エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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フリーランスのデザイナーにとって、新規案件の獲得は必須スキルです。営業活動を続けることが、フリーランスとして生き残るポイントでもあります。
しかしながら獲得した案件を請け負いつつ、日々営業活動にいそしむのは至難の技です。そこで役に立つのが、案件獲得のサイトです。うまく使い続ければ、登録しておくだけで案件を紹介してくれる営業窓口の役割を果たします。さらにポートフォリオを充実させることが、案件を引き寄せる近道です。
今回は、フリーランスのデザイナーが登録するべきサイトと、ポートフォリオの魅せ方をご紹介します。
目次
フリーランスのデザイナーとして活動する方におすすめしたいのが、案件マッチングサイトへの登録です。ここでは信頼できるマッチングサイトと、なぜ登録するべきかの理由をご紹介します。
案件を獲得するためには、まず「直接営業」が思い浮かぶ方法です。デザイナーの実績がある方は、人脈を活用し好条件の仕事を受けられます。しかし、なかには価格交渉は気が引けると感じ、「営業は苦手」という方も多いでしょう。
そんな方にピッタリな営業方法が、マッチングサイトへの登録です。
マッチングサイトを利用するメリットは、以下のとおりです。
営業活動を苦手に感じるフリーランスの方こそ、マッチングサイトを上手に活用することで、仕事の間口を広げられます。
マッチングサイトは、基本的に完全無料で利用できます。
フリーランスの活動初期は、資金も心もとないもの。経費を押さえたい方にとって、案件獲得まで無料で利用できるマッチングサイトは心強い存在です。さらに、案件獲得から仕事を開始するまで、即日〜数日とスピーディーに行えます。
以下が基本的な利用の流れです。
マッチングサイトには豊富な案件が登録されており、あなたのスキルや条件に合致するプロジェクトを見つけやすいメリットがあります。
登録案件が5000件以上のサイトは珍しくありません。「デザイナー」「募集中」で絞ったとしても数十件~百件前後の案件が表示されるため、スキルさえあれば次の仕事には困らない状態です。
多様な案件が存在するのも魅力的です。Webデザイン、ロゴデザイン、UI/UXデザイン、アプリデザインなど、これまでの経歴を活かせる仕事や、これから実績を積みたい仕事が見つかります。
【マッチングサイトを利用するメリット】
- 豊富な案件数
- スキルレベルに合った案件が多数存在
- すぐに案件をスタートできる
フリーランスデザイナーとして活動をはじめようと思ったら、まずは複数のマッチングサイトに登録してみましょう。週5日フル稼働のプロジェクトだけではなく、土日のみや週1日、単発案件も登録されているため、少しずつ実績を積みたい方も活用できます。
Workshipは、高いスキルを持ったプロフェッショナルをつなぐフリーランスのためのプラットフォームです。多彩なプロジェクトが公開されている他、サイト内に可視化されるスコアで信用を貯めることも可能。フリーランスのデザイナーが活躍できるポイントをまとめました。
Workshipのサイトには以下の3つの特徴があります。
Workshipの登録案件は、デザイナー、エンジニア、広報、人事と幅広い職種を取り扱っており、どれもデジタル業界に特化しています。なかでも、デザイナーの案件は多彩。アプリデザイナー、Webデザイナー、UI/UXデザイナー、LPやロゴデザインなど、自分に合った案件を見つけることができます。
案件のスタイルは、短期から長期まで充実しています。がっつり働きたい方は、週5日の常駐スタイル。育児の合間にスキルを磨きたい方は、リモートで週1日勤務など、生活スタイルに合わせて仕事を選べます。
発注側の顔が見えないのは不安なもの。Workshipのサイトは、マッチング成立後にチャットを利用してクライアントと直にやり取りが可能です。プロジェクトの詳細や契約期間など、疑問点をすぐに確認できます。
Workshipへの登録はシンプルです。4ステップ、1分で無料登録が完結します。
プロフィールは登録後に編集可能です。まずは登録してから、じっくりと案件を検索するスタイルもあります。
Workshipに登録すると、プロフィールの充実度やサイト内での行動データをもとに、「Workshipスコア」が算出されます。スコアは以下の4クラスに分けられており、高スコアのユーザーほど、法人側の検索で上位に表示されます。
【Workshipスコアの4クラス】
より多くの法人の目に触れることで、「気になる!」をもらう機会が増えます。ポートフォリオやプロフィールを魅力的にして、スコアアップからマッチング率上昇。案件受注を狙えます。
50,000人以上が使う!日本最大級のフリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』
詳細
利用料 | 無料 |
登録者数 | 50,000人以上 |
マッチング | 最短即日 |
希望者には担当エージェントがつき、条件に合う案件を紹介してもらうことができます。プロフェッショナルなメンバーに向けて高収入案件を多数紹介していますので、「営業が上手くいかない!」という方はぜひ試してみてください。
以下が、基本的な利用の流れです。
まずは、サイトにプロフィールやスキル等の必要事項を登録します。登録されたスキルや経験をもとに書類審査が行われます。
その後、担当のエージェントと面談を行い、より詳しいスキルや希望の案件や働き方についてすり合わせます。
面談終了後は、希望に合致する案件が紹介されるだけではなく、参加条件や報酬などの交渉もサポート。案件紹介後も、プロジェクトの提案やセミナーなどの招待を通し、継続的に活動を支援してくれます。
Workshipのさらに詳しい使い方については、こちらの記事も合わせてご覧ください!
