エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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『Etsy』『Kickstarter』そして『Buzzfeed』などが誕生したニューヨークは、いまスタートアップ都市としての側面を強めている。そしてニューヨーク発のスタートアップで、日本にも上陸していま話題になっているのがコワーキングスペース『WeWork』。ニューヨークではすでに50以上のWeWorkが存在しており、街を歩けばそこら中にあるという感じ。
しかもWeWorkは「ビール飲み放題」らしく、ビール好きの筆者としては行くしかないでしょ。ということで、クリエイターが集まるエリアとして注目を集めるNYブルックリンのWeWorkへ行ってみた。
目次
今回訪れたのは、ブルックリンのDUMBOというエリアにあるWeWork Dumbo Heights。ビルの角には「WeWork」のフラッグがあり、すぐに見つけられた。
“Yellow Cab” と呼ばれる黄色のタクシーが、これぞニューヨーク!感を出していて、いいね。
絶対に間違うことのないWeWorkのエントランス。
道路の斜め向かいにはEtsy本社も。
こうやってスタートアップが立派なビルを構えているのを見ると、やっぱりワクワクする。
なお、WeWorkはドロップイン利用のためのメニューはなく、月極めのコワーキングスペース。オンラインで希望するエリアのWeWorkを申し込み、初回訪問時に上記のようなセキュリティカードをもらい、入室。
カードには、「Do What You Love」と書かれている。
無事、WeWorkにインしました。
まず、通路からワクワクする。
通路を抜けると、フリースペース。壁面のイラストがめちゃくちゃインパクト大。
ソファ席の反対側にはデスクスペース。日本のコワーキングスペースは、結構混んでてパーソナルスペース確保しづらいことも多いけど、WeWorkはひとり4席分の空間を使えるくらい、比較的いつ来ても空いてるのが嬉しい。
ちなみにMac率、100%。
あと、ニューヨークはペットに優しい。犬同伴で来ている人もいた。
日本のスタートアップのオフィスでも最近増えてきた、ファミレス席。
オンラインMTGなどで重宝するフォンブース。フリーランスになってオンラインMTGをする機会が増えたので、まわりの雑音を遮断できるフォンブースはありがたい。
フォンブースを “精神と時の部屋” 的な感じで、集中スペースとして活用している人も多数。
「海外のスタートアップ=オフィスに卓球台がある」のイメージを、WeWorkはもちろん裏切らない。
卓球ボールが外に出ないよう、ビニールで遮られていた。
別のソファエリアでは、カフェテーブルにオシャレ雑誌が。
WIREDと、RobbReportという雑誌。
Robb Reportは、luxury-lifestyle magazineらしい。さすが、意識高め。
エレベーター前には、最寄りの地下鉄の運行状況が。
“タイムイズマネー” なニューヨーカーにとっては、非常に重要なインフォメーションだ。
その横には、イベントの開催予定表。
他の壁には、アートが飾ってあった。
オープンスペースの奥には、固定席のスペースが。
WeWorkはフリーランサーというよりも、少人数のスタートアップ企業が主な入居者となっている。
たとえば、このWeWork Dumbo Heightsの場合、5人席の料金は約23万円/月($2,050)。ブルックリンエリアのワンルームの家賃は25万円前後が相場らしいから、コピー機もある、掃除もしてくれる、インターネット環境も整っているWeWorkは初期費用を抑えられることが魅力的みたい。
さて、一番楽しみにしていたビールとご対面。
「SESSION IPA」と「AMERICAN PALE ALE」の二種類のビアサーバーが置いてある。
さっそく注ごう。
“WeWork DRAFT BEER” と書かれたレバーを倒し……
グラスのギリギリまで注ぐ!
あわあわ。
気づいたらグラスが重なっていた。
“Make a Life, Not just a Living” と書かれている。これはWeWorkのミッション。
Create a world where people work to make a life, not just a living.
ただ生きるためではなく、「人生」を満たすために働ける世界を創造する
ただ生きるのではなく、自らの意思で人生を切り拓いていきたい。
……重なっていたグラスを取った。
そして飲んでいる自分を自撮りし忘れたけども、普通に美味しい。
速攻、2杯目。
通っていた高校の近くの居酒屋に
酒を飲むのは時間の無駄。
酒を飲まぬは人生の無駄。
と書かれていたことを思い出した。
他のWeWork会員も夕方になるに連れて、ビール飲みながらチルしてる。
よく見渡すとビアリストがディスプレイに映し出されており、フロアごとに置いてあるビールが違うらしい。素晴らしすぎるんですけど。
そんなビアサーバーが置かれているキッチンスペースは、こんな感じ。
ワンちゃんのぬいぐるみ。
思わず「カフェかよ」と心の中でツッコミを入れてしまうほどの、本格的にコーヒーマシン。
注ぐだけのコーヒーポッドも。
コーヒーも飲み放題なのは、嬉しい。
コーヒー用のミルクも、普通のものから低脂肪、豆乳まで、スタバ並の品揃え。
また冷蔵庫は自由に使ってよく、業務用サイズの冷蔵庫が置かれている。
紅茶も10種類。
お皿やフォーク・スプーン。
「カフェかよ」と、再びツッコんでしまったコーヒー関連のアイテムたち。
代官山とかに通ってるオシャレピーポーが好みそうな、フルーツが入っている水。
ちなみに、WeWork内にはスナックコーナーも。
ご覧の通り、各種ドリンクからお菓子、カップラーメンと充実した品揃え。
WeWork会員用のアプリを使って、簡単支払い。
列ができるほど、人気スポットだった。
それにしてもキッチンまわりが充実しているのは、ワーキングスペースとしては特別感を感じられて嬉しい。安定したインターネット環境やオシャレな内装はもちろん、水やコーヒーは今後どこのコワーキングスペースも取り入れてほしいと切実に願う(できればビールも)。
最終的にビールを3杯も飲んでしまったので、ここでちょっとトイレへ。
トイレも、よくある質素な感じではなく、クリエイティビティに溢れてる。
というか、めちゃくちゃ見られえてる。
見てない人を発見。ちょっと嬉しかった瞬間。
水回りがキレイなのも、ポイント高いですね。
さらにマウスウォッシュまで。至れり尽くせり。
手を拭くペーパータオルも、顔も拭けるほどの厚さ。大事。
ということで、NYブルックリンにあるWeWorkはこんな感じだった。
フリーランスが利用するなら、オープンスペースのみを使えるミニマムのプランで約4万円ほど(利用するWeWorkによって値段は異なる)。通常のコワーキングスペースよりも若干割高な感じがするが、WeWorkを利用するメリットは充実した設備だけではない。
WeWork会員になると、アプリ・Webサイト経由で会員コミュニティに参加することができたり、WeWork会員限定で外部サービスをディスカウント価格で利用できたりといった特典がある。そこで次回は、WeWork会員限定のコミュニティ&特典についてご紹介します。
それでは、また!