実力よりアピール力?フリーランスの77.5%が単価に影響と回答 他

実力よりアピール力?フリーランスの77.5%が単価に影響と回答 他

こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の猫宮です。

最近のニュースから、フリーランス・副業者のみなさんに役立つものを抜粋してご紹介します。よろしくお願いします。

(過去のフリーランス・副業ニュースはこちら)

【1】実力よりアピール力?フリーランスの77.5%が「案件や単価を左右する」と回答

株式会社CareerChainが、フリーランス522人と、フリーランスの活用経験・予定がある企業の人事・採用担当者508人に行った調査を実施しました。

「アピール力が案件獲得や単価に影響する」と考えるフリーランスは77.5%。企業が実力を判断する材料は「面談での受け答え」が60.8%で最も多く、スキルテスト・実技課題(46.5%)や経歴書・プロフィール(44.5%)を上回りました。

実力が伝わっていない(見極められていない)と答えた人では、伝えにくい項目・見極めにくい項目の1位がどちらも「技術力・専門性のレベル」でした。ただし全体では、フリーランスの73.1%が「実力は伝わっている」と答えています。

実力そのものより、短い面談でそれを伝える準備が単価に響く、と読めそうです。経歴書に加えて「何を任され、どう解決したか」を話せる実績を2〜3本用意しておきましょう。

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【2】ココナラで履歴書・職務経歴書など2,294件が漏えい。登録している人は不審な連絡に注意

株式会社ココナラが2026年10月9日に公表した、「ココナラスキルマーケット」への不正アクセスについてのお知らせです。

10月8日、不正アクセスを遮断したあとに再び侵入され、個人情報が持ち出された形跡が確認されました。対象はスキルマーケットに履歴書・職務経歴書を登録した会員の一部で、件数は履歴書449件、職務経歴書関連書類1,845件です。

クレジットカード情報や各種パスワードは対象外で、公表時点で情報の公開や不正利用は確認されていないとしています。

対象者には順次、個別に連絡するとのことです。同社は、メール・SMS・電話でパスワードやカード情報などを尋ねることはないと案内しています。

経歴書を登録したことがある人は、ココナラからの連絡を確認し、身に覚えのない連絡にあるURLは開かないようにしましょう。プラットフォームに何を預けているか、見直すきっかけにもなりそうです。

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【3】毎日AIを使うエンジニアの85.6%がキャリアに不安。使っていない人は14.9%

株式会社スーパーソフトウエアが、27〜59歳の現役ITエンジニア1,265人に行った「生成AI時代のITエンジニアに関する調査」です。調査期間は2026年8月17日〜19日で、会社員とフリーランスの内訳は公表されていません。

キャリアに不安を感じている人は全体の59.6%。AIの利用頻度別に見ると、ほぼ毎日使う人では85.6%、利用経験がない人では14.9%で、よく使う人ほど不安が強い傾向が出ました。

今後重要になる能力(最大3つ)は「AIへの適切な指示」34.8%、「AIの出力の見極め」29.2%が上位で、「コードを書く力」は15.0%にとどまりました。

発表元は「因果関係を示すものではない」としていますが、使い込む人ほど、仕事のどこがAIに置き換わるかが見えているのかもしれません。どの工程をAIに任せ、どこを自分で確かめたかを提案で示せるかが、フリーランスの差になりそうです。

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【4】Googleの「AI概要」と「AIモード」は別物?同じ質問でも、引用される記事の重なりは16.4%

SEO・AI検索対策のツールを提供する株式会社Faber Companyが、同じ1,700の質問をGoogleの「AI概要(AI Overviews)」と「AIモード」に入力し、引用されるページを比べた調査です。データは2026年8月3日に取得しています。

同じ質問でも、引用されたURLの重なりは平均16.4%。サイト(ドメイン)単位で見ても24.1%でした。AI概要で引用されたURLのうち、AIモードでも引用されたのは32.7%にとどまります。

回答の中で企業名や商品名に触れる割合も、AI概要の49.5%に対してAIモードは79.5%と、大きく違いました。

SEO記事を書くライターや成果を報告するマーケターにとって、「AI概要に引用された」だけでは成果を言い切れなくなってきました。報告や提案の前に、どちらの面を追うのかをクライアントとすり合わせておくと安心です。

