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【2024~2018】バズった企業のエイプリルフール企画ネタまとめ

企業のエイプリルフールネタまとめ
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今日はエイプリルフール。企業各社が、さまざまな「4月バカ」ネタをリリースする日です。

この記事では、編集部厳選のエイプリルフールの最新ネタをご紹介します。

※以下、紹介するのは全てエイプリルフールネタです

【2024年】エイプリルフールで話題になった企業ネタ

1. NIKKE「DEAD SPICY」

人気スマートフォンゲーム『勝利の女神:NIKKE』を手掛けるSHIFT UPが新作ゲームを発表!

……えっ、これウソなんですか!?

力を入れすぎなデモ画面(ウソ)は必見です。

2. パインアメ「パイナップルの“パインアメ味”」

パイナップル味の飴として古くから知られるパインアメが、「パインアメ味のパイナップル」を発表!?

二重三重にややこしいことになっています。

3. キムワイプ「キムワイプカフェ」

エイプリルフール常連のキムワイプが、なんとカフェをオープンするようです。

エイプリルフールなので実際はないのですが、試作品が本格的。ちょっと食べてみたいかも……!

4. エバラ食品「ドカッと鍋」

エバラ食品の人気シリーズ「プチッと調味料」が大容量版を出したようです。

なんとポーション1個あたり1,000人前の鍋が作れるとのこと……!?

ちなみに水も150リットル必要なようなので、風呂場で調理するのがおすすめかもしれません。

5. フタバ食品「サクレまるごとレモン」

サクレといえばレモン風味の氷菓が有名ですが、なんとレモンまるまる1個を入れたものが登場!

ど、どこから食べたらいいんだろう……??

6. 日本郵政「ゆうぱっく」

ゆうパックを再解釈した「ぱっく」が発表されました。

ちょっと欲しいかも…?

7. 勇気爆発バーンブレイバーン「ブレイバーン・フライパーン」

TVアニメ『勇気爆発バーンブレイバーン』からコラボ商品「ブレイバーン・フライパーン」が新発売されました。

昭和テイストなプロモーションムービーは必見です!

8. サクマドロップ

あのお馴染みドロップがドリンクになって登場!

8種類のフルーツフレーバー味、普通に美味しそうかも……?

9. にじさんじ「勇者と魔王とエイプリル」

VTuber/バーチャルライバーグループのにじさんじが、ついにゲーム業界に進出するようです。

エイプリルフールなので実際はしないものの、ティザーサイトでは4月1日限定のグッズも販売されている模様。

10. マクドナルド「マックの内弁当」

マクドナルドからダジャレのような弁当が登場!?

お品書きがそれっぽいものの、よくみたら普通のハンバーガーとポテトだったり……?

12. 味ぽん「自販機販売」

お馴染みの味ぽんが自動販売機に並ぶ日が来ました!

実際こういうのがあってもおかしくない……? 秋葉原とかにありそうです。

13. IHI「社員のドレスコード」

総合重工業グループの株式会社IHIは、社員のドレスコードを“創業当時”のものとする発表をしました。

なお、IHIの源流は1853年(嘉永6年)の造船所とされています。江戸時代。

14. やおきん「うまい棒GLASSES」

うまい棒が話題のウェアラブルデバイスになっちゃった!?

「うまい棒の香りも楽しめる」とのことですが、香りというよりはうまい棒そのままのような……?

15. わかさ生活

通常運転です。

【2023年】エイプリルフールで話題になった企業ネタ

1. ケンタッキーフライドチキン「カーネルベンダース」

ケンタッキーが自動販売機業界に参入!?

24時間いつでもケンターキーフライドチキンが食べられる……これは本当に実現してほしいですね。

2. キムワイプ「キムワイプラーメン」

研究室のおとも・キムワイプがラーメンになりました!

NaCl(塩分)控えめ、Allium fistulosum(ネギ)マシマシと、理系向けのネタをモリモリ詰め込んだ一杯。

ドリンクまで緑で統一されており、徹底されていますね。

3. 松屋「牛めし……?」

牛丼チェーン・松屋からはいたって普通の投稿がされて……ん!?

