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エンジニアの情報収集に役立つメディア10選【現役エンジニア厳選】

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インターネットに情報が氾濫した結果、誤った情報やフェイクニュース、日付を確認しないままひと昔前の情報がSNSで拡散されている……。そんな印象を持つのは、筆者だけではないでしょう。

正しい情報をつかみ取るためには、「どこから情報収集するのか」が非常に重要です。

とくにIT業界は技術の進歩が目まぐるしく、トレンドがすぐに移り変わります。そういった中で、最新のIT情報を正確にキャッチアップしていくことは、一流エンジニアになるためには不可欠です。

そこで今回は、エンジニアが情報収集するのに役立つITメディアを10個厳選してご紹介します。

1. Workship MAGAZINE

▲出典:Workship MAGAZINE

株式会社GIGが運営しているWorkship MAGAZINEはフリーランス・副業ワーカー向けのWebマガジンで、ITエンジニアの方の情報収集にも活用可能です。

たとえば、以下のような情報を発信しています。

  • 海外のIT関連最新情報
  • エンジニア向けのノウハウやハウツー
  • プログラミングススクール情報
  • フリーランス独立、副業開始のためのノウハウ

テクノロジーやビジネスに関連した情報も豊富で、独自取材や専門家による執筆など、オリジナリティの高い記事を発信しています。

2. Qiita

▲出典:Qiita

Qiitaは、日本最大級のプログラマー・エンジニア向けのコミュニティサイトです。

Qiitaはおもに、エンジニア個人が得た知識やスキルを記録・公開するために活用されています。自分自身の備忘録のためにメモしたことを公開することも可能なので、コンテンツが豊富なのも特徴です。

ただ、内容の質にはバラつきがあります。すべての記事が情報収集に役立つとも限らない点には注意が必要です。

3. Zenn

▲出典:Zenn

Zennは、エンジニアがスキルや知識を共有するコミュニティサイトです。運営側から情報を発信するのではなく、エンジニア同士が自由に情報発信できるようになっています。

Qiitaとの大きな違いを挙げるならば、Zennはマネタイズが可能なところが挙げられます。

Zennでは、読者が「自分にとってためになった!」という記事には「投げ銭」ができます。書き手からすれば、記事作成がお金になるため、高いモチベーションで記事を書くエンジニアも多いでしょう。

また、Zennでは電子書籍の販売も可能で、売上状況などから投稿者の人気も把握できます。売上が多い人気エンジニアが発信している情報は積極的に取りにいくことをおすすめします。

4. CodeZine

▲出典:CodeZine

CodeZineは、翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトにしています。

プログラミング系のスキル情報にフォーカスしているので、実際のコーディングにもすぐ活用できるソースコードが満載なのが魅力のひとつ。現役のプログラマーの方なら、誰しもCodeZineから情報収集したことがあるはずです。

今のトレンドとなっているスキルを現場で活用することや、使用できる言語の幅を広げたいというような方にはピッタリの教材となるのではないでしょうか。

5. GIG BLOG

▲出典:GIG BLOG

株式会社GIGが運営しているメディアには、GIG BLOGもあります。

こちらの社内ブログでは技術系の社員を中心に「制作・開発のノウハウ」や「社内勉強会の様子」などを配信しており、現場で活躍するITエンジニアのリアルな知見を学ぶことができます。

正社員エンジニアのリアルな働き方や実態を知りたい方には特におすすめです。

6. ITmedia

▲出典:ITmedia

ITmediaはソフトバンクグループのアイティメディア株式会社が運営する、日本最大手のIT系情報サイトです。

マーケティング関連のノウハウなどが多いですが、開発者向けの情報もたくさん掲載されています。また日本国内だけでなく、海外のIT情報もあわせて掲載されているので、情報収集の幅もぐっと広がるはず。

アイティメディア株式会社はほかにも「@IT」という、ITエキスパートのための問題解決メディアも運営しています。こちらは技術関連の情報に特化したメディアなので、ITエンジニアやプログラマーの方にはとくにおすすめです。

7. TechFeed

▲出典:TechFeed

TechFeedは、エンジニアのための情報収集共有プラットフォームです。

国内外の開発に関する大量の情報を独自のアルゴリズムで整理して配信してくれるので、自分自身が読むべき情報を自動でおすすめしてくれます。そのため、必要な情報を見逃すことはありません。

