ファクタリング審査落ちはなぜ?理由と防ぐための対策を解説
- ファクタリング
トレンドの移り変わりが速いWebデザインの世界では、ユーザーが抱く不満も日々変化しています。
今回ご紹介するのは、最新の不満事情。避けるべきデザインを把握しましょう。
User Frustrations in 2020: please avoid them if possible. https://t.co/HwqZI4RVyb pic.twitter.com/2TTCAlQR39
— Smashing Magazine 🇺🇦 🏳️🌈 (@smashingmag) July 21, 2020
本記事では、Smashing Magazineが発表した「User Frustrations In 2020」をベースに、ユーザーがサイトに抱いた不満と、その解消方法について解説します。
目次
Webサイトの重要な要素であるテキスト。文字の読みやすさはUIの必須条件です。
文字の大きさに迷ったら、以下のルールを参考にしましょう。
リンクやボタンが小さければ小さいほど、クリックやタップのミスが生じやすくなります。
クリックできるギリギリの大きさではなく、ユーザーがクリックしやすい大きさを心がけましょう。
以下の2点を守れば、適切な大きさにできるはずです。
コンテンツがいきなり動いて、意図せず広告をクリックしてしまった経験は誰にでもあるはず。
こうした動作は、動的コンテンツの読み込みによって引き起こされます。
動的コンテンツの幅や高さを測って、CSSでコンテナの最小値として設定しておくと、こうした問題を防げます。
時間をかけてフォームを入力し、送信ボタンを押したのに、エラーで入力した内容が消えてしまったら不満に思いますよね。
インタラクティブデザインにおいて、ユーザーの情報を大切に扱うことはとても重要です。
エラーを避けるために、localStorageとsessionStorageを活用しましょう。ユーザーが誤ってページを更新してしまっても、データを保持できます。
window.onload = function() {
var var1 = localStorage.getItem(var1);
if (var1 !== null) document.getElemenyById("var1").value = var1;
}
ヤコブ・ニールセン氏提唱の『ユーザビリティ10原則』のひとつである「ユーザーにコントロールと自由を与えること」。Webデザイナーは、ユーザーがいつでもキャンセルできるよう「戻る」ボタンを用意しておく必要があります。
記入してもらったデータが意図せず失われないようにする場合は、ポップアップなどで警告文を出し「戻る」ボタンを押すとデータが消えることを知らせましょう。
window.addEventListener("beforeunload", function(event) { ... });
window.onbeforeunload = function(event) { // notify about potential data loss here };
スクロールしづらい、またはスクロールできないデザインは「スクロールハイジャック」とも呼ばれ、ユーザビリティを大きく損なうことで知られています。
スクロールすると画像が切り替わる1ページスクロールのようなデザインは、イラストやアニメーションが強調され魅力的に思えるかもしれません。しかし、イラストやアニメーションを美しく見せることが、Webデザインの本質ではありませんよね。
もしこうしたデザインを採用したいのであれば、ユーザーがストレスに感じないレイアウトを意識しましょう。
TumblrのWebデザインはスクロールハイジャックですが、コンテンツがスライド形式でデザインされているため、ユーザーはスライドを切り替えるような感覚でストレスなく操作できます。
アカウント登録を強制するようなデザインは、ユーザーの自由を奪い不満を感じさせます。
ユーザーが満足にWebサイトを閲覧できていない状況で、アカウント登録をさせようとするのは避けましょう。
たとえばメディアサイトの場合、アカウントを作らなくても読める記事をいくつか提供し、特別な記事を閲覧したユーザーにだけアカウントの作成を促す方法が効果的です。
Webサイトにアクセスした際に音声付きの動画が自動再生されると、多くのユーザーはすぐに離脱します。離脱せずに残ったユーザーも、まず動画や音声を止めようとするでしょう。
ユーザーに動画を見せたい場合は、音声はミュートにするのがオススメ。
アプリではユーザーにとって便利なプッシュ通知。しかし、Webではそうとも言えません。
Webサイトでプッシュ通知の許可を求めても、ほとんどのユーザーは無関心。しかも、こうしたポップアップはWebサイトを閲覧してくれているユーザーの気をそらしてしまいます。
Webサイトでプッシュ通知を使うのは、ユーザーにとってメリットがある場合のみにしましょう。
プッシュ通知のポップアップと同じく、Cookieの使用許可もユーザーの気を散らすもの。
Cookieの使用許可を求める方法は、Webサイトによって異なります。同意するまでユーザーを追いかけ続ける場合もあれば、クッキーを一部許可するといった選択肢をユーザーに与える場合も。
情報の重要度とユーザビリティを天秤にかけ、ポップアップを出すタイミングを考えましょう。
トレンドのデザインや、優れたデザインだけでなく、ユーザーが抱えている不満を把握しておくことも大切です。
最新の不満事情を踏まえて、ユーザー目線の「良い」デザインを目指しましょう。
(執筆:Nick Babich 翻訳:Asuka Nakajima 編集:イズミカズキ 提供元:UX Planet )
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