月のAPI変更に伴い、Instagramとの連携機能が利用できなくなります。Instagramを中心に活動している方には、ご注意ください。
▲出典:Profiee
Profiee(プロフィー)の特徴は、自己紹介やプロフィール作成に特化していること。SNSやブログ、ポートフォリオを一つのページにまとめられるだけでなく、過去の活動や実績、ライフイベントを時系列で表現できるので、キャリアや成長の流れを伝えるのに便利です。
「はじめまして」を多くの人と交わす機会の多い方に向けて作られたサービスのため、活動を広げたいクリエイターや副業を持つ方にぴったり。オンライン上の履歴書としてプロフィールを効果的に伝えたい場面でも役に立ちます。
▲出典:LinkCore
LinkCore(リンクコア)は、チューンコアジャパン株式会社が運営する音楽アーティストに特化したリンクまとめサービスです 。SpotifyやApple Musicなどの音楽配信プラットフォームへのリンクを一つのURLに集約し、SNSでの楽曲プロモーションをかんたんにできます。
自動生成される短縮URLは簡単に共有でき 、リリースページの閲覧数、配信ストアごとのクリック数、アクセス元、地域、デバイスなどの詳細なリスナー分析なども可能です。なお、LinkCoreはTuneCore Japanの音楽配信プランに標準搭載されており、こちらに登録することで追加料金なしで利用できます。
音楽配信に特化し、詳細な分析機能を求めるアーティストに最適です 。
▲出典:aboutme
「わたしのすべてが1つにまとまる」というコンセプトを掲げるaboutme(アバウトミー)。SNSやWebサイトのリンクを一つに集約できる機能のほか、インフルエンサーが世界観を表現しやすいように、トップバナーや各リンクのアイコンにオリジナル画像を設定できるオリジナリティが特徴です。
aboutmeには、チケット販売や商品の発送ができる物販機能があり、収益化を目指した利用にも対応しています。ただし、決済には7%の手数料がかかるため、物販が主な目的であれば、他のサービスと手数料を比較するのもおすすめです。たとえば、BASEでは3.6%+ 40円、STORESでは5%と、ネットショップごとに手数料に違いがありますので、販売スタイルに合ったサービスを選びましょう。
▲出典:Pont
Pont(ポント)は、商品やサービスの販売ができるリンクまとめサービスです。プロフィールページからイベントの受付やグッズ販売、デジタルコンテンツの提供まで幅広く対応しており、シンプルに管理できる点が特徴です。aboutmeと同様に、決済には7%の手数料がかかりますが、すべてがPont内で完結するのは、メリットと言えます。
また、充実したサポート体制もPontの安心材料の一つです。ページの作成方法や販売のコツは「ご利用サポート」で確認でき、LINEのチャットサポートで気軽に質問ができるため、初心者の方でも安心して利用を始められます。
▲出典:FANME
FANME(ファンミー)は、デジタルコンテンツの販売を通じてクリエイター活動を応援する、リンクまとめサービスです。運営会社である株式会社TORIHADAはTikTokでのPRや運用代行も提供しており、SNSでの拡散力を生かしたサポート体制が充実しています。
たとえば、クリエイターやアーティストに想いを届けられる「デジタルファンレター」機能や、スマホから手軽にプレミアム写真を販売できる「ロックアルバム」など、ファンとの繋がりを深めつつ新たな収益化のチャンスも得られる機能が揃っています。
さらに、カスタマイズできるリンクボタンやカラーを選べる背景など、個性を表現できる機能が豊富。オリジナリティのあるページ作りができる点が特徴です。
▲出典:Instabio
Instabio(インスタバイオ)は、幅広いユーザーの需要に応えた多機能型リンクまとめサービスです 。モバイルアプリを通じてリンクページを簡単に作成・管理でき 、豊富なテーマやカスタマイズオプションでブランドイメージに合わせたページを作成できます 。
