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退職代行サービスの裏側と実際の対応の流れ

退職代行サービスの裏側
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近年退職代行という、仕事を辞めたくても辞められない方に向けたサービスが増えています。

本来、労働者には退職の自由が保証されているため、いつでも退職することができます。しかし退職を自身で伝えられないケース、退職を伝えても強引に引き留められたり、圧力をかけて退職を妨げられるようなケースもあります。

このような状況に陥った労働者が、スムーズに退職ができるのが退職代行サービスのメリットです。また、労働者側のメリットだけではなく、退職代行を利用された会社側も、労働環境を見直す足がかりとなっています。退職代行業者は、2018年頃から急増し、メディアにも取り上げられたことにより話題になり、利用者も増えてきています。

ここでは退職代行を知らない方、労働環境に悩んでいる方、これから退職代行の利用を検討している方に向けて、株式会社アルバトロス代表取締役の谷本慎二氏が、実際の退職代行の現場を通して解説していきます。

※この記事は株式会社アルバトロスによる寄稿です

谷本 慎二(たにもと しんじ)
谷本 慎二(たにもと しんじ)

株式会社アルバトロス代表取締役。東証一部上場企業にて接客サービス業に従事し、入社5年でエリアマネージャーに昇格→株式会社アルバトロスを設立し退職代行モームリの事業開始。弁護士監修・労働組合提携の適正業務で、仕事に苦しむ人の即日退職を代行。【主な経歴・実績】元上場企業エリアマネージャー、株式会社アルバトロス代表取締役、退職代行モームリ、検索代行モーシラン代表

退職代行とは

ご依頼者の退職の意思を会社へ伝え、退職の確定を行うサービス。 また退職に付随する有給の消化・未払金の支払いなどに関する交渉も行います。

退職代行サービス側が会社へ連絡したあとに、会社へ出勤したり、連絡を取ったりする必要は一切ございません。ご自身で必要な対応は、貸与物の返送や、退職届などの書類作成・郵送などです。

退職代行業者の運営元は、大きく3つに分類されます。以下の表をご参照ください。

退職の伝達 会社との交渉 裁判での代理人 費用
民間企業 × × 2万円前後
労働組合 × 2万〜3万円
弁護士 5万円以上

なお民間企業は会社との交渉ができないため、トラブルになるリスクもあります。そのため、会社とのトラブルを避けたい場合は、労働組合の退職代行を利用するのがおすすめです。

また会社とトラブルを抱えている状態であれば、弁護士にお願いするのがもっとも良いかと思います。

退職代行モームリは労働組合と提携しており、かつ弁護士監修の元で運営しているため、安心してご利用いただけます。

退職代行の詳細については、退職代行モームリのWebサイトもあわせてご覧ください。

退職代行サービスの対応の流れ

ここからは退職代行モームリにご依頼いただいた場合の、対応の流れをご紹介します。

ステップ1. 無料相談、依頼、打ち合わせ

LINE、メール、電話にて24時間365日いつでも無料相談を受け付けております。ご依頼者のお話を丁寧に伺い、適切な対応をご提案をしております。

もちろん退職代行モームリで契約いただければありがたいですが、ご自身で対応できる方に対しては、適切なアドバイスのみとしております。

契約にあたり、Web上でヒアリングシートを記入いただきます。(LINEでお送りしております)

記入いただいたヒアリングシートの内容をもとに、LINEで詳細な打ち合わせを行います。

その後、契約書をご確認いただき、お支払いをもって契約となります。(最長1か月後までの後払いも可能です)

ステップ2. 会社へ連絡

ご依頼者へ、いまから会社に連絡する旨をLINEで伝えたあと、会社へ退職の意思を伝えます。

万が一、聞いていただけない場合は、労働組合の組合員として団体交渉権をもってお話を進めます。そのあと、退職日の確定をし、ご依頼者と打ち合わせした内容を伝えます。

またできる限り会社の負担にならないよう、会社の規定に沿った退職手続きの流れを確認します。

最後に、ご依頼者とそのご家族への連絡を控えていただくこと、今後のやり取りは当社を通していただくことを伝えて終了です。

ステップ3. 退職確定、依頼者へ内容伝達

退職が確定したら、ご依頼者へLINEで確定内容を伝えます。

ご依頼者の対応は、退職届の作成と貸与物の返送です。

退職届は、会社規定のフォーマットがない場合、退職代行モームリ顧問弁護士監修の退職届フォーマットをお渡ししております。
退職届の提出と貸与物の返送をもって、対応終了です。

ステップ4. アフターサービス

転職支援希望の方は、無料で転職エージェントを紹介しております。

また退職後、会社から必要書類が送られてこないなど、不慮の事態が起こった場合の対応も代行しております。会社側から追加の連絡があれば、ご依頼者へ伝えます。

ご依頼者だけではなく、会社側のサポートも丁寧に対応しております。

上記の流れをYouTube上でも公開しておりますので、あわせてご覧ください。

退職代行サービスの裏側

今回は退職代行モームリで代行業務をおこなう担当者に質問してみました!

Q1. 1日何件ぐらいの問い合わせがあるの?

日によってバラつきがありますが、平均すると1日20~30件くらいです。私たちは新規参入業者ですが、毎月右肩上がりに増えています。

Q2. LINEの返信は誰が対応してるの?

当社は、従業員が丁寧に文章を作成し、返信しています。他社は多くがAIによる自動返信が主流みたいです。

Q3. 多い日で1日何件くらい会社に連絡するの?

1番多い日は、20件以上ありました。

Q4. 会社に連絡して何を話すの?

簡潔にいうと、主に以下のような内容をお伝えしています。

  1. 挨拶・担当者確認
  2. ご依頼者の要件を伝える
  3. 退職日の確定
  4. 貸与物・私物・必要書類確認
  5. 依頼者の要望
  6. 今後の連絡について

Q5. 会社とトラブルになったことはないの?

退職にまつわるノウハウがあるため、トラブルになったことはありません。

ただ当社がご依頼者から聞いていない内容(取引先との解決していないトラブルなど)について言及があり、話が長引いたことはあります。もちろん退職は確定しました。

まとめ

今回は退職代行についての説明と、退職代行サービスの対応の流れ、裏側を紹介させていただきました。

まだまだ退職代行の認知度は低く、世間的にもあまり良いイメージを持たれていないかもしれません。この記事を通して、より広く退職代行について知ってもらいたい。そして、労働環境や人間関係で悩んでいる方、自分で退職を言い出せない方、退職を引き留められて困っている方の、救いの手になりたいと思っております。

我々が目指すのは、退職代行が必要のない世の中です。必要とされる方がいる以上、一緒に現状を打破していく身近なパートナーとして捉えていただければと思います。

退職代行モームリ

(執筆:谷本慎二 編集:北村有 提供元:株式会社アルバトロス)

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