よくみるとこれ、吉野家の牛丼のような……!?

松屋いわく、「牛めしなのでみそ汁付きです」とのこと。真相はいかに。

(※吉野家では「牛丼」、松屋では「牛めし」という名称が使われています)

(※吉野家公式Twitterでも似たような投稿がされていました)

4. オタフクソース「蛇口からお好みソース」

広島県にて、蛇口からオタフクソースが出るようになったそうです。

広島県では4月から一般家庭の水道にも供給され、長年多くの人に愛されてきた味が、手軽に味わえるようになります。

作り込みが本気です。

5. スシロー「ロゴ変更のお知らせ」

スシローのロゴがネオン管風になったようです。

それにしてもこの発表の仕方、どこかでみたことあるような……?

6. 6Pチーズ「飲む6Pチーズ」

三角形のかわいいチーズでお馴染みの6Pチーズが、ドリンクになって新登場!

「もはや6Pとはなんなのか」「アイデンティティを失っている」とツッコみたくなりますが、チーズドリンクってあまり見たことがないので気になりますね。

7. パインアメ「パインアメストロー」

パインアメがストローになって新登場!

真ん中の穴からドリンクを吸えるようです。何を飲んでもパインアメ味になりそう。

8. ハッピーターン「つらターン」

ハッピーターンからは「とまっちゃうニガさ」つらパウダーをかけた新商品がリリースされました。

つらターンの粉はセンブリエキスなのか、ゴーヤなのか、インターネット上ではさまざまな意見が交わされています。

9. ガーナチョコレート「お鼻の恋人」

チョコレートの香り付き! ガーナチョコレートのティッシュがリリースされました。

1枚1枚に板チョコのプリントがされているティッシュ、かわいくて本当にほしいかも?

10. ファミリーマート「ファミチキ歯磨き粉」

ファミリーマートからはあのファミチキ味の歯磨き粉が新登場!

歯を磨いているときも、ジューシーな味わいが口内を駆け巡り、唾液が大量に出そうです。

11. ポッキー「超巨大ポッキー」

通常サイズの111倍の超巨大ポッキーがリリースされました!

全長17.76m、横幅9.99mのポッキー。いったいいくらで買えるのか、1本あたり何カロリーあるのか気になりますね。

12. ボボボーボ・ボーボボ「ラブリー♡マジカルボーボボ」

あの人気ギャグアニメが、ニチアサならぬ土アサに殴り込み!?

どこかで見たことのあるカラーリングと衣装、ぜひ本家とコラボしてほしいですね(?)

13. ウマ娘「BoC’z」

ボウシの素晴らしさを世界に広めるため、ボウシを愛するウマ娘によって結成されたグループ「BoC’z」。

超ハイクオリティな音楽、細部までこだわられた特設サイト、なにこれすごい……これ作った人たちとお仕事したい……。

14. にゃんこ大戦争「にゃんこ大戦争MOVIE」

人気ゲーム「にゃんこ大戦争」がついに映画化!

あの可愛らしいタッチのイラストを想像したら……な、なんかリアルでキモい!?

劇場版「にゃんこ大戦争」は2222年2月22日に上映開始を予定しているそうです。

15. 劇団四季「ジェリクルキャッツ」

劇団四季の人気ミュージカル「キャッツ」が、本物のキャッツ(猫)を募集!?

ネコ科、何者をも恐れない、黙ったまま耐えて強く孤独を生き抜ける、誇り高い、などが応募資格のようです。

劇団四季に興味のある猫さん、ぜひ応募してみては?

【2022年】エイプリルフールで話題になった企業ネタ

1. ファミリーマート「ファミチキフラッペ」

ファミリーマートの看板商品ファミチキが、フラッペに姿を変えて新登場しました。

誰も体感したことがない「ひんやりジューシー」な新感覚スイーツ。

いや、もしかしたらこれはスイーツではないのかもしれない…?

2. ロッテ「じゃがりこクーリッシュ」

ファミリーマートに続きロッテからも新世代のアイスが販売開始されるようです。

甘くてしょっぱい、一度吸い始めたら止められないかも?

