【FP監修】フリーランス&個人事業主向けファクタリング10社比較
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在宅で働きたい、自分の力で稼ぎたいなどの理由から、近年注目されている職業がWebライターです。ライターは「特別な資格が必要ない、初心者でもはじめやすい、比較的簡単に収入が得られる」というイメージもありますよね。
しかし、フリーランスのWebライターとして一歩踏み出そうとするあなたは、こんな疑問を持っていませんか?
「Webライターになるにはどんなスキルが必要?」
「どうやって単価をあげていけばいいんだろう?」
そこでこの記事では、
「Webライターに求められる5つの能力」
「現役Webライターが単価を上げるために努力していること」
といった内容を現役ライター20人にインタビューした結果をもとにご紹介します!
特別な資格やスキルがなくても誰でもはじめやすいと言われている「Webライター」ですが、やはり仕事として稼ぐために必要なスキルは存在します。
ここでは、もっとも必要だと言われる5つの能力を紹介します。
ライターに一番重要だとされる能力は「情報収集能力」です。ライターは文章力が注目されがちなため、これは意外な結果かもしれません。
しかし、クライアントのニーズに答えることを考えると、指定されたテーマについて的確に情報収集ができる能力は必要不可欠です。Webで資料を集めるにしても、膨大な情報の中から必要なものを抜粋していくことは容易ではありません。いかに短時間で正確に取捨選択できるかが重要となってくるでしょう。
とはいっても、文章力は、やはり欠かせません。ライターとして活躍するためには、人を惹きつける文章力があれば最高です。
本やネットで誰かが書いた文章をたくさん読むことで、表現の引き出しを増やせます。いいなと感じる文章と、これはよくないなと感じる文章を読み、自分ならどう書くかを考えるだけでも文章力が上がりますよ!
コミュニケーション能力も重要なスキルです。
在宅ワークやリモートワークが中心のライターは直接人と話す機会が少ないので、コミュニケーションが苦手な人にも向いていると言われることもあります。しかし、実際には多くのテキストコミュニケーションが発生するため、オフィスワークより疲れるという方も。テキストのみでのコミュニケーションは顔が見えない分、気を使う場面も多いのです。そのため、対面でのコミュニケーションと同じように、話の要点をまとめて分かりやすく、そして心地よく伝える力が必要になります。
次に重要なのが「好奇心」。とくにWebライターをはじめたばかりの頃は、自分の好奇心が大きな強みになります。
ある程度実績がついてくると、自分の得意分野で案件を獲得できますが、初心者ライターはそうもいきません。専門家や研究者でない限り、最初はほとんど仕事を選べないと覚悟しておきましょう。経験が浅いうちは、さまざまな分野の記事を書き、早く実績を積むのがオススメです。。好奇心を忘れないようにすれば、知らない分野でも楽しく執筆でき、自然とクオリティの高い記事を作成できるでしょう。質の高い記事を書いていれば、単価が上がったり、メディア側から声がかかったりすることも多くなりますよ。
どんな職業でも必要になるのがスケジュール管理能力です。とくに、複数のクライアントと取引をすることも多いフリーランスにとって、スケジュール管理能力は仕事の質や収入に直結するスキルになります。
突然、急ぎの仕事が入ってきたりすることも考えて、時間に余裕を持たせて管理できるようになれば一人前と言えるでしょう。
初心者ライターの場合、1文字0.5円程度からスタートすることも多いもの。そこで気になるのが、「現役ライターはその単価をどうやってげてきたのか」という点です。
ここからは、筆者の電子書籍『ライター女子〜Webライターになる前に知りたい7つのこと〜』から、現役Webライターが文字単価を上げるためにどのような努力をしているのかご紹介します。
クライアントとの信頼関係を築くことです。丁寧なやり取りや、納期を守るといった基本的なことは必須だと思います。記事を褒めてもらえるようになったら、ようやく単価交渉をしてもいい頃合いかなと考えています。
付加価値をつけることです。たとえば、インタビュー記事の企画・構成から提案して記事を書くとか。あとは、誰もが書けるわけではない専門性の高い文章(医療・美容系など)が書けることを強みにできれば、文字単価アップにつながると思います。
クライアントさんの目指す方向に合わせるようにしています。納める記事によって、信用を得たいのか、集客したいのか、商品を売りたいのかなどを考えたうえですり合わせします。文字単価をあげるというよりは、再び仕事をもらうための努力ですが、意外と単価のよい仕事を臨時で振ってもらえる機会にも恵まれますよ。
専門分野やスキルを持つこと。クライアントさんから信頼を得ること。専門分野は私もまだ確立できていないのですが、セールスライティングを強みにできるように勉強に励んでいます。
専門性の高い記事ほど文字単価が高いです。そのため、日頃から医療や教育、育児などに関する情報収集を行うようにしています。
マニュアルを完璧に読み込む、納期を守る、マメに連絡するなど社会人として当たり前のことを守って仕事をしていれば、自然と評価され文字単価アップのお話がくると思います。
都度都度の仕事を丁寧に、クライアントとの連絡を密に行うこと、そして内容に関してはクライアントの予想を上回る成果物を納品することです。
納期前に質の良い原稿を提出することです。クライアントとの信頼関係が築けると継続案件にもつながる上に、やりとりを繰り返していると単価が上がるパターンが多いです。あとは、クライアントによっては、記事に載せる写真も出せたら追加報酬が出るところもあるので、ライティングだけでなく、カメラの勉強もしています。
1 つは文章力を上げることです。文章力がないと単価を上げることが難しいうえに、案件獲得にもつながりません。また執筆だけでなく、企画や構成、編集といったお仕事も単価アップにつながります。
・目の前の案件に120%コミットして、クライアントが求めている以上の仕事をする
・相手のメリットを考え、自分が提供できる価値を提案する
本のなかで紹介しているWebライター20人のうち10人の回答を紹介しました。付加価値をつけることや専門知識を身につけるなど、スキルアップが必要なことも多いですが、納期を守る、レスポンスを早くするなど、すぐに実践できるような方法もありましたね。
最後にもういちど、Webライターに必要な能力をまとめておきます。
ライターになったばかり頃は、さまざまな分野で記事を書き、上記の能力を鍛えつつ実績を積んでいきましょう。いくつかの実績が得られたら、独自に勉強したりプライベートで記事を書いたりして、専門性を高めていくのもオススメです。
わたしの場合は、電子書籍の出版方法のブログを書いていることから、電子書籍関連の記事を書かせていただいたり、専門性が評価され文字単価6円以上の案件もお受けしたりすることもあります。
クライアントが何を求めているのか、どんなライターに依頼したいのかなど相手の気持ちに寄り添った仕事をしつつ、自分の興味関心にあった専門性を高めることが大切ですね。
Webライターとして一歩を踏み出そうとしている方は今回ご紹介した、スキルや単価アップの方法をぜひ試してみてくださいね!
現役Webライター女子のリアルがもっと知りたいという人はぜひ『ライター女子〜Webライターになる前に知りたい7つのこと〜』を読んでみてください!
(執筆:たいら 編集:泉 提供元:GIRLS NOMAD LIFE)
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