エンジニア採用に強い媒体・サービス20選【2025年版】|AI時代の採用戦略とトレンドも解説
- 【PR】
- ITエンジニア
- 採用
「エンジニアを採用したいのに、なかなか応募が集まらない」「スカウトを送っても反応がない」──そんな悩みを抱える採用担当者は少なくありません。一方で、フリーランスや副業エンジニアの側も「どんな基準で採用されるのか分からない」と感じているのが現実です。
この記事では、エンジニア採用が難しい本当の理由をデータと実例からひも解きながら、求人広告・スカウト・SNS・リファラル採用など主要な採用手法の特徴と使い分けを解説します。
筆者は現役エンジニアとして複数の開発現場に関わりつつ、ライターとして数多くの採用・転職系記事を執筆してきました。実際に求人媒体を利用し、スカウトや面談を経験してきた立場から、現場のリアルと実践的な視点で「エンジニア採用のいま」をお伝えします。

ポケモンZA始めました。最初のポケモンのニックネームは「もろへいや」です。(note: @azasaz_a)
目次
近年、エンジニア採用の難易度は年々高まっています。ここでは、なぜ多くの企業がエンジニア採用に苦戦しているのかを整理していきましょう。

生成AIの登場は、企業の採用戦略そのものを大きく変えつつあります。かつてジュニア層が担っていた単純なコーディングや運用業務の多くが自動化され、企業はより高度な設計力・課題解決力を持つ人材を求めるようになりました。
その結果、「そこそこの経験」や「学習途中」のエンジニアが候補に入りにくくなり、採用のハードルが一段と上がっているのです。エンジニアにとってはスキルの幅と深さの両方が問われ、企業にとっては限られた即戦力を奪い合う状況が続いています。
エンジニア採用の難しさの要因は、単なる人手不足だけでなく、現場で求められるスキルセットと求職者の経験が一致していないという「構造的ミスマッチ」にあります。
企業は即戦力を求める傾向がありますが、エンジニア側は成長できる環境や技術的な挑戦を重視します。私自身、転職や案件応募の際に「今はスキルが少し足りないかもしれないが、ここで働けば成長できる」と感じたことがありました。
経験があるエンジニアほど「環境さえあれば何とかなる」と考えがちですが、企業側は即戦力を前提に採用条件を設定していることが多いのが現実なんですよね…。
この価値観のずれが採用成功を妨げ、採用活動の長期化を招いているのです。採用戦略を見直すには、単なる人数確保ではなく「適材をどう惹きつけるか」を再定義する必要があります。
なお、採用のミスマッチに関しては以下で詳しくまとめています。企業側の目線ですが、事前に押さえておいた方が良いポイントも多いので、あわせてご一読ください。
エンジニア採用に強い媒体・サービス20選【2025年版】|AI時代の採用戦略とトレンドも解説
Workship MAGAZINE
エンジニア採用市場は今、スキル要件のマッチング以前に「いかに早く優秀な人材と接点を持つか」が成否を分ける段階にあります。即戦力人材は複数の企業から同時にオファーを受けており、スピードの遅い企業は選考途中で他社に採られてしまうこともあるのです。
一般的に、採用完了までの平均期間は1~3か月とされますが、初期接触から面談設定までの迅速さが候補者の印象を左右します。つまり、採用スピードは“評価”ではなく“信頼”を築く指標ともなっているのです。
プロセスを迅速に進める企業ほど候補者の離脱が少ない傾向があり、スピーディーな選考体制を整えることが求められています。書類選考や面接を効率化しつつ、候補者体験を損なわないバランスの取れた仕組みを構築することが、今後の採用競争を制する鍵となるでしょう。
エンジニア採用にはさまざまな方法があり、それぞれにコスト・スピード・候補者の質といった特性があります。ここでは、主要な採用手法を整理しつつ、それぞれのメリット・デメリット、適した活用シーンを解説します。