果たしてサラダ味以外のラインナップは今後登場するのでしょうか。乞うご期待。

3. ローソン「ポンタのおへそ」

 

みんなに愛されるあのポンタのおへそがお饅頭になってしまいました。

お饅頭の中身はつぶあんなのかこしあんなのか、もしくは何も入ってないのか?

ポンタに化かされないように皆様ご注意ください。

4. 日本サブウェイ合同会社「サササンド」

昨年の猫サンドに続き、今年のサブウェイからはパンダのためのサササンドが登場。

これを持って上野動物園に行けば、パンダの視線を独り占めできるかも。

5. ブラックサンダー「ブラックサンダー広告」

子供から大人まで、幅広い層にPRするチャンス。

ブラックサンダーのパッケージに広告が出せちゃうみたいです。

お悩みの広告担当者様、こちらはいかがでしょうか?

6. ピーコック魔法瓶「空飛ぶドローンボトル」

どこからでも自分の元へ飛んできてくれるドローンボトル。

これがあれば「お茶入れたのに持ってくるの忘れました」の悲しみから解放されます。

ペット禁止のお部屋だと管理できないかも?

7. 紀文 「聖剣オーデン」

冒険に出る勇者の強い味方「聖剣オーデン」が本日限定発売。

果たしてこれで本当に魔王が倒せるのでしょうか。そもそもこんにゃくとスライムは仲間じゃないのでしょうか。

ハラハラドキドキな冒険になりそうですね。

8. フタバ食品「サクレモンの巨大オブジェ」

サクレモンが人気のフタバ食品が、会社知名度アップのために巨大オブジェを本社に設置しました。

知名度アップは間違いなさそうですが、夏に溶けて崩れないか心配です。

9. 日本生協連「コーーーーープ!!」

「おねえさん」や「おにいさん」にも知ってもらうためにと、コープのロゴがリニューアル。

この流れだと今後は「おばあさん」「おじいさん」「お子さん」への認知度アップのために、「○」が増え続けていくのかもしれません。

どこまで増えるのか楽しみですね。

10. シン・ウルトラマン「ウルトラマンヘッド」

TOHOシネマズ新宿のシンボルになっているゴジラヘッドが、本日からウルトラマンに変身しました。

1日3分までしか見られないのでしょうか。

そして3分経ったら飛んでいってしまうのでしょうか。

もし見れたらとてつもなくラッキーですね。

【2021年】エイプリルフールで話題になった企業ネタ

1. アース製薬「アース虫寄せネットEX」

全世界の虫嫌いの味方だったアース製薬が、まさかの虫と共存するためのアイテムを発表しました。

虫を引き寄せる「アース虫寄せネットEX」。カブトムシや蝶が集まってくるグッズです。

「虫と人は、きっともっとなかよくなれる」という力強いメッセージとともに打ち出されています。

2. エレコム株式会社「マウス饅頭」「切り株タップ」

毎年、エイプリルフールネタで楽しませてくれるエレコムさん。

今年は、リモートワークのおともである、マウスとタップを公表しました。

このマウス饅頭作成のため数キロ太ってしまったという、開発の試行錯誤をまとめた動画も上げられています。

3. 三菱鉛筆「POSCA ENERGY」

三菱鉛筆からは「#POSCA ENERGY」が発表されました。

「飲んだら最後、プロ並みのアートが創造できるエネジードリンク」と魅力的な商品ですが、POSCAの成分が入ってるのが心配なところ。

はたして、エネジードリンク界に革新をもたらすでしょうか。

4. 日本サブウェイ合同会社「ほっこり猫サンド」

か、かわいい〜〜〜。フォントサイズが意味もなく大小するのめっちゃかわいい〜〜〜。

特別サイトもめちゃくちゃかわいいです。

ひたすらかわいい猫サンド公式サイトはこちら

5. マウントレーニア「マウントレーニャ」

猫、かわいい〜〜〜〜。

猫が社長だったら、その会社はどうなるでしょう。

「気分屋」「自由気まま」などのレッテルを貼られがちな猫ですが、その性格は千差万別です。

「猫だから社長に向かない」と、種族で一概に判断するのはやめましょう。

6. 芝浦工業大学「豊洲キャンパス第ニャ校舎」

(猫多い〜〜、かわいい〜〜〜)

