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【未経験OK】主婦がWebライターをするのはアリ?人気在宅ワークのメリット&デメリットを解説

在宅ワーク
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家事や育児を担い、家庭でせわしなく働いている主婦の皆さん。しかし、多忙な日々の合間をぬって、お小遣い稼ぎのため、将来のため、そして働くことで充実感を得るために、副業やパートとして働きたいと思う方も多いのでは?

そんな主婦の間で人気を高めているのが、Webライターの仕事です。昨今では、「主婦ライター」「ママライター」を名乗る方も多くなってきました。

では、そんな「主婦ライター」になるにはどうしたらいいのでしょうか。今回は、ライター未経験の方でも主婦ライターのすべてが分かるよう、始め方やメリット/デメリット、向いている人などについて解説していきます。

主婦がWebライターになるメリット

メリット1. 副業で収入を得られる

一番のメリットは、副業として収入を得られることです。

家事や育児に時間を取られていると、なかなか就業先が見つからないこともあります。しかし、ライターの仕事であれば気軽にはじめられ、かつ家事と並行していても一定の金額を稼げます。

受ける案件やそれまでの経験、ライティングスキルにも左右されますが、最低時給以上の報酬をもらいながら働ける可能性は十分にあります。

メリット2. 働き方を自由に選べ、完全在宅が可能

主婦ライターの特徴は、働き方を自由に選べること。案件を選べば完全在宅ワークにできますし、家事や育児の忙しい時期は仕事をセーブし、そうでない時期にガッツリ稼ぐことも可能です。

もちろん、ある程度子どもが大きくなったら、取材やインタビューをバンバンこなすアクティブなライターに転身するキャリアもあります。

メリット3. パソコンとネット環境のみで始められる

ライターは開業するハードルが低いのも特徴で、パソコンとネット環境さえあれば気軽に始められます。

他のビジネスと違って初期費用がほぼかからないため、始めてみて「なんか違うな……」と思ったら、すぐに辞めてもほとんど損をしません。

メリット4. 未経験からでも稼げる

ライターは未経験からでも始められる仕事です。開業にあたって資格や免許なども必要なく、思い立ったその日から仕事を受注することもできます。

実際、現役で活躍している主婦ライターの多くは未経験からのスタートですが、ここで経験を積めば再就職を考える際にも一つのスキルとしてアピールできるようになります。

メリット5. 過去の経験が活かせる

家庭で働いていると、どうしても新しい経験は積みにくいもの。しかし、ライターなら過去の経験を仕事に活かし、他のライターと差別化を図れます。

たとえば、主婦になる前は銀行で働いていたとしたら、普通のライターより銀行や金融のことには詳しいですよね。この場合、銀行や経済、金融、株式などについて専門的な記事を書きやすく、しかもそうした知見が必要な記事は原稿料が高くなる傾向にあります。

メリット6. 家事や育児の経験も活かせる

過去の経験だけでなく、現在直面している家事や育児の経験も活かせます。自分と同じ立場の人たちも記事を読むわけで、日常で感じていること、やっていることがそのままコンテンツになります。

とくに、主婦として生きるなかで感じた「苦労」や、それを解決する「過程、方法」などに関連するコンテンツは需要あり。たとえば、ぜんぜん子どもが泣き止まず苦労したエピソードを語ったのち、それにどう立ち向かい、解決していったかという方法論を公開すれば、オリジナリティあふれるよい記事になると思います。

主婦がWebライターになるデメリット

デメリット1. 確定申告や扶養など、考えることが多くなる

主婦ライターとして副業をする場合、法律上は個人事業主という扱いになります。そのため、一定の収入を超えれば確定申告が必須に。クラウド会計ソフトの普及で難易度が下がっているとはいえ、確定申告は面倒です。

また、扶養のことも考えなければなりません。扶養から外れるラインは「103万の壁」と言われますが、これはパートやアルバイトの場合。個人事業主の場合は事業所得が48万円を下回れるかどうかが壁になります(ただし、個人事業主は事業経費を差し引けるだけでなく、基礎控除で48万円、青色申告特別控除で65万円、さらに各種控除が適用されるので、パートやアルバイトより有利な点も多いです)。

デメリット2. 主婦ライターは多く、差別化が難しい

「主婦にライターが人気」ということは、すなわち競争相手が多いということ。そのなかで、自分の強みを活かして働くのは大変です。

主婦になる前にインパクトのある経験ができていればいいですが、そうでない場合は差別化が難しくなり、なかなか収入が上向かないことも想定されます。

デメリット3. 安く買い叩かれやすい

「主婦はライター業で生計を立てているわけではないから安く雇える」と考える発注者は一定数おり、相場よりはるかに安く買い叩かれることも想定されます。実際、わたし自身時給に換算して100円以下で記事を書いている主婦の方を何人も知っています。

「報酬なんてタダでもいいから働きたい」というなら止めはしませんが、あまり自分を安売りするべきではありません。現実問題、報酬の低いメディアは記事の管理体制やガバナンスがめちゃくちゃになっているケースも多く、思わぬトラブルにまきこまれる可能性もあります。

デメリット4. 誹謗中傷や著作権侵害などに加担してしまう可能性がある

初心者のうちは、どうしても「初心者、未経験者歓迎!」をうたった口コミや短い記事の執筆を受けたくなります。しかし、そうした案件の中には知らず知らずのうちに誹謗中傷の書き込みや著作権侵害を要求されるものもあります。