Workshipの登録方法&使い方を公式が解説! フリーランス・副業向けマッチングサービス
Workship MAGAZINE
IT系のフリーランスエンジニア/デザイナーの専門エージェントサービスがMidworks。エージェントがクライアントとフリーランスの間に入り、契約や交渉をサポートしてくれます。フリーランス向けの賠償責任保証が利用できるフリーランス協会への加入、会計ソフトfreeeの無料利用といった、正社員並みの保証を確保する特典もあります。
シューマツワーカーは、週末等の空き時間を利用して、副業を開始したい人向けのマッチングサイト。公開されている案件はスタートアップのプロジェクトが中心で、短い時間から経験を積みたい人におすすめ。専属コンシェルジュによる案件紹介や副業の相談など、フリーランスを検討している方に役立つサービスがそろっています。
リモート案件や週3日の案件など、フリーランスの多様な働き方に合わせたプロジェクトを紹介するマッチングサイト・クラウドテック。クラウドソーシングサイトの『クラウドワークス』が母体のため、豊富な案件数が特徴。専任のキャリアアドバイザーによるサポートもあるのがうれしいポイントです。
もうひとつ、心強い営業ツールが自分のWebサイトです。デザインする作品の世界観を伝えるWebサイトがあれば、営業の窓口になってくれます。複雑に作りこまなくても大丈夫。ポートフォリオをかねたWebサイト作成で、おさえるべき要点をみてみましょう。
サイト作成で一番大切なことは、デザイナーの作品とWebサイトの世界観をマッチングさせることです。仕事を依頼したい発注者は、ポートフォリオのほかにサイトのイメージからデザイナーのセンスを感じ取ります。
ポップなデザインを求めているクライアントは、似た傾向の作品をポートフォリオで探すでしょう。サイト全体の雰囲気を気に入り、問い合わせメールを送るかもしれません。このように、サイトを作る際に発注者側の視点に立つことが重要です。あなたが取り組みたい仕事や、作り上げたい作品から逆算して、それに見合ったイメージのサイトを作成しましょう。
ポートフォリオの作品を中心に添えたり、デザイナーのイメージを凝縮させたサイトを作ったり。自らの方向性から、サイトのイメージを固めてみましょう。
サイトのイメージが決まったら、次に検討するべきはサイトに掲載する内容です。Webサイトをわざわざ作成する「目的」をもう一度考えてみましょう。それは、「新規案件を獲得するため」です。つまり、発注者にとって仕事の依頼を検討するのに必要な情報が掲載されていなければいけません。
あなたのスキルと経歴を伝えるのに、最適な方法が過去の作品ポートフォリオをサイトで公開することです。ポートフォリオを作成するときは、以下の3点に注意します。
Webサイトを営業窓口にするにあたり、3の「更新」は重要です。古い時期の作品ばかり並んでいては、「最近、仕事していないのかな?」とクライアントにマイナスイメージを持たれる恐れがあります。また、デザインの作風が時間とともに変わることもあります。ポートフォリオに掲載する作品は、定期的に見直し最新の実績を追加しましょう。
同じデザイナーといっても、提供できるサービスは個人によって異なります。発注側が求めているサービスを提供するスキルがなければ、問い合わせと返信の手間がお互いに発生してしまいます。受発注時の認識のズレをなくすために、対応できるサービス内容を記載しましょう。
Webサイト制作、コーディング、CMS構築、ECサイト構築、UI/UX設計、ロゴ作成など、スキルを細分化して掲載することで、あなたが「何ができる人か」をわかりやすく伝えられます。
さらに、問い合わせから納品までの流れを簡単に記載しておくことも大切です。依頼内容のヒアリング、見積もり、制作、修正回数など、一般的なフローを記載します。なかには、デザイン制作について知識がないクライアントもいます。お互いに、「いまどの段階か」「この先に何があるのか」を共有することで、仕事の流れがスムーズになります。
料金表が公開されていると、発注側と値段感のすり合わせを行うことができます。たとえば、予算10万円でWebサイト一式作りたいと考えている発注者に、30万円の見積もりを掲示するのは、お互い無駄な時間が発生します。「LP制作〇〇円」、「トップページデザイン〇〇円」と、よくあるサービス内容だけでも料金を掲載すれば、発注側も問い合わせ前に検討できます。
【料金表の例】
スキルによって、ロゴ制作やパンフレットデザイン、コーディングやSEO対策など、提供できるサービスが数多くある場合は、「Web制作」「イラスト/ロゴ」「Webマーケティング」というように領域を区切って掲載するとよいでしょう。
Webサイトを作りたいけれど、サイトを作る知識はない。そんなときに役立つのが、Webサイト制作ツール『STUDIO』です。
STUDIOはコーディングの知識が不要。写真や文字を配置する感覚で、お気に入りのWebサイトを作成することができます。
【STUDIO】
登録はメールアドレスひとつだけ。テンプレートの写真も充実しており、エフェクトも自在。