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【5】正社員への転向を考えたフリーランスエンジニアは78人中53人。手取りが想像より少ない人も半数超え

案件検索サイト「フリーランスジョブ」を運営する株式会社Hajimariが、30〜50代のITエンジニア224人(正社員146人、フリーランス78人)に行った調査です。2026年10月1日の発表で、調査期間や方法の記載はありません。

フリーランス78人のうち53人(67.9%)が、正社員への転向を考えたことがあると回答。うらやむ点は「収入の安定」37.2%、「社会保険や退職金などの制度」33.3%で、手取りが想像より少ない人は43人(55.1%)でした。

一方、働き方に満足している人はフリーランス52.6%、正社員46.6%で、統計的に意味のある差は見られませんでした。

フリーランスの回答は78人と少なく、割合は参考値です。それでも、迷ったときに比べる軸がわかるのは収穫でしょう。契約額から税金と社会保険料を引いた手取りを一度計算しておくと、続けるか戻るかを数字で考えやすくなります。

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【6】AIを入れる前に、まず業務を捨てる。kubellは公式AIを2つに絞り、利用ガイドラインで不安を減らした

Workship MAGAZINEの連載「すごい社内制度」から、ビジネスチャット「Chatwork」で知られる株式会社kubellのAI推進を取材した記事です。

kubellはAIを本格的に入れる前に、全社で不要な業務を洗い出して捨てる「すてるば」を約2か月かけて実施し、今も年1回続けています。全社の公式AIはGeminiとClaudeの2つに絞りました。

初期の社内調査で多かったのは「どこまで使っていいか分からず怖い」という声。そこで、入力してよい情報の区分や禁止事項、インシデント時の流れをまとめたAI利用ガイドラインを作りました。

AI導入支援を提案するなら、ツール選びより先に業務の棚卸しから入る、という発注側の順番を知っておくと話がかみ合いやすくなります。業務委託でクライアントの環境に入るときも、まずその会社のガイドラインで入力してよい情報を確かめておくと安心です。

AIを入れる前に、まず業務を捨てる。kubellは公式AIを2つに絞り、利用ガイドラインで不安を減らした

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【新コーナー】Xではこんな話題が

この2週間は、AIを使う側が受注者から発注者へと広がり、「AIで作ったもの」をどう扱うかという線引きの話が目立ちました。

  • クライアントが、デザイナーの案をAIで手直しした「修正案」を送ってくる。受け取った側は何を直せばいいのか戸惑う
  • 「AIに人間が勝てないのは、品質でも値段でもなく納期」という投稿が大きく拡散
  • 大手の発注では、成果物への生成AIの使用を契約書で禁じる例もある、という声
  • 納品物をAIの学習に使われるのでは、という受注側の警戒も広がる

▼編集部の見解
今回いちばん議論を呼んだのは、クライアントがAIで作った「修正案」です。デザイナーからは「何を直せばいいのかわからない」という戸惑いが多く出ました。一方で、言葉にしにくかった要望がようやく形になった、と受け止める声もありました。

拒むか従うかの二択にせず、修正案は「要望のメモ」として受け取り、どこが気に入ったのかを聞き返す。AIが作った部分の手直しは、自分の案への修正とは分けて見積もる。素材の権利をだれが確かめるかも、最初に決めておく。こうした線引きを先に示せる人ほど、やりとりはこじれにくいはずです。

本編【6】で紹介した株式会社kubellも、AIを広げる前に「入力してよい情報」のルールを決めていました。発注側がルールを整え始めたいま、受注側も自分の線引きを言葉にしておきたいところです。

「納期」の投稿が示すように、AIと比べられているのは品質や値段だけではありません。約束したものを約束した日に届けられるかも、あわせて見られています。

最後までフリーランス・副業ニュースをご覧いただきありがとうございました!

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次回も、フリーランス・副業に関するニュースをお届けするのでお楽しみに!

(執筆:猫宮しろ 編集:Workship MAGAZINE編集部)

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