始める際にリスクはないのがライターですが、執筆した記事には責任が生まれます。目安として、家族や他人に堂々と話せるような仕事をするように心がけるといいかもしれません。

デメリット5. 家事に気を取られ、執筆に集中できないことも

主婦ライターとして在宅で家事や育児の合間に仕事ができるといっても、やはり子供がいると仕事に集中しにくい場面があります。子供が泣いてしまったり、飲み物をこぼしてしまったり、病気になってしまったり……。どうしても突発的な出来事が多くなるため、普通のライター以上に計画的に執筆をすすめる必要があります。

また、仕事に集中することが難しい場合、子供が保育園にいるときや寝ているときに仕事を進めましょう。

デメリット6. 休憩や趣味の時間がなくなる

ただでさえ家事や育児で大変なうえ、ライティングもこなすとなると自分の休憩時間や趣味の時間が減っていきます。

副業で収入を得られるメリットはありますが、家事や生活がそっちのけになってしまったり、過労で倒れてしまっては本末転倒。せっかく自由度が高い働き方をするのですから、無理のない範囲で働くようにしてください。

デメリット7. 人に会う機会が減る

パートやアルバイトの場合、何も考えず働いていれば職場の人と会う機会があります。ライターも取材やインタビューをする場合は人に会えるのですが、固定の職場がないため人間関係が深まりづらく、友達はつくりにくいでしょう。

また、完全在宅ならクライアント含め一切人と接することなく働けてしまうので、孤独に弱い人は意識的に外部のコミュニティとかかわるようにしましょう。

Webライターに向いている人/向いていない人

ここまでのメリット/デメリットから考えて、ライターになるべき人はこんな人だと思います。

【Webライターに向いている人】

  • 完全在宅で一定の額を稼ぎたい人
  • 働き方をうまく調整したい人
  • 文章を書いたり、なにかを伝えたりするのが好きな人
  • 自分の経験を活かした仕事がしたい人
  • 未経験から手軽にはじめられる仕事を探している人

反対に、以下の人はWebライターが向いていない可能性も。

【Webライターに向いていない人】

  • 外に出て、職場の仲間たちと交流したい人
  • 文章を書いたり、なにかを伝えたりするのが嫌いな人
  • 経理が極端に苦手な人
  • 締め切りや約束が守れない人
  • 家事や育児との両立が難しそうな人

働き方が特殊なぶん、向き不向きも分かれる仕事なので、自分の適性をよく把握してください。

もっとも、さきにも触れたようにライターはノーリスクで気軽に始められるので、「迷ったらまずやってみる」というのもOKだと思います。

主婦がWebライターになる方法

主婦ライターの特徴が分かったところで、実際にライターとしてデビューする方法を解説します。業界未経験で、かつ編集者やメディアとのつながりもないと仮定し、さらにお手軽に始められる方法は2つほど思いつきました。

方法1. 未経験からクラウドソーシング経由で仕事をもらう

これが一番王道な方法かと思います。ランサーズやクラウドワークス、サグーワークスといったクラウドソーシングサービスには、未経験のライターも採用してくれる案件がいくつかあり、そこからキャリアをスタートさせられます。

クラウドソーシングサービスに登録して案件を探すだけなので、とにかくお手軽なのがメリット。案件数も多く、自分の強みや希望に合った案件に出会える可能性も高いでしょう。

ただし、お手軽さの反面にデメリットも多いので注意が必要。案件の報酬相場はかなり低めで、サービス利用手数料として20%程度が差し引かれます。また、発注側も手軽に発注できるので、たちの悪いクライアントやメディアも多く、よい案件を見抜き、根気強く探す力が求められます。

【クラウドソーシングの特徴】

  • 手軽に仕事を探せる
  • 未経験OKの案件が多い
  • 報酬相場がやや低め
  • よいメディアやクライアントばかりとは限らない

方法2. ライターを募集しているメディアに営業をかける

ライター募集が行われているのは、クラウドソーシング上だけではありません。よくWebメディアを見てみると、サイト内に「ライター募集」という項目が用意されていることもあります。未経験のライターでも、ここから応募できる場合があります。

メディアに直接営業するメリットは、自分の書きたいメディアで書けること。クラウドソーシングの場合、書きたいメディアで書けないどころか、最後まで自分がどのメディアで記事を書いていたか分からず終わってしまうことも。

また、クラウドソーシングに比べて手数料も発生せず、報酬も高めなので、稼ぎやすいというのもメリットですね。

ただし、クラウドソーシングに比べると未経験者を受け入れるケースはぐっと減り、根気よくメディアを探さなければなりません。手間もかかりますし、採用のハードルも高くなります。

もし、どうしても書きたいメディアで採用されないという場合、「そのメディアに採用された」と仮定し、自分のブログなどで仮の記事を書いてみるのもいいかもしれません。未経験者には変わらないのですが、メディアのことをよく理解し、質の高い記事を書けることを伝えられれば、採用への道も開けます。

【直接営業の特徴】

  • 書きたいメディアで書ける可能性がある
  • 報酬相場が高め
  • 未経験者を受け入れるメディアは少ない
  • 採用されるまで粘り強く営業する必要がある

(執筆&編集:Workship MAGAZINE編集部)

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