TikTok Shop連携、決済オプション、連絡先掲載、チャット機能、YouTube連携など、ビジネス成長を支援する多様なツールを提供。使いやすさと多機能性が魅力で、幅広い用途に対応できるサービスです。
なお、機能を抑えた無料バージョンも展開されています。
用途や目的に合わないサービスを選んでしまうと、十分な発信力が期待できなかったり、フォロワーが違和感を感じたりして、離れてしまうことも…。
そこで、こちらでは効果的に発信力を高めるためのリンクまとめサービスの選び方をポイントごとに紹介します。自分にぴったりのサービスを見つけて、より魅力的なページ作りを目指しましょう。
SNSのリンクまとめサービスは、提供されている機能がそれぞれ異なります。ワンクリックでリンク先に飛べる基本機能に加えて、以下のような便利な機能が備わっているサービスもあります。
また、リンクまとめサービスによって、自分のページに掲載できる要素も異なります。たとえば、SNSの投稿、テキスト、画像、動画、さらには音楽の埋め込みが可能なサービスもあります。自分の用途や目標に合わせて、必要な機能を見極めることで、リンクまとめサービスの効果を最大限に引き出せるでしょう。
続いて、収益性も重要なポイントです。たとえば、イラストレーターや動画クリエイターなど、作品を公開している方は、ファンからの投げ銭機能があるサービスを利用すると、活動の応援を直接受けられるため、さらなるモチベーションアップに繋がります。また、物販を検討している場合は、商品販売に対応したリンクまとめサービスを選ぶと便利です。
インフルエンサーとしてアフィリエイト商品を紹介したり、プロモーション活動を行ったりする場合は、アフィリエイトリンクが利用できるかどうかも大切なポイント。サービスによっては利用規約でアフィリエイトリンクの使用が制限されていることもあるため、事前にチェックしておくと安心です。
さらに、デザインやカスタマイズ性も見逃せないポイントです。特に、InstagramやTikTokでおしゃれな世界観を発信しているインフルエンサーやクリエイターにとって、リンクまとめページのデザインが統一感を欠いたり、イメージとずれたりしていると、フォロワーが違和感を覚え、離れてしまう可能性もあります。そのため、自分の発信スタイルに合ったデザインが選べるサービスを活用しましょう。
逆に、自由度が高すぎると、どのデザインを選ぶか迷ってしまったり、設定に時間がかかりすぎたりする方もいるかもしれません。その場合は、テンプレートが用意されていて、カラーやボタンデザインが簡単に設定できるサービスを選ぶと安心です。
シンプルな操作で自分らしいデザインをさっと表現できるリンクまとめサービスなら、自然な流れでフォロワーに自身の魅力が伝わるページが完成します。
ここからは、VLINKを参考にリンクまとめサービスの始め方をご紹介します。手順に沿って進めるだけで、5分ほどで簡単にプロフィールページを作成できますよ。
まずは、以下のリンクからVLINKの公式サイトにアクセスしましょう。
https://vlink.design/
トップページで「新規登録」か「ログイン」ボタンが表示されますので、「新規登録」を選択します。LINE連携またはメールアドレスのどちらかでアカウントを作成可能です。
LINE連携を選ぶと、LINEのメールアドレスとパスワード入力またはQRコードの読み取りで簡単に登録が完了します。QRコードを利用する場合は、パソコン画面に表示されたQRコードをスマホで読み取るとスムーズです。
アカウントIDと表示名を設定し、利用規約に同意のうえ登録ボタンを押下。登録完了画面が表示されたら準備完了です。
次にプロフィールを整えましょう。登録後「プロフィール」ボタンを押すと、以下の項目を設定できます。
まずは、アイコン写真を設定します。各SNSで使用している写真と同じアイコンを設定すると、アカウント全体の一貫性が保てます。
