エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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配色トレンドはあっという間に移り変わります。
つい最近まではグラデーションなどを使った、鮮やかな配色が話題の中心でした。しかし最近頭角を表しているのは、これまでとは対照的な「ワントーン」のデザインです。
今回はひとつのカラートーンでデザインをまとめた、ワントーンのヒーローエリアを8事例ご紹介します。最新のWebデザインに触れて、トレンドをつかみましょう!
ヒーローエリアとは?第一印象で差がつくWebデザインの最新動向【実例付き解説】
Workship MAGAZINE
はじめにご紹介するのは、鮮やかな緑色のヒーローエリアです。メニュー、ロゴタイプ、キャッチフレーズなどは、必要最小限のエレメントで構成されています。
このミニマルなヒーローエリアで目立つのは、まずはその色でしょう。鮮やかなグリーンは訪問者に強い印象を与えるだけでなく、デザイン全体をポップで、現代的に見せてくれます。背景のエレメントがアニメーションになっているところもポイントです。
それぞれの要素はシンプルですが、全体としてはとても印象的で、かつバランスがとれています。ワントーンデザインの魅力が発揮されていますね。
次にご紹介するのは、青でまとめられたヒーローエリアです。信頼や責任、そして権威を想起させる青を使うことで、ビジネスライクな印象を与えています。
ワントーンでヒーローエリアをまとめると、色が与える印象を最大限に活かせるだけでなく、デザインに統一感を出せることが分かります。
同じ青でも、より幅広い色を使っているのがCreative Canopyです。これまでご紹介した二例とはちがい、さまざまな類似色によって奥行きを表現しています。ワントーンを賢く使ったデザインですね。
ヒーローエリアだけでなく、Webページ全体がワントーンでまとめられており、視覚的に統一感があります。
画像は鮮やかなグリーンですが、Dix4 Agencyのヒーローエリアの色はゆっくりと移り変わります。ワントーンのデザインには、このようなアイデアにも応用できますね。
色のトーン自体を変化させるデザインは、ヒーローエリア以外でもさまざまなところに散りばめられています。ぜひ実際にWebサイトをのぞいてみてください。
百聞は一見に如かず。まずはMST AgencyのWebサイトにアクセスし、スクロールしてみましょう。単純にワントーンのデザインを取り入れているだけではなく、訪問者を楽しませるための工夫がほどこされていることが分かるはずです。
スライドにより色は変化するものの、全体としてのデザインには統一感があります。細かな気配りの大切さが分かりますね。
こちらもまず、Webサイトにアクセスしてみることをおすすめします。
音楽と美しい濃いグレー、そしてゆらめく円。シックなデザインでありながら、遊びごころを取り入れており、堅い印象になりすぎないように工夫されています。
さまざまな要素が詰め込まれている一方で、色をワントーンでまとめて統一感をもたせています。スマートなデザインですね。
最後に、シンプルでクラシックな、ワントーンのヒーローエリアをご紹介します。
色がシンプルだからこそ、キャッチフレーズやナビゲーションに目がいきますね。明暗の差がはっきりしているため、文字がしっかり強調されています。
色についても、原色の赤をそのまま使っているわけではありません。ブランドアイデンティティを反映したスタイリッシュな赤を使うことで、個性も出しています。
冒頭でも触れたように、Webデザインの配色トレンドは驚くほど早く移り変わります。明るくて派手なグラデーションが注目を集めているかと思いきや、翌日には控えめなモノトーンがトレンドになっていることもあるでしょう。
それでも、人が常に美と調和をあわせもったデザインを探求していることには変わりありません。そしてワントーンのデザインは、そのどちらも兼ね備えている存在です。
一方でワントーンのデザインには、退屈でありきたりなデザインになってしまうという危険性も潜んでいます。今回の例を参考に、クリエイティビティを発揮して、ユニークなWebデザインを作ってみてください。
(原文:Nataly Birch 翻訳:Nakajima Asuka)
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