文字フォントも好みにあったものを選べます。
手軽に作りたい方は、「テンプレート」を選択すれば文字や写真を差し替えるだけで、イメージにピッタリのサイトを作ることができます。問い合わせフォームやマップの設定にも簡単対応。クリックひとつで独自ドメインの設定も可能です。
まさに、写真や文字をキャンパスにデザインする感覚でWebサイトを作れるツール。世界観を反映させて、オリジナルのサイトをつくってみましょう。
ポートフォリオがわかりやすく分類されているもの、デザイナーのセンスが凝縮されているもの、発注者が理解しやすい情報が掲載されているものなど、サイト作りの際に参考になるデザイナーのWebサイトをご紹介します。
アートディレクターとして幅広く活躍する加藤タイキ氏のサイト。見た目の美しさだけでなく、ブランディングから本の装丁、空間ディレクションなど、多彩なサービスをシンプルにまとめている「About」も必見です。
グラフィック&Webデザイナーの尾花 大輔氏のサイト。ポートフォリオが「Web」「DM/CARD」「IDENTITY」「EDITIONAL」と項目別に分けられており、シンプルなデザインです。発注側が作品を見つけやすいように整理されています。
関西でフリーランスとしてデザイン事務所を構えるポポデザインのサイト。サービス内容から制作の流れが、わかりやすくまとまっています。「ちょっとWebサイトつくりたいな」「名刺デザインをお願いしたい」という初見のクライアントに親切なサイトです。料金体系も明示しており、発注側の不安を取り除くことができます。
デザインやコーディング、Web制作のディレクションを行う徳田 優一氏のサイト。サイト内でポートフォリオを公開している以外に、Blogを併設し、SNSとの連携もはかっています。作品イメージだけではなく、デザイナー自身のセンスや人柄まで感じることができるサイトです。
Webデザインやゲームグラフィックを手掛ける勘村洋和氏のサイト。1ページで完結するシンプルなつくりながら、充実したポートフォリオが特徴です。
その他、フリーランスのデザイナーが最新トレンドの情報を集めたり、知識や感性をアップデートさせるのに役立つサイトをご紹介します。
Webデザイナーのためのリンク集/ポータルサイト『S5-Style』。検索機能が充実しており、サービスの種類、Webデザインの技術、色やタイプといった詳細な項目から、お目当てのWebサイトを絞り込むことができます。
クリエイター向けの無料SNS『Behance』。グラフィックデザイン、写真、イラストなど、多様なデザイン関係の作品が集まっており、デザイナーからWeb開発者まで幅広いクリエイティブ関係者が利用しています。デザインのインスピレーションを得るだけでなく、海外に作品を発信し、仕事につなげたいフリーランスのデザイナー向けです。
デザインのトレンドは世界から。海外の最新情報をキャッチするなら、下記のサイトがおすすめです。
「Architecture」「Home」「Interiors」「Travel」の項目で、デザインに関係する記事が集まっているサイト『design-milk』。写真が豊富であり、海外デザインのトレンドを集める際に活用できます。
『UX Planet』はUXデザインのコラム以外に、チームをまとめるプロジェクトマネジメントの話や、デザイナーのキャリア、世界のUI/UXデザインなど、幅広いデザインの最新情報をキャッチできるサイトです。
Workship MAGAZINEでは、上記のサイトからの翻訳記事も配信しています。
デザインの最前線で活躍する企業ブログや著名人のサイトも参考になります。
UI/UX領域に特化したデザイン会社として2011年にスタートしたGoodpatchが運営するブログ。ブログでは、デザインのナレッジやノウハウから、実際の事例やイベントレポートまで、Goodpatchの社員が書いた記事を読むことができます。
国内約5400万人の利用者数を持つ料理レシピサイト『クックパッド』の開発者ブログ。デザインとはなにか、ユーザー目線やデータ分析など、さまざまな視点を交えた記事が掲載されています。
月間アクティブユーザー2000万人超えのクリエイタープラットフォーム『note』を運営するピースオブケイク社のCXO(Chief eXperience Officer)である深津氏の個人noteアカウント。Flash Webデザイナー、アプリ開発者を経てUXデザイナーとして活躍する同氏の、ユーザー視点を徹底的に意識したnoteの作り方、デザインや表現についての記事を読むことができます。
50,000人以上が使う!日本最大級のフリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』
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執筆:サトウカエデ
編集:Workship MAGAZINE編集部
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