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アプリに招待コードを導入しよう!おさえておくべき17のポイント

Designing Inviting Code
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BUSINESS

新しいサービスをローンチする際に、「招待コード」について調べたことはありませんか?

招待コードの話題はWeb上だけでなく、友人との会話にも上がります。つまり運営側からすると、ユーザーが自らサービスを宣伝してくれる良い仕組みなのです。

今回はそんな紹介コードをサービスに取り入れるために必要な知識を、17のポイントにまとめました。ポイントをおさえてより多くのユーザーを獲得しましょう!

招待コードとは

Designing Inviting Code

招待コードとは、友人などのアプリに招待するために用いられるコードです。

アプリのダウンロードをスムーズにする効果がありますが、多くのユーザーの目当てはその招待特典です。

既存のユーザーが招待URLや招待コードを共有し、そこから友人がアプリに登録すると特典を得られる、というパターンが多いでしょう。特典は、招待コードを共有するモチベーションを高めるためにも、招待する側とされる側の双方に与えられることが多いです。

また招待コードには、「コミュニティの一員である」という感覚をユーザーに与えられるという利点もあります。

パーソナライズドコードとユニバーサルコード

招待コードにはパーソナライズドコードとユニバーサルコードの2種類があります。

パーソナライズドコード

新規ユーザーを招待する際に、メールアドレスや電話番号を入力することで生成される招待コードです。情報を入力した当該ユーザーのみが使用できます。

ユニバーサルコード

誰でも使用できる招待コードです。パーソナライズドコードと違い、ひとつのコードを複数の人が使用できます。

招待コードを使った事例3選

1. Uber

Designing Inviting Code

▲Uberの招待コード

招待コードを使うと、招待する側もされる側も、一定額以内の乗車が無料になります。

2. Monzo

Designing Inviting Code

▲Monzoの招待コード

イギリスの銀行アプリである『Monzo』は、招待する側とされる側に£5が付与されます。ただし招待された側が審査を通過し、サービスを利用する必要があります。

3. Airbnb

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招待される側には宿泊料金の割引が適用されます。招待する側も、される側が一定額以上を支払うと、宿泊料金が割引になります。

招待コードを導入する際におさえておきたい17のポイント

招待コードを使ったことがある人にとっては、招待コードの仕組みはシンプルに思えるでしょう。しかしいざ実装するとなると、基本的な知識も含め、考えるべきポイントが数多くあります。今回は筆者が実際に招待コードを実装する際に意識したポイントを、Q&A形式でお伝えします。

機能とロジック

Q1. 招待コードにはどのような機能を入れるべきか?

A1. 招待コードを使うことで、アプリのサービスにアクセスできたり、追加の機能が使えるようにしましょう。

Q2. 新規ユーザーを招待すると、どのような利点があるのか?

A2. アプリ内のサービスを利用できたり、特典を受け取れたりする仕組みを作りましょう。

Q3. ユーザーが特典を得るためにはどうしたらよいのか?

A3. 招待コードを入力したり、登録用のリンクを取得したりする方法に慣れていないユーザーも一定数います。特典を得るために必要なアクションについては、ターゲットユーザーに合わせて最適なものを考えましょう。

Q4. 招待コードが使えるのは一回限りにすべきか?

A4. どちらでも大丈夫です。ユーザーから得たい情報や、獲得したいユーザーによって柔軟に選びましょう。

Q5. 招待コードには有効期限を設けるべきか?

A5. 一定期間内におけるユーザー行動のデータをとりたい場合は、有効期限を設けるのがおすすめです。

Q6. ユーザーが無効な招待コードの使用を試みた場合どう対応すべきか?

A6. 無効なコードである旨を、メッセージでユーザーに知らせましょう。

Q7. 招待コードの数には制限を設けるべきか?

A7. 技術的な面から考えても、招待コードの数には制限を設けるのがおすすめです。

Q8. 招待コードを多数利用したユーザーには、特典をより多く与えるべきか?

A8. アクティブなユーザーに対してはより多くの特典を与えることで、新規ユーザー獲得を加速できる可能性があります。

Q9. 招待コードのステータスをユーザーが確認できるようにすべきか?

A9. 使用できるコードと、コードのステータスを一覧で確認できる場所を作りましょう。

Q10. 使用されていない招待コードは転用できるようにすべきか?

A10. 既存のユーザーが生成できる招待コードの数に制限があるなら、そのコードが一定期間使用されなかった場合に転用可能にするかどうかを決めましょう。

Q11. 招待コードが使用されたことをユーザーに通知する必要はある?

A11. 通知すると、ユーザーは自分の送ったコードが使用されたかどうか分かります。基本的には通知しましょう。

Q12. 同時に複数の招待コードを使用できるようにすべきか?

A12. ユーザーが割引コードなどを併用する場合を想定して、パターン別に対応を考えましょう。

ビジネス

Q13. ユーザー獲得のためにどれくらい予算を割くべきかか?

A13. 招待コードについていくつかのシナリオを想定し計算しておきましょう。予想以上にコストがかかる場合は、コードの数に制限を設けましょう。

Q14. 招待コードの有効期限は考慮すべきか?

A14. もし一定期間だけ招待コードを有効にしたい場合は、そのようにシステムを設定しましょう。

Q15. 招待コード導入の成功/失敗はどう判断するのか?

A15. 評価尺度を最初に設定しておきましょう。のちのち評価する際に役立ちます。

技術

Q16. 招待コードはどれくらい複雑であるべきか?

A16. 招待コードをユーザーに簡単に推測されないように、複雑なものにするのが望ましいです(数字とアルファベットを混ぜるなど)。

Q17. どのように招待コードを共有させるべきか?

A17. メールやメッセージアプリなどと連携させるのが良いでしょう。コードの暗記や、メモを要求するようなシステムは避けるべきです。

おわりに

新規ユーザーの獲得に大きく貢献する招待コード。シンプルに思えますが、導入の際には考えておくべき点が多くあります。今回ご紹介した質問リストを活用して準備を万全に整え、導入にのぞみましょう。

(原文:dashdevs. sci-tech crew 翻訳:Nakajima Asuka)

 

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