スタイリッシュな校舎が有名な、芝浦工業大学の「豊洲キャンパス第ニャ校舎」が完成しました。

「猫が自由に行き来する空間では、新しいイノベーションどころではないだろう」と思いましたが、村上春樹も猫を育てていますし、猫には何かしらの才能を開花させる効果があるのかもしれません。

7. コロプラ「白犬プロジェクト」

大人気スマホアプリ、「白猫プロジェクト」が「白犬プロジェクト」に生まれ変わりました。

近年、かわいい動物・生き物人気ランキング!で猫に首位を奪われた犬の下剋上です。

どっちもかわいいですよね。

8. 三和交通株式会社「心霊スポット巡礼ツアーTHE MOVIE」

三和交通株式会社が、毎年夏に開催している当選確率40倍以上の大人気タクシーツアー『心霊スポット巡礼ツアー』が、満を辞して映画化されるそうです。

監督・主演はTikTokでプチバズリ中の踊るおじさん役員の溝口孝英氏だそう。ホラー映画なのに、見た人の感想が楽しそうで好きです。

作り込みがすごい特設サイトはこちら

9. WIZARDS OF THE COAST 「マジック:ザ・ギャザリング」

大人気カードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」が、サイトをリニューアルしました。

リニューアル前のサイトに向けられた「サイトが重い」「情報が多い」という声を反映し、軽量でソリッドなビジュアルを持つ、ウェブサイトに仕上がっています。

個人的には、00年代のインターネットを感じて好きです。

00年代っぽいマジック:ザ・ギャザリングの公式サイトはこちら

10. 株式会社MediBang(メディバン)「メディパンペイント極-KIWAMI-」

メディパンペイント

大手イラスト・マンガ制作ツール『メディバンペイント』から、「メディパンペイント極-KIWAMI-」が発表されました。

今回、追加されたのは、「作業イプ機能」や「承認欲求保護機能」など。

AIが、友達として優しく作業を共にしてくれたり、絵をバズらせたりしてくれます。いいですね?

楽しげなメディパンペイント極-KIWAMI-公式サイトはこちら

おまけ. ドン・キホーテ

エイプリルフール前日には、ドン・キホーテからネタバレ用の素材が提供されました。

これで好きなだけ楽しい嘘をつけますね。

【2020年】エイプリルフールで話題になった企業ネタ

1. ZOZOTOWN「ZOZOCAT」

体型を計測できるスーツとして話題になった『ZOZOSUIT』ですが、なんとネコバージョンが登場。

「愛猫のすべてを把握したい!」そんな猫好きにはたまらない一品です。

「本当につくってほしい!」という声も多く、もしかしたら実現するかも……?

2. ブラックサンダー「ブラックサンダーEats」

どこでも好きな食べ物を配達してくれるサービス『Uber Eats』をもじった、その名も『ブラックサンダーEats』。

ブラックサンダーは定価通りの1本30円ですが、別途送料がかかるとのこと。注文する本数によっては送料のほうが多くかかりそうな……。

さらにエイプリルフールとして、カロリーを気にする人に向けた『ブラックサンダーzero』も発売するとか。

「チョコのコーティングをなくして、中身はすべてコンニャク!」……って、それもうコンニャクでは!?

3. サンディスク「Extreme DELIVERY サービス」

ブラックサンダーは地上の配達、それに対してサンディスクは「空からの配達」を実施するというユニークなネタ。

対象エリアは日本全域、さらには10分以内に提供をしてくれるこのサービスは魅力的以外のなにものでもありません。

果たしてこれが実現する日はやってくるのか……!?

4. デイリーポータルZ「喫茶デイリーポータルZ」

2019年はWebメディアなのに「文字禁止!」といったネタを提供してくれたデイリーポータルZ。2020年は喫茶店になったようです。

喫茶店の日常がブログ形式で綴られている、かなり手の込んだエイプリルフールサイトに一新していました。

ユーモアあふれる日常風景がやみつきになり、「本当にあればいいのに」なんて気持ちが不思議と芽生えてきます。

しかし喫茶デイリーポータルZは2020年3月31日の営業を最後に、閉店してしまいました。残念……。(そもそも嘘なんですけどね)

喫茶デイリーポータルZ

5. 三菱鉛筆「BIG uni-ball one」

サムネイルを見たときは「普通に格好いいボールペン」に見えます。

しかし動画が進むにつれて、アレッ、なんだかデカい……!?