求人媒体への掲載は、最も基本的で広く利用されている採用手法です。掲載コストは媒体や掲載期間によって異なりますが、一般的に数十万円単位から発生します。
即効性は限定的ながら、ブランド認知や母集団形成においては大きな効果が期待できます。
| メリット |
|
|---|---|
| デメリット |
|
エンジニア採用では、スキル要件や開発環境、技術スタックなどを明確に記載しないとミスマッチが起こりやすくなります。単に求人を出すだけでなく、「どんな課題を解決できる人を求めているのか」を具体的に示すことで、採用の質を高めることが可能です。
人材紹介は、専門性の高いエンジニアを効率的に採用したい企業に適した手法です。スクリーニングや候補者との初期接触をエージェントが代行するため、採用担当者の工数を大幅に削減できます。
採用が決まった際に想定年収の30~35%前後の手数料が発生する「成功報酬型」が一般的で、短期間でマッチ度の高い人材に出会える可能性が高まります。
| メリット |
|
|---|---|
| デメリット |
|
エージェントとの連携精度が成果を左右するため、求める人物像・スキルセット・採用背景を丁寧に共有することが重要です。スピードと精度の両立を重視したい企業、または初めてエンジニア採用に取り組む企業に向いている手法といえるでしょう。
フリーランスエージェントについては、こちらで詳しく解説しています。
フリーランスエージェントは複数登録すべき?併用のメリット・デメリット
Workship MAGAZINE
ダイレクトリクルーティングは、企業が自ら候補者にアプローチする「攻めの採用」手法です。求人媒体やエージェントに頼らず、スカウトサービスやLinkedInなどを活用して潜在的な人材に直接アプローチできます。
採用コストを抑えながら、ピンポイントで即戦力候補にリーチできる点が魅力です。一方で、候補者選定からメッセージ作成、面談調整までを自社で行うため、運用負荷が高くノウハウも求められます。
| メリット |
|
|---|---|
| デメリット |
|
エンジニア採用では、技術スタックや開発方針、チーム文化などへの共感をどう伝えるかが鍵です。スカウトメールに「この企業だから働きたい」と感じさせる具体性があるほど、返信率は上がります。
転職イベントやテック系カンファレンスへの参加は、企業とエンジニアが直接コミュニケーションを取れる数少ない機会です。履歴書や職務経歴書だけでは伝わりにくい人柄や志向を把握できるため、カルチャーフィットを重視した採用に向いています。
特にエンジニア向けの勉強会・LTイベント・技術カンファレンスでは、技術志向の高い候補者と自然に接点を持てるのが魅力です。私自身も技術系のカンファレンスに参加することがありますが、リラックスした雰囲気の中で「この会社、面白そうだな」と感じられる企業に多く出会える印象があります。
| メリット |
|
|---|---|
| デメリット |
|
採用活動としてだけでなく、自社の技術力やカルチャーをアピールするブランディングの場としても役立ちます。特にスタートアップや成長企業にとっては、エンジニアとの信頼関係を築きながら採用につなげる「長期的投資型」の手法といえるでしょう。
SNSやオウンドメディアを活用した採用ブランディングは、近年急速に注目を集めています。求人広告のように即効性はないものの、日常的な発信を通じて「この会社で働いてみたい」と思わせる関係性を築けるのが特徴です。
X(旧Twitter)やnote、Qiita、YouTubeなどでの技術発信・社内カルチャー紹介は、潜在的な候補者への長期的アプローチとして効果が期待できます。
| メリット |
|
|---|---|
| デメリット |
|
SNS採用は、短期的な応募数ではなく「信頼の蓄積」で勝負する手法です。特にエンジニア採用では、現場メンバーが技術知見を発信することで、“開発者が憧れる組織”という印象を築けます。
▶こちらもチェック!
SNSをガチって食えるようになったフリーランスが、「リアルの場」を重視するようになったワケ
Workship MAGAZINE
リファラル採用とは、社員の人脈を通じて新たな人材を紹介してもらう手法のことを指します。
社風や開発文化を理解したうえで紹介されるため、マッチ度が高く、定着率も高いことが特徴です。採用コストを抑えながら質の高い人材を獲得できる点から、特に近年ではスタートアップから大企業まで幅広く注目されています。
最近のSNSを見ている限り、エンジニア採用をリファラル中心に切り替える企業が増えている印象です。スキルや人物像が未知数な応募者を採用するよりも、既存社員の紹介による“信頼できるつながり”を重視する傾向が強まっているといえるでしょう。
| メリット |
|
|---|---|
| デメリット |
|
リファラル採用を成功させるには、「紹介して終わり」ではなく、社員にとってもメリットがある制度設計が重要です。紹介報酬の導入や採用活動に関する情報共有を積極的に行うことで、組織全体を巻き込んだ採用文化を育てられます。
▶こちらもチェック!
フリーランスにとって「知人からの紹介」の仕事が重要となる理由
Workship MAGAZINE
エンジニア採用の手法が多様化するなかで、どの媒体やサービスを選ぶかは採用成果を大きく左右します。ここでは、エンジニア採用に特化した主要サービスを厳選し、それぞれの特徴・得意分野や評判をわかりやすくご紹介します。
| 媒体・サービス名 | 特徴 | 得意分野 |
|---|---|---|
| Workship CAREER |
|
|
| Workship |
|
|
| クロスネットワーク |
|
|
| ギークスジョブ |
|
|
| マイナビITエージェント |
|
|
| doda |
|
|
| type転職 |
|
|
| Green |
|
|
| Wantedly |
|
|
| Findy |
|
|
| 転職DRAFT |
|
|
| レバテックキャリア |
|
|
| WORKPORT |
|
|
| Geekly |
|
|
| Midworks |
|
|
| 社内SE転職ナビ |
|
|
| HiPro Tech |
|
|
| Offers |
|
|
| LAPRAS |
|
|
| ビズリーチ |
|
|

