SEO記事はもうAIにおまかせ?編集長がConoHa Pencilを試してみた結果
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SEO記事って、正直しんどくないですか?
構成を考えて、検索ボリュームを見て、競合をチェックして……。
本気になればなるほど、やることが多すぎて、書く前に疲れてしまうのは私だけじゃないはずです(私だけだったらスマン)。
とはいえ、SEO記事は今もWebメディア運営の根幹を支える存在。流入と収益の柱を担う以上、無視するわけにはいきません。
こうしたジレンマを抱える編集者・ライター・ブロガーに向けて開発されたのが、AIライティングツール「ConoHa Pencil」です。
「ConoHa Pencil」では、こんなことができちゃうのだとか↓↓
すごくないですか?そんな夢のようなツールがあっていいんでしょうか。
とはいえ、果たしてどこまで実用的なのかは気になるところです。AI系のツールが乱立する中、他のツールとの差別化ポイントも気になりますよね。
今回の記事では「ConoHa Pencil」を実際に使ってみた結果をレポートします。
※この記事はGMOインターネット株式会社の提供でお送りします。
博士(京都大学)。研究活動の傍ら編集プロダクションを経営し、Workship MAGAZINEの編集長も務める。Webメディアの運営やコンテンツ制作に携わる一方で、SEOの波には時々取り残されがち。趣味は放浪。
目次
まず最初にお伝えしておくと、私は日常的にAIを使っている立場です。もはや仕事道具どころか、日常の相棒と言っても過言ではありません。
記事制作はもちろん、論文やスピーチ原稿のドラフトづくり、翻訳でもバリバリ活用。ちょっとした調べ物も、まずはAIに聞くのが常になってきました。ちなみにメンタルが限界だったときには、「友達」を生成したことすらあります(やめた方がいいです)。
そんなわけで、AIの便利さについては充分理解しているつもりです。ただその一方で、使い倒しているからこその限界や“ダルいところ”も見えてきました。
今やいろいろなAIが、さまざまな形式のデータを処理してくれるようになりました。ただ、目的に特化していないAIを使う場合は、事前の指示がかなり重要になります。
たとえばSEO記事を書かせたいとき、「これは◯◯をターゲットにした△△系メディアで、狙いたいキーワードは□□、競合上位5記事はこれで……」といった前提条件を細かく伝えないと、意図通りのアウトプットにはなりません。
このチューニング作業が毎回となると、結構しんどい……。効率化したくてAIを使っているのに、指示出しで疲れてしまうのは本末転倒です。
さらにありがちなのが「頼んでもいないのに、勝手に全体を書き上げる」問題。
たとえば、論文の1節だけをリライトしてほしいときに、なぜかまとめまで書いてくれる。しかもトークン数を節約するせいか、内容はやたらと薄味で文章も短めになりがち。
結果として、「直すつもりだった箇所が直っていないうえに、絶対に使わないクソ文章が生み出された」状態になり、手間が倍になります。
最近はもう、「提案は不要です」「指示があるまで出力しないでください」と書くのが癖になりましたが、これはこれでパワハラみたいで、やな感じなんですよ……。
▲「提案は不要やて」あたりから苛立ちを感じ取ってください
長く使っていると、AIが指示を覚えていない、もしくは覚えすぎている状態に陥ることがあります。
たとえば、別々の文体を求められる媒体の原稿を複数扱っている場合、意図しないトンマナが混ざることがあるんです。しかも、「これは違います」と何度か伝えても、「承知しました!」とか言いつつ、同じミスを繰り返す(君、本当に元気だけはいいよね)。
かといってメモリをリセットすると、またチューニングのし直しに……。これが本当に面倒臭いんですよ。
▲威勢はいいけどやっぱり間違っとんのよ
というわけで、AIの便利さと面倒臭さをどちらもよく理解している私ですが、そんな私の耳に入ってきたのが、「ConoHa Pencilは、そういう面倒をかなり解消してくれる」という話。
なんでも、SEOライティングに特化したツールなので指示が混ざることもないし、見出しごとに確認しながら本文を生成できるとか。しかもリライト業務にも使えるそうで、Workship MAGAZINEの数字をええ感じにアレしなくちゃならない私にはもってこいのツールな気がします。
でもそこは疑り深い私。本当に、そんな夢のような話があるのでしょうか?これは使ってみなければ……ということで、実際にSEO記事を作成してみました!