社員の方によると、背中をかく道具としても使える代物らしいです。(非売品なので使い心地を確認できる日は来ないでしょう……)

6. 株式会社電巧社「電球マメ」

ユニークな会話から生み出されたエイプリルフールネタです。

実際に電球マメがあったら、電気としても使えるおしゃれ雑貨になりそうです。

7. タカラトミー「5,000,000,000周年」

タカラトミーのエイプリルフールは”お家芸”といわれています。

その由来はネタの数。なんと2015年から129個もの嘘をつき続けてきたそうです。

そんなタカラトミーは今年「トミカ50億周年」を発表。24の歴史的根拠(つまり24個の嘘)をタカラトミーは用意しており、一日がかりでエイプリルフールを演出していました。

一度にネタを出しすぎて毎年ネタ切れを危惧する声もありますが、一つひとつ手の込んだ嘘はそんな心配を拭い去ってくれます。

8. エレコム「テトラポッドスピーカー」

実際のテトラポッドの比率と触り心地を忠実に再現した「テトラポッドスピーカー」。

Bluetoothスピーカーになっているのでどこにでも持ち運べて、浜辺におくのにピッタリのデザインです。

こちらはエイプリルフールネタだったのですが、上記の内容をツイートした数時間後に、クラウドファンディングにより商品化が決定したことを発表しました。嘘から出たまこと……!

実際の商品はこちらで詳しく紹介されているので、ぜひご覧ください。

9. GMOとくとくBB「10G」

お得なプロバイダーを提供している『GMOとくとくBB』。GMOはかなり手の込んだエイプリルフールの特設サイトを開設していました。

ネタ内容は、5Gの普及がようやく始まったにもかかわらず、GMOはすでに「10G」に注目しているとのこと。

特設サイトでは、上記の画像のような「10Gネタ活用事例」が紹介されていました。10Gがもたらす未来に不可能はありません。

10. LINE「注意喚起」

最後にLINEによる、注意喚起をご紹介します。

エイプリルフールには多くの楽しい嘘が飛び交う日ですが、それは節度を守って行うべきです。

新型コロナウイルスが猛威をふるっているなかの企業メッセージでした。

【2019年】エイプリルフールで話題になった企業ネタ

以下は2019年のエイプリルフールで話題になった企画です。

1. Google「Gboard スプーン曲げバージョン」

エイプリルフールになると毎年新たなガジェットを提案するGoogle。

Gboard スプーン曲げバージョンは、スプーンを自在に曲げることにより文字入力を実現するまったく新しいキーボードです。もうやみくもにスプーンを曲げる時代は終わりです。

力加減を感知してA-Zの入力が可能。柔軟な文字入力を実現しました。これまでスプーンを曲げたことのない方でも安心です。

フォークバージョンも開発中だとか。Googleの高いギャグセンスが遺憾無く発揮されているGoogle Japan Blogもぜひご覧ください。

2. ピザハット「オイシミズム」

ピザハットがプロデュースする、「会いに行ける」を超えて「お届け先がライブ会場」のピザアイドル。アイドルがピザ。語感があんまりだ。

デビューシングルも発売決定だとか。エイプリルフール後に本当に曲ができてしまう可能性にも期待したいところです。

オイシミズム公式ホームページ

3. ゾンビランドサガ「カメラを止めます。」

2018年はゾンビの年だったと言っても過言ではありません。

ホラーパニック映画『カメラを止めるな!』が、2017年11月の初公開以降、ジワジワと口コミが“感染”。2018に入って社会現象的なブームとなりました。

さらに2018年10月〜12月に放送されたTVアニメ『ゾンビランドサガ』は、同じくパニックものを思わせるティザームービーからまさかの“ゾンビアイドル“という異質なオチで爆発的にヒットしました。

