エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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インターネットには国境がありません。つまり、あなたのサイトの訪問者の中には、あなたのWebサイトとは異なる言語を母国語にもつユーザーもいるということです。そのため、おのずと複数の言語でコンテンツを提供する必要性が出てきます。
本記事では、アクセシビリティの拡張の一環として、サイトを多言語対応させるのに便利なWordpressプラグインを7つご紹介します。
目次
Googleはインターネットのあらゆる領域のサービスを展開していますが、言語翻訳もまたGoogleの手がけるサービスのひとつです。Google Website Translatorを使えば、シンプルなウィジェットまたはショートコードだけで翻訳機能を簡単に実装できます。
必要な言語を選択し、スタイルを選択して翻訳機能をサイトに実装します。また、翻訳したくないキーワードがあれば、プラグイン内で個別に設定することも可能です。
Polylangは、他とは異なるユニークな機能を持ったWebサイト翻訳プラグインです。例えば、カテゴリのみ、1ページのみ、ポストのみといったように、指定した項目のみを翻訳するように設定できます。
また、特定のテーマ/プラグイン文字列とメディアアップロードデータの翻訳も可能。翻訳箇所を柔軟に選択できるのが魅力です。
無数にある翻訳プラグインの中でも特に有名なのがWPML。このプラグインには、強力な機能がいくつも搭載されています。
WPMLは40以上の言語に対応可能。さらに他の複数の人気プラグインと互換性があります。くわえて、特定のユーザーを「翻訳者」として指定し、翻訳関連のタスクを割り当てることも可能。テーマやプラグインののテキストを変換する便利な文字列翻訳パネルも完備。WPMLは、大規模な企業サイトから小規模なブログまで幅広く活用できるコマーシャルソリューションです。
Weglot Translateを使えば、コンテンツを自動的に60以上の言語に翻訳してくれます。
使い方は簡単。プラグインをインストールしてAPIキーを取得するだけ!そこから使用する言語を選択し、ウィジェットを追加すると全ての設定が完了できます。翻訳されたコンテンツには固有のURLが付与され、よりハイレベルなSEO対策が可能になります。
基本は有料のプラグインですが、試用してみたい人向けの無料バージョンもあります。
TranslatePressにも、サイトのコンテンツを翻訳するための便利な機能が複数装備されています。まず、手動もしくは自動で(GoogleのAPIを使用)、項目を翻訳するかどうかを選択できる機能。次に、フロントエンドで翻訳を編集し、リアルタイムの結果を表示できる機能。さらに、ショートコードを使用して好きな場所に「言語スイッチャー」を配置することも可能です。本プラグインには、オンラインストアを国際化するためのWooCommerceサポートが含まれています。
Say What?は、他のベーシックなプラグインとは少し異なります。
このプラグインは、テーマやプラグインから直接テキスト文字列を編集することが可能。翻訳したい部分のテキスト文字列を手動で入力し変更する、といった使い方ができます。特定のアイテムを別の言語に翻訳したり、必要に合わせてテキストを調整したりするのに便利です。
WP Multilangは、多言語サイトの管理を容易にする、開発者に優しいプラグインです。
自動的に翻訳が実行されるのではなく、選択した言語でコンテンツを管理できます。これにより、タブを使ってバックエンドでコンテンツを整理することが可能です。
「翻訳プラグインに時間やお金を費やしたくない」という方には、Googleが提供している高速かつ無料のWebsite Translatorウィジェットがおすすめです。
先述のプラグインのように完全に機能するわけではありませんが、基本的な多言語機能をWebサイトに簡単に追加できます。
読めない言語で書かれたWebサイトを訪れても、ユーザーは何も情報を得ることができずに苛立つだけです。Web制作者として、この問題を解決する簡単な方法がいくつもあることを知っておくべきでしょう。
少し努力するだけで、他言語ユーザーがサイトにアクセスしやすくなるでしょう。思いやりのあるユーザーファーストのサイトを構築し、サービスへのコンバージョンを高めましょう!
(著者:Eric Karkovack 翻訳:Ayaka Takei)