▲出典:Workship CAREER
Workship CAREERは、IT・DX業界特化型の転職エージェントサービスです。6万人以上の登録者を持つフリーランスマッチングサービス「Workship」と連携し、フリーランスや副業人材を正社員として迎える“トランジション採用”を強みとしています。
リモートワーク・週3正社員・副業OKなど柔軟な働き方に対応した求人を多く扱い、従来の転職サイトでは出会いにくいハイスキル人材と企業をマッチング。企業からは「副業から段階的に正社員登用でき、ミスマッチが少ない」と高く評価されています。
また、デザイナー特化の「クロスデザイナー」やインフラエンジニア特化の「クロスネットワーク」とも連携し、正社員採用から業務委託活用までをワンストップで支援。採用広報や組織設計、評価制度構築などの人事支援も提供し、多様な働き方に対応する次世代型のエンジニア採用サービスとして注目されています。

▲出典:Workship
Workshipは、フリーランス・副業人材と企業をつなぐマッチングプラットフォームです。週1~3日の稼働やリモート案件など、柔軟な働き方に対応した案件を豊富に掲載。企業のプロジェクトに直接応募できるほか、エージェントによる案件紹介もあり、初めての利用者でもスムーズにマッチングできます。
大手プラットフォームが常駐・週5日案件を中心に扱うのに対し、Workshipは低稼働・リモート中心の案件特化型で、副業希望者や地方在住の人材にも幅広くリーチできる点が強みです。掲載からスカウト、契約・稼働管理までをオンラインで一元化し、必要に応じて担当者が候補者推薦や稼働調整をサポートします。
企業からは「副業人材にアプローチしやすい」「短期で優秀なリモートエンジニアを確保できる」と好評。柔軟なリソース確保とスピード採用を実現するプラットフォームとして注目されています。

▲出典:クロスネットワーク
クロスネットワークは、インフラエンジニア特化型のフリーランスエージェントサービスです。クラウド・サーバー・ネットワーク・セキュリティ分野の専門人材が1,500名以上登録しており、国内最大級のインフラ技術者データベースを保有。企業の要件をヒアリングした上で、最短即日で複数名を提案できるスピード感が強みです。
週2~3日稼働など柔軟な働き方にも対応しており、「フルタイムで雇うほどではないが外注では難しい」というケースに最適。プロ人材を必要な期間・日数だけ確保する“半内製化”支援を実現します。
AWSやAzureなどクラウド設計、SRE、セキュリティ対策に強い技術者を短期間で紹介できるほか、専任コンサルタントが要件定義から契約調整、参画後のフォローまで一貫して対応してくれるのも魅力。即戦力エンジニアを迅速に確保したい企業に最適な、専門特化型エージェントとして注目されています。