また、重要なニュースを見逃さないように1日3回、ダイジェストメールも送信してくれます。スマホアプリ版もリリースされているので、ダウンロードしておけば気軽にチェックできるでしょう。

8. StackOverflow

▲出典:StackOverflow

StackOverflowは、世界で最も利用されているプログラマー向けのQ&Aサイト。

最近は日本語版もできましたが、世界中に利用者がいるので、英語での情報が多いです。Google翻訳やChatGPTなどを上手に使いながら活用できれば、非常に多くの情報にアクセスできるでしょう。

基本的にはQ & Aサイトなので、情報収集する中で不明点・疑問点など、自力での解決が難しいことは積極的に質問を投稿してみましょう。

また、いい回答には投票することができ、回答者の評価アップにつながります。自分の得意分野では、回答する側にまわってみるのもおもしろいかもしれません。

9. Developers.io

▲出典:Developers.io

Developers.ioはクラスメソッド株式会社が運営しているWebメディア。

運営会社がAWSのコンサルティングや設計を行っていることから、とくにAWS関連の情報が満載です。自社サービスでAWSを使用・検討されている方は、一度は目を通してみることをおすすめします。

AWSエンジニアが記事を更新しているため、専門性の高い情報も多く、新機能の記事もスピーディーに公開されるのが強み。最新のAWS情報をキャッチアップするには欠かせないメディアのひとつでしょう。

10. 日経クロステック

▲出典:日経クロステック

株式会社日経BPが運営する、技術系の総合ニュースサイトが日経クロステックです。

AIやIoT、自動運転、新素材など技術の最新動向や、法改正や新たなビジネスモデルなどによって引き起こされるビジネス変革の最前線といった、技術に関するさまざまな最新情報が入手できます。

誰でも読めるフリー記事や、会員登録を行えば読める無料記事もありますが、すべての記事を読むためには、月額2,500円(税込)の有料会員登録が必要です。

エンジニアがメディアで情報収集する際の注意点

エンジニアがメディアから有益で正しい情報を収集するためには、以下の点に最低限注意することをおすすめします。

注意点1. 公式の情報をチェックする

まずは情報源をたどり、一次情報(公式の情報)をチェックすることが大切です。

とくにSNSや個人が運営するブログサイトでは、意図せず誤った情報を発信している可能性もあります。また発信者の勝手な解釈や感想が反映されているケースもあり、それでは正確な情報とはいえません。

気になる情報はすべて、面倒くさがらずに公式の情報をチェックすることを心がけましょう。

注意点2. 情報が発信された日付を確認する

たとえ記載されている内容が正しいものであっても、発信された日付が古ければ、現状とそぐわないことも十分にありえます。そのため、情報が発信された日付は必ず確認するクセをつけましょう。

とくにIT業界では、スキルや言語、サービスなどの流行り・廃りが一段と早くなってきている印象です。

1年前に紹介されていたサービスが現在では停止になっていたり、高性能として紹介されていたものが当たり前になっていることは決して珍しくありません。

注意点3. 複数の情報源を確認する

お気に入りの情報源を見つけると、ついついそこだけを頼りにしてしまうことはありませんか?

しかし、1つの媒体からしか紹介されていない情報は、信憑性に欠けることもあります。そのため、複数の情報源を調べ、その情報が確かなものかどうかを見極めることも大切です。

また、情報源が複数あっても、じつは同じ人が発信しているだけの可能性も。誰が発信しているのかについても確認する必要があるでしょう。

おわりに

変化の激しいIT業界で生き残るためには、いままで以上に最新のトレンドやITスキルなどを自らキャッチアップしていく必要があります。

とはいえ、日々の業務に追われているエンジニアにとって、ITニュースまで毎日欠かさずチェックするのは正直大変です。

そのような方は、ぜひWorkship MAGAZINEを通して情報収集してみることをおすすめします。

Workship MAGAZINEでは、毎週月曜日に「フリーランス・副業ニュースのまとめ連載」を更新しています。これを見るだけで、フリーランス・副業にまつわる一週間のニュースがわかるので、この機会にチェックしてみてください。

(執筆:kansaitarou 編集:少年B)

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