ちなみに:
ConoHa Pencilは、ConoHa WING(サーバー)と契約していなくても単体で使えます!AIにたずねると「単体契約不可」との回答が出るそうですが、そんなことはないのでご安心を。ただし「ConoHa WING」と併せて契約すると、全プランが初回1か月無料で使えるそうです。「これからブログを作る予定で、サーバーもまだ契約していない」という方にはおすすめの組み合わせです!
まずはConoHa Pencilのトップページから、どんな機能があるのかをざっくり見てみましょう。ログインすると、画面には以下の4つのメニューが並んでいます。
それぞれの機能には簡単な説明文が添えられており、初めて使う人でも迷いにくい設計です。順番に見ていきましょう。
▲ConoHa Pencilトップページ
「記事を書かなきゃいけない。でも、そもそも何を書けばいいかわからない」。 そんなときに頼れるのが「キーワード提案」機能です。
今回は試しに、Workship MAGAZINEでもよく取り上げるテーマ「フリーランス」を入力してみました。
すると、関連性の高いキーワードと、それぞれの月間検索ボリューム(※)が一覧で表示されました。
※そのキーワードが1か月に何回くらい検索されているかを示す指標で、ニーズの大きさを測る目安になる。
ちなみに今回は単語1語だけで試しましたが、「副業 フリーランス」や「フリーランス 税金」など、複数語の組み合わせにも対応していますのでご安心を。
使いたいキーワードが見つかったら、画面右端の「記事作成へ」をクリックするだけで、そのまま本文の生成ステップへ進めます。「考えるより、まず書き出してみたい」人にはちょうどいい導線です。
▲キーワード一覧から直接新規記事作成に進める
「すぐ書き始めるのではなく、まずは全体像を掴みたい」という場合は、「キーワード分析」機能が便利です。ここでは、次の5つの視点からキーワードの掘り下げが可能です。
Googleの検索窓に入力したときに表示される補完候補。実際の検索傾向が反映されているため、よく使われる言い回しやニーズの切り口を知る手がかりになります。
最初の検索語から続けて調べられやすい関連語のこと。「それでは満足できなかった人」が次に探した言葉なので、検索意図の深層を知るヒントになります。
言わずと知れた、月間検索数。ニーズの大きさや、どれくらい注目されているテーマかを測る基本指標です。
そのキーワードで実際に検索上位に出てくる記事の見出しを一覧で表示してくれます。構成や情報の粒度を確認するうえでとても参考になります。
対象キーワードと一緒に出現しやすい語句。SEOを意識した自然な文章を書くときに役立ちます。
各項目には簡単な解説が添えられているので、初学者でも迷わず読み進められるつくりになっています。検索意図の整理〜構成案づくりまで、ひととおりカバーできるのは心強いポイントです。
また「競合見出し」についてはCSVでのダウンロードも可能。たとえばこのデータをChatGPTに渡して「構成を分析して、ベストな見出し案を考えて」と指示する……なんてこともできそう。
生成AI × SEOリサーチのベース作りとして、かなり実用的な仕組みになっていると感じました。
▲競合記事の構成も、このとおり(さすがにモザイク)
▲ちなみに、生成結果は過去10件まで保存され、新たなトークン消費なしで確認できる。地味にうれしい
ここまでで「どんなキーワードで記事を書くか」が決まったら、いよいよ記事の作成に進みます。
※本来であれば、ConoHa Pencil内のキーワード提案機能からそのまま記事作成へと進めることもできます。今回はWorkship MAGAZINE編集部から「このキーワードでお願いします」と指定があったため、それを使っています。