出典:ギークスジョブ
ギークスジョブは、ITフリーランスエンジニア向けの案件紹介エージェントです。20年以上の支援実績を持ち、登録者数は2万3,000名以上。1人あたり平均7件の案件を紹介しており、Web開発・ゲーム・AIなど幅広い分野の高単価案件を多数掲載しています。
最大の特徴は、「エンジニア1人に対して4名体制でサポート」する手厚さです。営業担当が企業との調整を、事務担当が契約業務を、コンサルタントが就業後のフォローを行うなど、各専門スタッフがフリーランスと企業の間を丁寧にサポートします。上場企業グループとしての信頼基盤を活かし、仲介会社を介さない直請け案件が多い点も強みです。
企業からは「登録者の質が高く即戦力が多い」「初めてのフリーランス受け入れでも安心」と高い評価を獲得。安定したマッチングと継続稼働を実現する、信頼性の高いエンジニアマッチングエージェントです。

出典:マイナビITエージェント
マイナビITエージェントは、人材大手マイナビが運営するIT・Web業界特化型の転職支援サービスです。豊富な求人数と全国ネットワークを強みに、エンジニア・デザイナー・クリエイターなど多様な職種をカバー。特に20~30代の若手・中堅エンジニア層の採用支援に強く、IT業界出身の専任アドバイザーが企業それぞれの課題にマッチした最適な人材を提案します。
マイナビグループの企業ネットワークを活かし、現場レベルの技術スタック情報まで把握できる点が大きな特徴。求人広告サービス「マイナビ転職」など関連メディアとも連携し、採用課題を総合的にサポートします。地方IT企業への採用支援にも強く、提案力と親身な対応には定評があります。
企業からは「若手エンジニアの採用で成果が出た」「幅広い層にリーチできる」と高評価。全国規模でIT人材を確保したい企業に最適な、信頼と実績を兼ね備えたエージェントサービスです。

出典:doda
dodaはパーソルキャリアが運営する国内最大級の総合転職サービスで、ITエンジニア向け求人も業界トップクラスの規模を誇ります。Web系・インフラ・組み込みなど幅広い分野の人材にリーチでき、若手からベテランまで全国のエンジニア層をカバーしています。
大きな特徴は、求人広告・人材紹介・ダイレクトスカウトの3つを一体で展開している点。求人広告で認知を広げつつ、エージェント経由でピンポイント採用、さらに企業が直接スカウトできるなど、採用フェーズに応じた柔軟な活用が可能です。専任の営業・制作担当が求人原稿作成から効果分析までを伴走し、転職フェアやオンラインイベントでは母集団形成も支援します。
圧倒的な登録者数とブランド力により地方採用や大量募集にも強く、「まずはdodaに掲載すれば安心」と評される信頼性の高いサービス。エンジニア採用の基盤づくりに欠かせない総合型プラットフォームです。

出典:type
typeは、IT・Webエンジニアに強い転職サイトです。エンジニア職種の求人掲載数は業界最多クラスで、サイト訪問者数も主要転職サイトの中でトップ水準。特に20~30代の若手エンジニア層の集客力に優れており、「エンジニア採用に強い媒体」として高い認知度を誇ります。
独自の2原稿同時掲載プランにより、同一料金で異なる職種・経験層向けの求人を並行掲載でき、採用コストを抑えながら幅広い層に訴求可能。さらにAIレコメンド機能やエンジニアに特化したスカウト機能で、企業からも能動的にアプローチできます。
また、typeエンジニア転職フェアの開催や、さまざまな課題を解決する採用支援ツールの提供など、成果重視のサポート体制も充実。取材・原稿作成から効果分析、フェア後フォローまで一貫して支援し、中小からベンチャー企業のエンジニア採用に特に強みを持つ転職サイトとして評価されています。

出典:Green
Greenは、IT・Web業界特化型の転職サイトです。成功報酬型(成果課金)で利用でき、スタートアップやベンチャー企業のエンジニア求人を中心に掲載。登録ユーザーの多くは成長意欲の高い20~30代の若手エンジニアで、カジュアルなやり取りを重視する採用スタイルに親和性があります。
企業と求職者が直接つながるダイレクトリクルーティング機能が充実しており、「気になる」ボタンやカジュアル面談の仕組みにより、堅苦しい書類選考前に気軽な交流が可能。初期費用が不要でスカウト送信も毎月一定数まで無料のため、採用予算の限られた企業にも導入しやすい点が魅力です。
さらに、企業ページではカルチャーや働く環境を重視した情報発信ができ、「共感採用」を実現しやすい設計となっています。柔軟でフランクな採用プロセスを支えることから、ベンチャー志向エンジニアと企業をつなぐ代表的な転職プラットフォームとして高い評価を得ています。

