副業を考える人が40歳以上で増加? 興味関心を検索データから考察【2021年トレンド予測】
近年、さまざまな働き方が提唱される中で注目される「副業」領域。2020年以降はコロナ禍の影響で、さらに世間からの興...
- ギグエコノミー
- データ
- フリーランス/個人事業主
インターネットを通じて単発の仕事を受発注する雇用形態や、それによって成り立つ経済形態のこと。
ジャズやロックのミュージシャンが一晩限りの契約でライブ演奏に参加することやその演奏を「ギグ」と称することが由来となっています。
2015年頃から米国のメディアで頻繁に使われるようになった用語で、インターネットの発達によって発注者と受注者が容易にマッチングされるようになり、ワークスタイルの多様化とも相まって急速に浸透しました。
代表的な担い手は、配車サービスの運転手、イラストの制作者、清掃業務の清掃員など。
受注者側は、特定の組織や規律に縛られることなく仕事を請け負い自由な働き方ができる一方で、雇用契約がないため労働者として保護されづらいという側面があります。また、参入障壁の低い業種では著しく報酬が低下し、貧困を助長しているとの指摘もあります。
発注者側は、従業員の雇用で発生する固定費を抑えられるほか、専門性の高い人材を短期的に登用し効率的に業務を進められますが、発注先の信頼性の保証などに懸念があります。
似た概念として「シェアリングエコノミー」がありますが、シェアリングエコノミーが主にモノ(物、場所、スキル)の共有を指すのに対し、ギグエコノミーは主にヒト(労働者自体)の共有を指す点で異なります。
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