今回作成するのは、「営業代行 フリーランス」というキーワードに対応した記事です。
該当のキーワードを入力し、「記事生成」をクリックすると……
見出し案が一気にズラリと表示されました。すげえスピード感。詳しく見ていきましょう。
▲全体を見渡したいときは「見出しモード」への切り替えがおすすめ
まずは、生成された画面をざっくり見ていきましょう。
左上には「コピー」ボタンがあり、これは生成された見出し群をテキスト形式で一括コピーできる機能のようです。これなら、「見出しだけAIに任せて、本文は人力で執筆する」といった分業スタイルにも活用できそうですね。
▲見出しをコピーしてテキストエディタに貼り付けてみた。かなり便利
右上の「プレビュー」では、完成後の記事がブログのような表示形式で確認できます。仮のアイキャッチ画像も自動で挿入されており、仕上がりの雰囲気がつかみやすい印象です。
記事タイトルやリード文(導入文)も生成可能で、タイトル付けが苦手な(私のような)人にとってありがたいポイントでしょう。
画面右側には、「キーワード含有率」のグラフが表示されています。チェックボックスがあることで、含まれているキーワードもひと目で確認できるみたい。
ConoHa Pencil側でも説明されているとおり、記事内にサジェストキーワードや再検索キーワードを適切に含めることで、SEO効果を高められるため、こうしたモニタリング機能が一画面内で完結しているのは便利です。
というわけで、ひとまずAIに見出しを出してもらいました。
もちろんこのまま使うのではなく、必要に応じて増やしたり減らしたり、自分の手で調整していくこともできます。
たとえば「キーワード分析」で取得したサジェストキーワードや再検索キーワード、競合記事の見出し一覧と照らし合わせてみると、「ちょっと足りないかも」と思う内容が見えてくることもあります。逆に、サイトの趣旨に合わない見出しがあれば、この時点で削っておくのが良さそうです。
今回私は、この作業をChatGPTで行いました。
ちなみに、PencilからダウンロードしたCSVをそのまま貼り付けると「ビジュアライゼーションが表示できません」と出てしまいました(Macだから?)。いったん開いて、ファイルをExcel形式に変換すれば問題なく動作しました。このあたりは、本格的なワークフローに組み込む前にきちんと調査したいところです。
ただ、データをもとに、調子に乗って見出しを足していったところ、「見出し数は1〜40にしてください」というエラーが出てしまいました。どうやら詰め込みすぎても良くないようです。このあたりは少し気をつける必要がありそうです。
微調整のあとは、見出しの文言チェックに入ります。
初期出力された見出しの中には、抽象度が高く、意味が曖昧なものも混ざっていました。ぱっと読んで「何を言っているのかよくわからないな」と思うものは、手を入れたほうがよさそうです。これはもう、長年のカンが生きてくるところですね。
▲出力された見出しには、日本語として不自然だったり、不要だったりするものもちらほら。こういうのは自力で整えます
さらに、見出しの順番にも気を配ります。似た内容のものが並んでいたり、流れとして不自然な並びになっていたりする場合は、整理が必要です。
ConoHa Pencilでは、ドラッグ&ドロップで見出しの順番を変更できる仕様になっており、直感的な操作で編集が可能です。
ただし、見出しが多くなると操作がやや大変に感じることもありました。場合によっては、一度テキストで整理してから再入力したくなるかもしれません。このあたりは「わかりやすいUI」と「細かく触れる編集性」とのバランスですね。
納得できるまで見出しを調整したら、いよいよ本文を生成していきましょう!