出典:Wantedly
Wantedlyは、ビジネスSNS型の採用プラットフォームです。給与や待遇ではなく、「やりがい」「理念」「カルチャー」といった価値観で人と企業をマッチングするのが特徴。登録ユーザーは学生や20代を中心とした若手層が多く、転職意欲がまだ高くない“潜在層”にもアプローチできます。
企業は「募集記事(ストーリー)」を投稿し、求職者は「話を聞きに行きたい」ボタンで気軽に面談を申し込む仕組み。条件非公開・カジュアル面談中心の文化が根付いており、共感やフィット感を重視した採用が可能です。料金は完全定額制で成功報酬は不要、スカウト送信数などに応じてプランを選択できます。
カスタマーサクセスによる運用サポートや記事改善提案、データ分析機能も充実。SNS感覚で自社の想いを発信できる採用広報ツールとして、スタートアップやカルチャーフィット重視の企業から高く支持されています。

出典:Findy
Findyは、エンジニアのスキルを可視化するスカウト型転職サービスです。最大の特徴は、GitHubアカウントなどを解析して算出する独自の「スキル偏差値」スコアリング。コミット履歴やOSS貢献度などをAIが評価し、企業は客観的なスキルデータをもとに優秀人材を探せます。
登録エンジニア数は10万人以上と業界トップクラスで、豊富な人材から探せるのが魅力。マッチングは「いいね」の両想い方式で行われ、無駄なスカウトを減らして高い成果を実現できます。さらに、カスタマーサクセスチームが求人票作成からスカウト文面まで徹底サポート。改善提案をAIが自動提示する仕組みもあり、短期間で成果を出せる設計になっています。
「スキルをデータで証明し、採用を科学する」というコンセプトのもと、テック企業から高く支持されている次世代型のエンジニア採用プラットフォームです。

出典:転職DRAFT
転職ドラフトは、企業が年収提示付きでエンジニアに指名(オファー)を送るドラフト形式の転職サービスです。開催期間中に「年収○万円・ポジション○○」と具体的な条件を提示し、参加エンジニアはその中から気になる企業を選んで面談へ進みます。
オファーはすべて本気度の高いものに限定されており、返信率90%以上・面談承諾率30%という高い成果を誇ります。参加できるエンジニアは審査制で、実績・自走力を持つ層に限定されているため、企業側は質の高い人材だけに効率的にアプローチできるのが魅力です。
さらに、運営チームが求人内容やオファー金額の設定をサポートし、ドラフト期間中の質問対応・面談調整まで丁寧にフォロー。「スキルに正当な評価を」「採用をフェアに」という理念のもと、年収交渉の透明化を実現した革新的なエンジニア特化型サービスです。

出典:レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITエンジニア・クリエイター専門の転職エージェントサービスです。業界歴20年の採用支援で培ったネットワークを活かし、年収600万円以上のハイクラス人材やテックリード・PM・CTO候補など、即戦力層の求人に強みを持ちます。
職種別に専門チームが編成されており、Web開発・インフラなど各領域に精通したアドバイザーが担当するため、ミスマッチの少ない精度の高いマッチングが可能。45万人以上の登録者は業界トップクラスを誇り、正社員転職だけでなく派遣・フリーランス提案やレバテックダイレクトとの連携によるハイブリッド支援も展開しています。
要件定義や求人票の改善、相場の助言までを専任アドバイザーが伴走。専門特化×実績×情報力の三拍子が揃った、ハイスキル人材採用に強いエージェントとして高く評価されています。

出典:WORKPORT
WORKPORTは、もともとはIT・ゲーム業界特化のエージェントとしてスタートした経緯を持つ総合転職エージェントです。現在もITエンジニア転職に強みがあり、未経験からベテラン層まで幅広い層の支援実績を誇ります。
毎月3万人以上が登録し、初期費用・掲載費用は不要。全国に拠点を構えており、地方求人やUIターン採用にも強い点が特徴です。業界知識を持つ専任アドバイザーが求人票作成から面談調整、内定フォローまで一貫して支援するため、初めてエージェントを利用する企業でも安心して導入できます。
企業からは「対応が迅速で応募対応の負担が減った」「地方エンジニア採用にも柔軟に対応してくれた」と高い評価を獲得。また、「未経験ながら熱意ある人材と出会えた」との声もあり、幅広い人材層とのマッチング力と丁寧な対応が好評です。

