フリーランスも2024年11月から労災保険に加入可能に! 他

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こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の猫宮です。

最近のニュースから、フリーランス・副業者のみなさんに役立つものを抜粋してご紹介します。よろしくお願いします。

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【1】【新制度】フリーランスも労災保険に加入可能に!2024年11月から特別加入制度が拡大

フリーランスとして働く方々に朗報です。2024年11月から労災保険の「特別加入」制度がフリーランス全般に拡大され、業務中のケガや事故に対する保障が受けられるようになりました。社会保険労務士のもひもひ氏が解説する重要ポイントをご紹介します。

「デスクワークだから労災とは無縁」と思っていませんか?

実は業務中のケガは健康保険が適用されず、全額自己負担となる恐れがあります。新制度では、年間約1万円〜2万円の保険料で、治療費の全額保障や休業補償(給与の80%相当額)、万一の場合の遺族年金などが受けられる手厚い保障が整いました。

加入は「連合フリーランス労災保険センター」などの特別加入団体を通じて行います。ITフリーランスは「ITフリーランス支援機構全国労災保険センター」に加入する必要があるなど、職種によって窓口が異なりますが、クライアント先への移動中の事故や業務に起因するケガなどが補償対象になります。

フリーランスの多様な働き方を支える重要な安全網として、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

【新制度】フリーランスも労災保険に加入可能に!2024年11月から特別加入制度が拡大

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【2】【サポート】女性フリーランスのためのLINE無料相談窓口が5月1日からスタート

リモートワーク実践スクール「リモラボ」が、在宅ワークやフリーランスに関する悩みを気軽に相談できる「女性フリーランスのLINE相談窓口」を5月1日より無償提供することを発表しました。この新サービスは、一人で悩みを抱え込みがちな女性のフリーランスや在宅ワーカーを支援するもので、月1回まで無料で専門的なアドバイスが受けられます。

背景には「どこから始めればいいかわからない」「相談できる相手がいない」といった悩みを抱える女性の増加があります。特に5月は新年度の生活リズムが落ち着き、キャリアの見直しを考える時期でもあることから、タイミングを見計らったサービス開始となりました。

リモラボは2021年12月のサービス開始以来、すでに6,500名以上の女性の新しい働き方をサポート。代表の小森優氏は自身もスキル0の保育士からSNSコンサルタントとして独立した経験をもとに、「女性の選択肢を広げる」活動を展開しています。

フリーランスとしての不安や疑問、自分に合った働き方の見つけ方など、LINEを通じて気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

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【3】突然クライアントに切られたら?長期案件にも潜む、契約解除のリスク【アンケート結果報告】

突然の契約解除は、フリーランスにとって避けられないリスクの一つです。Workship MAGAZINE編集部が実施したアンケートによると、長期案件であっても契約終了のリスクは常につきまとい、収入源や精神面で大きな影響を与えることが明らかになりました。

アンケート結果では、「切られた」理由の多くが「クライアント側の都合(プロジェクト完結など)」であり、次いで「コミュニケーション上の行き違い」や「自身のスキル不足」が挙げられています。

契約解除を機に多くのフリーランスが「収入源の喪失」や「精神的ダメージ」を経験しており、「きちんと報酬を請求しなかった」「他の提案をして契約を延長できなかった」などの後悔も見られました。

リカバリー策としては「新規クライアントの開拓」や「既存クライアントからの受注増加」が効果的とされ、切られた後に避けるべき行動として「SNSでのクライアント批判」「コミュニケーションの放棄」などが警告されています。

リスク軽減のために「契約書を交わす」「収入源を分散させる」など、日頃からの備えが重要ということが浮き彫りになりました。フリーランスとして契約解除は誰にでも起こりうるものですが、その経験を次のステップに活かすことが持続可能な働き方へのカギとなりそうです。

突然クライアントに切られたら?長期案件にも潜む、契約解除のリスク【アンケート結果報告】

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【4】【超マイクロ副業のススメ】ニッチなジャンルで自分だけの「カスマーケット」を開拓して儲けよう

「投資の神様」ウォーレン・バフェットは6歳の頃から「ガムを組み合わせて販売」「コーラをバラ売り」するビジネスを始めていたことをご存知でしょうか?