いよいよ本文の生成に進みます。
ConoHa Pencilでは、全文を一括で生成することも、見出しごとに個別生成することも可能です。「このパートは悪くないけど、こっちはちょっと違うな……」というときに、見出し単位で出力し直せます。
まずは試しに、本文を一括で生成してみることにしました。
生成にあたっては、文章のトーン(文体)を指定することができます。「フォーマル」「カジュアル」「かんたん解説」など複数の選択肢があり、「オリジナル」を選べば、さらに細かく自分好みの口調を指定することも可能なようです。
Workship MAGAZINEはフォーマル寄り(たぶん)なので、今回は「フォーマル」を選んでみました。
少し待ってみたところ……画面にはとくに変化がなかったのですが、右端にある「左向きの三角」アイコン(いわゆるトグル)をクリックすると、ちゃんと本文が生成されていました。ここはUI上のわかりやすさとして、もう一工夫あってもよいかもしれません。
▲一見分かりづらいのですが、ここを押すとしっかり本文を確認できます
一応「プレビュー」を開いて全体を確認してみたところ、パッと見で「ええやん」な記事が生成されていました(もちろん修正は必要)。
ChatGPTを使って同じボリュームを一括で生成しようとすると、どうしても途中で止まってしまったり、構成が崩れたりすることがあります。その点、一発でここまで整った記事が出てくるのは、かなりの強みだと感じました。
というわけで、キーワードの選定〜新規記事作成まで一通りの作業をしてみたので、感想をまとめてみます。
まず何よりも感じたのは、ツールの使いやすさ(UI)がバツグンという点です。
ここまでの紹介でも触れてきたとおり、「どのボタンを押せば何が起きるのか」が明確に設計されていて、初見でも迷いません。
さらに、キーワード分析や構成作成など、SEOの基本概念については簡単な説明が添えられているので、「とりあえずSEOっぽいことをやってみたいけど、詳しくはわからない」という方でも扱える仕様になっています。
こちらの記事でも書いたとおり、SEOをこれから学ぼうとする人にとって一番の課題は、「最初に何をすればいいのかが分からない」ということなんですよね。
SEOはもう通用しない?AI時代でも“勝てる記事”の作り方をプロに聞いた
Workship MAGAZINE
その点、ConoHa Pencilは操作ベースで自然と考えを整理できる設計になっており、そういった初学者のつまずきを手前で拾ってくれる印象がありました。素直にありがたいポイントです。
個人的に「これは助かるな」と思ったのが、CSVでデータを出力できるという仕様です。
ConoHa Pencilはたしかに便利なツールですが、場合によってはAI以外のリサーチや、ChatGPTなど他の生成ツールを使いたい場面も出てきます。そんなときに、分析結果や見出し案を手元にダウンロードできる設計になっているのは本当にありがたい。
▲ここに「CSVでダウンロード」するボタンがあります
実際、今回の記事でもCSVをChatGPTに渡して、「このデータをもとに構成を考えて」と指示を出しました。AIからAIへバトンタッチする流れがスムーズにできたのは、この機能があってこそです。
一部のツールでは、自社内での囲い込みを目的としてエクスポート機能を制限しているケースもありますが、ConoHa Pencilはそういった閉じた設計ではない点も好印象です。
もちろん、気になる点がないわけではありません。
一括生成した本文は、率直に言って「そのままでは使えないな」と感じました。具体的には、以下のような点が気になります。
大前提として、検索結果で上位に表示される記事、つまり読者に選ばれる記事というのは、「ちゃんとした人が、ちゃんとしたデータに基づき、ちゃんとしたことを言っている」記事です。
ところが、実際に出力された本文を読んでみると、以下のような記述がありました。
営業代行における成果報酬の相場は?
成果報酬は、獲得した顧客や商談数に基づいて支払われるため、営業活動の実績が直接反映されます。フリーランスの営業代行業者に依頼する場合、報酬の相場は数万円から数十万円と幅がありますが、業界や対象市場により大きな差があります。クライアントのニーズを踏まえた柔軟な設定が重要です。
……「報酬の相場は数万円から数十万円」って、それもう「全部」じゃね?????