出典:Geekly
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。IT転職支援実績14年以上、月間9,400名超という圧倒的な登録者数を誇り、特化型エージェントとして確かな地位を築いています。管理職やハイクラス層向けの非公開求人も豊富で、実務経験2~3年以上のミドル層中心の高精度マッチングが強みです。
入社後定着率86%という実績が示す通り、紹介の質とマッチング精度に強みがあります。企業の採用要件を的確に把握し、条件に合う候補者のみを厳選して提案。選考過程で懸念があれば担当者が丁寧にフォローし、内定承諾率の向上にも貢献します。
企業からは「候補者の質が高く定着率が良い」「ベンチャー採用にも理解が深い」と高評価。IT・ゲーム業界での中堅~即戦力採用に強いパートナーとして、多くの企業に選ばれています。

出典:Midworks
Midworksは、ITフリーランス・業務委託人材に特化したエンジニアマッチングサービスです。登録者数は5万4,000名を超え、経験3年以上の即戦力エンジニアが8割を占めます。豊富な人材データベースとスクリーニングを通じ、要件に合った人材を最短即日で提案できるスピードと精度が強みです。
運営は東証グロース上場グループのBranding Engineer。信頼性の高い運営体制のもと、PM・PMOから開発エンジニアまでを含むチーム単位での提案も可能です。万が一の際は交替人員を迅速に手配し、平均稼働期間1年半以上という安定した稼働を実現しています。
企業からは「人材の質が高く、長期で活躍してくれる」「初めてのフリーランス活用でも安心」と高い評価を獲得。採用コストを抑えながら開発力を強化したい企業に最適な、柔軟かつ実践的な人材ソリューションです。

出典:社内SE転職ナビ
社内SE転職ナビは、社内SE専門の転職エージェントです。システム開発会社やSIerではなく、事業会社の情報システム部門・社内エンジニア職に特化した求人を扱う点が最大の特徴。2016年の開始以来、15,000件を超える支援実績を誇り、大手企業をはじめ多数の企業の採用に貢献しています。
外部常駐や派遣から「自社開発環境で腰を据えて働きたい」エンジニアが中心のため、定着率・モチベーションの高い人材と出会える点が特徴です。求人票では伝わりにくい企業の文化やビジョンを発信できる「インタビュー記事」「ストーリー機能」などの独自コンテンツも充実しています。
専任エージェントが全工程を代行する「エージェント型」と、企業が直接アプローチできる「ダイレクト型」の2方式があり、採用リソースやスピード重視など、企業の課題に合わせた柔軟な提案が可能です。徹底した専門性と発信力で、「社内SE転職と言えばここ」と求職者・企業双方に認知されているプラットフォームです。

出典:HiPro Tech
HiPro Techは、パーソルキャリア株式会社が提供するITフリーランスエンジニア向けマッチングプラットフォームです。最大の特徴は、企業とエンジニアが直接契約できる仕組み。従来のエージェント型サービスと異なり中間手数料が発生しないため、エンジニアは高額報酬を実現でき、企業もコストを削減できます。
掲載されるのは独自審査を通過した厳選人材のみで、質の高いマッチングを実現できるのが強みです。国内最大級のプロIT人材データベース(2万人規模)から最適人材にアクセス可能で、料金はエンジニアが稼働に至るまで無料。事業やプロジェクトの状況にあわせて必要な期間で契約できます。
企業からは「コストメリットが大きい」「仲介手数料が不要なので予算内でより優秀な人にお願いできた」と好評で、“マージン0・大手運営の安心感・高品質マッチング”を兼ね備えた新世代のフリーランスプラットフォームとして注目されています。