2018年を席巻し、2019年も拡大を続けそうなゾンビエンタメ。その2大巨頭がまさかのコラボです。

4. 星のカービィ「しかくいカービィ」

「ピンクでまんまる」でおなじみのはずだったカービィが、「より多面的な活躍、より多角的な発展を遂げ、よりエッジィな魅力に存在に成長すべく」四角形に姿を変えてしまいました。誰が上手いこと言えと

そりゃワドルディも困惑するわ。

5. カルビー「飲むピザポテト」

「ピザポテトは飲み物ですよね?」というお客様の声から商品化に至ったそうです。カロリーゼロ構文。

ピザポテトの濃厚な味をゼリーにするのはどうあがいてもよくない方向の相乗効果を生みそうですが、逆に商品化に期待したいところです。カロリーゼロのピザポテトは誰しも食べたいですからね。

6. SONY「ハリウッド版aibo」

全米ならぬ全犬が涙すること間違いなし。忠犬ハチ公に対抗して(?)aiboも映画化です。「ワンダフルヒーロー」と呼ばれていることから察するに、aiboが飼い主の少年を救うために奮闘する冒険物語でしょうか。

ピクサーとかディズニーのほうが本当にやりそうじゃないですか?

7. SEIKO「煎餅ダイヤル」

時計でおなじみのSEIKOから、美味しそうな煎餅ダイヤルの腕時計が登場です。「Seiko×Senbei」をコンセプトに、日本の誇る職人的企業であるSEIKOと日本の伝統技術をコラボレーションさせた『SEIKO プレサージュ』シリーズとして販売開始。

職人の繊細な技で貼り付けられた海苔文字もおしゃれで、味わい深いプロダクトになりました。

8. デイリーポータルZ「文字禁止」

デイリーポータルZ(エイプリルフール)

デイリーポータルZ

Webメディアなのに文字なし。使っていいのは画像と絵文字だけ……という挑戦的なメディアに変貌したデイリーポータルZ。

文章がないと静かでそこはかとなく芸術的です。5G時代のメディアはこうなっていくのでしょうか。ライティングの意義を問う、哲学的なエイプリルフールです。

9. akippa「4D PARKING」

akippa(エイプリルフール)

駐車場予約サービス『akippa』に新サービスが登場。なんと、宇宙空間に駐車可能になりました。

▲宇宙観が古代インド

無限に広がる宇宙に設けた駐車スペースもまた、当然無限。無限の駐車スペース、まさにSPACE(宇宙)。

かわE

▲かわE

犬ぞりも、

すごE

▲すごE

宇宙空母も、

うらやまC

▲うらやまC

あの高級車も分け隔てなく駐車可能。

平成最後ですからね

▲グッバイとしか言いようがないよ

どこか『STAR WARS』を感じる特設サイトも合間って、壮大なバカSFを観ているみたいでした。これぞエイプリルフール。

10. Jetstar「飛行機(実物)プレゼント」

「離れて暮らす家族のためのエアライン」を標榜するJetstarが「いつでも家族に会えるように」と企画したのは、飛行機そのものをプレゼントしてしまおうというキャンペーンでした。

飛行機1台まるごとは、もちろんエイプリルフールの嘘。しかし、エアバスA320の1/100スケール模型を家族の名前入りでプレゼントする企画は本当に実施するとのことです。ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。

11. クラシル「透明ハンバーグ」

レシピ動画サービスのkurashiru(クラシル)は、「透明ハンバーグ」のレシピ動画を公開しています。そりゃゼロカロリーだしゼロ円ですよね、透明なんだから。

4月1日19時時点で6万を超える「いいね」を獲得しているところを見るに、やはり国民はゼロカロリーを求めているのだと思われます。令和元年ってなんとなくゼロカロリー元年っぽいですもんね。

12. BBC「お色気シーンスキップ機能」

エイプリルフールの本場・イギリスの公共放送局BBC。毎年尖った嘘ニュース動画を配信していることで有名です。

家族でテレビを見ているときにお色気シーンが挟まれると気まずくなるのは万国共通のよう。そこでBBCは、インターネットでテレビ・ラジオを視聴できるサービス『BBC iPlayer』にお色気シーンスキップ機能を実装したことを発表しました。