個人事業主として7年間生き抜いてきたライターのシュゴウ氏が、誰でも始められる「カスマーケット」を活用した超マイクロビジネスの魅力を紹介します。

ニッチで小規模な「カスマーケット」ビジネス(略して「カスビジ」)は、毎月5万円程度の副収入を得られる可能性があります。大企業が参入しないニッチな市場だからこそ、競合が少なく、初期投資も固定費も少なくて済むのが大きな魅力。

本業の繁閑に合わせた「業務量の調整弁」として取り組めるのもポイントです。

シュゴウ氏が実践した具体例には「初回限定版のDVD・Blu-rayの組み合わせを変えて販売」「ジャンクのカセットウォークマンを修理して販売」「木彫りの熊の価値を見極めて売買」などがあります。

ほかにも「使っていないモノやスペースをレンタル」したり「自分の趣味を活かした商品やサービス」を提供したりと、始め方はさまざま。小規模でリスクの少ないカスビジを本業と組み合わせることで、個人事業主としての収入を安定させる道が開けるかもしれません。

【超マイクロ副業のススメ】ニッチなジャンルで自分だけの「カスマーケット」を開拓して儲けよう

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【5】【リアルな声】バラしちゃいます!フリーランスの「美しすぎる理想」と「厳しい現実」

「時間が自由になる」「好きな仕事だけ選べる」「完全リモートで働ける」—こんなイメージで語られがちなフリーランスの働き方。しかし実際にその道を選んだ人々の声を聞くと、理想と現実のギャップに驚かされることも少なくありません。

40代Webデザイナーのベテランフリーランスは「在宅で自由そうでいいね」と羨ましがられることに「締切厳守が最低ライン。子どもの熱で保育園のお迎えが必要なら朝4時起きで仕事することも」と苦笑い。「同僚に代わってもらう」という選択肢がなく、全て自己責任で対応する厳しさがあります。

また副業ライターとして月5万円ほど稼ぐ20代女性は「1件3,000円の原稿を10〜20本書いてやっと」という現実を告白。「そんな案件は断ればいい」と言われても「選べるほど受注が来る人はほんの一部」と指摘します。

アプリケーションエンジニアの30歳男性は満員電車での通勤から解放されるためにフリーランスになったものの、「リモートワーク対応の案件」でも「なんだかんだと週2回も客先に出向く」という予想外の事態に直面。「正社員時代より出社が多い」というジレンマを感じています。

フリーランスという働き方を検討する際は、憧れだけでなく、これらのリアルな声にも耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

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【6】副業で月20万円超えも 稼ぐ人が実践する仕事内容とは

物価上昇や経済不安を背景に副業人口が増加する中、クーミルと医師向けメディアONE DOCTORが行った調査で、副業で月20万円以上稼ぐ人が14%に上ることが明らかになりました。

10代から60代までの743名を対象とした調査では、若年層ほど副業に積極的であることも判明しています。

副業の内容としては「株・FX」が最多で、「ネットビジネス(通販・アフィリエイト・ネットショップ運営)」「コンテンツ制作(YouTubeチャンネル・ポッドキャスト運営)」「ライティングや編集」「翻訳」なども人気。

また、収入分布を見ると「1万円代」から「9万円代」まで幅広く分布し、「10万円台」が61名、「20万円以上」が100名と、副業でも十分な収入を得ている層が少なくありません。

注目すべきは副業の目的が「収入増」だけではないこと。「将来的に独立したい」「本業に副業の経験を活かすチャンスがある」「新しいスキルを習得したい」など、キャリア形成や自己成長のために取り組む人も多くいます。

Forbes JAPAN

▲出典:Forbes JAPAN

一方で「本業との時間管理の難しさ」「法的な制約や税金関連についての不安」などが障壁となり、関心はあっても始められていない人も少なくないようです。

これからのキャリア戦略としては、単に資格取得のための勉強よりも、実際に収入を得ながら次のステップを見据えた副業に取り組むことが賢明かもしれません。

記事を読む(Forbes JAPAN)

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最後までフリーランス・副業ニュースをご覧いただきありがとうございました!

(執筆:猫宮しろ 編集:Workship MAGAZINE編集部)

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