出典:Offers
Offersは、ITエンジニア・デザイナー特化型のスカウトプラットフォームです。企業は求人登録後、Offers側からの候補者レコメンド(提案型支援)を受けられ、候補者選定やメッセージ内容のブラッシュアップまでサポートされます。スカウト返信率は約20%と高水準で、業務委託では最短4日で契約成立するほどのスピード感が魅力です。
正社員登用を見据えた副業転職(業務委託からのスタート)を推奨しており、柔軟な採用スタイルを支援。登録ユーザー数30,000人、導入企業数は800社を超え、WantedlyのカジュアルさとGreenのスキル精度の中間を取る立ち位置として人気を高めています。
導入企業からは「提案型で楽に良い人材に出会えた」と高評価。「導入初期は運用にコツがいる」という意見もありますが、カスタマーサクセスのフォローでカバーされる部分が多く、総じて「スタートアップ採用に強い新サービス」として評価されています。

出典:LAPRAS
LAPRASは、AIヘッドハンティング型のエンジニア採用プラットフォームです。GitHub・Zenn・QiitaやSNSなどの公開情報をAIが解析し、潜在的な優秀エンジニアを自動で発掘・スカウトできるのが最大の特徴。企業はスキル・経験・志向性などを指定するだけで、AIがマッチする候補者をリスト化します。
登録ユーザー数は約35,000人で、うち転職意欲があるユーザーの割合は約50%。アウトプットや学習活動を活発に展開している候補者に直接アプローチできるのが魅力です。AIが生成するスカウト文も候補者の活動内容に触れるため、「自分を理解してくれている」と感じてもらいやすく、返信率を押し上げています。
専任のカスタマーサクセスが導入時にターゲット設定・条件調整・テンプレ作成を支援。企業からは「レア人材の採用が実現した」「スカウト返信率が劇的に上がった」と高評価で、“AIが人を見つけ、人が最終判断する次世代採用”を体現するサービスとして注目されています。

出典:ビズリーチ
ビズリーチは、国内最大級のハイクラス向け転職プラットフォームです。年収750万円以上を目安とした即戦力人材に特化しており、CTO・VPoE・エンジニアリングマネージャーなど経営層・上位職エンジニアの登録が豊富。IT業界限定ではないものの、成長企業がCTOクラスを採用するなどエンジニア採用実績も多数あります。
最大の特徴は、「質×規模」。200万人超のデータベースの中からハイクラス層だけを抽出しているため、スカウト効率が非常に高く、「この層にリーチできるのはビズリーチだけ」との評価も定着しています。ヘッドハンターネットワークを通じ、超レア人材への間接アプローチも可能。検索機能・レポート分析など人事向けUIも洗練されており、採用担当者からの支持も厚いです。
導入企業には専任コンサルタントが付き、ターゲット分析・年収設定・スカウト文作成まで伴走。定期的な効果測定や改善提案を受けながら運用できます。「候補者の質が圧倒的」「高額だが投資価値がある」という声が多く、ハイクラスエンジニア採用の代名詞的存在として広く認知されています。
エンジニア採用の難易度が高まる中で、企業側にも明確な課題が見えてきています。ここでは、成功の鍵を握る3つの観点から、エンジニア採用を成功させるために企業が取り組むべき戦略を具体的に見ていきましょう。
多くのエンジニアは、どんな技術課題に挑戦できるのか、どんなメンバーと働けるのかといった“リアルな開発現場の雰囲気”を重視します。そのためエンジニア採用では、言葉や条件だけではなく「体験を通じて魅力を伝える」ことを意識しましょう。
採用サイトや技術ブログ、カジュアル面談、社内イベントなどを通じて、現場の声やプロダクトの裏側を発信すると効果的です。「どんな仕事か」ではなく「どんな経験が得られるか」を伝えることが共感と信頼を生み、応募へのハードルを下げることができます。
技術トップが不在の組織では、採用活動が個人依存になりやすく、候補者に技術的な魅力を十分に伝えられないという課題があります。しかし、現場エンジニアが採用プロジェクトに関わり、採用担当者と連携する仕組みを整えれば、CTOやVPoEがいなくても「採れる体制」を構築することは可能です。
さらに、外部アドバイザーや技術顧問を一時的に迎えることで、専門的な視点を補うことも有効です。採用を一部の担当者に任せるのではなく組織全体で取り組むことで、候補者への信頼性や説得力が増し、持続的に優秀な人材を惹きつける基盤を築けるでしょう。