続いて、自己紹介文を設定し、活動内容に合うカテゴリを最大5つまで選択します。SNSリンクのまとめ方は、連携SNSを追加していくだけ。普段利用しているSNSアカウントを設定できるのはもちろん、その他のウェブサイトやブログなども、URLを入力することで簡単にリンクを追加できます。
「編集完了」を押せば、プロフィールの設定は完了。あとから自由に変更できるため、まずはお試し感覚で気軽に設定してみてください。
プロフィール設定が完了したら、ページ全体のデザインを整えていきます。
プロフィールページの下部にある「テーマ変更」ボタンを押すと、いくつかのテンプレートが表示されるので、自分のSNSの雰囲気に合ったテーマを選んでください。
たとえば、ピンクが好きな方は「ピンク」のテーマを選択すると、ページ全体が華やかにまとまります。
テーマが設定され、背景色やカテゴリの選択カラーが変わりました。
テーマはいつでも変更できるので、発信コンセプトに合わせて選んでみてください。
リンクまとめサービスの活用次第で、フォロワーにとっての使いやすさや印象は大きく変わります。ここでは、よりフォロワーとの繋がりを深めるためのページ作りに向けたアイデアを紹介します。
フォロワーの性別や年齢、ライフスタイルに応じて、関心や求めている情報に合わせてページを最適化しましょう。
たとえば、ファッション系インフルエンサーなら、トレンド性の高い着用品やおすすめコーデのリンクを目立つ位置に配置して、フォロワーの目に留まりやすくするのが効果的です。料理系インフルエンサーなら、旬のレシピや料理のポイントをまとめたリンクを配置するとアピール力が高まります。
リンクの配置や順序も、フォロワーがスムーズに必要な情報にたどり着けるように工夫すると、ページの使いやすさが向上し、フォロワーとの交流を深められるでしょう。
フォロワーがリンクまとめページに訪れた際に受ける印象は、そのままインフルエンサーとしてのイメージに繋がります。Instagramがナチュラルで落ち着いたトーンで統一されているのに、リンクまとめページがビビッドカラーや派手なデザインだと、フォロワーに違和感を与え、せっかくの統一感が崩れてしまいますよね。
リンクまとめページのデザイン、カラー、フォント選びまで、SNS全体の雰囲気に合わせて統一感を意識することで、一貫した世界観を表現し、ブランディングに繋げましょう。
リンクまとめサービスにアクセス解析機能が備わっている場合は、クリック数や訪問経路の分析が可能です。フォロワーがよく利用するリンクやページ上の注目ポイントをデータで把握し、リンク配置やタグを最適化するなど、使いやすいページにアップデートできます。こうした改善を重ねることで、フォロワーに「また来たい」と思ってもらえるページができるため、リピーターの増加にもつながるでしょう。
リンクまとめサービスは、SNSのプロフィールやブログのリンクを効率的に集約し、フォロワーに必要な情報を分かりやすく届けられるツールです。しかし、「ビジュアルで世界観を表現したい」「作品を販売したい」など、インフルエンサーによって必要な機能はさまざま。そのため、自分の目的やニーズに合ったサービスを選ぶことがとても重要です。
今回紹介したリンクまとめサービスの選び方やおすすめポイントを参考に、SNSリンクをスマートにまとめて、あなたの魅力を存分に発揮できるページを作ってみてくださいね。
自分の「好き」をもっと発信したい、フォロワーやインフルエンサー仲間との繋がりを深めたいと感じている方には、VLINK(ブイリンク)がおすすめです。
それぞれのSNSからお気に入りの投稿だけを厳選して1ページに表示できるので、ファッションやコスメ、インテリアの愛用品やおすすめ商品のリンクを分かりやすく届けられます。
スマホから簡単に登録・編集ができ、専門知識がなくてもOK。難しい操作が苦手な方でも、オリジナルのプロフィールページを手軽に作成でき、「あなたらしさ」をフォロワーにしっかりと伝えられるのも魅力です。VLINKを活用して、あなたの世界観をより多くの人に届けてみませんか?
(執筆:熊澤南 編集:村田美璃)