よくネットミームである「犯人は男か女。年齢は20代から30代、もしくは40代から50代の可能性」みたいな、“言ってるけど何も言ってない”系の文章になってしまっています。
ただね、「正しいことを言う」って結構難しいんですよ。「健康を保ちたいなら運動しよう」みたいな一見シンプルな話でも、正確に言おうとすればするほど、考慮すべきことが増えていきます。
たとえば「そもそも運動できる身体状況・金銭的余裕があるのか」「運動習慣のない人が急に始めたらケガのリスクは?」といった前提に配慮する必要があるし、定義の説明や注意事項まで書こうとすると、あっという間に役所の文書のような文体になります。
もしも個人の選択によって健康(ここでの「健康」とは、○○の数値が○○〜○○内にあり、○○であることを指す)を保ちたいと考え、身体的・金銭的状況がそれを可能にする状況であれば、運動(ここでの「運動」とは、1日◯分程度の◯◯等を一例とする身体的動作)に取り組むことが一つの有効な手段となり得る。
↑こういう感じ。最悪だ。
AIはたぶん、こういった不正確なことを言ってしまうリスクを避けようとして、どんどん抽象度を上げていくんだと思います。毒にも薬にもならない、誰にも怒られない文章というか。
その結果、「まあ、害はないけど、情報もないな……」という印象の記事が出来上がってしまうのかもしれません。なんだか人間社会みたいですね。
もうひとつ気になったのが、語彙の幅と文章のリズムです。
語尾が「〜可能です」「〜でしょう」のような紋切り型ばかりで、人間が書いたときの揺らぎがほとんど感じられません。
人間が書くと、多少語彙にバラつきがあったり、変な比喩が入ったり、文が長くなったり短くなったり……といった乱れが生じるものです。一方のAIは整った文章を出してくれるので、見た目には問題がないように見えるのですが、読んでいるとどこかで飽きがきます。
生身の人間による拙い文章が、実は「読みやすさ」につながっているのかなと、改めて実感しました。
仕様かもしれませんが、ConoHa Pencilは一定時間放置すると自動的にログアウトされます。
ChatGPTなら、途中まで作業して2日くらい放置しても続きから再開できますが、ConoHa Pencillの場合は内容が消えてしまうので要注意。
離席する前には、必ず右上の「保存」ボタンを押しておきましょう。……まあ、これはConoHa Pencilに限らず、ネットで何かやるときの基本かもしれませんが(過去のやらかしが頭によぎりつつ)。
最後に、実際に使ってみての総括です。
まず、SEOの基礎を身につけたい人にはうってつけだと思います。
そもそも「何に気をつけて書けばいいの?」という部分が、ツールを触るだけで自然に理解できる設計になっていて、初心者にも親切です。
さらに、構成案を出すフェーズでは文句なしに頼れると感じました。
「ネタだけあるけど構成が決まらない」とき、あるいは企画の初期段階で方向性を探るとき。「ネタは悪くないのに、構成が微妙で読まれない記事」というのを散々見てきた身としては、この部分だけでも導入の価値があります。
一方で、文章については人力前提だな、という印象です。
内容にオリジナリティがなく、語彙や表現に乏しい部分もあることから、仕上げはやはり自分の手で書く必要があります。
AIに任せてよいのはせいぜい2割、多くても4割程度。そう割り切るのがちょうどいいと感じました。
SEOはもう通用しない?AI時代でも“勝てる記事”の作り方をプロに聞いた
Workship MAGAZINE
でも、これはべつにネガティブな話ではありません。
壮大なネタバラシをすると、この記事そのものも、実はAIの力をギャンギャンに借りて書いています。でも、多分そうは見えないですよね。
AIはあくまでも「道具」。時間のかかる調査や構成のたたき台は任せて、自分なりの視点や表現を織り交ぜる。もちろん、発信の責任も負う。そうした健全なスタンスで使うのであれば、ConoHa Pencilは充分すぎるほど心強いツールだと感じました。
というわけで、今回はConoHa Pencilを使って、実際にSEO記事を書いてみた感想をお届けしました。
正直なところ、AIにそのまま丸投げできるほど甘くはない。でも、構成のヒントを出してくれたり、調査の手間をグッと減らしてくれたりと、サポート役としては超優秀だと感じました。
ちなみに今回は取り上げませんでしたが、同じ要領で既存記事の「リライト」も可能です。URLを入力すると見出しが自動で抽出され、キーワードの含有率(低いとヤバい)もチェックしてくれるため、記事のブラッシュアップにも最適です。
▲試しに夏野のブログ記事をConoHa Pencilで分析してみると…
▲キーワード含有率はまさかの5%。あまり検索ニーズに応えられていなさそうだと分かった
ConoHa Pencilは、「何を書けばいいかわからない」「構成を考えるのが苦手」なライターさんには、とくに心強い味方になってくれるはずです。
もし「ブログをやってみたいけど、続けられるか不安」「書くのってなんか難しそう…」と思っている方がいれば、まずはConoHa Pencilを使って、ラクして書く感覚をつかんでみるのもアリ!
ちなみにConoHa Pencilは、レンタルサーバー「ConoHa WING」の契約がなくても、単体で利用できるAIライティングサービスです。ただし「ConoHa WING」とあわせて契約すると、全プランが初回1か月無料で使えるようになるそう。これからブログを始めたい方や、個人サイトを立ち上げたい方にはぴったりの組み合わせですよ〜!
(執筆・編集 夏野かおる)