先進的なメタデータ機能により、お色気シーンを検出します。盛り上がりそうなタイミングになると、画面右下にスキップボタンがポップアップ。クリックすると適切なシーンまでジャンプします。

インターネットテレビが流行しているいま、小さな子供を持つ家庭にとってはエイプリルフールネタに留めておいてほしくない機能かもしれません。

【〜2018年】エイプリルフールで話題になった企業ネタ

以下は2018年以前のエイプリルフールで話題になった企画です。

1. マクドナルド「マックフルーリーエクスカリバー」

マクドナルドは、マックフルーリーのスプーンが伝説の剣“エクスカリバー”になっている『マックフルーリーエクスカリバー』の発売を発表しました。

Twitterでのアナウンスは1日で5万を超えるRTを獲得。多くの消費者から商品化を望む声が寄せられました。

2. コカ・コーラ「未体験の透明コーク」

コカ・コーラは、ボトルも中身も全て透明なコーラの販売を発表。「抽選で透明コークをプレゼント」というキャンペーンも企画しました。

なお2018年6月から、コカ・コーラ社は本当に透明な炭酸飲料「コカ・コーラ クリア」の全国販売を実施。エイプリルフールはこのための布石だったのでしょうか。

3. 東京ディズニーランド「1000人目の亡霊」

こちらは東京ディズニーランドの人気アトラクション『ホーンテッドマンション』のシェアハウス住人を募集したものです。

このハイクオリティな宣伝動画はTwitterで130万回以上再生され、ディズニーファン以外のユーザーを巻き込むほどの話題になりました。

4. ドラゴンボール超×プリキュア「孫悟空VSキュアエール」

映画制作会社の東映は、『ドラゴンボール超』と『プリキュアスーパースターズ!』のコラボレーション作『THE MOVIE孫悟空VSキュアエール』の制作を発表。

それぞれの主人公が対決するという本映画のキャッチコピーは、「超(スーパー=SUPER)なのは、どっちだ!!」。

どちらの作品も若い世代のファンが多く、たくさんの子供たちが心惹かれるコラボレーションとなりました。

5. 山芳製菓×ローソン「手抜きわさビーフ」

山芳製菓は2014年、『わさビーフ』の「わさび抜き味」を商品化すると発表。

すると、ツイッターで4万RTを記録するほどの話題に。のちに全国のローソンで実際に発売されることになりました。

翌年の2015年には「わさビーフ」の中身が入っていない「全部抜き」、さらに2016年には「手抜きわさビーフ」が発表されるなど、一種のパターンと化しています。

6. ポケモンGO「最新グラフィック技術搭載」

世界中で大流行している『ポケモンGO』では、アプリ内に最先端(というよりは昔なつかし)の8ビットグラフィックを導入。

『ずかん』やポケモン一覧が、「解像度は4Kの2倍、すべてのドットがより美しく表現された」ドット絵になりました。

原作ファンからの喜びの声が上がる一方、「見づらいから戻してほしい」との声も多く、ネット上で話題となりました。

7. イギリスBBC「空飛ぶペンギン」

イギリスのBBC社では、毎年エイプリルフールに専用のニュース動画を放映しています。

特に2012年に放映された「Flying Penguins(空飛ぶペンギン)」は多くの人が騙され、BBCへの問い合わせが殺到しました。

8. Google「日本語入力プチプチバージョン」

Googleは、梱包用資材として使われる「気泡緩衝材(プチプチ)」をキーボード代わりに使用できるデバイスの開発を発表しました。


開発現場へのインタビュー動画も配信する手の込みようです。

 

今年も自社製品や最新技術を存分に活かしたエイプリルフールネタが多くみられました。

コンテンツ企画を考える際には、自社のアイデア力はもちろん、他の企業の企画を参考にすることも大切です。

企業のみなさまがキャンペーン企画を考える際には、ぜひご参考にしてください。

(執筆:木村優美、shochik、sansui、じきるう、泉、宮﨑駿 編集:Workship MAGAZINE編集部)

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