近年、フリーランスエンジニアを業務委託として迎え、そこから正社員登用につなげるというケース(トランジション採用)が増加しています。
スキルや相性を実務を通じて確認できるため、採用リスクを抑えながら優秀な人材を獲得できるのが利点です。フリーランス側にとっても、企業文化やチームとの相性を確かめた上で入社を判断できるため、双方にとって納得度の高い採用が実現します。
エンジニアのような採用が難しい領域ほど、こうした“実践的トライアル採用”の柔軟性が有効です。フルリモートや副業可の環境と組み合わせれば、より多様な人材との出会いが期待できるでしょう。
なお、トランジション採用については以下の記事でも詳しく解説しています。あわせてご一読ください。
正社員が見つからない!採用難時代の突破口は「トランジション採用」
Workship MAGAZINE
テクノロジーの進化や働き方の多様化により、エンジニア採用の形は大きく変わりつつあります。ここでは、これからの時代に求められる採用の在り方について、最新トレンドとともにご紹介します。
AIや自動化技術によって、採用活動の効率と精度は大きく向上しています。書類選考やスカウト文面の最適化、候補者とのコミュニケーション支援など、従来は人手に頼っていた業務がAIによって迅速かつ正確に処理されるようになりました。
特にエンジニア採用では、AIが職務経歴やスキルデータを解析し、最適な候補者をレコメンドする仕組みも増えています。一方で、人の温度感やカルチャーフィットを見極める最終判断は依然として人間の領域です。
AIを“置き換え”ではなく“支援ツール”として活用できる企業が、これからの採用競争をリードしていくでしょう。
「AIによって自分の仕事が代替されるのでは」と不安を感じているフリーランスは少なくありません。私自身もその一人です。こちらの記事では、私を含むWorkship MAGAZINE編集部メンバーで「AIに仕事、奪われてね?」というテーマについて語り合った座談会の内容をまとめていますので、ぜひ併せてご覧ください!
AIに仕事、奪われてね?フリーランスが感じた「やばい」瞬間
Workship MAGAZINE
採用市場が成熟する中で、エンジニアの多くは「どんな会社で、どんな仲間と働くか」を重視するようになっています。そのため、企業が単に条件やスキル要件を提示するだけでは響かず、ビジョン・文化・価値観を共有する“共感採用”の重要性が高まっています。
採用ブランディングとは、企業の魅力を外から見える形で伝え、候補者の共感を生み出す取り組みです。技術ブログやSNS発信、カジュアル面談などを通じて組織のリアルな姿を見せることが、求める人材を惹きつけ成果につながるでしょう。

近年、企業はフルタイム雇用にこだわらず、プロジェクト単位で外部人材を活用したり、副業から優秀な人材を登用したりと、契約形態を柔軟に組み合わせる動きを強めています。これに伴い、エンジニアの働き方も、正社員・副業・フリーランスといった枠組みを越え、よりハイブリッドで多様なスタイルへと進化しています。
こうした柔軟な採用・雇用戦略は、スピードと専門性が求められる開発現場で特に有効です。エンジニアにとっても、複数の仕事を掛け持つことでスキルの幅を広げ、キャリアの自律性を高めることができます。
エンジニア採用の難しさは、スキルや条件だけでなく、企業と個人の間にある情報の非対称性や価値観のズレにあります。企業が「採る努力」を、エンジニアが「伝える努力」を重ねることで、初めて本当のマッチングが実現するのです。
AIや働き方の多様化が進むこれからの時代こそ、互いを知ろうとする姿勢が最も重要です。その橋渡し役として、フリーランスから正社員へのキャリア転換を支援するエージェントサービスやコミュニティの存在が、より健全で開かれた採用市場を形づくっていくでしょう。
『Workship CAREER』は、6万人以上のフリーランス・副業人材ネットワークを活かし、エンジニアの採用を協力に支援するエージェントサービスです。業務委託から正社員への“トランジション採用”にも対応し、業界経験豊富な専任エージェントの伴奏によって、従来の採用市場では出会えなかったハイスキル人材とのマッチングを実現します。
採用広報支援から内定承諾率向上までを一貫してサポートし、貴社の採用課題を根本から解決へ導きます。価値あるエンジニア採用を実現するために、Workship CAREERへぜひ一度ご相談ください!
(執筆:水無瀬あずさ 編集:猫宮しろ)