エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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首都圏を中心に、会社のオフィスと自宅に次ぐ「第3の仕事場」として普及したコワーキングスペース。「自宅では作業に集中できない……!」「他人と一緒に作業し、交流を深めたい!」という需要からフリーランスやベンチャー企業を中心に愛されてきましたが、コロナ禍でテレワークを余儀なくされている会社員の利用も増えているのが特徴です。
しかし筆者の経験上、コワーキングスペース選びは意外と難しいのが実情。設備や料金、雰囲気などがスペースごとに大きく異なるうえ、利用者の働き方や性格によっても「良いコワーキングスペース」の捉え方は変わります。
そんなコワーキングスペース選びをサポートするのが、コワーキングスペース検索サービス『Workship SPACE』です! この記事では、Workship SPACEの特徴と使い方を解説します。
コワーキングスペース検索サービスの核になるのは「検索できる施設の多さ」。いくら使いやすいサイトでも、ほとんど施設を検索できなければ意味はありません。
Workship SPACEは、首都圏だけでなく全国のコワーキングスペース/シェアオフィス1097施設を掲載(2021年1月時点)。これは日本最大級の掲載数で、主要なコワーキングスペースはほぼ掲載されています。もちろん、その掲載数は日々更新されて続けています。
コワーキングスペース運営者の方は無料で施設の掲載依頼も出せるので、もし「ウチのスペースが掲載されていない!」という方はぜひご連絡下さい。
検索系のサービスでは、利用者による施設や商品の口コミと評価が明記されるものがほとんど。利用者の声を聞けば、事前にHPやSNSからは読み取れないリアルな情報を手に入れられるので、重宝している人も多いでしょう。
Workship SPACEでもこれを重視しており、利用者の素直な感想が掲載されています。
なお口コミは良いものばかりではなく、「ビルが古い」「近隣施設に比べて値段が高い」など批判的なレビューも。公平な情報が提供されています。
Workship SPACEは、リリース以来サイトのデザインやUIを調整し、UXを高めるよう工夫を重ねてきました。結果、ひと目で必要な情報を入手できるデザインと、ストレスを感じさせない軽快な動作を実現。
スマホやタブレットにも対応しており、自宅のPCで腰を据えて今後の拠点となるコワーキングスペースを探す際はもちろん、出先で急な仕事が発生してあわててコワーキングスペースを探す際も活用できます。
Workship SPACEには、関連サービスであるWorkship MAGAZINE(当メディア)の人気連載企画「コワーキングスペース探訪」の内容をサイト上で確認できるようになっています。
また、コワーキングスペースに関する基礎知識や探し方を学べるコラムも掲載されており、あなたの施設探しを強力にサポートします。
Workship SPACEのホームページにアクセスし、画面下部の「エリア・駅を入力」と書かれたフォームにキーワードを入力して探します。
なお、今回は例として、筆者が住んでいる錦糸町エリアで「平日昼に妻とテレワークが被ってしまい、作業がしづらいので錦糸町駅から一番近いコワーキングスペースを探している」というリアルな仮定のもとで検索してみます(狭い家なので、テレワーク被りはツラいんですよねぇ……)。
このように検索すると、全部で7件のコワーキングスペースがヒットしました。オフィス街ではないので、数はやや少なめでしょうか。
Workship SPACEでは検索結果リストの段階で駅からの徒歩時間が示されているので、各コワーキングスペースの詳細をクリックしなくても大まかな距離感が把握できます。
この条件だと、錦糸町駅徒歩1分の好アクセスが光る『Coin Space 丸井錦糸町店』へ行くことになりますね。
さらに、このコワーキングスペースをクリックすると詳細な住所やどの路線の何口から出ればいいかも分かるので、新宿や渋谷など大きな駅の場合は重宝しそうです。
Workship SPACEでは、場所や駅からだけではなくコワーキングスペースの特徴や設備からも検索できます。コワーキングスペースは施設ごとに特徴や設備の充実度が異なるため、明確な目的がある場合に役立ちます。
ふたたび具体例に沿って検索してみましょう。今度、筆者が大人数の前で講演会をすることになり、その際スクリーンに自作スライドを投影しながら話す機会があったとします。しかし自宅にはスクリーンなどありませんので、スクリーンをレンタルできるコワーキングスペースを探すことにします。
まず、先ほどの「エリア・駅を入力」フォームの右側にある、「キーワードを入力」タブに「スクリーン」と入力して検索。
該当するコワーキングスペースは79件ありましたが、上位に出てくるのは近畿のコワーキングスペースが多い模様。そこで今度は東京のコワーキングスペースを探すために、エリアを「東京都」、設備を「スクリーン」と入力して検索してみます。
すると、ヒットした施設数が24件まで絞り込めました。今回は1日利用したいだけだったので、1日体験が用意されている『COWKS赤坂』に決定。
このように、ほしい設備があるかどうかで検索することもできます。
「コワーキングスペースを絶対に外したくない!」という場合は、評価の高さから検索することも可能。
トップページ下部には「評価の高いコワーキングスペース」という項目があり、お住まいの地域のコワーキングスペースの中から高評価順にピックアップされています。
また駅やエリア、設備別に検索した場合も、検索結果は原則高評価順に並べられています。
最後に、ここまで紹介してきた検索方法を組み合わせて活用する方法も解説します。たとえば「新宿区」で「電源とWi-Fiを完備」していて、さらに「口コミが5件以上、評価平均が4以上」のコワーキングスペースを探すとします。
まずは、「新宿駅」と「電源 Wi-Fi」というキーワードを入力して検索します。
この時点では、まだ18件ほど表示されます。しかし、「口コミが5件以上、評価平均が4以上」のコワーキングスペースを探してみると、新宿駅西口側にある『HAPON新宿』しか条件に該当しません。
この施設は、駅徒歩3分のアクセスと、14件の評価に対し平均4.42点という高評価を得ていることから、優良コワーキングスペースであることが予想できますね。
良いコワーキングスペースを見つけるには、まず自分がコワーキングスペースに求めているものを自覚することが大切です。
Workship SPACEを使ってコワーキングスペースの立地や特徴、施設充実度や口コミ評価を比較し、自分に合ったコワーキングスペースを見つけてみませんか?
(執筆:齊藤颯人 編集:少年B)